※ロコア®テープの概要については過去に黒田さんがわかりやすくまとめてくれているのでそちらも参考にしてください。

ロコア®テープの特徴

ロコア®テープの最大の特徴は消炎鎮痛効果を発揮する有効成分であるエスフルビプロフェンの吸収の高さです。湿布剤であるにも関わらず有効成分が体に入る量は飲み薬なみと言われています。

ロコア®テープの有効成分

ロコア®テープは1枚あたり以下の有効成分を含んでいます。1)
・エスフルルビプロフェン:40mg
・ハッカ油:36.2mg

ハッカ油の役割

実は、開発当初、ハッカ油は有効成分ではなく添加物として加えられたものだったそうです。ハッカ油の含有量を増やすことで消炎鎮痛成分であるエスフルルビプロフェンの吸収を高めることを可能としました。
ですが、その結果、ハッカ油の含有量が医薬品の有効成分として記載しなければならない量となってしまったため、有効成分の一つとして扱われています。2)

エスフルルビプロフェンとは?

ロコア®テープが消炎鎮痛剤として効果を発揮するための有効成分がエスフルビプロフェンになります。
古くから使われている消炎鎮痛剤にフルルビプロフェンという成分があります。フルルビプロフェンの光学異性体のうち、消炎鎮痛効果の中心となっているS体の身を抽出したのがエスフルビプロフェンです。つまり、エスフルルビプロフェンはフルルビプロフェンを改良し、より効果を高めた成分ということになります。

エスフルルビプロフェンの吸収の高さ

ロコア®テープを一度に2枚貼ると、エスフルルビプロフェンが全身に入る量はフルルビプロフェン経口剤(フロベン®錠/顆粒、アップノン®錠)を通常量で服用した場合と同じくらいになることが知られています。3)
そのため、ロコア®テープの1日貼付枚数は2枚を超えないように規定されています。ロコア®テープの優れた吸収はこれまでの湿布薬にない効果が期待できますが、反面、注意点の原因にもなります。
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