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抗炎症市販薬9選!|原因や症状に合わせた選び方や注意点も【薬剤師解説】

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2026/2/27
25,334
発熱や喉の痛み、打撲、傷、皮膚炎などの様々な症状は、体の中の炎症に起因して発生します。炎症状態を放置していると症状が悪化するため、抗炎症薬で早めに対処するのが望ましいです。しかし、一口に抗炎症薬といっても様々な種類があり、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。

そこで本記事では薬局やドラッグストアで売られている市販の抗炎症薬を紹介します。原因や症状に合わせた選び方や、服用する際の注意点についても紹介するので、ぜひ購入する際の参考にしてみてください。

くすりの窓口医師・薬剤師が
選んだ市販薬を紹介

  • 経験① 現場でよく聞かれる質問
    経験① 現場でよく聞かれる質問
    現場で聞かれる薬の効果や副作用、飲み合わせの注意点等をご説明します。
  • 経験② 現場で教える医薬品
    経験② 現場で教える医薬品
    悩みに合った薬や普段から自分が案内する薬など、現場で案内するものを教えます。
  • 視点① ユーザー目線で解説
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    実際にどう使うのかや、ユーザー目線で
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抗炎症薬とは


薬剤師

後藤 友哉さんのコメント

抗炎症薬は、プロスタグランジンやプラスミンをはじめとする炎症誘発物質の合成や働きを抑制することにより、体の過剰な炎症を抑える薬の総称です。
抗炎症薬の種類によって、炎症に伴う発熱や喉の痛み、関節の痛み、皮膚のかゆみなど、様々な症状に対しても効果が期待できる点も特徴といえます。

抗炎症薬が必要になる症状

以下のような症状においては、抗炎症薬による効果が期待できます。

・喉の腫れ、痛み
・口内炎
・腰痛、関節痛、筋肉痛
・肩こり
・鼻炎
・肌のかぶれや湿疹、痒み
・目のかゆみ

市販薬に含まれる主な抗炎症成分の種類とその効果・効能

市販薬で使用される抗炎症成分としては、主に以下の4種類です。

・NSAIDs(ロキソニンなど)1.2.手術並びに外傷後の消炎・鎮痛
・トラネキサム酸
・グリチルリチン製剤
・ステロイド(外用薬)

主な効果・効能について紹介します。

NSAIDs:発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、腰痛、月経痛、肩こりなど
トラネキサム酸:喉の腫れや痛み、口内炎、肝斑など グリチルリチン製剤:風邪、喉の腫れ、鼻炎、目の痒みなど
ステロイド(外用):皮膚の湿疹、かぶれ、痒み、蕁麻疹、虫刺され、鼻炎など


【症状別】抗炎症薬市販薬の選び方


【症状別】抗炎症薬市販薬の選び方

一口に抗炎症薬といっても様々な種類があり、症状によって適した成分が異なります。そこで、症状別に市販の抗炎症薬の選び方を解説します。

強い痛みや発熱の症状にはNSAIDs

関節痛や腰痛、筋肉痛による痛みの症状が強い場合は、ロキソニンをはじめとするNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)がおすすめです。

NSAIDsは痛みや炎症の原因となるプロスタグランジンという物質の合成を阻害することで、鎮痛効果と抗炎症効果を発揮します。強い痛みで悩んでいる人には、特におすすめです。

また、解熱作用もあるため、発熱時に服用することで速やかに熱を下げてくれます。

喉の腫れや痛み、 口内炎、肝斑の症状にはトラネキサム酸

トラネキサム酸はプラスミンという酵素の働きを防ぐことで、出血を止めたり、炎症やアレルギー反応を抑えます。喉の腫れや痛みはもちろん、口内炎に対しても効果を発揮します。

また、プラスミンはメラノサイト活性化因子でもあり、肝斑(シミの一種)のもとであるメラニンの合成をスタートさせる働きがあります。そのため、トラネキサム酸によってプラスミンを阻害することで、肝斑に対する効果が期待できます。

皮膚炎や口内炎、鼻炎などの症状にはステロイド外用薬

肌のかぶれや痒みといった皮膚炎の症状、口内炎、鼻炎などの症状にはステロイド外用薬が有効な場合があります。

塗り薬や貼り薬、スプレー剤といった様々なタイプの市販薬が販売されているため、効果効能を確認したうえで、ご自身の症状に合ったタイプの薬を選ぶようにしましょう。

【厳選】抗炎症薬市販薬 9選

薬剤師 後藤 友哉さん厳選

市販で売られているおすすめの抗炎症薬を9つ紹介します。ご自身の症状に合った市販薬をぜひ選んでみてください。

薬剤師の画像

薬剤師 後藤 友哉さん 厳選

抗炎症薬市販薬 9選を比較
該当項目:
該当項目:
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商品名 画像 最安値 商品リンク 薬剤師コメント

第一三共ヘルスケア

ロキソニンS 12錠

352

送料:別

患部の痛みや炎症を速やかに抑える

佐藤製薬

リングルアイビーα200 12カプセル

519

送料:要確認

つらい痛みや腫れの症状にしっかり効く

GSK

ボルタレンACローション 50g

945

送料:別

手を汚さず痛みを感じる所にサッと塗れる

第一三共ヘルスケア

ペラックT錠 36錠

1,002

送料:別

2種の抗炎症成分が喉の腫れ・痛みを抑える

小林製薬

ハレナース 18包

1,750

送料:要確認

喉や口内炎の痛みに直接ひんやりと効く

第一三共ヘルスケア

トラフル錠 24錠

955

送料:要確認

有効成分が喉の腫れや口内炎を内側から治す

田辺三菱製薬

フルコートf 5g

729

送料:別

患部の炎症を抑えつつ、細菌増殖も防ぐ

佐藤製薬

アフタッチA 10錠

550

送料:要確認

貼る錠剤で患部を保護しながら治していく

GSK

フルナーゼ点鼻薬〈季節性アレルギー専用〉 8mL

1,179

送料:別

医療用と同じ成分を同量配合した点鼻薬






強い痛みや発熱症状におすすめNSAIDs配合の市販薬 3選

強い痛みや発熱などの症状については、NSAIDs製剤がおすすめです。内服薬は胃に負担がかかりやすいものが多いため、空腹時は避けて服用しましょう。

薬剤師おすすめ
第一三共ヘルスケア

ロキソニンS 12錠

最安値 352 (税込)

患部の痛みや炎症を速やかに抑える

有効成分ロキソプロフェンナトリウム水和物が痛みや発熱、炎症の原因物質であるプロスタグランジンを抑えることで、すぐれた鎮痛効果を発揮します。

すみやかな効果が期待できることに加え、胃への負担を軽減する設計となっているのが特徴です。

分類 第1類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1錠中:ロキソプロフェンナトリウム水和物 68.1mg(無水物として60mg)
効果・効能 頭痛、月経痛(生理痛)、歯痛、抜歯後の疼痛、咽喉痛、腰痛、関節痛、神経痛、筋肉痛、肩こり痛、耳痛、打撲痛、骨折痛、ねんざ痛、外傷痛の鎮痛、悪寒、発熱時の解熱
用法・用量 次の量を水またはお湯で服用
成人(15歳以上):1回1錠 1日2回まで(症状があらわれた時、なるべく空腹時をさけて服用。 ただし、再度症状があらわれた場合には3回目を服用可能。 服用間隔は4時間以上あける。)
15歳未満:使用不可
薬・サプリメント・食品のタイプ 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用
出産予定日12週以内:使用不可
上記以外:要相談
◯授乳中の使用:要相談
使用が可能な年齢 15歳以上 
※高齢者は要相談
眠くなる成分 ×
効果が出るまでの時間 該当資料なし

薬剤師おすすめ
佐藤製薬

リングルアイビーα200 12カプセル

最安値 519 (税込)

つらい痛みや腫れの症状にしっかり効く

有効成分イブプロフェンを1カプセルに200mg(OTC医薬品最大量)配合しており、つらい痛みや腫れなどの症状を抑えます。

カプセルタイプなので、錠剤の服用が苦手な方にもおすすめです。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1カプセル中:イブプロフェン 200mg
効果・効能 頭痛、歯痛、抜歯後の疼痛、咽喉痛、耳痛、関節痛、神経痛、腰痛、筋肉痛、肩こり痛、打撲痛、骨折痛、ねんざ痛、月経痛(生理痛)、外傷痛の鎮痛、 悪寒、発熱時の解熱
用法・用量 症状があらわれた時、下記の1回服用量をなるべく空腹時をさけて服用。服用間隔は、4時間以上あける。
成人(15歳以上):1回1カプセル 1日2回まで(ただし、再度症状があらわれた場合には3回目を服用可能)
15才未満:使用不可
薬・サプリメント・食品のタイプ カプセル
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用
出産予定日12週以内:使用不可
上記以外:要相談
◯授乳中の使用:要相談
使用が可能な年齢 15歳以上 
※高齢者は要相談
眠くなる成分 ×
効果が出るまでの時間 該当資料なし

薬剤師おすすめ
GSK

ボルタレンACローション 50g

最安値 945 (税込)

手を汚さず痛みを感じる所にサッと塗れる

有効成分ジクロフェナクナトリウムが患部まで素早く届き、痛みや炎症を抑えます。

メントール無配合で臭いが気になりにくいうえ、無色透明で乾きやすいため、肩や首筋など見えやすい部位にも塗りやすいです。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1g中:ジクロフェナクナトリウム 10mg
効果・効能 腰痛、肩こりに伴う肩の痛み、関節痛、筋肉痛、腱鞘炎(手・手首の痛み)、肘の痛み(テニス肘など)、打撲、捻挫
用法・用量 1日3~4回適量を患部に塗布
ただし、塗布部位をラップフィルム等の通気性の悪いもので覆わない。15歳未満の小児は使用不可。
薬・サプリメント・食品のタイプ ローション
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用:使用不可
◯授乳中の使用:可能
使用が可能な年齢 15歳以上
眠くなる成分 ×
効果が出るまでの時間 該当資料なし

喉の痛みや口内炎の症状におすすめトラネキサム酸配合の市販薬 3選

喉の腫れや痛み、口内炎の症状で悩んでいる人は、トラネキサム酸やグリチルリチン製剤といった抗炎症成分を使用した市販薬を探してみてください。

薬剤師おすすめ
第一三共ヘルスケア

ペラックT錠 36錠

最安値 1,002 (税込)

2種の抗炎症成分が喉の腫れ・痛みを抑える

トラネキサム酸とカンゾウ乾燥エキスの主成分グリチルリチン酸が炎症を抑え、喉の腫れや口内炎に効果を発揮します。

皮膚や粘膜の健康維持に関わるビタミンB2・B6やビタミンCも配合しており、口内炎の改善をサポートします。

分類 第3類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 6錠中:
トラネキサム酸 750mg、カンゾウ乾燥エキス 198mg(原生薬として990mg)、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)50mg、リボフラビン(ビタミンB2)12mg、L-アスコルビン酸ナトリウム(ビタミンCナトリウム)500mg 
効果・効能 咽頭炎・扁桃炎(のどの痛み、のどのはれ)、口内炎
用法・用量 1日3回服用
成人(15歳以上):1回2錠 
7歳以上15歳未満:1回1錠
(7歳未満は使用不可)
薬・サプリメント・食品のタイプ 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用:要相談
◯授乳中の使用:可能
使用が可能な年齢 7歳以上
高齢者は要相談
眠くなる成分 ×
効果が出るまでの時間 該当資料なし

薬剤師おすすめ
小林製薬

ハレナース 18包

最安値 1,750 (税込)

喉や口内炎の痛みに直接ひんやりと効く

2種類の抗炎症成分によって痛みを抑えつつ、ビタミンB2・B6・Cが粘膜の修復をサポートします。

水なしでも服用できる点も魅力です。また、l-メントールを添加物として配合しており、服用時にひんやりとした清涼感があります。

分類 第3類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 
1日量(3包:3.9g)中:
トラネキサム酸 750mg、カンゾウエキス 198mg(原生薬換算量990mg)、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)50mg、リボフラビン(ビタミンB2)12mg、L-アスコルビン酸ナトリウム(ビタミンCナトリウム)500mg
効果・効能 扁桃炎(のどのはれ、のどの痛み)・咽頭炎、口内炎
用法・用量 1日3回服用
大人(15歳以上):1包
7歳以上15歳未満:1/2包
(7歳未満は使用不可)
薬・サプリメント・食品のタイプ 顆粒剤
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用:要相談
◯授乳中の使用:可能
使用が可能な年齢 7歳以上
高齢者は要相談
眠くなる成分 ×
効果が出るまでの時間 該当資料なし

薬剤師おすすめ
第一三共ヘルスケア

トラフル錠 24錠

最安値 955 (税込)

有効成分が喉の腫れや口内炎を内側から治す

抗炎症作用のあるトラネキサム酸とカンゾウ乾燥エキス(グリチルリチン酸)の2成分を配合。患部の炎症による痛みを抑えつつ、3種類のビタミンが皮膚や粘膜の再生を助けることで、口内炎の治りをサポートします。

分類 第3類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 6錠中:トラネキサム酸 750mg、カンゾウ乾燥エキス 198mg(原生薬990mg)、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)50mg、リボフラビン(ビタミンB2)12mg、L-アスコルビン酸ナトリウム(ビタミンCナトリウム)500mg 
効果・効能 口内炎、咽頭炎、扁桃炎(のどのはれ、のどの痛み)
用法・用量 1日3回朝昼晩に服用
成人(15歳以上):1回2錠
7歳以上15歳未満:1回1錠
(7歳未満は使用不可)
薬・サプリメント・食品のタイプ 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用:要相談
◯授乳中の使用:可能
使用が可能な年齢 7歳以上
高齢者は要相談
眠くなる成分 ×
効果が出るまでの時間 該当資料なし

皮膚炎や口内炎、鼻炎の症状におすすめステロイド配合の市販薬(外用薬) 3選

肌のかぶれや痒み、口内炎、鼻炎などの症状にはステロイド成分を配合した市販の外用薬がおすすめです。

薬剤師おすすめ
田辺三菱製薬

フルコートf 5g

最安値 729 (税込)

患部の炎症を抑えつつ、細菌増殖も防ぐ

高い抗炎症効果が期待できるフルオシノロンアセトニドを使用したステロイド軟膏です。化膿を伴うジュクジュクした患部にも向いています。

さらに、抗生物質のフラジオマイシン硫酸塩も配合しており、患部の細菌増殖を防ぐことができる点も特徴です。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1g中:
フルオシノロンアセトニド(合成副腎皮質ホルモン)0.25mg、フラジオマイシン硫酸塩(抗生物質)3.5㎎(力価)
効果・効能 化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん
 化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)
※ウイルスや真菌による感染部位には使用できません
用法・用量 1日1~数回、適量を患部に塗布してください。
薬・サプリメント・食品のタイプ 軟膏剤
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用:要相談
◯授乳中の使用:可能
使用が可能な年齢 年齢制限なし
(高齢者は要相談)
眠くなる成分 ×
効果が出るまでの時間 該当資料なし

薬剤師おすすめ
佐藤製薬

アフタッチA 10錠

最安値 550 (税込)

貼る錠剤で患部を保護しながら治していく

有効成分トリアムシノロンアセトニドが痛くてつらい口内炎に直接作用し、炎症を鎮めていきます。患部に貼り付けた錠剤が食事などの刺激から患部を保護します。
しばらくするとゼリー状になってなくなるため、はがす必要がない点も特徴です。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1錠中:トリアムシノロンアセトニド 0.025mg
効果・効能 口内炎(アフタ性)
用法・用量 1患部に、1回1錠、1日1~2回白色面を患部粘膜に付着(5歳未満の乳幼児は使用不可)
薬・サプリメント・食品のタイプ 貼付剤
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用:要相談
◯授乳中の使用:要相談
使用が可能な年齢 5歳以上
高齢者は要相談
眠くなる成分 ×
効果が出るまでの時間 該当資料なし

薬剤師おすすめ
GSK

フルナーゼ点鼻薬〈季節性アレルギー専用〉 8mL

最安値 1,179 (税込)

医療用と同じ成分を同量配合した点鼻薬

医療用でも使用されるフルチカゾンプロピオン酸エステルを医療用と同量配合した点鼻薬です。

鼻に噴霧することで、アレルギー反応を抑えて鼻水やくしゃみなどの症状を改善します。また、1日2回の使用で24時間効果が持続するのも魅力です。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 100mL中:フルチカゾンプロピオン酸エステル 51mg
効果・効能 花粉による季節性アレルギーの次のような症状の緩和:鼻づまり、鼻みず(鼻汁過多)、くしゃみ 
用法・用量 1日2回(朝・夕)、左右の鼻腔内に噴霧
成人(15歳以上):1回1噴霧ずつ
(15歳未満は使用不可)
1日最大4回(8噴霧)まで使用可能だが、使用間隔は3時間以上あける。 
症状が改善すれば使用回数を減らしす。症状が再び悪化した場合は、使用回数を増やしてもかまわない。 
1年間に3ヵ月を超えて使用しない。
薬・サプリメント・食品のタイプ 点鼻薬
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用:使用不可
◯授乳中の使用:要相談
使用が可能な年齢 15歳未満
高齢者は要相談
眠くなる成分 ×
効果が出るまでの時間 該当資料なし

市販薬を使用するときのポイントや注意点について


薬剤師

後藤 友哉さんのコメント

どんな薬でも副作用が起こるリスクはあります。
そのため、市販薬においても用法用量や注意事項を守って正しく使用することが必要です。

使用するときのポイント・副作用はある?

グリチルリチン製剤の重大な副作用として偽アルドステロン症があります。偽アルドステロン症とは、血中のアルドステロン値が増加していないにもかかわらず、高血圧や低カリウム血症といった原発性アルドステロン症に似た症状を示す病態です。

グリチルリチン製剤を服用中、以下のような症状が見られる場合はすぐに服用を中止し、病院に受診するようにしましょう。

・全身倦怠感
・筋肉痛
・手足の脱力感やしびれ感
・むくみ
・こむら返り
・体重増加
・血圧上昇

一般的に1日に摂取する甘草が2.5g(グリチルリチン酸100mg)を超えると偽アルドステロン症及び低カリウム血症のリスクが高くなるといわれています。甘草を含む漢方薬(芍薬甘草湯・桔梗湯・小青竜湯など)やその他のグリチルリチン製剤を併用する際は注意が必要です。

子どもや妊娠・授乳中でも使える?

子どもや妊娠中・授乳中の服用可否については薬によって異なるため、服用前にきちんと確認する必要があります。特に妊娠中の方は、ロキソニンなどのNSAIDsの服用に注意が必要です。妊娠初期〜中期は服用可能ですが、胎児に悪影響を及ぼす可能性があるため妊娠後期(28週以降)の服用についてはほとんどのNSAIDsで禁忌となっています。

また、サリチル酸系のNSAIDsや一部のインドメタシン製剤を除くNSAIDsは、15歳未満の小児では使用できません。もし、服用可否について不明な場合は、自己判断で服用せずに必ず医師や薬剤師に相談しましょう。

こんなときは病院へ

下記のような場合は、一度受診することをおすすめします。

・2週間以上痛みが続いている
・安静時にも強い痛みを伴う
・尿が出ない、血尿が出る
・痛みに加えて発熱や体重減少などの全身症状を伴う
・皮膚症状に加えて、目・口・喉の粘膜にも症状がみられる
・広範囲に水ぶくれができている

これらが当てはまる場合は、市販薬では対応できない可能性が高いです。放置していると悪化させてしまうことがあるので、我慢せずに受診するようにしてください。


『抗炎症薬』『市販薬』に関するQ&A


『抗炎症薬』『市販薬』に関するQ&A

最後に、抗炎症薬や市販薬に関する質問とそれに対する回答について紹介します。市販の抗炎症薬を使用する際や購入する際の参考になれば幸いです。

ステロイドは入っている?
ステロイドを有効成分として配合されている市販の内服薬はありません。前述のとおり、塗り薬や貼り薬、スプレー剤といった市販の外用薬にはステロイドが使用されている製品が多数あります。
強さはある?強いとデメリットはある?
市販薬に配合される抗炎症薬としては、NSAIDsが特に高い抗炎症作用と鎮痛作用を発揮します。NSAIDsは効き目が良い分、その他の抗炎症薬と比べて「胃腸障害などの副作用のリスクが高い」「長期的かつ頻繁な使用に向かない」などのデメリットがあります。空腹時の避けて服用するようにし、症状の改善がみられない場合は早めに病院に受診するようにしましょう。
風邪の時に有効な抗生物質の代わりになる市販薬はある?
病院で処方される抗生物質の代わりになる市販の内服薬はありません。風邪の原因はほとんどの場合ウイルスであり、基本的に市販で売られている総合感冒薬は症状を抑えることが目的であり、原因に対して直接アプローチするものではありません。

さらに、耐性菌の発生を防ぐために、原因が明確ではない症状に対して病院で抗生剤が処方されることは少ないです。市販薬を使用しても風邪の症状がなかなか改善しない場合は、適切な治療を受ける必要がある場合があるため、我慢せず病院に受診をして医師に相談するようにしましょう。

まとめ


まとめ

風邪をひいたときの発熱や頭痛、怪我をしたときの関節痛や筋肉痛、虫刺されによる皮膚のかぶれや痒みなど、様々な症状においてでは、炎症反応が起こっています。抗炎症薬はこういった体の中で起こっている炎症を抑え、悪化を防ぐ働きがあります。


NSAIDsやステロイドといった一部の抗炎症薬は効き目が良いですが、副作用のリスクも比較的高いのが特徴です。必ず用法用量や使用上の注意事項を守り、漫然と使用しないよう注意しましょう。もし、市販薬を使用しても症状の改善が見られない場合は、必ず受診をして医師に相談するようにしてください。"

※掲載内容は執筆時点での情報です。

  • 後藤 友哉 薬剤師

    執筆・監修者

    2018年名城大学薬学部卒業、薬剤師免許取得。その後、5年間調剤薬局に勤務。現在は薬剤師として働く傍ら、医療系の記事執筆やWEBメディアの薬機法審査業務を行っている。

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