バファリンの成分

バファリンと一言で言っても、今ではバファリンシリーズも多く販売されており、症状や年齢に応じたお薬の種類が豊富にあります。そこで今回は、バファリンシリーズでもバファリンAについて取り上げます。まず、バファリンAの成分についてみていきましょう。

<バファリンAの成分(1錠中)>

◆アセチルサリチル酸(アスピリン)・・・330mg
◆合成ヒドロタルサイト(ダイバッファーHT)・・・100mg

その他の添加物は、トウモロコシデンプン、ステアリン酸Mg、ヒドロキシプロピルメチルセルロースや酸化チタン。さらにマクロゴールや青色1号などとされています。

さらに成分の役割について、調べてみようと思います。

バファリンAに含まれる成分:アセチルサリチル酸(アスピリン)について

バファリンの主作用を示す成分は、アセチルサリチル酸(アスピリン)です。体内の「痛み、炎症、発熱」などを引き起こす物質(プロスタグランジン)が作られるのを抑えることによって、炎症に伴う腫れや痛みをやわらげ、熱を下げます。

効果が期待できる一方で、アセチルサリチル酸(アスピリン)の代表的な副作用として、胃腸障害があります。そのため、アセチルサリチル酸は胃腸が弱い方や消化潰瘍の方は、服用には注意が必要で、空腹時の服用は避けなければいけません。

バファリンAに含まれる成分:合成ヒドロタルサイト(ダイバッファーHT)について

一方、合成ヒドロタルサイト(ダイバッファーHT)は制酸成分であり、胃酸を中和することで、胃の粘膜を保護するお薬です。

胃の中でなかなか溶けにくいアセチルサリチル酸(アスピリン)を胃の中を中和することで溶けやすくし、吸収しやすくしています。そのため、アセチルサリチル酸の胃への負担を軽減することができます。

半分の「優しさ」の正体は?

バファリンAでは、胃を荒らしてしまう可能性があるアセチルサリチル酸(アスピリン)を、合成ヒドロタルサイト(ダイバッファーHT)と一緒に服用することにより、胃への負担を減らしています。

つまり、この胃の負担を減らすという部分が、“バファリンの優しさ”なのです。バファリンの優しさは「胃に優しい」お薬であることを示すと考えられます。

含まれている量で考えてしまうと、合成ヒドロタルサイトは全体の4分の1程度ですので、厳密に言うと半分ではありません。ただ、2つの成分の相乗効果によって、バファリンの優しさは半分以上の価値があるのではないでしょうか?

株式会社ライオンのHPを確認してみましたが、胃に薬がのこらないから、胃にやさしく小腸に早く届くと記載がありました。

バファリンの成分、アセチルサリチル酸(アスピリン)を含め解熱鎮痛成分の多くは、副作用として、胃腸障害があります。そのため、胃薬と合わせて飲んだり、空腹時の服用は避けて飲むように指示されます。


他の解熱鎮痛の市販薬でも、バファリンの半分の優しさと同じように、胃の粘膜を保護する成分が一緒に含まれているお薬が多くあります。

今までお薬の成分に注目してこなかった方も、市販のお薬を購入時には、ぜひ、何の成分が入っているのかな?とお薬箱の裏側を除いて頂いて、優しさ成分を探してみてくださいね。