睡眠時無呼吸症候群とは?

睡眠時に舌を支える筋肉が緩み、重力により下あごが下がり、呼吸の通り道である気道が塞がれ無呼吸の状態となる病気です。
放っておくと強い眠気や倦怠感など日常生活に支障をきたしたり、心筋梗塞や動脈硬化など命に関わる病気も引き起こすこともあります。

○なりやすい人

・あごが小さい人
・舌が大きい人
・首が短い人
・扁桃腺や口蓋垂が大きい人
・口呼吸の傾向がある人

チェックしてみましょう!

睡眠時無呼吸症候群の代表的な症状です。自覚症状の感じ方や程度には個人差があるため、家族やパートナーに聞いてみましょう。

寝ている間

・いびきをかく
・いびきが止まり、大きな呼吸とともに再びいびきをかき始める
・呼吸が止まる
・呼吸が乱れる、息苦しさを感じる
・むせる
・何度も目が覚める
・寝汗をかく

起きた時、起きている時

・口が渇いている
・頭が痛い
・熟睡感がない
・すっきり起きられない
・体が重いと感じる
・日中に強い眠気がある
・倦怠感がある
・集中力が続かない
・いつも疲労感がある

改善のためには?

①睡眠中の体の向きを工夫しましょう

仰向けで寝ると重力で舌や舌を支える筋肉が下がり、気道が塞がってしまいます。横向きで寝るようにしてみましょう。

②禁煙しましょう

喫煙は血中の酸素を低下させ、気道の炎症などにより睡眠中の無呼吸に悪影響を与えます。その他病気の予防のためにも禁煙しましょう。

③アルコールは控えましょう

就寝前のアルコールは舌を支える筋肉を緩め、気道の閉塞を引き起こしやすくするため、いびきや睡眠中の無呼吸を悪化させることがあります。

④適正体重にしましょう

太っていると脂肪によって気道が圧迫されるため、睡眠時無呼吸症候群を引き起こしやすくなります。運動を行い、消費カロリーを増やしましょう。また、食事で余分な体脂肪を増やさないようにするため、脂質や糖質の摂り過ぎには気をつけ、カロリーを抑えるようにしましょう。噛み応えのある食材を使いよく噛んで食べたり、野菜やきのこ、海藻など低カロリーの食材を取り入れるなど調理も工夫してみましょう。 (減量のための調理の工夫として下記にレシピを掲載しています。)

⑤病院に受診しましょう

重症度や原因に応じて様々な治療法があります。快適な生活を送るためにも医師に相談してみましょう。

おすすめ一品料理

ごぼう入りチヂミ

作り方

① ごぼうは皮を包丁の背でこそいで斜め薄切りにする。水に3分程さらして、ザルにあげて水気をきる
② にらは3cm長さに切る。
③ ボウルにAを混ぜ、なめらかになったら①②を加えて、混ぜ合わせる。
④ フライパンにごま油を入れて熱し、③を入れて均一の厚みになるよう形を整える。
⑤ ④に蓋をして中火で3分程焼き、裏返して更に2分程焼く。
食べやすい大きさに切って器に盛り、酢じょうゆを添える。

★ポイント★
噛み応えのあるごぼうを入れることで、満腹中枢が刺激され満腹感が得られやすくなります。酢じょうゆにはお好みで辛子やラー油を入れても美味しくいただけます。

こんにゃくのチンジャオロースー

作り方

① こんにゃくは細切りにし、熱湯で3分程茹でてザルにあげて水気をきる。
② 豚肉は5cm長さの細切りにし、Aをもみ込む。
③ ピーマンと赤パプリカはヘタと種を取り、細切りにする。
④ フライパンにサラダ油を熱し、②を中火で炒める。肉に火が通ったら、①③を加えて炒め、Bで調味し、器に盛る。

★ポイント★
カロリーの低いこんにゃくを肉の代わりに使い、かさ増しすることで通常のチンジャオロースーと比べてエネルギーを抑えることができます。肉の脂身を取り除いたり、モモ肉にするとさらにカロリーを抑えることができます。

薬剤師からのミニ情報 ~保湿剤について~

保湿効果には主に2種類あります。一つは、皮膚に水分を取りこみ乾燥を防ぐもの、もう
一つは皮膚に膜を張り水分が逃げるのを防ぐものです。

保湿剤の種類

①ワセリン

石油から精製される油脂性の保湿剤です。皮膚に膜を張ることで水分の蒸発を防ぎます。
肌荒れのひどい人におすすめです。寒くなると固くなりますが、手の平で温めると塗りやすくなります。
(例)白色ワセリン、プロペト

②ヘパリン類似物質

水分保持作用、血行促進作用、抗炎症作用などの効果があります。副作用は少ないですが、血友病、血小板減少症、紫斑病などの出血性血液疾患がある人には使用できません。
(例)ヒルドイド、ビーソフテン、HPクリーム、アットノンなど

③尿素製剤

尿素は皮膚の角質層の水分を保持する作用や、古い角質を除去し皮膚を柔らかくする作用があります。ひじ、ひざ、かかとなどのかさつきが気になる方におすすめです。
(例)ウレパール、パスタロン、ケラチナミン、フェルゼア、アトリックスなど

④その他

保湿成分であるセラミドや、血行促進作用のあるビタミンAが配合されているものもあります。

保湿剤の塗り方

★入浴後5分以内に塗りましょう

入浴後は皮膚が水分を吸収しており、保湿剤を塗ることで水分が逃げにくくなります。5分を過ぎてしまった場合は、水や化粧水で皮膚を湿らせた後に保湿剤を塗ると効果があります。

★指先ではなく手の平で塗りましょう

手を清潔にして保湿剤を手に取ります。次に保湿剤を皮膚に点在させ、指先ではなく、手の平を使って優しく丁寧にできるだけ広い範囲に塗ります。

★こまめに塗りましょう

医師に塗る回数を指定されている場合を除き、保湿剤はこまめに塗ることが大切です。特に水仕事による手荒れの場合は、こまめに塗るようにしましょう。