メディカルソーシャルワーカーとはどんな仕事?

メディカルソーシャルワーカーとは、患者さんやその家族の抱える悩みを解決し、援助や社会復帰を支援します。具体的には患者さんの心理的不安を取り除いたり、退院の援助や医療費・介護保険などの調整などを行ってくれます。

厚生労働省の定めるところでは、下記のような業務です。
1, 療養中の心理的・社会的問題の解決、調整援助
2, 退院援助
3, 社会復帰援助
4, 受診・受療援助
5, 経済的問題の解決、調整援助
6, 地域活動
メディカルソーシャルワーカーは病院やその他の医療機関で活躍していることが多く、日々患者さんの生活を援助しています。

ドラマ「コウノドリ」での事例

ドラマ「コウノドリ」では、第1話で未受診妊婦が病院へ運ばれた後、主人公である産婦人科医、鴻鳥サクラが、患者をメディカルソーシャルワーカーの向井祥の元に向かわせます。

そして、未受診患者に、どうして未受診だったのか、どうしてパートナーと連絡がとれないのか、どうしてこの現状に陥ってしまったかを直接本人から伺い、そして、これから患者にどういったサポートができるのかを話します。

これがメディカルソーシャルワーカーの仕事の一例です。


現在の医療において、患者が病院に来る場合、その背景が非常に重要です。ドラマ「コウノドリ」の場合は、何らかの理由があり、産婦人科を受診できず、ギリギリになって、病院に運ばれました。

身体的な理由だけでなく、社会的理由が無ければ、未受診というリスクの高い出産をすることはありませんでした。しかし、時間は戻ることはありません。

これからどうしていくか、それを考えていくのがメディカルソーシャルワーカーであり、このときメディカルソーシャルワーカーは医療チームの中心となります。

産婦人科以外でももちろん活躍

もちろんメディカルソーシャルワーカーは産婦人科だけではありません。すべての診療科において、必要な患者には、医療費や介護保険の調整、自宅や施設への退院調整、各疾病のサポート団体や相談窓口の紹介などを行い、大変幅広く活躍しています。

最近ではメディカルソーシャルワーカーを利用できる病院も増えています。メディカルソーシャルワーカーを利用してみたい方は、各病院に問い合わせ、もしくは医師や看護師に直接問い合わせてみてくださいね。


普通に生活していれば、あまり会うことはありませんが、人は時として、何かしらの問題を抱えていることが少なくありません。あなたが病気で困った時には、きっとMSWが力を貸してくれることでしょう。