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【薬剤師が解説】ビオスリーとビオフェルミンの効果・副作用の違いが1分でわかる!基礎知識を紹介

下痢

2021年11月24日更新
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人間の腸内には、膨大な数の細菌が住み着いています。その種類も様々ですが、菌種ごとに塊をつくって腸の壁に張り付いている様子は、品種ごとに並んで咲くお花畑(フローラ)に似ていることから腸内フローラと呼ばれます。

腸内フローラを構成している善玉菌の数を増やすことで悪玉菌の増殖を抑え、便秘や軟便、腹部膨満感などの胃腸症状を改善する薬を整腸薬と呼びます。整腸薬の多くは乳酸菌をはじめとした善玉菌を配合しており、これらの細菌が生きたまま腸に届くことで腸内環境や胃腸症状を改善します。

この記事では、市販で購入できる代表的な整腸薬のビオスリーとビオフェルミンついて解説します。

当コラムの掲載記事に関するご注意点

1. 当コラムに掲載されている情報については、執筆される方に対し、事実や根拠に基づく執筆をお願いし、当社自身でも掲載内容に不適切な表記がないか、細心の注意を払って確認をしておりますが、医療及び健康管理上の事由など、その内容の正確性や有効性などについて何らかの保証をできるものではありません。あくまで、読者皆様ご自身のご判断にてお読み頂き、ご参考にして頂ければと存じます。

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この記事の目次



ビオスリーとビオフェルミンの効果・作用の違い




ビオスリーとビオフェルミンの配合成分や、その働きについて解説します。

ビオスリーについて

武田薬品

ビオスリーHi錠 180錠

最安値 1854 (税込)

3種の活性菌が素早く腸内環境を改善

乳酸菌、酪酸菌、糖化菌を配合した整腸剤です。それぞれの活性菌が、他の菌の増殖を助けることで、効果的に腸内環境を整え、便秘や軟便、腹部膨満感などの胃腸症状を改善します。副作用の心配も少なく、5歳以上の子どもからご高齢の方まで、服用できます。

分類 指定医薬部外品
有効成分 6錠中
酪酸菌 150mg
ラクトミン(乳酸菌) 30mg
糖化菌 150mg
服用回数 次の量を,食後に服用してください。
[年齢:1回量:1日服用回数]
成人(15歳以上):2錠:3回
5歳以上15歳未満:1錠:3回
5歳未満:服用しないこと
妊娠中・授乳中の服用 服用可能
服用が可能な年齢 5歳以上
こんな症状に 整腸(便通を整える),便秘,軟便,腹部膨満感
有効成分の含有量 10点|10点中
コストパフォーマンス 8点|10点中
即効性 8点|10点中

ビオスリーには錠剤タイプのビオスリーHi錠と、散剤タイプのビオスリーHがあり、どちらも乳酸菌、酪酸菌、糖化菌を配合しています。

糖化菌は腸内で炭水化物(でんぷん)を分解して糖分を作りますが、この糖分は乳酸菌の増殖を促します。乳酸菌はまた、酪酸菌の増殖を促すことが知られています 。3つの善玉菌を配合することによって、それぞれの菌が他の菌の増殖を助け、より効果的な腸内フローラの改善が期待できると考えられています。

また糖化菌は小腸に、乳酸菌は小腸から大腸に、酪酸菌は大腸に定着しやすく、腸内全体の環境を改善します【1】。

ビオフェルミンについて

大正製薬

新ビオフェルミンS錠 130錠

最安値 810 (税込)

小腸から大腸まで、腸内全体の環境を整える

ビフィズス菌、フェーカリス菌、アシドフィルス菌を配合した整腸剤です。ビフィズス菌は大腸に、フェーカリス菌、アシドフィルス菌は小腸に定着しやすく、腸内全体の環境を整え、便秘や軟便、腹部膨満感などの胃腸症状を改善します。

分類 指定医薬部外品
有効成分 9錠中
コンク・ビフィズス菌末 18mg
コンク・フェーカリス菌末 18mg
コンク・アシドフィルス菌末 18mg
服用回数 次の量を,食後に服用してください。
[年齢:1回量:1日服用回数]
15歳以上:3錠:3回
5歳~14歳:2錠:3回
5歳未満:服用しないこと
妊娠中・授乳中の服用 服用可能
服用が可能な年齢 5歳以上
こんな症状に 整腸(便通を整える),軟便,便秘,腹部膨満感
有効成分の含有量 10点|10点中
コストパフォーマンス 8点|10点中
即効性 7点|10点中
ビオフェルミンにはビフィズス菌、フェーカリス菌、アシドフィルス菌を配合した新ビオフェルミンS錠、新ビオフェルミンS細粒と、ビフィズス菌(ビフィダム)、フェーカリス菌、アシドフィルス菌に加え、ロンガム菌を配合した新ビオフェルミンSプラス、新ビオフェルミンSプラス細粒があります。

配合されている細菌成分は、いずれも乳酸菌に分類される菌種ですが、腸内での定着場所が異なり、フェーカリス菌やアシドフィルス菌は小腸に、ビフィズス菌やロンガム菌は大腸に定着しやすいと考えられています 。

定着部位のことなる複数の乳酸菌を配合することで、腸内全体のフローラ改善に効果が期待できます【2】。

ビオスリーとビオフェルミンの飲み合わせはOK?




一緒に飲んでも問題ありませんが、併用したからと言って効果が高まるわけではありません。

ビオスリーとビオフェルミンの剤型(タイプ)の違い




ビオスリーとビオフェルミンの剤形についてご紹介します。

ビオスリーについて

ビオスリーには、錠剤タイプのビオスリーHi錠と散剤タイプのビオスリーHがあります。配合されている成分は同じで、その有効性に差はありません。

ビオフェルミンについて

ビオフェルミンには錠剤タイプの新ビオフェルミンSと新ビオフェルミンSプラス、細粒タイプの新ビオフェルミンS細粒と新ビオフェルミンSプラス細粒があります。
ビフィズス菌、フェーカリス菌、アシドフィルス菌の3種類の乳酸菌を配合した新ビオフェルミンS/S細粒に対して、新ビオフェルミンSプラス/Sプラス細粒にはビフィズス菌、フェーカリス菌、アシドフィルス菌にロンガム菌を加えた4種類の乳酸菌が配合されています。

ただ、ロンガム菌が追加で配合されているからといって、必ずしも有効性に差があるわけではありません。また錠剤タイプと細粒タイプに配合されている成分は同じで、有効性に差はありません。

ビオスリーとビオフェルミンの副作用の違い




ビオスリーとビオフェルミンの副作用の違いについて解説します。

ビオスリーについて

配合されている細菌成分が体内に吸収されることはめったにありません。そのため、副作用の心配はほとんどないと考えられます。
しかし、免疫の機能が極端に低下している人や免疫抑制剤による治療を受けている人では、ごくまれに整腸剤に含まれている細菌成分が血液中に移行する菌血症を起こすことがあります【3】【4】【5】 。

菌血症を起こすと、寒気や持続性の発熱、血圧の低下、嘔吐・下痢などの症状を起こし、ひどい場合には敗血症性ショックを起こして命にかかわることもあります。

ただ、整腸薬による菌血症はかなりまれな副作用であり、フィンランド南部に居住している人(約250万人)対象とした研究によれば、4年間(1989〜 1992年)において、乳酸菌による菌血症は8例と報告されています【6】。乳酸菌は食品にも多く含まれていることを踏まえれば、その発生頻度は極めて低いといえるでしょう。

ビオフェルミンについて

ビオスリーと同様、副作用の心配はほとんどありません。

菌血症についても同様に、その発生頻度は極めてまれです。

ただ、ビオフェルミンにも含まれているアシドフィルス菌による菌血症の症例【5】が報告されており、免疫の機能が極端に低下している人や、免疫用製剤による治療を受けている人では注意が必要かもしれません。

ビオスリーとビオフェルミンの子どもへの服用についての違い




子どもに対するビオスリーとビオフェルミンの服用について解説します。

ビオスリーについて

健常者では配合されている細菌成分が体内に吸収されることはありません。そのため、小さな子どもでも使用することができます【7】。

なお、ビオスリーH(細粒タイプ)では生後3か月から、ビオスリーHi錠では5歳から服用できます。

ビオフェルミンについて

ビオスリーと同様、健常者では配合されている細菌成分が体内に吸収されることはありません。そのため、小さな子どもでも使用することができます。

なお、新ビオフェルミンS細粒と新ビオフェルミンSプラス細粒では生後3か月から、新ビオフェルミンS錠と新ビオフェルミンSプラス錠では5歳から服用できます。

ビオスリーとビオフェルミンの妊娠中・授乳中の服用についての違い




妊娠・授乳中の方に対するビオスリーとビオフェルミンの服用について解説します。

ビオスリーについて

健常者では配合されている細菌成分が体内に吸収されることは極めてまれであり、細菌成分が母乳に移行するとは考えにくく、授乳中の方でも服用できます【8】【9】。 

妊娠中の服用でも、副作用の心配はほとんどありません。妊娠中の服用で菌血症を起こしてしまったとしても、整腸剤に含まれている細菌成分が血流を介して胎児に到達する可能性は低く、胎児に悪影響を及ぼす危険性はないと考えられます。

実際、妊娠中に乳酸菌が含まれている整腸剤を服用しても、帝王切開の発生率、出生時の低体重、妊娠期間に影響を与えなかったことが報告されています【10】【11】 。

ビオフェルミンについて

ビオスリーと同様、副作用の心配はほとんどありません。配合されている細菌成分が体内に吸収されることは極めてまれであり、授乳中の方や妊娠中の方でも服用できます。

ビオスリーやビオフェルミンと似た市販薬はある?




ビオスリーやビオフェルミンのように乳酸菌などの細菌成分を配合した整腸薬をご紹介します。 

興和

ザ・ガード整腸錠α’+ 150錠

最安値 1,117 (税込)

胸やけなどにも効果が期待できる万能整腸薬

納豆菌、乳酸菌、ビフィズス菌に加え胃腸の働きを整える成分を配合した整腸剤です。お腹のハリなど、腹部膨満感が気になる方におすすめです。また胃酸を中和する成分も含まれており、胸やけ、胸つかえ、胃部の不快感などにも効果が期待できます。

分類 第3類医薬品
有効成分 9錠中
納豆菌末10mg
ラクトミン(乳酸菌)30mg
ビフィズス菌30mg
ジメチルポリシロキサン84.6mg
センブリ末 30mg
ケイヒ末 30mg
ウイキョウ末30mg
メチルメチオニンスルホニウムクロリド30mg
沈降炭酸カルシウム300mg
水酸化マグネシウム 300mg
パントテン酸カルシウム22.5mg
服用回数 下記の量を毎食後に水又は温湯で服用してください。
[年齢:1回量:1日服用回数]
 成人(15歳以上):3錠:3回
 8歳以上15歳未満:2錠:3回
 5歳以上8歳未満:1錠:3回
 5歳未満の幼児:服用しないこと
妊娠中・授乳中の服用 服用可能
服用が可能な年齢 5歳以上
こんな症状に 整腸(便通を整える)、軟便、便秘、胃部・腹部膨満感、消化不良、もたれ、胃弱、食欲不振、食べ過ぎ、飲み過ぎ、はきけ、嘔吐、胸やけ、胸つかえ、胃部不快感、胃重、胃酸過多、げっぷ、胃痛
有効成分の含有量 10点|10点中
コストパフォーマンス 9点|10点中
即効性 8点|10点中

第一三共

パンラクミンプラス 300錠

最安値 1659 (税込)

緑麦芽由来の植物性乳酸菌を配合

胃酸に強い緑麦芽由来の植物性乳酸菌と納豆菌が、生きたまま腸内に届き、腸内環境を改善します。ヨーグルト風味で飲みやすく、水なしでも服用できます。副作用も少なく、妊娠・授乳中の方でも服用できます。

分類 第3類医薬品
有効成分 9錠中
有胞子性乳酸菌(ラクボン原末)30mg
納豆菌末10mg
沈降炭酸カルシウム450mg
服用回数 次の量を1日3回、口中で溶かすか、またはかみくだいて服用して下さい。
[年齢:1回量]
15歳以上:3錠
11歳以上15歳未満:2錠
5歳以上11歳未満:1錠
5歳未満:服用しないで下さい。
妊娠中・授乳中の服用 服用可能
服用が可能な年齢 5歳以上
こんな症状に 整腸(便通を整える)、腹部膨満感、便秘、軟便
有効成分の含有量 9点|10点中
コストパフォーマンス 9点|10点中
即効性 8点|10点中

太田胃散

太田胃散整腸錠 370錠

2,367.5 (税込) 1個あたり

最安値 4,735.0円(税込)

乳酸菌と生薬成分を配合した整腸薬

2種の乳酸菌と酪酸菌に加え、ゲンノショウコとアカメガシワという2つの整腸生薬を配合しています。軟便や便秘の症状を効果的に改善するとともに、善玉菌が定着しやすい腸内環境を整えます。

分類 第3類医薬品
有効成分 9錠中
ビフィズス菌30mg
ラクトミン(ガッセリ菌)30mg
酪酸菌 90mg
ゲンノショウコエキス 102mg
アカメガシワエキス 63mg
ゲンチアナ末51mg
ビオヂアスターゼ1000 60mg
服用回数 次の量を食後に水又はぬるま湯で服用してください。
[年齢:1回量:1日服用回数]
成人(15歳以上):3錠:3回
8~14歳:2錠:3回
5~7歳:1錠:3回
5歳未満:服用しないこと
妊娠中・授乳中の服用 服用可能
服用が可能な年齢 5歳以上
こんな症状に 軟便、整腸(便通を整える)、便秘、腹部膨満感
有効成分の含有量 9点|10点中
コストパフォーマンス 8点|10点中
即効性 8点|10点中

アサヒF&H

エビオス整腸薬 504錠

最安値 1391 (税込)

乾燥酵母が乳酸菌の発育促進に効果を発揮

乾燥酵母を配合した整腸薬です。3種類の乳酸菌(ビフィズス菌,フェカリス菌,アシドフィルス菌)に加え、ビール酵母由来の乾燥酵母を配合することで、乳酸菌の発育を促進させる効果を期待できます。

分類 指定医薬部外品
有効成分 18錠中
ビフィズス菌 40mg
ラクトミン(フェカリス菌) 40mg
ラクトミン(アシドフィルス菌) 40mg
乾燥酵母 2025mg
チアミン硝化物(硝酸チアミン) 1.125mg
リボフラビン(ビタミンB2) 2.25mg
服用回数 下記の分量を1日3回,食後に服用してください。
[年齢:服用量]
15歳以上:1回 6錠
11歳以上~15歳未満:1回 4錠
8歳以上~11歳未満:1回 3錠
5歳以上~8歳未満:1回 2錠
5歳未満の乳幼児:服用しないでください。
妊娠中・授乳中の服用 服用可能
服用が可能な年齢 5歳以上
こんな症状に 整腸(便通を整える),便秘,腹部膨満感,軟便
有効成分の含有量 8点|10点中
コストパフォーマンス 8点|10点中
即効性 8点|10点中

ミヤリサン製薬

強ミヤリサン 330錠

最安値 1,813 (税込)

酪酸菌のみを配合したシンプルな整腸薬

酪酸菌のみを配合した整腸薬です。酪酸菌は芽胞と呼ばれる耐久性の高い細胞構造を形成する細菌で、生きたまま腸まで届き、腸内環境を整えます。副作用の心配もほとんどないことから5歳以上の子どもからご高齢の方まで服用できます。

分類 指定医薬部外品
有効成分 9錠中
宮入菌(酪酸菌)末 270mg
服用回数 次の1回量を1日3回,食後に服用してください。
(年齢:服用量(1回量)]
15歳以上:3錠
11歳以上15歳未満:2錠
5歳以上11歳未満:1錠
5歳未満:服用しないでください
妊娠中・授乳中の服用 服用可能
服用が可能な年齢 5歳以上
こんな症状に 整腸(便通を整える),軟便,便秘,腹部膨満感
有効成分の含有量 7点|10点中
コストパフォーマンス 9点|10点中
即効性 7点|10点中

【比較一覧表】この記事で紹介している市販薬

商品画像 ビオスリーHi錠 180錠
武田薬品
新ビオフェルミンS錠 130錠
大正製薬
ザ・ガード整腸錠α’+ 150錠
興和
パンラクミンプラス 300錠
第一三共
太田胃散整腸錠 370錠
太田胃散
エビオス整腸薬 504錠
アサヒF&H

ミヤリサン製薬
商品名 ビオスリーHi錠 180錠 新ビオフェルミンS錠 130錠 ザ・ガード整腸錠α’+ 150錠 パンラクミンプラス 300錠 太田胃散整腸錠 370錠 エビオス整腸薬 504錠 強ミヤリサン 330錠
特長 3種の活性菌が素早く腸内環境を改善 小腸から大腸まで、腸内全体の環境を整える 胸やけなどにも効果が期待できる万能整腸薬 緑麦芽由来の植物性乳酸菌を配合 乳酸菌と生薬成分を配合した整腸薬 乾燥酵母が乳酸菌の発育促進に効果を発揮 酪酸菌のみを配合したシンプルな整腸薬
最安値

1,854.0円(税込)

送料:無料 詳細を見る

810円(税込)

送料:無料 Amazon 詳細を見る

1,117円(税込)

送料:無料 Amazon 詳細を見る

1,659.0円(税込)

送料:無料 詳細を見る

2,367.5円(税込)

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1,391.0円(税込)

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1,813円(税込)

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ビオスリーとビオフェルミンに共通する注意点




健常者が用法用量を守って服用している限りにおいて、副作用の心配や注意すべき事項はありません。

ただし、何らかの原因で免疫の機能が低下している方、リウマチなどの治療で免疫抑制剤を服用中の方、あるいはステロイドなどを長期間にわたり服用している方では、乳酸菌などによる菌血症のリスクに注意したほうが良いかもしれません。

整腸剤をお買い求めの前に、かかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。

『ビオスリー』『ビオフェルミン』に関するQ&A




ビオスリーやビオフェルミンに関してよくある質問にお答えします。

Q&A①:『ビオスリー』『ビオフェルミン』、結局のところどっちがいいんですか?

ビオスリーとビオフェルミンの有効性を比較した臨床試験は報告されていません。理論上は、どちらを選んでも実感できる効果に差はないように思います。

ただ、腸内フローラの環境は人それぞれで異なっています。腸内フローラを形成している細菌の種類や量などの違いからビオスリーとビオフェルミンで効果に差があるように感じることもあるかもしれません。

Q&A②:ビオスリーとビオフェルミンの併用って可能ですか?

ビオスリーとビオフェルミンの併用は可能ですが、効果が強まるわけではありません。併用をすることのメリットに関する科学的根拠もありません。

Q&A③:ビオスリーとビオフェルミンの禁忌はありますか?

健常者では整腸剤に配合されている細菌成分が体内に吸収されることはありません。そのため服用に関して禁忌となる項目は定められていません。

ただ、何らかの原因で免疫の機能が極端に低下している方、リウマチなどの治療で免疫抑制剤を服用中の方、あるいはステロイドなど免疫抑制作用のある薬を長期間にわたり服用している方では、菌血症のリスクが高くなります。

整腸薬をお買い求めの前に、かかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。

Q&A④:毎日、牛乳と一緒に飲んでいるのですが、これはNGですか?

牛乳と併用しても差し支えはありません。ただし、併用したからといって効果が高まるわけではありません。

Q&A⑤:整腸剤に配合されている細菌は生きたまま腸内に到達するのですか?

糖化菌や酪酸菌は胃酸の影響をうけず、口から摂取すると生きたまま腸内に到達します。乳酸菌がうける胃酸の影響は種類によって異なりますが、整腸剤に配合されている乳酸菌は胃酸の影響を受けにくく、生きたまま腸に到達することが可能です。

なお、整腸薬に配合されている細菌成分は活動を止めた状態で製剤化しており、錠剤の中で勝手に増殖することはありません。整腸薬を服用し、細菌成分が腸内に到達すると、そこで水分や栄養分を吸収し、再び活性状態にもどるのです。

まとめ




乳酸菌などを配合した整腸薬は、腸内フローラのバランスを整えることで、便秘や軟便、腹部膨満感などの胃腸症状を改善します。

整腸薬に含まれる細菌成分は生きたまま腸内に到達しますが、これらの細菌が体内に吸収されることはなく、小さな子どもから妊娠中の女性、ご高齢の方まで服用することができます。

ただし、免疫の機能が極端に低下している方、免疫抑制剤による治療を受けている方では、お買い求めの前に医かかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。

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この記事を書いたアドバイザ

青島 周一
本を読んだり、文章を書くのが好きです。近著は「デマ情報にもう負けない! おもしろ医学論文イッキ読み(ライフサイエンス出版)」。薬剤師向けメディアなどでコラムの連載もしています。 ツイッタ―:@syuichiao89 note...

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