ヒルドイドのジェネリック医薬品の中には、スプレータイプのものがあります。中身はローションになりますが、プッシュすることで塗布ができ、より便利になっています。ただ、お薬の値段が高いというデメリットがあります。

ゲル

ヒルドイドには実はゲルタイプ[ヒルドイドゲル0.3%]もあるのですが、通常、保湿ではなく、打撲、捻挫、腫れ、腱鞘炎、筋肉痛、関節炎などの治療に用いられます。

ヒルドイドの注意点

ヒルドイドの安全性と副作用

もともとヒトの体内に備わっている成分と類似しているため、安全性が高く、赤ちゃんやご高齢の方、肌が弱い方でも問題なく安心して利用することができます。

ただ、稀に下記のような副作用が起こることがあります。
・赤み、かゆみ、発疹

肌に合わないなど、体質などにもよりますので、もし上記のような症状や、いつもと違うような症状が出た場合は、軽視せずに使用を中止して、主治医又は薬剤師に相談しましょう。

(参考)ヒルドイドの副作用 ※添付文書抜粋

[ヒルドイドソフト軟膏0.3%]
 総投与症例119例中、本剤による副作用は認められなかった。(承認時)
[ヒルドイドローション0.3%]
 総投与症例121例中、本剤による副作用は認められなかった(承認時)
[ヒルドイドクリーム0.3%]
 総投与症例2471例中、23例(0.93%)に副作用が認められ、主なものは皮膚炎9件(0.36%)、そう痒8件(0.32%)、発赤5件(0.20%)、発疹4件(0.16%)、潮紅3件(0.12%)等であった。(効能追加時)

ヒルドイドの使用に注意が必要

ヒルドイドの成分であるヘパリン類似物質には血液凝固抑制作用があるため、下記に該当される方の使用には注意が必要です(※添付文書参照)

・出血性血液疾患(血友病、血小板減少症、紫斑病等)のある方
・僅少な出血でも重大な結果を来すことが予想される方

又、潰瘍、びらん面など、怪我などでただれている皮膚部分には塗らないようにしましょう。
顔部分に塗るのは問題ありませんが、眼には使用しないようにしましょう。

ヒルドイドのジェネリック医薬品

ヒルドイドと同じように、医療機関で処方してもらえる「ヘパリン類似物質」を含むお薬には、ヒルドイドのジェネリック医薬品があります。
・ビーソフテン
・エアリート
・セレロイズ
・ヘパリン類似物質+剤型名(クリーム、ローションなど)+メーカー名(日医工、YD、ニプロなど)

ジェネリック医薬品を希望される場合には、主治医や薬剤師にその旨を伝えるようにしましょう。

※ジェネリック医薬品とは・・・
先発品(新薬)の特許がきれたあと、他のメーカーが先発品(新薬)と同じ有効成分で効能・効果が原則同じで販売できます。開発コストを抑えて発売するため、先発品(新薬)より安くなります。

(参考)薬価の違い 2017.2時点

・ヒルドイドソフト軟膏0.3% 23.7円/g
 →ジェネリック医薬品では、6.3円〜9円/g
・ヒルドイドローション0.3% 23.7円/g
 →ジェネリック医薬品では、6.3円〜9円/g
・ヒルドイドクリーム0.3% 23.7円/g
 →ジェネリック医薬品では、6.3円〜9円/g
・ヒルドイドゲル0.3% 13.6円/g
 →ジェネリック医薬品では、6.4円

量が多いほど、価格に差が出てきます。経済的には、ジェネリック医薬品に変更したほうが良いでしょう。

ヒルドイドの成分であるヘパリン類似物質を含む市販薬

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