目次:高血圧の薬、ユニシア配合錠HDとLDの違いとは?

・高血圧のお薬について
 >高血圧のお薬、配合剤について
・ユニシア配合錠の成分について
 >成分アムロジピン(商品例:ノルバスクなど)について
 >成分カンデサルタン(商品例:ブロプレスなど)について
・ユニシア配合錠HDとLDの成分の違い
・ユニシア配合錠HD、LD服用上の注意点
・おわりに

高血圧のお薬について

高血圧のお薬は、血圧を下げるといっても、体への作用の違いにより様々なタイプに分かれます。主に、カルシウム拮抗薬、ARB、ACE阻害薬、利尿薬、β遮断薬、α遮断薬、αβ遮断薬があります。今回はそれぞれについて、深くは説明しませんので、聞き逃してもらって大丈夫です。

血圧を目標値まで下げるために、体の状態、症状や体質などによって、最適なお薬が選択される、ということだけ覚えといて下さい。

高血圧のお薬、配合剤について

高血圧のお薬には様々なタイプがあり、単独で処方される他、数種類を組み合わせて処方されることがあります。例えば、ARBとカルシウム拮抗薬、ARBと利尿薬などの組み合わせになります。配合剤とは、このように組み合わせて処方されるような何種類かのお薬の成分を1つのお薬の中に配合したお薬になります。

飲む薬の数が減るため飲み忘れることを防いだり、管理がしやすくなるというメリットがあります。今まで2錠飲まれていたものが1つに減る分、だいぶスッキリとします。

ユニシア配合錠についてもそのようなメリットを感じられる配合錠のひとつです。

ユニシア配合錠の成分について

ユニシア配合錠には、カルシウム拮抗薬である成分「アムロジピン(商品例:ノルバスクなど)」とARBとよばれる成分「カンデサルタンレキセチル(商品例:ブロプレスなど)」の2種類の成分が含まれています。

成分アムロジピン(商品例:ノルバスクなど)について

高血圧のお薬の中で、よく処方されるのが「カルシウム拮抗薬」になります。カルシウム拮抗薬であるアムロジピンは、血管を収縮させる要因となる細胞内へのカルシウムの流入を減少させることにより血管を拡張させ、血圧を下げる作用を示します。

成分カンデサルタン(商品例:ブロプレスなど)について

高血圧の治療の中心となるお薬として、「ARB(エーアールビー)」があります。ARBであるカンデサルタンレキセチルは、血管を収縮し、血圧を上げる体内物質の受容体の作用を抑えることにより、血管を拡張させ、血圧を下げる作用を示します。

ユニシア配合錠HDとLDの成分の違い

HDとLDの違いは、配合錠に含まれる2つの成分の量の違いによります。
HDは、High Dose(高用量)、LDは、Low Dose(低用量)を意味しています。
ユニシア配合錠のHDとLDでは、カンデサルタンレキセチルの量は8mgで変わりありませんが、アムロジピンの量が、2.5mgと5mgで違いがあります。

ユニシア配合錠HD、LD各々に含まれる成分と量

■ユニシア配合錠LD
カンデサルタンレキセチル8mg / アムロジピン2.5mg
■ユニシア配合錠HD
カンデサルタンレキセチル8mg / アムロジピン 5mg

このようにユニシア配合錠HDとLDは、含まれているアムロジピンの量に違いがあり、症状に応じて選択され、処方されます。

ユニシア配合錠HD、LD服用上の注意点

配合錠で注意すべきことは、お薬の重複になります。

配合錠を飲んでいると気付かずに同じような作用をもつお薬を知らずに飲んでしまう場合があります。特に、今までもらっていた家に余っているお薬など、残りがなくなるまで飲もうと考え、新しいお薬(配合錠)が出されたにもかかわらず、一緒に飲んでしまうと作用が重複し、副作用のリスクが高まります。

新しいお薬が出た際には、勝手な判断で以前出たことがあるお薬を飲まず、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。

おわりに

高血圧のお薬であるユニシア配合錠についてと、HDとLDの違いについて、参考になりましたでしょうか?

一見、アルファベットの違いは見過ごしてしまいそうですが、成分の量に違いがあり、違うお薬になります。近年、高血圧や糖尿病の治療の中で、配合錠が処方されるケースが増えてきました。ユニシア配合錠以外でも、配合錠は多くの種類がありますので、ご自分のお薬を調べてみましょう。分からない場合は、主治医や薬剤師に相談してみましょう。