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【内科医が解説】糖尿病かもしれない?女性の初期症状を解説

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2023/5/8
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糖尿病とは、血糖値が高い状態が続く病態のことをいいます。

糖尿病で怖いのは、全身の血管に影響を及ぼしさまざまな合併症を引き起こすことです。仕事や育児に忙しい30代を経て40代以降に患者数が増える傾向にあります。

また、妊娠中の女性は、血糖値が上がりやすいといった特徴もあります。糖尿病は放置して自然に軽快することは難しい反面、正しい知識を持ち、適切な生活習慣を続けることで糖尿病の発症や重症化を防ぐことができます。

当てはまる症状や傾向がないか、チェックしてみてください。

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糖尿病の初期症状は?


医師

井上 志穂さんのコメント

血糖値が少し高い段階では、自覚する症状はほぼありません。検診などで初めて指摘されたという場合が多いようです。

高血糖のままある程度時間が経過すると、のどが渇く、頻繁にトイレに行く、さらに体重減少が見られる場合があります。

性別によって違いはある?



糖尿病で出現する症状に男女差はありません。ただし、女性の場合、妊娠中に血糖があがり妊娠糖尿病と診断される場合があります。

妊娠中は、胎児へ多くのエネルギーを送るために胎盤から出されるホルモンでインスリンの働きが抑えられ、妊娠中の女性は、通常時に比べると血糖値が上がりやすくなります。その中でも血糖のコントロールがうまくいかなくなってしまった方が妊娠糖尿病と診断されます。

肥満、家族に糖尿病の方がいる、高齢出産などの場合に妊娠糖尿病になるリスクが高まります。適切な治療を行わないと胎児への影響もありますので、妊婦検診などで指摘された場合、きちんと医療機関を受診し治療を行ってください。

糖尿病は初期症状をチェックしよう



高血糖が一定期間以上続くと以下のような症状がみられやすくなります。

〇のどが渇く(口渇)、よく水分をとる(多飲)、よくトイレに行く(頻尿)
血液中の糖分は通常尿中には排泄されませんが、血糖値が高いと尿中に漏れ出るため(尿糖)、薄めるために水分が多く排泄されます。その結果、体内の水が減り、喉が渇きます。

〇皮膚が乾燥する
体内の水が減ると、皮膚が乾燥します。自律神経障害により発汗機能が障害されることも原因になります。

〇足の症状
神経障害により、しびれや痛みが生じます。末端への血液循環が悪くなり、手足先が冷えたり、怪我したところから足が腐ってしまったり(壊疽)することがあります。

〇体がだるい
高血糖や脱水による症状のひとつです。

糖尿病になりやすいタイプ


医師

井上 志穂さんのコメント

糖尿病には1型と2型があり、1型は主に自己免疫によって起こる病気で、インスリンの分泌が出来なくなり、注射でのインスリン補充が必要となる病型です。

 一般的な糖尿病は2型糖尿病のことで、糖尿病になりやすい人として

・糖尿病の家族がいる
・野菜や海藻類はあまり食べない
・外食が多い
・喫煙・飲酒の習慣がある
・運動不足
・車に乗る機会が多い
・高血糖を指摘されたことがある
・高血圧で治療中
・ストレスが多い

などが挙げられます。

糖尿病の予防について


医師

井上 志穂さんのコメント

糖尿病の予防に有効なものとして、食生活の改善、運動習慣、体重管理、禁煙などがあります。

糖尿病を放置して高血糖が長期間続くと、腎臓病による透析、網膜症による失明、足の壊疽や潰瘍による切断といった取り返しのつかない合併症を発症する可能性があります。

少し生活習慣を変えるだけでも血糖値がよくなることもあります。手遅れとならないうちに、できるところから生活を改善していくことが大切です。

食生活を見直す



食事療法の基本は、エネルギー摂取量と栄養バランスを適正化することです。

まずは、現在の食習慣を知ることが大切です。食事をする際に具体的に気を付けるポイントは、

・3回の食事をしっかりとる
・コーヒーや紅茶への砂糖を控える
・野菜や海藻、キノコ類から食物繊維を摂取する
・外食をする場合、揚げ物や炒め物よりは、ゆでものや焼き物にする
・バターやマーガリン、ドレッシングは控えめにする

などがあります。

運動をする



運動は高血糖を改善します。きつい運動を3日坊主で終わるよりは、軽い運動でも定期的に長く続ける方がより効果的です。軽い運動から始め、なるべく毎日できる強度のものにすること、体調が悪いときは無理をしないことなどがポイントです。

忙しく、まとまって運動する時間のない方は、一駅分歩いてみる、エレベーターやエスカレーターではなく階段を使う、車でなく自転車や徒歩で移動するなどちょっとした運動習慣が糖尿病の予防につながります。

たばこをやめる



喫煙をやめると、心疾患や、がん、早期死亡のリスクが大幅に低下することは多くの研究で証明されています。

禁煙により体重が増加し、糖尿病が一時的に悪くなることも指摘されていますが、長期的には血糖のコントロールは改善し、健康へのメリットは極めて大きいことが知られています。糖尿病のためだけではなく、健康のためにも禁煙は有効です。

近年は禁煙外来や処方できる薬もありますので、まずは近くの病院で相談してみてください。

検査と治療を受ける



糖尿病の重症化を防ぎ、合併症をにならないためには、血糖値をコントロールすることが必要です。

食事や運動など生活習慣を見直すのに加え、投薬での治療が必要な場合もあります。定期的に診察を受け、栄養や運動についても自己判断ではなく適切な指導を受けましょう。

合併症のリスクを高める最大の要因は、検査異常を指摘されても受診しない、また受診しても通院を勝手にやめて治療を中断してしまうことです。

【糖尿病の予防に】セルフメディケーション商品5選


医師

井上 志穂さんのコメント

血糖値の上昇を抑える食品やサプリメントは、上手に使えば血糖をコントロールする補助になります。ただし血糖を下げる治療にはなりませんので、検査異常や、自覚症状のある方は、まずは病院を受診して相談してください。

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こんな時は病院へ


医師

井上 志穂さんのコメント

血糖が少し高い状態では自覚症状はありません。

口渇や多飲・多尿、しびれなどの症状を感じた際には、すでに血糖が高い状態が長く続いている状況です。症状を感じたら、できるだけ早く病院を受診しましょう。

また、自覚症状がなくても検診で血糖の異常を指摘された場合も早めの受診をおすすめします。早い段階で適切に治療を行えば、健康な人と変わらない生活を送ることができます。

一方で、放置すると取り返しのつかない合併症を患う可能性もあります。

糖尿病に関するQ&A




食事の欧米化が進む日本国内では、いまや40歳以上では3人に1人が糖尿病予備軍もしくは糖尿病であり、決して他人事ではありません。

ここでは、糖尿病についてよく聞かれる質問にお答えします。

糖尿病は自覚症状が出たときには手遅れと聞きました。本当ですか?
糖尿病の自覚症状は、高血糖の状態で数年が経過してから出現します。症状に気が付いてから早いうちに適切に治療が行われれば、どの段階でも手遅れということはありません。放置すればそれだけ重症化し、取り返しのつかないことになります。

気になることがあれば、早めに近くの病院を受診し、しっかりと治療を続けてください。

糖尿病の診断はどうやってするのですか?
糖尿病の診断は、血液検査でできます。具体的には、

ヘモグロビンA1c
過去1~2ヵ月間の血糖の状態を示す値


早朝空腹時血糖値
8時間以上の絶食後の血糖値


75g経口ブドウ糖負荷試験
75gのブドウ糖水などを飲み、2時間後の血糖値


随時血糖値
採血したときの血糖値


を組み合わせて診断します。

もし糖尿病と診断されたらどのような治療がありますか?
糖尿病の治療の目的は、血糖値をコントロールして、糖尿病でない人と同じ健康寿命を保つことです。

具体的には、血糖値を改善するためには食事療法、運動療法が大切です。食事や運動だけでは十分に血糖値のコントロールがつかない場合に、飲み薬や注射薬を使用する薬物療法が行われます。

母が糖尿病で治療中です。遺伝も関係するとのことなので心配です。
糖尿病そのものが遺伝するわけではありませんが、血糖があがりやすい体質は遺伝することがあります。1年に1-2回、血糖値や検尿の検査を受けましょう。

検査異常を指摘されたら早めに近くの病院を受診し、再検査や詳しい検査を受けるようにしてください。

足先にじんじんとした痛みがあり、よく足がつります。糖尿病の初期症状でしょうか?
糖尿病により足のしびれなどの症状が出現するのは、糖尿病性神経障害によるもので、高血糖の状態で数年が経過してから起こりやすいとされています。

足の痛みや、つりやすいという症状は糖尿病以外の病気でも起こることがありますので、症状が続く場合は一度病院を受診し検査してみてください。

まとめ




糖尿病は初期には自覚症状の少ない病気ですが、早期発見・治療によって症状の悪化や合併症を防ぐことのできる病気です。

症状がなく、受診をしていない(自覚のない)糖尿病・糖尿病予備軍を入れたら、患者数は約3倍になるともいわれており、珍しい病気ではありません。

健康に楽しく毎日を過ごすために、日頃から食生活に気を付けたり、適度な運動を心がけ、何か体に異変を感じたら、ためらわず病院を受診しましょう。

糖尿病に関する記事はこちら





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