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寒冷蕁麻疹に市販薬は効く?対処と注意点|おすすめ市販薬と受診の目安【薬剤師解説】

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2026/2/27
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「寒冷蕁麻疹 市販薬」「寒冷蕁麻疹 薬」などで検索している方は、冷たい空気や冷水に触れたあとに突然かゆみや腫れが出て、市販薬で対処できないかと考えているのではないでしょうか。

寒冷蕁麻疹は、寒冷刺激によって皮膚のマスト細胞からヒスタミンが放出されることで起こる蕁麻疹の一種です。根本的に治す薬はありませんが、市販の抗ヒスタミン薬やかゆみ止め外用薬で症状を緩和できるケースもあります。

本記事では、寒冷蕁麻疹の特徴や市販薬の選び方、おすすめ市販薬12選を薬剤師が紹介します。
受診すべき症状の目安もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

くすりの窓口医師・薬剤師が
選んだ市販薬を紹介

  • 経験① 現場でよく聞かれる質問
    経験① 現場でよく聞かれる質問
    現場で聞かれる薬の効果や副作用、飲み合わせの注意点等をご説明します。
  • 経験② 現場で教える医薬品
    経験② 現場で教える医薬品
    悩みに合った薬や普段から自分が案内する薬など、現場で案内するものを教えます。
  • 視点① ユーザー目線で解説
    視点① ユーザー目線で解説
    実際にどう使うのかや、ユーザー目線で
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寒冷蕁麻疹に市販薬は効く?


薬剤師

佐藤 孝汰さんのコメント

結論からいうと、寒冷蕁麻疹の軽い症状であれば市販薬で緩和できる場合があります。
市販の抗ヒスタミン内服薬はヒスタミンの作用を抑え、かゆみや腫れを和らげてくれます。

また、塗り薬でかゆみを局所的に鎮めることもできます。
ただし市販薬はあくまで「症状を一時的に抑える」目的であり、寒冷蕁麻疹そのものを根本的に治すものではありません。
症状が強い場合や繰り返す場合は、自己判断で済ませず皮膚科の受診が大切です。

寒冷蕁麻疹とは?原因と症状

寒冷蕁麻疹とは、冷たい空気や冷水などの寒冷刺激がきっかけで起こる蕁麻疹です。

皮膚が急激に冷やされると、マスト細胞(肥満細胞)からヒスタミンなどの化学伝達物質が放出され、かゆみや赤み、ミミズ腫れのような皮膚の盛り上がりが生じます。

症状は通常、寒冷刺激を受けた部位を中心に数分~数十分であらわれ、温まると数時間以内に消えることが多いのが特徴です。
手や顔、腕など露出部に出やすい傾向がありますが、プールや海水浴など全身が冷えるシーンでは広範囲に症状が広がることもあります。

まれに血圧低下やめまいなど全身症状を起こすケースもあるため注意が必要です。

一般的な蕁麻疹との違い

一般的な蕁麻疹はアレルギー反応や原因不明(特発性)で起こることが多いのに対し、寒冷蕁麻疹は「冷え」という物理的刺激が明確な引き金となって起こります。

温度変化がトリガーとなるため、特定の食品や薬剤が原因のアレルギー性蕁麻疹とはメカニズムが異なります。
見た目はどちらも赤い膨疹やかゆみが出る点で共通していますが、寒冷蕁麻疹は冷えた部位に限定して症状が出ることが多く、寒冷刺激との因果関係で見分けられるのがポイントです。

起こりやすいシーン

寒冷蕁麻疹が起こりやすいシーンを以下にまとめました。

● 冬場の外出時に冷たい風にさらされたとき
● 冷たい水で手や顔を洗ったとき
● プールや海で冷水に入ったとき
● 冷房の効いた室内に長時間いたとき
● 冷たい飲み物や氷菓を食べたとき(口や喉の粘膜に症状が出ることも)など

季節の変わり目や、暖かい室内から急に寒い屋外に出た際の急激な温度差にも注意が必要です。
秋から冬にかけて発症が増える傾向があります。

病院の受診や処方薬が必要な場合

次のような場合は、市販薬での対処ではなく皮膚科の受診をおすすめします。

● 蕁麻疹が全身に広がる場合
● 息苦しさや喉の違和感・腫れを感じる場合
● めまいや血圧低下・動悸など全身症状をともなう場合
● 市販薬を5~6日使用しても症状が改善しない場合
● 週に何度も繰り返す場合
● 腹痛や下痢など消化器症状をともなう場合 など

特に呼吸困難や意識の低下がある場合は、アナフィラキシーの可能性があるため、ためらわずに救急医療機関を受診してください。

自宅でできるケア・対処法はある?

寒冷蕁麻疹の基本的な対処は「冷えを避ける」ことです。

症状が出たら、患部をかいたりこすったりせず、衣類やタオルなどでゆっくり温めましょう。

ただし、熱い湯で急に温めるとかえって血管が拡張し刺激になることがあります。
ぬるめの温度で段階的に温めるようにしてください。

日常的には手袋やマフラーで防寒対策を徹底し、急激な温度変化を避けることが予防につながります。
それでもかゆみが出た場合には、市販の抗ヒスタミン薬やかゆみ止め外用薬を活用できます。


寒冷蕁麻疹市販薬の選び方


寒冷蕁麻疹市販薬の選び方

寒冷蕁麻疹に使える市販薬は、大きく「内服薬(飲み薬)」「塗り薬(外用薬)」「漢方薬・生薬配合薬」の3タイプに分けられます。

内服薬は全身のかゆみや広範囲の膨疹に向いており、塗り薬は特定部位のかゆみにすばやく効きます。
漢方薬は体質改善を目指す方に適しています。

症状の強さや出る部位、生活スタイルに合わせて選ぶのがポイントです。
以下では、それぞれの特徴と向いている方を詳しく解説します。

かゆみ・膨疹がつらい方には抗ヒスタミン成分含有の内服薬

全身のかゆみや広範囲の膨疹が気になる方には、抗ヒスタミン成分を含む内服薬がおすすめです。

内服薬は体の内側からヒスタミンの働きをブロックするため、広い範囲の症状に対応できるのが強みです。

市販の蕁麻疹向け内服薬にはアゼラスチン塩酸塩やクロルフェニラミンマレイン酸塩、ジフェンヒドラミン塩酸塩などの抗ヒスタミン成分が配合されています。

製品によって1日の服用回数や対象年齢が異なるため、生活スタイルに合わせて選びましょう。
ただし、眠気が出やすい成分もあるため、車の運転や機械操作をする方は注意が必要です。

第一世代?第二世代?抗ヒスタミン薬の選び方は以下の記事もチェック↓


かゆみを局所的に抑えたい方にはかゆみ止め成分含有の塗り薬

特定の部位にかゆみが集中している方には、塗り薬が適しています。

ジフェンヒドラミンやリドカインなどの成分が患部に直接はたらき、かゆみをすばやく鎮めます。

軟膏、クリーム、ローション、ジェルなどの剤形があるため、塗る部位の広さや好みのテクスチャーに合わせて選べるのもメリット。
軟膏は保護力が高く乾燥しやすい部位に、ローションは広い面積に塗りやすいのが特徴です。

内服薬との併用も可能なので、広範囲の症状には内服薬、局所的なかゆみには塗り薬と使い分けるのもよいでしょう。

体質改善を目指す方には漢方・生薬配合薬

繰り返す蕁麻疹に悩んでいる方や、体質から見直したい方には漢方薬・生薬配合薬も選択肢の一つです。

十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)は皮膚の炎症やかゆみに用いられる代表的な漢方薬で、10種類の生薬が体内の「毒」を排出し、化膿しやすい体質の改善が期待できます。
また、生薬にカルシウムやビタミンなどの栄養成分を配合した製品もあり、アレルギー体質の改善を目的とした長期的な服用に向いています。

漢方薬は効果が出るまでに時間がかかる場合がありますが、穏やかに体質へはたらきかけるのが特徴です。
顆粒タイプと錠剤タイプがあるので、飲みやすさで選ぶのもよいでしょう。

より詳しい症状別に漢方薬を選びたい方は以下の記事もチェック↓


【結論】選び方のまとめ

急なかゆみや膨疹を内側からしっかり抑えたいなら抗ヒスタミン内服薬、部分的なかゆみにすばやく対処したいなら塗り薬、繰り返す症状を体質から改善したいなら漢方薬が向いています。

症状の程度や範囲に応じて、内服薬と塗り薬を組み合わせて使うのも効果的です。
いずれの場合も添付文書をよく読み、用法・用量を守って使用しましょう。

使用しても改善しない場合は早めに皮膚科を受診してください。

【薬剤師厳選】寒冷蕁麻疹市販薬おすすめ 12選

薬剤師 佐藤 孝汰さん厳選

ここからは、寒冷蕁麻疹のかゆみや膨疹におすすめの市販薬を、内服薬・塗り薬・漢方薬の3カテゴリに分けて紹介します。
先ほど解説した選び方をもとに、症状の程度や使いやすさを考慮して自分に合った市販薬を見つけてみてください。

薬剤師の画像

薬剤師 佐藤 孝汰さん 厳選

寒冷蕁麻疹市販薬おすすめ 12選を比較
該当項目:
該当項目:
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商品名 画像 最安値 商品リンク 薬剤師コメント 剤型・形状

池田模範堂

ムヒAZ錠 12錠

720

送料:別

1日2回で蕁麻疹のかゆみに

錠剤

ロート製薬

ジンマート錠 14錠

1,157

送料:別

蕁麻疹・かゆみの専用内服薬

錠剤

第一三共ヘルスケア

アレルギール錠 110錠

594

送料:要確認

皮膚のかゆみ・鼻炎にも対応

錠剤

興和

レスタミンコーワ糖衣錠 120錠

887

送料:別

蕁麻疹・かゆみにしっかり効く

糖衣錠

ロート製薬

メンソレータムジンマート 15g

777

送料:別

蕁麻疹のかゆみに塗る治療薬

クリーム

興和

新レスタミンコーワ軟膏 30g

495

送料:要確認

かゆみにやさしく塗れる軟膏

軟膏

佐藤製薬

タクトローション 45ml

429

送料:要確認

広範囲に塗りやすいローション

ローション

小林製薬

ラナケイン冷感ジェル 30g

635

送料:別

ジェルでかゆみをすばやく鎮める

ジェル

ツムラ

ツムラ漢方 十味敗毒湯 エキス顆粒 20包
4987138390066

1,301

送料:別

皮膚トラブルの定番漢方薬

顆粒

クラシエ薬品

漢方セラピー十味敗毒湯 96錠

1,513

送料:要確認

錠剤で飲める十味敗毒湯

錠剤

興和

小粒タウロミン 200錠

658

送料:要確認

生薬+栄養成分でアレルギーに

小粒錠剤

佐藤製薬

スラジンA 24錠

503

送料:別

漢方+抗ヒスタミンの複合処方

錠剤




ここからは

薬剤師 佐藤 孝汰さん

薬剤師 佐藤 孝汰さんが 選んだ薬を詳しく解説



かゆみ・膨疹がつらい方におすすめ 抗ヒスタミン内服薬 4選

蕁麻疹のかゆみや膨疹を体の内側から抑えたい方には、抗ヒスタミン成分配合の内服薬がおすすめです。
広範囲に症状が出ているときや、塗り薬では対処しきれないときに頼れる選択肢。
服用回数や対象年齢が異なるため、比較して選びましょう。

薬剤師おすすめ

1日2回で蕁麻疹のかゆみに
池田模範堂
ムヒAZ錠 12錠
かゆみ・膨疹がつらい方に
  1. 蕁麻疹向け
  2. 1日2回服用
  3. 抗アレルギー作用

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • 蕁麻疹のかゆみを早く抑えたい方に
  • 1日2回の服用で対処したい方に

抗アレルギー成分アゼラスチン塩酸塩が、ヒスタミンの放出を抑えるとともにヒスタミンの受容体への結合もブロック。蕁麻疹のかゆみや膨疹に1日2回の服用で効果を発揮します。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) アゼラスチン塩酸塩
効果・効能 蕁麻疹、湿疹・かぶれによるかゆみ、鼻炎
用法・用量 成人(15歳以上)1回1錠、1日2回(朝・夕)食後に水またはぬるま湯で服用
剤形・形状 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 要相談
使用が可能な年齢 15歳以上
抗ヒスタミン成分
眠くなりにくい
ステロイド成分 ×

薬剤師おすすめ

蕁麻疹・かゆみの専用内服薬
ロート製薬
ジンマート錠 14錠
かゆみ・膨疹がつらい方に
  1. 蕁麻疹専用
  2. 複合成分配合
  3. 7歳から服用可

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • 蕁麻疹や湿疹のかゆみが気になる方に
  • 複合的な成分で対処したい方に

眠くなりにくい第二世代抗ヒスタミン成分メキタジンを配合。蕁麻疹のかゆみをしっかり抑えながら、日中の眠気が気になりにくい処方です。ビタミンB2・B6も含み、1日2回の服用で効果を発揮します。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) メキタジン、リボフラビン(ビタミンB2)、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)、ニコチン酸アミド
効果・効能 じんましん、湿疹・かぶれによるかゆみ、鼻炎
用法・用量 成人(15才以上):
1日2回(朝・夕)、1回1錠を水またはお湯で服用してください。
剤形・形状 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 要相談
使用が可能な年齢 15歳以上
抗ヒスタミン成分
眠くなりにくい
ステロイド成分 ×

薬剤師おすすめ

皮膚のかゆみ・鼻炎にも対応
第一三共ヘルスケア
アレルギール錠 110錠
かゆみ・膨疹がつらい方に
  1. 蕁麻疹・鼻炎に
  2. 大容量110錠
  3. グリチルリチン酸配合

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • 蕁麻疹と鼻炎の両方に対処したい方に
  • 大容量でコスパよく使いたい方に

クロルフェニラミンマレイン酸塩に加え、皮膚の炎症を抑えるグリチルリチン酸カリウムを配合。蕁麻疹や湿疹によるかゆみだけでなく、鼻炎の症状にも対応する内服薬です。大容量110錠入りでコストパフォーマンスにも優れています。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) クロルフェニラミンマレイン酸塩 、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)、グリチルリチン酸カリウム、グルコン酸カルシウム水和物
効果・効能 蕁麻疹、湿疹・かぶれによるかゆみ、鼻炎、皮膚のかゆみ
用法・用量 成人(15歳以上)1回3錠、1日2~3回 水又はお湯で服用
剤形・形状 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 要相談
使用が可能な年齢 4歳以上
抗ヒスタミン成分
眠くなりにくい ×
ステロイド成分 ×

薬剤師おすすめ

蕁麻疹・かゆみにしっかり効く
興和
レスタミンコーワ糖衣錠 120錠
かゆみ・膨疹がつらい方に
  1. 糖衣錠で飲みやすい
  2. 120錠の大容量
  3. 蕁麻疹・鼻炎に

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • しっかりかゆみを抑えたい方に
  • 飲みやすい糖衣錠を選びたい方に

有効成分ジフェンヒドラミン塩酸塩が蕁麻疹や湿疹のかゆみをしっかり抑えます。糖衣錠で飲みやすく、120錠入りで経済的。皮膚のかゆみ、鼻炎にも使える汎用性の高い抗ヒスタミン薬です。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) ジフェンヒドラミン塩酸塩
効果・効能 蕁麻疹、湿疹・かぶれによるかゆみ、鼻炎
用法・用量 成人(15歳以上)1回3錠、1日3回
剤形・形状 糖衣錠
妊娠中・授乳中の使用 要相談
使用が可能な年齢 5歳以上
抗ヒスタミン成分
眠くなりにくい ×
ステロイド成分 ×

局所的なかゆみに塗って対処したい方におすすめ かゆみ止め塗り薬 4選

特定の部位のかゆみをすばやく鎮めたい方には、患部に直接塗るかゆみ止め外用薬がおすすめです。
内服薬のような眠気の心配が少なく、仕事中や外出先でも使いやすいのがメリット。
軟膏・クリーム・ローション・ジェルなど、さまざまなタイプが販売されています。

薬剤師おすすめ

蕁麻疹のかゆみに塗る治療薬
ロート製薬
メンソレータムジンマート 15g
局所的なかゆみに
  1. 蕁麻疹向け外用薬
  2. ステロイド無配合
  3. クリームタイプ

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • 蕁麻疹のかゆみを塗って抑えたい方に
  • ステロイドを使いたくない方に

ジフェンヒドラミンとリドカインのダブル処方で、蕁麻疹のかゆみをすばやく鎮めるクリームタイプの塗り薬です。酸化亜鉛が皮膚を保護し、症状の悪化を防ぎます。ステロイド無配合で、蕁麻疹向けに設計された外用薬です。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) ジフェンヒドラミン(2%)、リドカイン(2%)、酸化亜鉛(5%)ほか
効果・効能 蕁麻疹、湿疹、かぶれ、かゆみ、虫さされ
用法・用量 1日数回、適量を患部に塗布
剤形・形状 クリーム
妊娠中・授乳中の使用 要相談
使用が可能な年齢 記載なし
抗ヒスタミン成分 ○(外用)
眠くなりにくい
ステロイド成分 ×

薬剤師おすすめ

かゆみにやさしく塗れる軟膏
興和
新レスタミンコーワ軟膏 30g
局所的なかゆみに
  1. 軟膏タイプ
  2. ステロイド無配合
  3. ジフェンヒドラミン配合

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • 肌にやさしい軟膏を選びたい方に
  • 幅広いかゆみに対処したい方に

抗ヒスタミン成分ジフェンヒドラミン塩酸塩1%配合の軟膏タイプの塗り薬です。のびがよく、患部にやさしく塗れます。ステロイド無配合で、蕁麻疹や湿疹、かぶれなど幅広い皮膚のかゆみに使用できます。

分類 第3類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) ジフェンヒドラミン塩酸塩(2%)
効果・効能 蕁麻疹、湿疹、かぶれ、かゆみ、虫さされ、ただれ
用法・用量 1日数回、適量を患部に塗布
剤形・形状 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 要相談
使用が可能な年齢 記載なし
抗ヒスタミン成分 ○(外用)
眠くなりにくい
ステロイド成分 ×

薬剤師おすすめ

広範囲に塗りやすいローション
佐藤製薬
タクトローション 45ml
局所的なかゆみに
  1. ローションタイプ
  2. べたつきにくい
  3. 広範囲に塗りやすい

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • 広い範囲にかゆみが出る方に
  • べたつかない塗り薬が好みの方に

ジフェンヒドラミン塩酸塩配合のローションタイプで、広い範囲のかゆみにさっと塗れるのが特徴です。べたつきが少なく、背中や腕など広い部位にも使いやすい剤形。酸化亜鉛配合で患部を保護する効果もあります。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) ジフェンヒドラミン塩酸塩(2%)、酸化亜鉛ほか
効果・効能 あせも、かぶれ、かゆみ、湿疹、蕁麻疹、ただれ、虫さされ
用法・用量 1日数回、適量を患部に塗布
剤形・形状 ローション
妊娠中・授乳中の使用 要相談
使用が可能な年齢 記載なし
抗ヒスタミン成分 ○(外用)
眠くなりにくい
ステロイド成分 ×

薬剤師おすすめ

ジェルでかゆみをすばやく鎮める
小林製薬
ラナケイン冷感ジェル 30g
局所的なかゆみに
  1. ジェルタイプ
  2. リドカイン配合
  3. さらっとした使用感

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • さらっとしたジェルタイプが好みの方に
  • すばやくかゆみを抑えたい方に

リドカインとジフェンヒドラミン塩酸塩を配合し、かゆみをすばやく鎮めるジェルタイプの外用薬です。さらっとしたテクスチャーで衣服の下にも塗りやすいのがポイント。なお寒冷蕁麻疹の方は冷感刺激に注意が必要なため、少量から様子を見て使用してください。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) リドカイン(2%)、ジフェンヒドラミン塩酸塩(1%)ほか
効果・効能 かゆみ、かぶれ、湿疹、虫さされ、蕁麻疹
用法・用量 1日数回、適量を患部に塗布
剤形・形状 ジェル
妊娠中・授乳中の使用 要相談
使用が可能な年齢 記載なし
抗ヒスタミン成分 ○(外用)
眠くなりにくい
ステロイド成分 ×

体質から改善したい方におすすめ 漢方・生薬配合薬 4選

繰り返す蕁麻疹を体質から見直したい方には、漢方薬や生薬配合の内服薬がおすすめです。
即効性よりも穏やかな体質改善を重視したい方に向いています。
顆粒・錠剤など飲みやすい剤形もあり、漢方の味が苦手な方でも続けやすい製品がそろっています。

薬剤師おすすめ

皮膚トラブルの定番漢方薬
4987138390066
ツムラ
ツムラ漢方 十味敗毒湯 エキス顆粒 20包
体質から改善したい方に
  1. 十味敗毒湯
  2. 顆粒タイプ
  3. 10種の生薬配合

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • 繰り返す蕁麻疹を漢方で改善したい方に
  • 顆粒タイプが飲みやすい方に

十味敗毒湯は、化膿性の皮膚疾患や蕁麻疹に広く用いられる漢方薬です。荊芥・防風・独活など10種類の生薬が体内の「毒」を排出し、皮膚の炎症やかゆみにはたらきかけます。顆粒タイプで飲みやすく、繰り返す皮膚トラブルの体質改善を目指す方に適しています。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 十味敗毒湯エキス(2.0g/1包中)〔荊芥・防風・柴胡・桔梗・川芎・独活・茯苓・甘草・生姜・樸樕〕
効果・効能 化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期、蕁麻疹、湿疹・皮膚炎
用法・用量 成人(15歳以上)1回1包、1日2回食前に水またはぬるま湯で服用
剤形・形状 顆粒
妊娠中・授乳中の使用 要相談
使用が可能な年齢 2歳以上
抗ヒスタミン成分 ×
眠くなりにくい
ステロイド成分 ×

薬剤師おすすめ

錠剤で飲める十味敗毒湯
クラシエ薬品
漢方セラピー十味敗毒湯 96錠
体質から改善したい方に
  1. 錠剤タイプ
  2. 十味敗毒湯
  3. 漢方の味が苦手な方に

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • 漢方の味が苦手で錠剤がよい方に
  • 皮膚トラブルの初期に対処したい方に

十味敗毒湯を飲みやすい錠剤に仕上げた製品です。漢方薬の味やにおいが苦手な方でも手軽に続けられます。蕁麻疹や湿疹など皮膚疾患の初期に用いられ、生薬の力で皮膚の炎症を穏やかに改善します。96錠入りで約12日分です。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 十味敗毒湯エキス(成人1日量8錠中)
効果・効能 化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期、蕁麻疹、湿疹・皮膚炎
用法・用量 成人(15歳以上)1回4錠、1日2回食前または食間に水またはぬるま湯で服用
剤形・形状 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 要相談
使用が可能な年齢 5歳以上
抗ヒスタミン成分 ×
眠くなりにくい
ステロイド成分 ×

薬剤師おすすめ

生薬+栄養成分でアレルギーに
興和
小粒タウロミン 200錠
体質から改善したい方に
  1. 生薬+ビタミン配合
  2. 小粒で飲みやすい
  3. 体質改善に

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • アレルギー体質を改善したい方に
  • 生薬と栄養成分を一緒に摂りたい方に

アレルギー性の皮膚炎や鼻炎に有効な生薬に、カルシウム、ビタミン、アミノ酸などの栄養成分を配合した内服治療薬です。小粒の錠剤で飲みやすく、皮膚のかゆみや蕁麻疹にはたらきかけます。体質改善を目的とした長期の服用にも向いています。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) ヨクイニン末、カンゾウ末、クロルフェニラミンマレイン酸塩ほか(生薬・ビタミン・カルシウム等複合処方)
効果・効能 湿疹、皮膚炎、蕁麻疹、皮膚のかゆみ、鼻炎
用法・用量 成人(15歳以上)
1回12錠、1日3回
剤形・形状 小粒錠剤
妊娠中・授乳中の使用 要相談
使用が可能な年齢 3歳以上
抗ヒスタミン成分
眠くなりにくい ×
ステロイド成分 ×

薬剤師おすすめ

漢方+抗ヒスタミンの複合処方
佐藤製薬
スラジンA 24錠
体質から改善したい方に
  1. 漢方+抗ヒスタミン
  2. 茵チン蒿湯配合
  3. 蕁麻疹向け

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • 西洋薬と漢方の両方で対処したい方に
  • 蕁麻疹に特化した薬を探している方に

抗ヒスタミン成分クロルフェニラミンマレイン酸塩と、蕁麻疹に効果のある漢方処方・茵チン蒿湯(いんちんこうとう)乾燥エキスを配合した複合タイプの内服薬です。西洋薬と漢方のダブルアプローチで蕁麻疹のかゆみにはたらきかけます。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) クロルフェニラミンマレイン酸塩、dl-メチルエフェドリン塩酸塩、茵チン蒿湯乾燥エキス
効果・効能 蕁麻疹、湿疹、かゆみ、かぶれ
用法・用量 成人(15歳以上)1回1錠、1日3回食後に服用
剤形・形状 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 要相談
使用が可能な年齢 15歳以上
抗ヒスタミン成分
眠くなりにくい ×
ステロイド成分 ×

ポイントや注意点について


寒冷蕁麻疹に市販薬を使用する際は、いくつかの注意点を知っておくのが大切です。

市販の抗ヒスタミン内服薬には眠気などの副作用があるため、服用タイミングには配慮が必要になります。
市販薬はあくまで一時的な症状緩和を目的とした薬であり、漫然と長期間使い続けることは推奨されていません。
ここでは、副作用の具体的な内容や長期使用時の受診目安、そして薬に頼らない日常生活での予防策について詳しく解説します。

眠気や口渇などの副作用

市販の抗ヒスタミン内服薬は、眠気や口の渇き、倦怠感などの副作用が出ることがあります。

特に、第1世代の抗ヒスタミン薬(ジフェンヒドラミン、クロルフェニラミンなど)は脳に移行しやすく眠気が出やすいため、服用後は車の運転や危険をともなう機械の操作は避けてください。
仕事中や外出先で服用する場合は、服用タイミングにも配慮するとよいでしょう。

塗り薬の場合は全身性の副作用は少ないですが、まれに塗った部分に赤みやかぶれが出ることがあります。異常を感じたら使用を中止してください。

長期・頻回発症時の対応

市販薬は一時的な症状緩和を目的としたものであり、長期連用を前提とした薬ではありません。

添付文書に記載された期間(一般的に5~6日程度)を超えても改善しない場合や、毎日のように症状が出る場合は、自己判断で服用を続けず皮膚科を受診してください。

慢性的な蕁麻疹の場合、数週間以上の治療が必要になることがあります。

病院では、市販薬よりも眠気の少ない第2世代抗ヒスタミン薬の処方や、症状に応じた増量・薬の変更など、きめ細かな治療を受けることができます。

対策|防寒・生活上の工夫

薬に頼るだけでなく、日常生活での予防も寒冷蕁麻疹対策には欠かせません。

冬場は手袋、マフラー、耳当てなどで肌の露出を減らし、外出前には保湿クリームで肌のバリア機能を整えておくのもよいでしょう。

冷たい飲食物はできるだけ避け、常温以上のものを選ぶのもポイントです。
入浴時はぬるめのお湯(38~40℃程度)にゆっくり浸かり、急に冷水を浴びないようにしましょう。

エアコンの設定温度にも気を配り、室内外の温度差をできるだけ小さくする工夫が効果的です。
運動時も急に冷えないようウォームアップを十分に行いましょう。


『寒冷蕁麻疹』『市販』に関するQ&A


『寒冷蕁麻疹』『市販』に関するQ&A

寒冷蕁麻疹と市販薬について、読者の方からよく寄せられる疑問をQ&A形式でまとめました。
「市販薬だけで治るのか」「予防的に薬を飲んでよいのか」「病院ではどんな治療をするのか」など、気になるポイントを確認しておきましょう。

寒冷蕁麻疹は市販薬だけで治る?
寒冷蕁麻疹を市販薬だけで完治させることは難しいです。
市販薬はあくまでかゆみや膨疹を一時的に抑えるためのものであり、蕁麻疹が起こる体質そのものを治す効果はありません。

寒冷蕁麻疹そのものは寒冷刺激を避けることが基本の対策であり、症状が繰り返す場合は皮膚科で体質や重症度に合った治療方針を相談することが大切です。
予防目的で薬を飲んでいい?
市販の抗ヒスタミン薬を予防目的で毎日飲み続けることは推奨されていません。
市販薬は、症状が出たときに使うのが基本的な使い方です。

寒冷蕁麻疹が頻繁に起こるために予防的な服用が必要と感じる場合は、自己判断ではなく医師に相談したうえで処方薬を使うほうが適切です。
日常的には防寒対策や温度変化を避けるなど、薬に頼らない予防を心がけましょう。
病院ではどんな治療をする?
皮膚科では、一般的に第2世代の抗ヒスタミン薬(フェキソフェナジン、ロラタジンなど)が第一選択として処方されます。

市販薬より眠気が出にくいのが特徴で、症状に応じて増量や薬の変更が可能です。
重症例では専門的な治療が検討されることもあります。

まずは皮膚科を受診し、適切な治療方針を相談しましょう。

まとめ


まとめ

寒冷蕁麻疹は、冷えがきっかけで起こる蕁麻疹の一種です。
軽い症状であれば、市販の抗ヒスタミン内服薬やかゆみ止め塗り薬で対処できます。体質改善を目指す場合は漢方薬も選択肢になります。

内服薬と塗り薬を上手に使い分けることで、より効果的な対処が可能です。
ただし、市販薬はあくまで一時的な症状緩和が目的。

全身に症状が広がる場合や、呼吸困難などの重い症状がある場合、5~6日使用しても改善しない場合は速やかに皮膚科を受診しましょう。
日頃から防寒対策を徹底し、急激な温度変化を避けることが予防の基本です。

※掲載内容は執筆時点での情報です。

  • 佐藤 孝汰 薬剤師

    執筆・監修者

    公立病院の薬剤師として勤務後、調剤薬局で1年間勤務。現在は老健施設併設型の病院で勤務。

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