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慢性胃炎に市販薬は効く?ムカムカが続く...胃の不調が続く人へ|使える薬・使えない薬を解説【薬剤師執筆】

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2026/2/24
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「胃のムカムカが続く」、「食後に胃が重い感じが取れない」、「市販の胃薬を飲んでもスッキリしない」──
このような不調が長く続き、『慢性胃炎』という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

一方で、
「慢性胃炎に市販薬は効くの?」
「どの胃薬を選べばいいのか分からない」
「このまま飲み続けて大丈夫なのか不安」
と感じて検索している方も少なくありません。

市販薬の中には、慢性胃炎に伴う胃もたれ・ムカムカ・胃痛といった症状を一時的に和らげる目的で使える薬があります。
一方で、症状や背景によっては、市販薬を使わず医療機関での受診や検査を優先すべきケースもあります。

この記事では、薬剤師の視点から
✓ 慢性胃炎に市販薬はどこまで使えるのか
✓ 症状別に見た市販薬の選び方
✓ 使える薬」と「使えない薬」の違い
✓ 受診を考えるべき目安
を整理し、慢性胃炎で悩む方が判断に迷わないための情報を分かりやすく解説します。

「なんとなく胃の調子が悪い状態」が続いている方は、ぜひ最後まで参考にしてください。

くすりの窓口医師・薬剤師が
選んだ市販薬を紹介

  • 経験① 現場でよく聞かれる質問
    経験① 現場でよく聞かれる質問
    現場で聞かれる薬の効果や副作用、飲み合わせの注意点等をご説明します。
  • 経験② 現場で教える医薬品
    経験② 現場で教える医薬品
    悩みに合った薬や普段から自分が案内する薬など、現場で案内するものを教えます。
  • 視点① ユーザー目線で解説
    視点① ユーザー目線で解説
    実際にどう使うのかや、ユーザー目線で
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  • 医師・薬剤師が悩みにお答えします!

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慢性胃炎に市販薬は効く?


薬剤師

根本 真吾さんのコメント

慢性胃炎に市販薬が効くのか気になっている方も多いでしょう。
結論から言うと、慢性胃炎そのものの原因や胃の状態を評価し、治療することを目的とした市販薬はありません。

市販の胃薬は、慢性胃炎に伴って起こりやすい胃もたれやムカムカ、胃痛といった症状を一時的に和らげるためのものです。
ただし、市販薬の中には、効能効果に「慢性胃炎」と記載された漢方薬もあり、慢性的な胃の不快感を対象として用いられます。
とはいえ、これらも検査や原因に基づく治療を代替するものではありません。

症状が長引く場合や市販薬で改善しない場合は、受診や検査を検討することが大切です。


慢性胃炎とは?市販薬を使う前に知っておきたい基礎知識


慢性胃炎という言葉はよく使われますが「どんな状態なのか」、「なぜ市販薬だけでは不十分なのか」を正しく理解している方は多くありません。

市販薬を検討する前に、慢性胃炎について整理しておくことが重要です。

慢性胃炎は、胃の不調が一時的ではなく、長期間にわたって続いている状態を指す言葉として使われます。
症状としては、胃もたれ、ムカムカ、胃の重さ、軽い胃痛などが続くことが多く、強い痛みが出にくいため「様子見」が長引きやすい点が特徴です。

この章では、

✓ 慢性胃炎でよくみられる症状の傾向
✓ 急性胃炎との違い
✓ なぜ市販薬だけでは対応しきれないのか
✓ 受診や検査を考える目安


を順に解説していきます。

これらを理解したうえで市販薬を選ぶことで、自己判断による使いすぎや見逃しを防ぐことにつながります。

慢性胃炎の主な原因と症状

慢性胃炎は、胃の不調が長期間にわたって続いている状態として用いられる言葉です。

医療機関では検査結果などを踏まえて判断されますが、日常的には「胃の調子が慢性的に悪い状態」を指して使われることもあります。

一般的に、慢性胃炎の背景として関与が考えられる要素には、次のようなものがあります。

✓ ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)の感染
✓ 加齢による胃の働きや粘膜の変化
✓ ストレスなどによる胃の不調が続いている
✓ 胃潰瘍の治癒・再発などの胃のトラブルを繰り返している


こうした状態では、次のような症状がみられることがあります。

✓ 胃もたれ、胃の重さ
✓ ムカムカする感じ
✓ 食後の不快感
✓ 空腹時や食後の軽い胃痛
✓ 食欲がわきにくい


慢性胃炎の特徴は、症状が強く出ないことも多く、我慢できてしまう点です。
そのため、市販薬を使いながら様子を見る期間が長くなりやすい傾向があります。

急性胃炎との違い

慢性胃炎と混同されやすいものに「急性胃炎」があります。

どちらも胃の不調を指す言葉ですが、症状の出方や経過には違いがあります。

急性胃炎は、
✓ 比較的短期間で症状が現れる
✓ 胃痛や吐き気などが急に強く出ることがある
✓ きっかけがはっきりしている場合が多い
といった特徴があります。症状が強いため、早めに受診につながりやすい傾向があります。


一方、慢性胃炎は、

✓ はっきりしたきっかけが分からないまま不調が続く
✓ 強い痛みよりも、胃もたれやムカムカなどの不快感が中心
✓ 良くなったり悪くなったりを繰り返す


という経過をたどることが多いとされています。

慢性胃炎は「我慢できる症状」が続くため、市販薬で様子を見る期間が長くなりやすい点が大きな違いです。

なぜ市販薬だけでは治らないのか

市販の胃薬は、胃の不調を感じたときに手軽に使える一方で、慢性胃炎に対しては役割に限界があります。

その理由は、市販薬が原因や胃の状態を評価したうえで治療するものではないからです。

市販薬の多くは、

✓ 胃酸の影響を一時的に抑える
✓ 胃の粘膜を守る
✓ 胃の働きや消化を助ける


といった症状緩和を目的としています。

そのため、胃もたれやムカムカが一時的に楽になることはあっても、胃の状態そのものが改善したかどうかは判断できません。

また、慢性胃炎では、不調の背景に別の要因(ピロリ菌感染)が関わっている可能性もあります。
市販薬を使い続けることで症状が目立たなくなり、受診や検査のタイミングを逃してしまうこともあります。

このような理由から、市販薬は「慢性胃炎を治すための薬」ではなく、症状がつらいときに一時的に用いる選択肢として考えることが大切です。

病院の受診や処方薬が必要な場合

慢性胃炎が疑われる状態でも、すべてのケースで直ちに受診が必要というわけではありません。

しかし、市販薬で様子を見るよりも、医療機関への相談を考えた方がよい状況もあります。

一般的に、次のような場合は受診を検討する目安になります。

✓ 胃の不調が長期間続いている
✓ 市販薬を使っても症状が改善しない
✓ 胃痛や不快感が以前より強くなっている
✓ 食事量が減る状態が続いている
✓ 健診で胃の再検査を求められている


このようなケースでは、検査などを行ったうえで、状態に応じた処方薬や対応(ピロリ菌の除菌など)が検討されることがあります。

慢性胃炎は症状が比較的軽く続くことも多いため、「もう少し様子を見よう」と判断しがちですが、受診のタイミングを逃さないことが大切です。

自宅でできるケア・対処法はある?

慢性胃炎が疑われる場合でも、日常生活の中で見直せるポイントはいくつかあります。

これらは市販薬の代わりになるものではありませんが、症状が悪化しにくい状態を保つ助けになることがあります。

例えば、次のような点が挙げられます。

✓ 食べ過ぎ・飲み過ぎを控える
✓ 食事の時間をできるだけ一定にする
✓ 胃に刺激になりやすい食事を控える
✓ 体調や疲れ具合に合わせて無理をしない
✓ 痛み止め(ロキソプロフェン等の非ステロイド性抗炎症薬 NSAIDs)の長期使用を避ける


慢性胃炎では、はっきりした痛みが出ないまま不調が続くことも多いため「今日は少し楽だから大丈夫」と放置しやすい傾向があります。

日々の生活を整えることは、市販薬を使う場合でも意識しておきたいポイントです。

漢方は使える?

市販薬の中には、効能効果に「慢性胃炎」や「急・慢性胃炎」と記載されている漢方薬があります。

これらは、慢性的な胃の不快感や胃もたれなどを対象に、体質や不調の出方を目安に選ばれるものです。

漢方薬は、

✓ 胃の調子を崩しやすい
✓ 冷えや疲れを感じやすい
✓ 不快感が長く続いている


といった状態に対して、症状の緩和を目的に用いられます。
ただし、漢方薬であっても、慢性胃炎の原因や胃の状態そのものを評価・治療するものではありません。

また、体質に合わない場合は効果を感じにくいこともあります。
服用しても改善がみられない場合や、違和感が出た場合は無理に続けないことが大切です。

この章で整理した内容を踏まえ、次の章では、慢性胃炎で市販薬を選ぶ際の具体的な考え方を解説していきます。


慢性胃炎市販薬の選び方


慢性胃炎市販薬の選び方

慢性胃炎で市販薬を選ぶ際に大切なのは、「慢性胃炎に効く薬」を探すことではなく、今つらい症状に合った薬を選ぶことです。

慢性胃炎では、

✓ 胃もたれが中心の方
✓ ムカムカや胸やけが気になる方
✓ 不快感が慢性的に続いている方


など、症状の出方に個人差があります。

市販薬は成分ごとに役割が異なるため、症状に合わない薬を選ぶと効果を感じにくくなります。

ここでは、慢性胃炎でよくみられる症状を3つのタイプに分け、それぞれにどの成分が選択肢になるのかを整理します。

胸やけ・胃酸逆流(酸っぱいげっぷ)・空腹時のムカムカがある方には胃酸の影響を抑える/中和する成分含有

胸やけや酸っぱいげっぷ、空腹時のムカムカなど、胃酸の刺激が前面に出ている場合には、胃酸の影響を抑えるタイプの市販薬が使われることがあります。

このタイプの市販薬は、

✓ 胃酸の働きを一時的に抑える
✓ 胃酸を中和して刺激を和らげる


といった作用を目的としています。

ただし、これらは慢性胃炎そのものを改善するものではなく、症状を和らげるための対症的な選択肢です。
症状が続く場合は、漫然と使い続けないことが重要です。

胃酸をおさえる薬の売れ筋ランキングは以下の記事をチェック↓


胃もたれ・胃の重さ・食後の不快感がある方には胃の働きや消化を助ける成分含有

慢性胃炎では、

✓ 食後に胃が重い
✓ 消化が進みにくい感じがする
✓ 少量でも胃が張る


といった胃の働きの低下を思わせる不調がみられることがあります。

この場合は、

✓ 胃の働きをサポートする成分
✓ 消化を助ける成分
✓ 胃の粘膜を保護する成分


を含む市販薬が選択肢になります。

「痛みよりも不快感が続く」という方は、胃酸を抑える薬よりも、このタイプが合う場合があります。

食べ過ぎに効く市販薬の詳しい解説はこちら↓


慢性症状と体質を同時に改善したい方には漢方成分含有

市販薬の中には、効能効果に「慢性胃炎」や「急・慢性胃炎」と記載された漢方薬があります。

これらは、慢性的な胃の不快感を対象に、体質や症状の傾向を目安に選ばれるものです。

漢方薬は、

✓ 冷えを感じやすい
✓ 胃腸が弱いと感じる
✓ ストレスで胃の調子を崩しやすい


といった状態を考慮して使われますが、原因や胃の状態を調べて治療するものではありません。

体質に合わなければ効果を感じにくいこともあるため、合わないと感じた場合は無理に続けないことが大切です。


【結論】選び方のまとめ

慢性胃炎で市販薬を選ぶ際は、次のように整理できます。

✓ 胸やけ・酸っぱいげっぷが強い
 → 胃酸の影響を抑える/中和する成分
✓ 胃もたれ・食後の重さが中心
 → 胃の働きや消化を助ける成分
✓ 慢性的な不快感が続いている
 → 効能効果に「慢性胃炎」と記載のある漢方薬

いずれの場合も、市販薬は症状を和らげるための手段であり、改善が見られない場合は受診目安を意識することが重要です。

【薬剤師厳選】慢性胃炎市販薬おすすめ 12選

薬剤師 根本 真吾さん厳選

慢性胃炎で市販薬を選ぶ際は、
「慢性胃炎に効く薬」を探すのではなく、今つらい症状に合った薬を選ぶことが重要です。

ここでは、前章で解説した
✓ 胸やけ・胃酸の刺激
✓ 胃もたれ・消化不良
✓ 慢性的な胃の不快感(漢方)
という3つのタイプに分けて、市販薬を紹介します。

薬剤師の画像

薬剤師 根本 真吾さん 厳選

慢性胃炎市販薬おすすめ 12選を比較
該当項目:
該当項目:
該当項目:
商品名 画像 最安値 商品リンク 薬剤師コメント 剤型・形状

第一三共ヘルスケア

ガスター10S錠 12錠

1,027

送料:要確認

つらい胸やけを抑える

錠剤

エーザイ

サクロン 32包

1,867

送料:無料

胃酸を中和し不快感緩和

細粒

ロート製薬

パンシロンキュアSP 30包

1,024

送料:無料

胃酸を抑えて不快感ケア

細粒

ライオン

スクラート胃腸薬(錠剤) 102錠

1,114

送料:要確認

胃酸と粘膜を同時に守る

錠剤

エーザイ

新セルベール整胃プレミアム〈細粒〉 24包

1,337

送料:別

弱った胃粘膜を修復

細粒

興和

キャベジンコーワαプラス
4987973125328
荒れた胃を守り整える

錠剤

太田胃散

太田胃散A<錠剤> 45錠

558

送料:別

消化を助け胃を整える

錠剤

小林製薬

イラクナ
4987072060964
胃の動きを整える

錠剤

太田胃散

太田漢方胃腸薬II 14包

689

送料:別

慢性胃炎の不快感に

細粒

ツムラ

ツムラ漢方安中散料エキス顆粒 10包

1,279

送料:別

冷えを伴う胃痛に安中散

顆粒

ツムラ

ツムラ漢方人参湯エキス顆粒 10包

1,168

送料:要確認

胃腸虚弱にツムラの人参湯が効果的

顆粒

クラシエ薬品

平 胃散 90H
平胃散エキスが胃もたれを整える

顆粒





ここからは

薬剤師 根本 真吾さん

薬剤師 根本 真吾さんが 選んだ薬を詳しく解説



胸やけ・胃酸の刺激が気になる方に胃酸を抑える/中和する成分配合 4選

空腹時にムカムカしたり、食後に胃の中がヒリヒリする感じがある場合、胃酸の影響が前面に出ている可能性があります。

このような症状に対しては、胃酸の働きを一時的に抑えたり、中和する成分を含む市販薬が選択肢になることがあります。

ここでは、胸やけや胃酸の刺激が気になる方に向けて、比較的使われることの多い市販薬を紹介します。

薬剤師おすすめ

つらい胸やけを抑える
第一三共ヘルスケア
ガスター10S錠 12錠
胸やけ・胃酸の刺激が気になる方に
  1. 胃酸分泌抑制
  2. H2ブロッカー
  3. 1日2回まで

こんな方におすすめ

薬剤師 根本 真吾さん
  • 胸やけが気になる方に
  • 空腹時のムカムカがある方に

有効成分ファモチジンが胃酸の分泌を抑え、胸やけや胃痛、もたれなどの症状を緩和します。

1回の服用で効果が持続するタイプで、胃酸の刺激が気になる方に用いられる第1類医薬品です。

分類 第1類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1日量中 ファモチジン10~20mg
効果・効能 胃痛、もたれ、胸やけ、むかつき
用法・用量 1回1錠、1日2回まで
口中で溶かして服用するか、水又はお湯で服用
剤形・形状 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:使用不可・授乳中:使用不可(あるいは服用中は授乳を避けること)
使用が可能な年齢 15歳以上80歳未満
胃酸分泌抑制成分
制酸成分 ×
胃粘膜保護成分 ×
眠くなる成分 ×
水なしで使用できるタイプ

薬剤師おすすめ

胃酸を中和し不快感緩和
エーザイ
サクロン 32包
最安値
1,867円(税込)
胸やけ・胃酸の刺激が気になる方に
  1. 制酸成分配合
  2. 胃粘膜保護成分配合
  3. 分包タイプ

こんな方におすすめ

薬剤師 根本 真吾さん
  • 胸やけが気になる方に
  • 胃酸による胃の不快感がある方に

胃酸を中和する成分に加え、胃粘膜を保護する成分を配合。

胸やけや胃痛、胃部不快感など、胃酸による刺激が気になる症状の緩和に用いられる胃腸薬です。

粉末タイプで服用しやすい製剤です。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1日量中 銅クロロフィリンカリウム 120mg、無水リン酸水素カルシウム 1,020mg、沈降炭酸カルシウム1,020mg、水酸化マグネシウム 960mg、ロートエキス 30mg
効果・効能 胸やけ、飲みすぎ、胃痛、胃酸過多、胃もたれ、胃部不快感、胃部膨満感、胃重、胸つかえ、げっぷ、はきけ(むかつき、胃のむかつき、二日酔・悪酔のむかつき、嘔気、悪心)、嘔吐
用法・用量 次の量を1日3回、食間および就寝前の空腹時に服用
成人(15歳以上):1回1包
8歳以上15歳未満:1回1/2包
※食間:食後2時間ほど経過し、胃の中に食べた物がほぼなくなっている状態
剤形・形状 細粒
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:要相談・授乳中:使用不可(あるいは服用中は授乳を避けること)
使用が可能な年齢 8歳以上
胃酸分泌抑制成分
制酸成分
胃粘膜保護成分
眠くなる成分 ×
水なしで使用できるタイプ ×

薬剤師おすすめ

胃酸を抑えて不快感ケア
ロート製薬
パンシロンキュアSP 30包
胸やけ・胃酸の刺激が気になる方に
  1. 胃酸分泌抑制
  2. 制酸成分配合
  3. 分包タイプ

こんな方におすすめ

薬剤師 根本 真吾さん
  • 胸やけがつらい方に
  • 胃酸によるムカムカがある方に

胃酸の分泌を抑える成分に加え、制酸成分や胃粘膜保護成分を配合。

胸やけや胃痛、もたれ、胃部不快感など、胃酸による刺激が気になる症状の緩和に用いられる分包タイプの胃腸薬です。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1日量中 水酸化マグネシウム 450mg、合成ヒドロタルサイト 780mg、沈降炭酸カルシウム 900mg、炭酸水素ナトリウム・・・240mg、アルジオキサ 150mg、
ピレンゼピン塩酸塩水和物 46.9mg、チンピ末 300mg
効果・効能 胃痛、胸やけ、胃酸過多、胃部不快感、胃部膨満感、もたれ(胃もたれ)、胃重、胸つかえ、げっぷ(おくび)、はきけ(むかつき、胃のむかつき、二日酔・悪酔のむかつき、嘔気、
悪心)、嘔吐、飲み過ぎ(過飲)
用法・用量 1回1包、1日3回食前または食後に服用
剤形・形状 細粒
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:使用不可・授乳中:要相談(あるいは服用中は授乳を避けること)
使用が可能な年齢 15歳以上
胃酸分泌抑制成分
制酸成分
胃粘膜保護成分
眠くなる成分 ×
水なしで使用できるタイプ ×

薬剤師おすすめ

胃酸と粘膜を同時に守る
ライオン
スクラート胃腸薬(錠剤) 102錠
胸やけ・胃酸の刺激が気になる方に
  1. 胃酸分泌抑制成分配合
  2. 制酸成分配合
  3. 胃粘膜保護成分配合

こんな方におすすめ

薬剤師 根本 真吾さん
  • 胸やけと胃痛の両方がある方に
  • 胃酸による刺激が続いている方に

胃酸分泌を抑えるロートエキスに加え、複数の制酸成分と胃粘膜保護成分スクラルファート水和物を配合。

胸やけや胃痛、胃部不快感など、胃酸による刺激を総合的に緩和する錠剤タイプの胃腸薬です。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1日量中
●上層(淡紫青色)
アズレンスルホン酸ナトリウム 6mg、L-グルタミン 400mg、炭酸水素ナトリウム 450mg、合成ヒドロタルサイト 375mg
●中層(淡褐色)
ロートエキス3倍散 90mg、ジアスメンSS 60mg、リパーゼAP6 60mg
●下層(白色)
スクラルファート水和物 1,500mg、合成ヒドロタルサイト 225mg
効果・効能 胃痛、もたれ(胃もたれ)、胸やけ、胃酸過多、げっぷ(おくび)、胃重、胃部膨満感、胃部不快感、胸つかえ、食べ過ぎ(過食)、消化不良、消化不良による胃部・腹部膨満感、消化促進、食欲不振(食欲減退)、飲み過ぎ(過飲)、はきけ(むかつき、二日酔・悪酔のむかつき、胃のむかつき、嘔気、悪心)、嘔吐
用法・用量 次の量を1日3回、食間および就寝前の空腹時に服用
成人(15歳以上):1回3錠
※食間:食後2時間ほど経過し、胃の中に食べた物がほぼなくなっている状態
剤形・形状 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:要相談・授乳中:使用不可(あるいは服用中は授乳を避けること)
使用が可能な年齢 15歳以上
胃酸分泌抑制成分
制酸成分
胃粘膜保護成分
眠くなる成分 ×
水なしで使用できるタイプ ×

胃もたれ・食後の重さが続く方に胃の働き・消化を助ける成分配合 4選

「食後に胃が重い」、「少量でも胃がもたれる感じが続く」このような不調が中心の場合、胃酸よりも胃の働きや消化の低下が関係していることがあります。

このタイプでは、胃酸を抑える薬よりも、胃の働きや消化をサポートする成分を含む市販薬が合う場合があります。

ここでは、胃もたれや食後の重さが気になる方に向けて、胃の働きを助けるタイプの市販薬を紹介します。

薬剤師おすすめ

弱った胃粘膜を修復
エーザイ
新セルベール整胃プレミアム〈細粒〉 24包
胃もたれ・食後の重さが続く方に
  1. 胃粘膜修復
  2. 整胃タイプ
  3. 分包細粒

こんな方におすすめ

薬剤師 根本 真吾さん
  • 胃もたれが続く方に
  • 食後の胃部不快感がある方に

有効成分テプレノンが胃粘膜の防御機能を高め、荒れた胃粘膜の修復を助けます。

胃もたれや食後の胃部不快感など、胃の調子が低下していると感じる場合に用いられる細粒タイプの胃腸薬です。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1日量中 テプレノン 150mg、ソウジュツ乾燥エキス 150mg、コウボク乾燥エキス 83.4mg、リパーゼAP6 14.7mg
効果・効能 胃もたれ、食べすぎ、食欲不振、胃部・腹部膨満感、胸やけ、飲みすぎ、はきけ(むかつき、嘔気、悪心)、嘔吐、胸つかえ
用法・用量 1回1包、1日3回食後に服用
剤形・形状 細粒
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:要相談・授乳中:記載なし
使用が可能な年齢 15歳以上
胃酸分泌抑制成分 ×
制酸成分 ×
胃粘膜保護成分
眠くなる成分 ×
水なしで使用できるタイプ ×

薬剤師おすすめ

荒れた胃を守り整える
4987973125328
興和
キャベジンコーワαプラス
胃もたれ・食後の重さが続く方に
  1. 胃粘膜修復成分配合
  2. 消化酵素配合
  3. 錠剤タイプ

こんな方におすすめ

薬剤師 根本 真吾さん
  • 食後の胃もたれがある方に
  • 胃の不快感が続いている方に

胃粘膜修復成分メチルメチオニンスルホニウムクロリド(MMSC)に加え、健胃生薬や消化酵素を配合。

胃もたれや食べ過ぎによる不快感、胃部膨満感などに用いられる錠剤タイプの胃腸薬です。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1日量中 メチルメチオニンスルホニウムクロリド 150.0mg、炭酸水素ナトリウム 600.0mg、水酸化マグネシウム 210.0mg、沈降炭酸カルシウム 1,340.0mg、ロートエキス3倍散 90.0mg、ソヨウ乾燥エキス 20.0mg、コウボク乾燥エキス 15.0mg、センブリ末 30.0mg、ビオヂアスターゼ2000 24.0mg、リパーゼAP12 15.0mg
効果・効能 胃部不快感、胃弱、もたれ、胃痛、食べ過ぎ、飲み過ぎ、胸やけ、
はきけ(むかつき、胃のむかつき、二日酔・悪酔のむかつき、嘔気、悪心)、嘔吐、食欲不振、消化不良、胃酸過多、げっぷ、胸つかえ、消化促進、胃部・腹部膨満感、胃重
用法・用量 次の量を1日3回毎食後に服用
成人(15歳以上):1回2錠
8歳以上15歳未満:1回1錠
剤形・形状 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:要相談・授乳中:使用不可(あるいは服用中は授乳を避けること)
使用が可能な年齢 8歳以上
胃酸分泌抑制成分
制酸成分
胃粘膜保護成分
眠くなる成分 ×
水なしで使用できるタイプ ×

薬剤師おすすめ

消化を助け胃を整える
太田胃散
太田胃散A<錠剤> 45錠
胃もたれ・食後の重さが続く方に
  1. 制酸成分配合
  2. 健胃生薬配合
  3. 消化酵素配合

こんな方におすすめ

薬剤師 根本 真吾さん
  • 食べ過ぎで胃が重い方に
  • 胃もたれが続いている方に

制酸成分と健胃生薬、消化酵素をバランスよく配合。胃酸を中和しながら消化を助け、胃もたれや胃部不快感、食べ過ぎによる症状の緩和に用いられる錠剤タイプの胃腸薬です。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1日量中 リパーゼAP6 60mg、プロザイム6 30mg、ビオヂアスターゼ1000 60mg、ウルソデオキシコール酸 12.6mg、炭酸水素ナトリウム1,530mg、合成ヒドロタルサイト 900mg、沈降炭酸カルシウム 270mg、ケイヒ油 10.40mg、レモン油 4.46mg、ウイキョウ油 1.65mg
効果・効能 胃もたれ、食べすぎ、胃痛、胸やけ、食欲不振、消化不良、消化促進、飲みすぎ、胃酸過多、胸つかえ、胃部不快感、胃部・腹部膨満感、胃弱、胃重、嘔吐、げっぷ、はきけ(胃のむかつき、二日酔・悪酔のむかつき、嘔気、悪心)
用法・用量 次の量を食後又は食間(就寝前を含む)に水又はぬるま湯で服用してください。ただし、食欲不振の場合は食前に服用してください。
成人(15歳以上):1回3錠
8~14歳:1回2錠
5~7歳:1回1錠
※食間:食後2時間ほど経過し、胃の中に食べた物がほぼなくなっている状態
剤形・形状 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:要相談・授乳中:記載なし
使用が可能な年齢 5歳以上
胃酸分泌抑制成分 ×
制酸成分
胃粘膜保護成分 ×
眠くなる成分 ×
水なしで使用できるタイプ ×

薬剤師おすすめ

胃の動きを整える
4987072060964
小林製薬
イラクナ
胃もたれ・食後の重さが続く方に
  1. 胃腸運動調整
  2. 錠剤タイプ
  3. イトプリド配合

こんな方におすすめ

薬剤師 根本 真吾さん
  • 胃もたれが続いている方に
  • 胃の動きが悪いと感じる方に

有効成分イトプリド塩酸塩が胃腸の働きを活発にし、胃もたれや腹部の不快感を緩和します。

胃の動きが弱っていると感じる場合に用いられる錠剤タイプの胃腸薬です。

分類 第1類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1日量中 イトプリド塩酸塩 150mg
効果・効能 胃もたれ、胃部・腹部膨満感、食欲不振、胸やけ、はきけ、嘔吐
用法・用量 1回1錠、1日3回食後に服用
剤形・形状 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:使用不可・授乳中:要相談(あるいは服用中は授乳を避けること)
使用が可能な年齢 15歳以上
胃酸分泌抑制成分 ×
制酸成分 ×
胃粘膜保護成分 ×
眠くなる成分 ×
水なしで使用できるタイプ ×

慢性的な胃の不快感が続く方におすすめの漢方薬 4選

慢性的な胃の不快感や胃もたれなどに、体質や不調の出方を目安に選ばれる漢方薬があります。

漢方薬は、
✓ 胃の調子を崩しやすい
✓ 冷えや疲れを感じやすい
✓ 不快感が長く続いている
といった状態を考慮して使われますが、原因や胃の状態を調べて治療するものではありません。
体質に合わない場合は効果を感じにくいこともあります。

ここでは、慢性的な胃の不快感が続く方に向けて、効能効果の記載が確認できる漢方薬を紹介します。

薬剤師おすすめ

慢性胃炎の不快感に
太田胃散
太田漢方胃腸薬II 14包
慢性的な胃の不快感が続く方に
  1. 半夏瀉心湯
  2. 漢方製剤
  3. 分包タイプ

こんな方におすすめ

薬剤師 根本 真吾さん
  • 慢性的な胃の不快感がある方に
  • 胃のつかえ感が気になる方に

半夏瀉心湯を基にした漢方処方で、みぞおちのつかえや胃部不快感などに用いられます。

慢性的な胃の不調が続く場合の選択肢となる分包タイプの漢方薬です。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1日量中 安中散料加茯苓エキス 270mg(下記生薬のエキス:ブクリョウ(茯苓) 810mg、ケイヒ(桂皮) 486mg、エンゴサク(延胡索) 486mg、ボレイ(牡蛎) 486mg、ウイキョウ(茴香) 324mg、シュクシャ(縮砂) 324mg、カンゾウ(甘草) 324mg、リョウキョウ(良姜) 162mg)
効果・効能 体力中等度以下で、腹部は力がなくて、神経過敏で胃痛又は腹痛があって、ときに胸やけや、げっぷ、胃もたれ、食欲不振、はきけ、嘔吐などを伴うものの次の諸症:神経性胃炎、慢性胃炎、胃腸虚弱
用法・用量 次の量を1日3回食間(就寝前を含む)又は空腹時に服用
成人(15歳以上):1回1包
7~14歳:1回2/3包
剤形・形状 細粒
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:要相談・授乳中:記載なし
使用が可能な年齢 7歳以上
胃酸分泌抑制成分 ×
制酸成分 ×
胃粘膜保護成分 ×
眠くなる成分 ×
水なしで使用できるタイプ ×

薬剤師おすすめ

冷えを伴う胃痛に安中散
ツムラ
ツムラ漢方安中散料エキス顆粒 10包
慢性的な胃の不快感が続く方に
  1. 安中散
  2. 漢方製剤
  3. 顆粒タイプ

こんな方におすすめ

薬剤師 根本 真吾さん
  • 冷えると胃が痛む方に
  • 慢性的な胃部不快感がある方に

安中散を基にした漢方処方で、胃痛や胸やけ、胃部不快感などに用いられます。

冷えや虚弱傾向を伴う胃の不調が続く場合の選択肢となる顆粒タイプの漢方薬です。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1日量中 安中散料 3.75g(下記の割合の混合生薬の乾燥エキス0.75gを含有:日局ケイヒ 2.0g、日局カンゾウ 0.5g、日局エンゴサク 1.5g、日局シュクシャ 0.5g、日局ボレイ 1.5g、日局リョウキョウ 0.25g、日局ウイキョウ 0.75g)
効果・効能 体力中等度以下で、腹部は力がなくて、胃痛又は腹痛があって、ときに胸やけや、げっぷ、胃もたれ、食欲不振、はきけ、嘔吐などを伴うものの次の諸症:神経性胃炎、慢性胃炎、胃腸虚弱
用法・用量 次の量を1日2回食前に服用
成人(15歳以上):1回1包(1.875g)
7歳以上15歳未満:1回2/3包
4歳以上7歳未満:1回1/2包
2歳以上4歳未満:1回1/3包
剤形・形状 顆粒
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:要相談・授乳中:記載なし
使用が可能な年齢 2歳以上
胃酸分泌抑制成分 ×
制酸成分 ×
胃粘膜保護成分 ×
眠くなる成分 ×
水なしで使用できるタイプ ×

薬剤師おすすめ

胃腸虚弱にツムラの人参湯が効果的
ツムラ
ツムラ漢方人参湯エキス顆粒 10包
慢性的な胃の不快感が続く方に
  1. 人参湯
  2. 漢方製剤
  3. 顆粒タイプ

こんな方におすすめ

薬剤師 根本 真吾さん
  • 胃腸が弱いと感じる方に
  • 慢性的な胃の不調が続く方に

人参湯を基にした漢方処方で、胃腸が弱く、食欲不振や胃部不快感が続く場合に用いられます。

体力低下を伴う胃の不調の選択肢となる顆粒タイプの漢方薬です。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1日量中 人参湯3.75g(下記の割合の混合生薬の乾燥エキス1.25gを含有:日局カンキョウ 1.5g、日局ソウジュツ 1.5g、日局カンゾウ 1.5g、日局ニンジン 1.5g)
効果・効能 体力虚弱で、疲れやすくて手足などが冷えやすいものの次の諸症:胃腸虚弱、下痢、嘔吐、胃痛、腹痛、急・慢性胃炎
用法・用量 次の量を1日2回食前に服用
成人(15歳以上):1回1包(1.875g)
7歳以上15歳未満:1回2/3包
4歳以上7歳未満:1回1/2包
2歳以上4歳未満:1回1/3包
剤形・形状 顆粒
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:要相談・授乳中:記載なし
使用が可能な年齢 2歳以上
胃酸分泌抑制成分 ×
制酸成分 ×
胃粘膜保護成分 ×
眠くなる成分 ×
水なしで使用できるタイプ ×

薬剤師おすすめ

平胃散エキスが胃もたれを整える
クラシエ薬品
平 胃散 90H
慢性的な胃の不快感が続く方に
  1. 平胃散
  2. 漢方製剤
  3. 顆粒タイプ

こんな方におすすめ

薬剤師 根本 真吾さん
  • 胃もたれが続く方に
  • 慢性的な胃の不快感がある方に

平胃散を基にした漢方処方で、胃のもたれや消化不良、食欲不振などに用いられます。

飲み過ぎや食べ過ぎによる慢性的な胃の不快感に対応する顆粒タイプの漢方薬です。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1日量中 平胃散エキス 1,250mg(ソウジュツ 2.0g、コウボク・チンピ各1.5g、タイソウ1.0g、カンゾウ0.5g、ショウキョウ0.25gより抽出)
効果・効能 体力中等度以上で、胃がもたれて消化が悪く、ときにはきけ、食後に腹が鳴って下痢の傾向のある次の諸症:食べ過ぎによる胃のもたれ、急・慢性胃炎、消化不良、食欲不振
用法・用量 次の量を1日3回食前に服用
成人(15歳以上):1回1包(1.5g)
7歳以上15歳未満:1回2/3包
4歳以上7歳未満:1回1/2包
2歳以上4歳未満:1回1/3包
剤形・形状 顆粒
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:要相談・授乳中:記載なし
使用が可能な年齢 2歳以上
胃酸分泌抑制成分 ×
制酸成分 ×
胃粘膜保護成分 ×
眠くなる成分 ×
水なしで使用できるタイプ ×

ポイントや注意点について


薬剤師

根本 真吾さんのコメント

慢性胃炎が気になり市販薬を使う場合、「どの薬を選ぶか」だけでなく、「使い方・使う期間・やめどき」を意識することが重要です。
ここでは、慢性胃炎と市販薬を考えるうえで押さえておきたい注意点を整理します。

長期連用で注意すべき点

慢性胃炎は、強い痛みが出にくいことも多く、市販薬を飲みながら様子を見る期間が長くなりやすい傾向があります。

しかし、市販の胃薬は慢性胃炎を長期的に治療する目的で使い続ける薬ではありません。

長期間使い続けることで、次のようなリスクが考えられます。
✓ 症状が抑えられ、受診や検査の判断が遅れる
✓ 「効いている」と感じて原因の確認を先延ばしにしてしまう
✓ 薬を替えながら漫然と使い続けてしまう

市販薬で一時的に楽になっても、状態そのものが改善したとは限らない点には注意が必要です。

他の薬との飲み合わせ注意

慢性胃炎が気になる方の中には、他の薬を日常的に服用している方も少なくありません。

市販の胃薬を使う際は、次の点に注意しましょう。
✓ 同じ作用の胃薬を複数同時に使わない
✓ 処方薬を服用中の場合は、成分の重複に注意する
✓ 解熱鎮痛薬など、胃に負担がかかりやすい薬を使っている場合は特に注意する

飲み合わせによっては胃の不調が悪化したり、別の症状が出ることもあります。
不安がある場合は、購入時に薬剤師へ相談することが大切です。

医療機関を受診すべき症状の目安

慢性胃炎が疑われる場合でも、すべてのケースで直ちに受診が必要というわけではありません。

ただし、次のような状態がみられる場合は、受診目安として意識しておきましょう。
✓ 市販薬を使っても症状が改善しない
✓ 胃の不調が長期間続いている
✓ 胃痛や不快感が以前より強くなっている
✓ 食事量が減る状態が続いている

慢性胃炎は「我慢できる不調」が続きやすいため、気が付いた時には重症化していることがあります。
重症化を防ぐために受診のタイミングを逃さないことが重要です。


『慢性胃炎』『市販』に関するQ&A


『慢性胃炎』『市販』に関するQ&A

慢性胃炎や市販薬については、「どこまで市販薬で対応できるのか」、「いつ病院に行くべきか」など、判断に迷う場面が多くあります。
ここでは、よくある疑問をQ&A形式で整理します。

慢性胃炎は市販の胃薬で治りますか?
慢性胃炎そのものの原因や胃の状態を評価・治療することを目的とした市販薬はありません。
市販薬は、胃もたれ・ムカムカ・胃痛といった症状を "一時的に和らげる" 目的で使われます。

漢方薬の中には、効能効果に「慢性胃炎」と記載された製品もありますが、これらも検査や原因に基づく治療を代替するものではありません。
症状が続く場合は、受診目安を意識することが大切です。
毎日飲み続けても大丈夫?
慢性胃炎が気になるからといって、市販薬を毎日、長期間飲み続けることは勧められていません。

一時的に楽になることはありますが、症状を抑えているだけの可能性もあり、受診や検査の判断が遅れる原因になることがあります。

市販薬を使っても改善しない、あるいは飲まないと不安な状態が続く場合は、受診目安として考えましょう。
ピロリ菌検査は必要ですか?
慢性胃炎といわれたことがある方の中には、ピロリ菌について気になる方も多いでしょう。

一般的に、
✓ 胃の不調が長く続いている
✓ 市販薬で改善しない
といった場合には、医療機関で検査が検討されることがあります。
市販薬では、ピロリ菌の有無を確認したり、対応することはできません。

不安がある場合は、医療機関に相談することが一つの選択肢になります。

まとめ


まとめ

慢性胃炎が気になり、市販薬で楽にならないかと調べている方も多いでしょう。
しかし、慢性胃炎そのものの原因や胃の状態を評価・治療することを目的とした市販薬はありません。
市販薬は、胃もたれ・ムカムカ・胃痛など、慢性胃炎に伴って現れやすい症状を一時的に和らげるためのものです。
漢方薬の中には効能効果に「慢性胃炎」と記載されている製品もありますが、いずれも検査や原因に基づく治療を代替するものではありません。
市販薬を使っても改善しない場合や、不調が長引く場合は、受診目安を意識し、医療機関への相談を検討することが大切です。
慢性的な胃の不調を「いつものこと」とせず、本記事を参考にして、状況に応じた次の選択につなげていきましょう。

※掲載内容は執筆時点での情報です。

  • 根本 真吾 医薬品情報(DI)業務

    執筆・監修者

    薬剤師。開発業務受託機関に勤務後、保険薬局勤務を経て、2019年にDI業務に従事。国内外の医薬品情報を要約し、Webコンテンツを提供。病院や薬局、大学などを対象に営業も実施。また、オンライン服薬指導にも従事。2023年...

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