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【薬剤師が解説】アスピリンが含まれる市販薬は?おすすめ4選を紹介

頭痛

2021年11月25日更新
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アスピリンが含まれる市販薬を購入しようと思っても「どんな商品にアスピリンが含まれているの?」「アスピリンと他の解熱鎮痛剤はどう違うの?」と、疑問に感じるのではないでしょうか。

解熱鎮痛剤にはさまざまな種類があるため、どれを選べばよいのか迷ってしまいますよね。

今回は、市販の解熱鎮痛剤に含まれる成分「アスピリン」について解説します。どのような特徴があり、他の解熱鎮痛剤とはどう違うのかを知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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アスピリンとは?




まずはアスピリンに関する基本情報をお伝えします。

・効果
・使用
・1日の服用量
・副作用
・幼児・妊婦・授乳婦の服用

以下で詳しく解説します。

効果について

アスピリンは、NSAIDsという種類に分類される解熱鎮痛剤です。

NSAIDsには、「ステロイドではない抗炎症薬」という意味があります。痛みや熱の原因となる「プロスタグランジン」という物質が体の中で産生されるのを阻害することで解熱鎮痛効果を発揮します。

頭痛や生理痛、関節痛などの痛みに有効なほか、風邪などによる発熱にも効果的です。

使用について

アスピリンは、基礎疾患がない成人であれば使用できます。

しかし、以下のような疾患を持つ方は使用できません。

・消化性潰瘍のある方
・重篤な血液の異常がある方
・重篤な肝障害や腎障害、心機能不全がある方
・アスピリンぜんそくがある方


アスピリンは痛みや熱の原因物質を抑えるメカニズムの関係で、消化器系への負担や血液をサラサラにする作用も報告されています。

また、肝障害や腎障害があると薬が効き過ぎてしまう可能性が考えられます。基礎疾患がある方の服用には注意が必要であることを覚えておきましょう。

1日の服用量について

医療用のアスピリンは、通常1回あたり660mg、1日2回服用します。

アスピリンを含む市販薬は複数の商品があるため一概にはいえませんが、医療用と同量または少ない設定になっています。

市販薬は医師の監督がない中で服用することになるため、医療用と比較して服用量の制限が厳しくなっているのです。

副作用について

アスピリンの代表的な副作用として消化器系の症状が挙げられます。

具体的には、以下のような症状が現れることがあります。

・吐き気
・おう吐
・食欲不振
・胸やけ
・胃もたれ
・腹痛
・下痢
・血便、胃腸出血


アスピリンは痛みや熱の原因物質が産生されるのを阻害する過程で、胃の粘膜を保護する成分の産生も同時に阻害してしまいます。そのため消化器系の副作用が起こるリスクがあるのです。

また、血液をサラサラにする作用も持っているため、鼻血や歯ぐきの出血などの症状が出る場合もまれにあります。もし副作用と疑われる症状が現れた場合は、すぐに服用を中止して医師の診察を受けてください。

幼児・妊婦・授乳中の女性の服用について

アスピリンを含む市販薬に関しては、15歳未満の子どもは服用できません。

また、処方薬と市販薬ともに出産予定日12週未満の女性は服用できないため注意が必要です。

それ以外の妊婦や授乳婦の方は、薬を購入する前に薬剤師や登録販売者に相談してください。アスピリンが最適な選択肢かどうか、他の薬で対応できないか、受診するべきかなどを判断してもらいましょう。

他の薬との違いについて




続いては、他の薬との違いについて解説します。

・ロキソプロフェン
・イブプロフェン
・アセトアミノフェン

上記3種類の薬とアスピリンの違いを理解しましょう。

ロキソプロフェンとの違い

アスピリンとロキソプロフェンは、どちらも同じNSAIDsに分類される解熱鎮痛剤です。

ロキソプロフェンは胃や腸で吸収された後に活性型へと変化する「プロドラッグ」という薬になっていて、アスピリンよりも胃に対する負担が少なくなるよう工夫されています。

副作用リスクが下がっている一方で、解熱鎮痛作用はロキソプロフェンの方が強くなっています。アスピリンの弱点を改善したのがロキソプロフェンというイメージです。

イブプロフェンとの違い

イブプロフェンもアスピリンやロキソプロフェンと同様、NSAIDsに分類される解熱鎮痛剤です。

イブプロフェンもロキソプロフェンと同じくプロドラッグなので、アスピリンよりも解熱鎮痛効果が高く、副作用リスクは低くなっています。

イブプロフェンは、特に子宮に移行しやすい性質があるため、市販薬では風邪薬や一般的な解熱鎮痛剤のほか、生理痛専用薬にも使われています。

アセトアミノフェンとの違い

アセトアミノフェンは、アスピリンとは異なるメカニズムで痛みや熱を抑える解熱鎮痛剤です。

アスピリンは痛みや熱の原因物質が産生されるのを阻害するのに対し、アセトアミノフェンは痛みや熱の伝達をブロックする作用を持っています。

使用できる年齢が幅広いのも特徴で、市販薬では子ども用の風邪薬や解熱鎮痛剤にも配合されています。

併用しても大丈夫?

市販薬を購入する場合、複数の解熱鎮痛剤を併用しないでください。

市販薬にはもともと2種類の解熱鎮痛剤が配合されている商品もあるため、異なる商品を併用することで過剰服用になってしまうリスクがあります。

市販の解熱鎮痛剤を飲んでも症状が改善されない場合は、複数の市販薬を併用するのではなく病院を受診してください。

アスピリンが含まれている市販薬はある?どこで買える?




アスピリンが含まれている市販薬の代表的な商品として「バファリン」が挙げられます。

バファリンにはさまざまなラインナップがありますが、スタンダードなものはバファリンAでしょう。ドラッグストアやオンラインストアなどで手に入れられます。指定第2類医薬品に分類されていて、薬剤師がいなくても購入できるのが特徴です。

アスピリンが含まれているおすすめの市販薬4選




続いては、アスピリンを含むおすすめの市販薬を紹介します。

解熱鎮痛剤にはさまざまな種類があるため、一目見てアスピリンが含まれているかを判断するのは難しく感じる方もいらっしゃるでしょう。ぜひおすすめ商品を見て、購入時の参考にしてくださいね。 

ライオン

バファリンA 20錠

最安値 399 (税込)

早く効いて胃にやさしい

アスピリンを含む市販薬の中ではメジャーでスタンダードな解熱鎮痛剤です。処方内容がシンプルで、眠くなる成分は含まれていません。仕事中や勉強中でも服用できるのがポイントです。

分類 指定第2類医薬品
有効成分 アスピリン(アセチルサリチル酸)、合成ヒドロタルサイト(ダイバッファーHT)
服用回数 1日2回まで、1回2錠
妊娠中・授乳中の服用 妊娠中:出産予定日12週以内は不可、それ以外は要相談
授乳中:要相談
服用が可能な年齢 15歳以上
こんな症状に 頭痛、月経痛(生理痛)、関節痛、神経痛、腰痛、筋肉痛、肩こり痛、咽頭痛、歯痛、抜歯後の疼痛、打撲痛、ねんざ痛、骨折痛、外傷痛、耳痛、悪寒・発熱時の解熱
有効成分の含有量 10点|10点中
コストパフォーマンス 8点|10点中
即効性 7点|10点中

佐藤製薬

バイエルアスピリン 30錠

最安値 910 (税込)

頭痛・発熱によく効く

アスピリンのみのシンプルな処方が特徴の解熱鎮痛剤です。1回1錠の服用でよいため飲みやすく、頭痛や生理痛などのつらい症状をすばやく抑えます。コストパフォーマンス重視の方にもおすすめです。

分類 指定第2類医薬品
有効成分 アスピリン(アセチルサリチル酸)
服用回数 1日3回まで、1回1錠
妊娠中・授乳中の服用 妊娠中:出産予定日12週以内は不可、それ以外は要相談
授乳中:要相談
服用が可能な年齢 15歳以上
こんな症状に 頭痛、月経痛(生理痛)、関節痛、神経痛、腰痛、筋肉痛、肩こり痛、咽頭痛、歯痛、抜歯後の疼痛、打撲痛、ねんざ痛、骨折痛、外傷痛、耳痛、悪寒・発熱時の解熱
有効成分の含有量 9点|10点中
コストパフォーマンス 9点|10点中
即効性 7点|10点中

ライオン

エキセドリンA錠 20錠

最安値 610 (税込)

頭痛や肩こり痛などのつらい痛みに

痛みや熱の原因物質が作られるのを阻害するアスピリンに加えて、痛みや熱の伝達をブロックするアセトアミノフェン、解熱鎮痛剤の効果を助ける無水カフェインが配合されています。できるだけ効果の高い解熱鎮痛剤を探している方におすすめです。

分類 指定第2類医薬品
有効成分 アスピリン(アセチルサリチル酸)、アセトアミノフェン、無水カフェイン
服用回数 1日2回まで、1回2錠
妊娠中・授乳中の服用 妊娠中:出産予定日12週以内は不可、それ以外は要相談
授乳中:要相談
服用が可能な年齢 15歳以上
こんな症状に 頭痛、月経痛(生理痛)、関節痛、神経痛、腰痛、筋肉痛、肩こり痛、咽頭痛、歯痛、抜歯後の疼痛、打撲痛、ねんざ痛、骨折痛、外傷痛、耳痛、悪寒・発熱時の解熱
有効成分の含有量 9点|10点中
コストパフォーマンス 8点|10点中
即効性 8点|10点中

ライオン

バファリンライト 20錠

最安値 680 (税別)

体のことを考えた効き目ひかえめの処方

バファリンAと比較してアスピリンの配合量を2/3に減らし、胃粘膜保護成分を配合した解熱鎮痛剤です。カフェインや眠くなる成分が含まれていないので、カフェインが入っていないもので対処したい方や、眠くなると困る方にもおすすめです。

分類 指定第2類医薬品
有効成分 アスピリン(アセチルサリチル酸)、乾燥水酸化アルミニウムゲル
服用回数 1日3回まで、1回2錠
妊娠中・授乳中の服用 妊娠中:出産予定日12週以内は不可、それ以外は要相談
授乳中:要相談
服用が可能な年齢 15歳以上
こんな症状に 頭痛、月経痛(生理痛)、関節痛、神経痛、腰痛、筋肉痛、肩こり痛、咽頭痛、歯痛、抜歯後の疼痛、打撲痛、ねんざ痛、骨折痛、外傷痛、耳痛、悪寒・発熱時の解熱
有効成分の含有量 8点|10点中
コストパフォーマンス 7点|10点中
即効性 6点|10点中

【比較一覧表】この記事で紹介している市販薬

商品画像 バファリンA 20錠
ライオン

佐藤製薬
エキセドリンA錠 20錠
ライオン
バファリンライト 20錠
ライオン
商品名 バファリンA 20錠 バイエルアスピリン 30錠 エキセドリンA錠 20錠 バファリンライト 20錠
特長 早く効いて胃にやさしい 頭痛・発熱によく効く 頭痛や肩こり痛などのつらい痛みに 体のことを考えた効き目ひかえめの処方
最安値

399円(税込)

送料:0円 Amazon 詳細を見る

910円(税込)

送料:無料 Yahoo! 詳細を見る

610.0円(税込)

送料:無料 詳細を見る

680円(税別)

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『アスピリン』に関するQ&A




最後はアスピリンに関して、よくある質問に回答します。

アスピリンの特徴や他の解熱鎮痛剤との違いについて解説してきましたが、まだ分からないことがある方もいらっしゃるでしょう。ぜひQ&Aで疑問を解決してください。

Q&A①:新型コロナウイルスワクチンの解熱剤として、アスピリンが含まれている市販薬を使用してもいいですか?

使用にあたっては問題はないでしょう。アスピリンが含まれている市販薬の例として「バファリン」が挙げられますが、バファリンの公式ホームページでも使用してよいとの回答が上がっています。

参考:https://www.bufferin.net/products/premium.htm

Q&A②:アスピリンで血液がサラサラになるのでしょうか?

アスピリンは、低用量で服用した場合と高用量で服用した場合で効果が異なります。解熱鎮痛剤として使用する場合は高用量で、血液をサラサラにする目的で用いる場合は低用量で使用します。

しかし、高用量で使用しても血栓をできにくくする作用がまったくなくなるわけではないので、副作用として鼻血や歯ぐきからの出血などの症状が報告されているのです。基本的には解熱鎮痛剤として使用する用量では、血液をサラサラにする目的はないと理解しておきましょう。

Q&A③:常備薬として置いておくなら、アスピリンが含まれている市販薬が一番良いですか?

どの解熱鎮痛剤が一番よいかは状況により異なります。子どもから大人まで使える解熱鎮痛剤を常備しておくなら、アスピリンではなくアセトアミノフェンを配合した市販薬がよいでしょう。

解熱鎮痛剤に関して、どの薬が効果を感じやすいかは個人差があります。大人用であればアスピリンの他にロキソプロフェンやイブプロフェンなどがあるため、いくつか試してみて最も効果を実感した薬を常備しておくのがよいと考えます。

Q&A④:アスピリンは生理痛にも効きますか?

生理痛にも効果があります。ただし、人によって生理痛に対する効果の感じやすさは異なります。アスピリンよりもイブプロフェンやロキソプロフェンの方が効くと感じる方もいらっしゃいます。

いくつか試してみて、自分に合う解熱鎮痛剤を探してみてください。

Q&A⑤:アスピリンに禁忌はありますか?

あります。以下に当てはまる方は使用できません。

・アスピリンを含む薬を服用してアレルギーを起こしたことがある方
・市販の解熱鎮痛剤や風邪薬を服用してぜんそくを起こしたことがある方
・15歳未満の方(市販薬の場合)
・出産予定日12週未満の妊婦

まとめ




今回は、アスピリンを含む市販薬について解説しました。

アスピリンを含む市販薬には「バファリン」などの解熱鎮痛剤が挙げられます。市販されている他の解熱鎮痛剤との違いも解説しているので、それぞれの特徴を知っておきましょう。

アスピリンを含む商品もいくつか紹介しているので、購入を検討している方は参考にしてくださいね。

※掲載内容は執筆時点での情報です。

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この記事を書いたアドバイザ

村岡 祐菜
現場薬剤師として働く以外にもさまざまな選択肢があること、ハンデがあってもやりたいことは叶えられるということを、自分の仕事を通して伝えていきたいです。

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