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アレルギーに効く市販薬9選!|原因や症状に合わせた選び方や注意点も【薬剤師解説】

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2025/3/7
1,561
花粉やハウスダスト、食べ物など、私たちの身近にはアレルギーを引き起こす原因が数多くあります。くしゃみや鼻水、かゆみといった不快なアレルギー症状に悩まされることも多いですよね。忙しくて病院に行けないときや、すぐに対処したいときに頼れるのが市販薬です。
本記事では、アレルギーの原因や症状に合わせた市販薬の選び方を、薬剤師の視点で分かりやすく解説します。自分に合った薬を見つけて、つらいアレルギー症状を上手にコントロールしましょう!

くすりの窓口医師・薬剤師が
選んだ市販薬を紹介

  • 経験① 現場でよく聞かれる質問
    経験① 現場でよく聞かれる質問
    現場で聞かれる薬の効果や副作用、飲み合わせの注意点等をご説明します。
  • 経験② 現場で教える医薬品
    経験② 現場で教える医薬品
    悩みに合った薬や普段から自分が案内する薬など、現場で案内するものを教えます。
  • 視点① ユーザー目線で解説
    視点① ユーザー目線で解説
    実際にどう使うのかや、ユーザー目線で
    必要な情報をお伝えします。
  • 医師・薬剤師が悩みにお答えします!

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アレルギーとは?症状は?


薬剤師

小浦 良祐さんのコメント

私たちの体には、細菌やウィルスなど様々な異物から、身を守るために免疫という仕組みが備わっています。
この免疫の働きが、何らかの原因により異常を起こし、鼻水やくしゃみ、湿疹などの症状が生じることをアレルギーと呼びます。アレルギーでは、くしゃみ・鼻水、目のかゆみ、発疹・皮膚のかゆみなど身近な症状から、呼吸困難や血圧低下など重篤症状まで様々な症状が出現する可能性があります。

アレルギーの原因や症状への対策法

アレルギーは花粉、ハウスダスト、食べ物、動物など多くの原因により引き起こされます。症状はくしゃみ・鼻水・目のかゆみ・湿疹など様々ですが、対処法としては「原因物質を避ける」「環境を整える」「適切な医薬品を使用する」ことが重要です。具体的には、マスクや空気清浄機などを使用し原因物質との接触機会を減らす、皮膚の保湿や食事管理で体のバリア機能を高めることが有効です。また、抗ヒスタミン薬などの市販薬を活用することも効果的です。まずは自分のアレルギー症状を引き起こす原因を知ることから始めてみましょう。

アレルギーの薬は市販されている?

アレルギーの薬は市販薬として多く販売されています。代表的な市販薬として、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬、外用ステロイド薬が挙げられます。また、市販されているアレルギーの薬は種類が豊富であるため、眠くなりにくいタイプや、即効性・持続性のあるものなど、症状だけではなく様々なニーズに合わせたものを選ぶことができます。ただし、症状が重い場合や長引く場合には、医師の診察が優先されることもあります。市販薬を上手に活用しながら、自分に合ったアレルギー対策をしましょう。


【症状別】アレルギーに効く市販薬の選び方


【症状別】アレルギーに効く市販薬の選び方

アレルギーに効く市販薬の選び方について、「鼻水・くしゃみ・鼻づまり」「湿疹・かゆみ」「目のかゆみ」の3症状に分けて解説していきます。


鼻水・くしゃみ・鼻づまり

鼻水・くしゃみ・鼻づまりには抗ヒスタミン薬を含む市販薬が効果的です。抗ヒスタミン薬の中でも、眠気が少ない第二世代抗ヒスタミン薬(フェキソフェナジンやロラタジン)は、日中の活動に影響を与えにくくおすすめです。即効性を求める場合は点鼻薬も有効ですが、血管収縮成分配合のものは使いすぎると症状のリバウンドが起こることがあるため注意が必要です。症状がひどいときは、炎症を抑える外用ステロイド入りの点鼻薬を短期間使用することも選択肢の一つです。

湿疹・かゆみ

湿疹やかゆみには、症状に応じて抗ヒスタミン薬や外用ステロイド薬を選びましょう。軽いかゆみには、ジフェンヒドラミンなどの抗ヒスタミン薬配合の塗り薬が効果的です。炎症や赤みが強い場合は、ベタメタゾンなどの外用ステロイドが有効ですが、使用する部位によって強さを調整する必要があります。また、外用ステロイド薬の長期間の使用は、皮膚を薄くするリスクがあるため、必ず治療の目安期間を守りましょう。数日使用しても症状が改善しない場合は、医師や薬剤師に相談することをおすすめします。

目のかゆみ

目のかゆみには、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬を含む点眼薬が効果的です。即効性を求める場合は、ケトチフェンなどの抗ヒスタミン薬配合の目薬がおすすめです。一方、クロモグリク酸ナトリウムなどの抗アレルギー薬は、アレルギー反応を抑え、継続使用で症状を予防することが期待できます。普段コンタクトレンズを着用している方は、コンタクトレンズ使用者向けの製品を選びましょう。充血や腫れがひどい場合は、市販薬ではなく眼科を受診することをおすすめします。

【厳選】アレルギーに効く市販薬 9選

薬剤師 小浦 良祐さん厳選

「鼻水・くしゃみ・鼻づまり」「湿疹・かゆみ」「目のかゆみ」それぞれの症状におすすめの市販薬を3つずつ選びました。

薬剤師の画像

薬剤師 小浦 良祐さん 厳選

アレルギーに効く市販薬 9選を比較
該当項目:
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商品名 画像 最安値 商品リンク 薬剤師コメント

佐藤製薬

ストナリニS 24錠

880

送料:別

つらい鼻水・鼻づまりにすぐれた効果

大正製薬

クラリチンEX 28錠

1,892

送料:別

1日1回で効く眠くなりにくい鼻炎薬

佐藤製薬

ナザールαAR0.1%<季節性アレルギー専用> 10mL

784

送料:要確認

医療用と同成分が花粉症にすぐれた効き目

第一三共ヘルスケア

アレルギール錠 110錠

561

送料:別

皮膚のかゆみに効く内服のかゆみ止め

興和

新レスタミンコーワ軟膏 30g

458

送料:別

抗ヒスタミン成分の軟膏がかゆみに効く

シオノギヘルスケア

リンデロンVsクリーム 10g

1,320

送料:要確認

強力な抗炎症作用でつらい炎症や湿疹に効く

大正製薬

アイリスAGガード 10mL

778

送料:要確認

花粉などによる目のかゆみや充血に効く

参天製薬

サンテFXAL 12mL

454

送料:別

2種の抗アレルギー成分がつらい症状に効く

ロート製薬

ロートアルガードコンタクトa 13mL

419

送料:要確認

コンタクト装着中のアレルギー症状に効く




鼻水・くしゃみ・鼻づまりにおすすめの市販薬3選

鼻水などの鼻症状におすすめの市販薬を3点紹介します。特徴が異なる2種類の抗ヒスタミン薬配合内服薬と、症状がひどい方向けに外用ステロイド配合点鼻薬を選びました。

薬剤師おすすめ
佐藤製薬

ストナリニS 24錠

最安値 880

つらい鼻水・鼻づまりにすぐれた効果

ストナリニSは、抗ヒスタミン薬のクロルフェニラミンマレイン酸塩をはじめ3種類の有効成分を配合。鼻水や鼻づまりにすぐれた効果を発揮します。

二層構造の錠剤であるため、1日1回1錠の服用でも効果が持続します。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 2錠中
<内核>クロルフェニラミンマレイン酸塩・6mg、フェニレフリン塩酸塩・6mg、ダツラエキス・12mg
<外層>クロルフェニラミンマレイン酸塩・6mg、フェニレフリン塩酸塩・6mg、ダツラエキス・12mg

効果・効能 急性又はアレルギー性鼻炎による諸症状(くしゃみ、鼻水、鼻づまり、なみだ目、頭が重い)の緩和。
用法・用量 大人(15歳以上)1回1錠を1日1〜2回服用します。
薬・サプリメント・食品のタイプ 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:相談すること
授乳中:服用可能
使用が可能な年齢 15歳以上
眠くなる成分 クロルフェニラミンマレイン酸塩

薬剤師おすすめ
大正製薬

クラリチンEX 28錠

最安値 1,892

1日1回で効く眠くなりにくい鼻炎薬

クラリチンEXは、第2世代抗ヒスタミン成分ロラタジンを配合。つらい鼻みず・鼻づまり・くしゃみに、1日1回の服用で効果を発揮します。

眠くなりにくい成分であるため、服用後でも車の運転をすることができます。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1錠中
ロラタジン 10mg
効果・効能 花粉、ハウスダスト(室内塵)などによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和:鼻みず、鼻づまり、くしゃみ
用法・用量 成人(15歳以上)、1回1錠、1日1回食後に服用してください。なお、毎回同じ時間帯に服用してください。
薬・サプリメント・食品のタイプ 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:相談すること
授乳中:服用不可
使用が可能な年齢 15歳以上
眠くなる成分 ×

薬剤師おすすめ
佐藤製薬

ナザールαAR0.1%<季節性アレルギー専用> 10mL

最安値 784

医療用と同成分が花粉症にすぐれた効き目

ナザールαARは、医療用医薬品にも使用されているベクロメタゾンプロピオン酸エステルを配合した点鼻薬です。つらい花粉症の症状にすぐれた効果を発揮。

眠くなる成分を配合していない点もポイントです。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 100mL中
ベクロメタゾンプロピオン酸エステル 0.1g
効果・効能 花粉による季節性アレルギーの次のような症状の緩和:⿐づまり、⿐⽔(⿐汁過多)、くしゃみ
用法・用量 通常、次の量を左右の⿐腔内に噴霧してください。

成⼈(18歳以上) 1回量:左右の⿐腔内にそれぞれ1噴霧ずつ 1日2回(朝・⼣)
※1⽇最⼤4回(8噴霧)まで使⽤しても構いませんが、使⽤間隔は3時間以上おいてください。

症状が改善すれば使⽤回数を減らしてください。症状が再び悪化した場合は、使⽤回数を増やしても構いません。
1年間に3か⽉を超えて使⽤しないでください
薬・サプリメント・食品のタイプ 点鼻薬
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:使用不可
授乳中:相談すること
使用が可能な年齢 18歳以上
眠くなる成分 ×

湿疹・かゆみにおすすめの市販薬3選

湿疹やかゆみにおすすめの市販薬を3種類紹介します。抗ヒスタミン薬や外用ステロイドを配合した外用薬のほかに、皮膚のアレルギー症状に使用できる抗ヒスタミン薬配合の内服薬を選びました。

薬剤師おすすめ
第一三共ヘルスケア

アレルギール錠 110錠

最安値 561

皮膚のかゆみに効く内服のかゆみ止め

アレルギール錠は、抗ヒスタミン成分のクロルフェニラミンマレイン酸塩をはじめ4種類の有効成分を配合した内服のかゆみ止めです。じんましんや皮膚のかゆみ、くしゃみ・鼻水などの鼻炎症状に効果を発揮します。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 9錠中
クロルフェニラミンマレイン酸塩 13.5mg
ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)22.5mg
グリチルリチン酸カリウム 180mg
グルコン酸カルシウム水和物 1,350mg
効果・効能 ○皮膚のかゆみ、湿疹、じんましん、皮膚炎、かぶれ
○鼻炎
用法・用量 次の量を水又はお湯で服用して下さい。
成人(15歳以上)
1回服用量 3錠
1日服用回数 2~3回
7~14歳
1回服用量 2錠
1日服用回数 2回
4~6歳
1回服用量 1錠
1日服用回数 2回
薬・サプリメント・食品のタイプ 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:相談すること
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 4歳以上
眠くなる成分 クロルフェニラミンマレイン酸塩

薬剤師おすすめ
興和

新レスタミンコーワ軟膏 30g

最安値 458

抗ヒスタミン成分の軟膏がかゆみに効く

新レスタミンコーワ軟膏は、抗ヒスタミン成分のジフェンヒドラミン塩酸塩を主成分とした軟膏で、湿疹やかゆみにすぐれた効果を発揮します。

柔らかくのびやすいので、広い範囲にも使用しやすい点が特徴です。

分類 第3類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1g中
ジフェンヒドラミン塩酸塩 20mg
効果・効能 湿疹、皮膚炎、かゆみ、かぶれ、あせも、ただれ、しもやけ、虫さされ、じんましん
用法・用量 1日数回患部に適量を塗布してください。
薬・サプリメント・食品のタイプ 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 使用可能
使用が可能な年齢 記載なし
眠くなる成分  ー

薬剤師おすすめ
シオノギヘルスケア

リンデロンVsクリーム 10g

最安値 1,320

強力な抗炎症作用でつらい炎症や湿疹に効く

リンデロンVsクリームは、ストロングクラスステロイドのベタメタゾン吉草酸エステルを主成分とし、つらい皮膚炎や湿疹にすぐれた効果を発揮します。

べとつきにくいクリームタイプで、使用感が良いのが特徴です。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1g中
ベタメタゾン吉草酸エステル 1.2mg
効果・効能 しっしん、皮ふ炎、あせも、かぶれ、かゆみ、しもやけ、虫さされ、じん ましん
用法・用量 1日1回~数回 適量を患部に塗布してください。
薬・サプリメント・食品のタイプ クリーム
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:相談すること
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 記載なし
眠くなる成分  ー

目のかゆみにおすすめの市販薬3選


目のかゆみにおすすめの市販薬を3種類紹介します。アレルギー症状による不快感を軽減するために清涼感がある製品を選びました。コンタクトレンズ着用の方は、コンタクトレンズ着用時に使用可能な製品を使いましょう。

薬剤師おすすめ
大正製薬

アイリスAGガード 10mL

最安値 778

花粉などによる目のかゆみや充血に効く

アイリスAGガードは、抗ヒスタミン成分であるケトチフェンフマル酸塩のほか計3種類の有効成分を配合。花粉やハウスダストなどによる目のかゆみ・充血に効果を発揮します。

l-メントール配合でクールな使用感です。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 100mL中
ケトチフェンフマル酸塩
 (ケトチフェンとして50mg) 69mg
グリチルリチン酸ニカリウム 250mg
タウリン 1,000mg
効果・効能 花粉、ハウスダスト(室内塵)などによる次のような目のアレルギー症状の緩和:目の充血、目のかゆみ、目のかすみ(目やにの多いときなど)、なみだ目、異物感(コロコロする感じ)
用法・用量 1回1~2滴 1日4回(朝、昼、夕方及び就寝前)点眼してください。
薬・サプリメント・食品のタイプ 点眼薬
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:相談すること
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 1歳以上
眠くなる成分  ー

薬剤師おすすめ
参天製薬

サンテFXAL 12mL

最安値 454

2種の抗アレルギー成分がつらい症状に効く

サンテFX ALは、アレルギーに効く抗アレルギー成分・抗ヒスタミン成分をはじめ計5種類の有効成分を配合。アレルギーによるつらい目のかゆみや炎症にすぐれた効果を発揮します。

清涼感があり爽快なさし心地です。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) クロモグリク酸ナトリウム 1.0%
クロルフェニラミンマレイン酸塩 0.03%
イプシロン-アミノカプロン酸 1.0%
タウリン 1.0%
L-アスパラギン酸カリウム 1.0%
効果・効能 花粉・ハウスダスト(室内塵)などによる次のような目のアレルギー症状の緩和:目のかゆみ、目の充血、目のかすみ(目やにの多いときなど)、なみだ目、異物感(コロコロする感じ)
用法・用量 1回1~2滴、1日4~6回点眼してください。
薬・サプリメント・食品のタイプ 点眼薬
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:相談すること
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 記載なし
眠くなる成分  ー

薬剤師おすすめ
ロート製薬

ロートアルガードコンタクトa 13mL

最安値 419

コンタクト装着中のアレルギー症状に効く

抗ヒスタミン成分のほか計3種類の有効成分を配合。花粉などによる目のかゆみやコンタクトレンズ装着中の不快感に効果を発揮します。

ソフトコンタクトレンズ装着中にも使用でき、すっきりとした使用感です。

分類 第3類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) ●クロルフェニラミンマレイン酸塩 0.03% ●コンドロイチン硫酸エステルナトリウム 0.5% ●ビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩) 0.01%
効果・効能 目のかゆみ、目の疲れ、眼病予防(水泳のあと、ほこりや汗が目に入ったときなど)、紫外線その他の光線による眼炎(雪目など)、ソフトコンタクトレンズ又はハードコンタクトレンズを装着しているときの不快感、目のかすみ(目やにの多いときなど)
用法・用量 1回1~2滴、1日5~6回点眼してください。
薬・サプリメント・食品のタイプ 点眼薬
妊娠中・授乳中の使用 使用可能
使用が可能な年齢 記載なし
眠くなる成分  ー

市販薬を使用するときのポイントや注意点について


薬剤師

小浦 良祐さんのコメント

市販薬を使用するときのポイントや副作用などの注意点について解説していきます。

使用するときのポイント・副作用はある?

市販のアレルギー薬を使用する際は、症状やライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。例えば、抗ヒスタミン薬の一部は眠気を引き起こすため、車の運転をする人は「眠くなりにくい」タイプを選びましょう。ステロイド外用薬の効果は優秀ですが、長期間使うと皮膚が薄くなるなどの副作用が出現することがあるため正しい使用量と使用期間を守ることが重要です。また、血管収縮成分を配合した点眼薬や点鼻薬の使いすぎはかえって症状を悪化させることもあります。必ず使用方法を守り、症状が改善しない場合は早めに医師や薬剤師に相談しましょう。

子どもや妊娠・授乳中でも使える?

子どもや妊娠・授乳中の方がアレルギーの市販薬を使用する際は、成分や年齢制限に注意が必要です。子ども向けの市販薬として、低用量の抗ヒスタミン薬を配合した内服薬のほか、点眼薬や軟膏などの塗り薬が該当します。しかし、使用可能な年齢は製品ごとに異なるため必ず確認するようにしましょう。妊娠中は、基本的に市販薬の使用よりも受診が優先となります。どうしても市販薬が必要な場合に備えて、あらかじめ主治医に相談しておくとよいでしょう。授乳中は妊娠時に比べ使用できる市販薬が増えますが、母乳への影響が少ない薬を選ぶことが大切です。市販薬の購入や使用で不安がある場合は、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。

こんなときは病院へ

以下のような場合は、市販薬よりも病院の受診を優先しましょう。


・呼吸困難や全身のじんましんなどの強いアレルギー反応がある場合
・目の充血や腫れがひどい、視力に影響が出ている場合
・湿疹が広範囲に及ぶ、化膿している、強いかゆみが続く場合
・妊娠中や授乳中、持病のある方
・市販薬を使用しても症状が改善しない


上記の内容に該当する場合には、早期に適切な治療が必要となる可能性があるため、専門医の受診を行うようにしてください。


『アレルギー』に関するQ&A


『アレルギー』に関するQ&A

アレルギーに関連した疑問や質問を解説していきます。

アレルギーに効く市販薬と飲み合わせの悪い薬や病気はある?
アレルギー症状に効く市販薬の中には、病気や他の医薬品と飲み合わせが悪いものがあります。例えば、抗ヒスタミン薬は風邪薬や睡眠薬、抗不安薬と併用すると眠気が強くなりすぎることがあります。一部の鼻炎薬などに含まれるプソイドエフェドリンなどの交感神経刺激薬は、血圧の上昇や動悸などを引きおこす可能性があるため、高血圧や心臓病等の診断を受けた方は使用することができません。持病がある方や常用している医薬品がある方は、市販薬を購入する前に医師や薬剤師へ相談するようにしましょう。
何科を受診すべき?
アレルギーの症状によって受診すべき診療科が異なります。鼻水・くしゃみ・鼻づまりが主な場合は「耳鼻咽喉科」、目のかゆみや充血がある場合は「眼科」、湿疹やじんましんが出る場合は「皮膚科」が適しています。アレルギーの原因が分からない、食物アレルギーの疑いがある、症状が複数の部位に及ぶ場合は「アレルギー科」や「内科」を受診するとよいでしょう。症状がひどい場合には早めの受診が大切です。
症状が改善した場合、処方されたアレルギー薬の使用を自己判断でやめていい?
医師からの指示なく、アレルギー薬を自己判断でやめるのは避けましょう。一時的に落ち着いたように見えても、再び原因物質と接触することで症状が再発することがあります。また、薬を中断することで症状が悪化する可能性もあります。一般的に、花粉症や慢性的なアレルギー性鼻炎では、第二世代抗ヒスタミン薬などの治療薬を一定期間継続することが推奨されています。ただし、眠気などの副作用が気になる場合や症状が改善しない場合には、自己判断で中止する前に、医師や薬剤師に相談しましょう。
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まとめ


まとめ

アレルギーは原因や症状に応じた適切な対策が重要です。市販薬には鼻水・くしゃみ・湿疹・目のかゆみなどを和らげるものがあり、忙しく受診ができないときや軽症時に役立ちます。一方で、症状が重い場合や長引く場合は病院の受診を優先し、専門的な治療を受けることが大切です。また、アレルギー治療薬を使用する際には、薬の飲み合わせや眠気などの副作用への注意も必要です。自分の症状に合った薬を正しく使用し、アレルギー症状を上手にコントロールしましょう。

※掲載内容は執筆時点での情報です。

  • 小浦 良祐 薬剤師

    執筆・監修者

    新卒で大手ドラッグストアに就職し、管理薬剤師のほか地域連携担当、リクルーターを経験。その後、調剤薬局へ転職し在宅医療と予防医療について学ぶ。また、患者さんの経済的な不安を解消したいと思い2021年に2級ファイナ...

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