ロイヒつぼ膏について

ロイヒつぼ膏は、一般用医薬品の第3類医薬品に分類されます。1932年に原点となるロイヒ膏が販売されており、約85年もの非常に長い歴史があり、日本人に親しみがあるお薬です。
一般的な湿布だと、一人だと貼りづらかったり、貼る前にしわくちゃになってしまったりしますが、ロイヒつぼ膏は、小さいため貼りやすく、しっかりとくっつくタイプになります。

肩や背中に何枚か貼ると、ピンポイントにじわじわと温かい感じがして、痛みがほぐれるような感覚があります。患部にピンポイントに貼れるというのもメリットです。

実際にどのような成分が入っており、どのような作用があるのかについて説明していきます。

ロイヒつぼ膏の成分と作用

ロイヒつぼ膏に主に含まれている成分は、次のとおりです。

・サリチル酸メチル
・ノニル酸ワニリルアミド
・l-メントール
・ハッカ油
・dl-カンフル
・チモール
その他、数種類の添加物が含まれています。

サリチル酸メチルは、関節痛や筋肉痛などの炎症を和らげる消炎鎮痛成分です。主に、市販の湿布薬や塗り薬などに含まれています。

ノニル酸ワニリルアミドは、温感を与える成分です。温感の刺激によって、患部の血行を促進する効果を期待できます。

l-メントール、ハッカ油、dlカンフルは、貼付した心地がスーッとさせる作用(清涼感、冷感刺激)や鎮痛作用があります。

チモールは、防腐剤です。

ロイヒつぼ膏の使い方・注意点

効能効果としては、肩のこり、腰の痛み、打撲、捻挫、関節痛、筋肉痛、筋肉疲労、しもやけ、骨折痛、があげられます。

傷口を治したり、皮膚のトラブルを改善したりするものではないため、傷口や湿疹などには使用しないようにしましょう。

フィルムからはがして、患部に貼ります。
「1回に何枚まで貼れる」といった制限はありません。
ただ、メーカーに確認したところ、あまり貼りすぎると、かぶれなどの副作用などが出る恐れもある、ということでしたので、常識ある範囲で使用するようにしましょう。
1度貼ったら、5−6時間の間隔で張り替えるのが目安になります。入浴時に、貼った場所がヒリヒリする場合があるため、入浴の30分から1時間ぐらい前にはがしておくようにしましょう。貼ったままお風呂に入ったりしないようにしましょう。
■貼り方の例として、メーカーのホームページを参考にすると良いでしょう。

ロイヒつぼ膏の副作用

特に副作用はありませんが、人によっては、貼った場所に発疹・かゆみなどのかぶれ症状を起こすことがあります。同じ場所に貼り続けるのではなく、毎回、少しずつ貼る場所をずらすようにしましょう。

また、汗をかいていたり、お風呂に入った直後に濡れたまま貼ると、かぶれを起こしやすくなるので、よく拭き取ってから貼るようにしましょう。

かぶれなどがひどい場合には、使用を中止し、はやめに医療機関を受診するようにしましょう。

おわりに

肩こり、腰痛に効果が期待できるロイヒつぼ膏の成分・効果について参考になりましたでしょうか?

ロイヒつぼ膏は、肌になじむ色で目立たないため、外出時でも気軽に使用できるなどの利点があります。今回の記事を参考に、お薬について理解を深めていただければ幸いです。
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