原因

はっきりとは解明されていませんが、頭の中の血管が広がり炎症を起こすことで起こると考えられています。ストレスや疲労の他、女性に多いことから女性ホルモンが何らかの形で関わっていると見られています。

主な症状

ズキズキと脈打つような強い痛みで、光や音に敏感になったり吐き気などを伴うこともあります。また、頭や体を動かすと、頭に響いてさらにひどくなる傾向があります。
頭痛の前兆として、視野の中に光が表れる人もいます。しかし、痛みがおさま
ると健康な人と全く同じように生活や行動ができ、片頭痛自体が命にかかわる
ことはありません。

対策1:生活での対処法

頭痛が起きている時は、血管を広げてしまう入浴や運動、マッサージなどは厳禁です。
痛む部分を冷やし、静かな部屋で休むことがおすすめです。できれば横になりましょう。
また、我慢できないほど症状がひどい場合は、かかりつけ医や専門医に相談しましょう。

対策2:食べ物の上手な選び方

片頭痛を起こしにくくする栄養素として、マグネシウム、ビタミンB2などが知られています。積極的に摂取すると、片頭痛の頻度を減らす効果があるとされています。

マグネシウム

マグネシウムは、血管の行き過ぎた拡張を予防し、片頭痛の原因である、急激な血管収縮を抑える働きをします。また、血管を広げて血圧を下げたりする働きもあります。

多く含む食品

大豆製品、ごま、ナッツ類、玄米、海藻類、緑黄色野菜など

ビタミンB2

体内で過酸化脂質を分解する働きがあるため、毛細血管の流れがスムーズになり、脳へ酸素や栄養が供給できます。これにより頭痛が改善されます。

多く含む食品

納豆、レバー、うなぎ、カレイ、ほうれん草、牛乳・ヨーグルトなどの乳製品など

適量のカフェイン

軽い片頭痛の時は、コーヒーなどのカフェインを含む飲み物で症状が治まることがあります。カフェインには血管を収縮する作用があり、血管が広がることによって頭部に痛みを感じる片頭痛に効果的な飲み物です。最近では眠気覚ましを目的にした、ガムやタブレット菓子にもカフェインが含まれていることがあり、手軽にカフェインを摂取できます。ただし、摂り過ぎると痛みがひどくなる場合もあります。

☆避けた方が良い食べ物☆

・アルコール(特にポリフェノールの含まれる赤ワイン)は血管を広げる作用があります。
・チョコレートやチーズ、柑橘類に含まれるチラミンという物質は、いったんは血管を縮めますが、その効果が切れたあと反動で血管を広げてしまいます。

※ただし、人によって片頭痛が起こりやすくなるものとならないものがあります。食事はバランスよく摂るよう心がけましょう。

おすすめ一品料理

ほうれん草の白和え

レシピのおすすめポイント

ほうれん草には、ビタミンB2が多く含まれています。
また、木綿豆腐、白みそ、ごまはマグネシウムが豊富なので、片頭痛の予防が期待できます。

材料(2人分)

一人分の栄養

作り方

① ほうれん草は茹でて水にとり、3cm長さに切る。
② 人参は千切りにして、しめじは石づきを取ってほぐし、それぞれ茹でる。
③ 木綿豆腐はキッチンペーパーに包んで、水切りをする。
④ ボウルにAを入れて合わせ、③を手でつぶしながら加えて混ぜる。
⑤ 水気をきった①と②を④に入れて和え、器に盛る。

豆腐ひじきバーグ

レシピのおすすめポイント

マグネシウムが豊富な、ひじきと木綿豆腐が入ったハンバーグです。
片頭痛の予防が期待できます。

材料(2人分)

一人分の栄養

作り方

① ひじきはたっぷりの水で20分ほど戻してザルにあげ、水気をきる。木綿豆腐はキッチンペーパーに包んで水切りをする。
② 人参はみじん切りにする。
③ ボウルに①、②と鶏ひき肉、塩を入れて粘りが出るまでしっかり混ぜ、4等分の小判型にする。
④ 熱したフライパンにごま油と③を入れて、両面に焼き目がついたら弱火にし、蓋をして3分間蒸し焼きにする。
⑤ 混ぜ合わせたAを④に入れ、Bでとろみをつけて器に盛る。