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包皮炎におすすめの市販薬12選!原因別の選び方と注意点を徹底解説【薬剤師執筆】

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2025/9/30
484,355
陰部の赤みやかゆみが続くと「包皮炎かも」と不安になりますが、受診には抵抗がある方も多いものです。実は市販薬で対応できるケースもあり、症状や原因に応じて適切な成分を選ぶことが大切です。本記事では、包皮炎の主なタイプや市販薬の選び方、使用時の注意点を薬剤師の視点で解説します。セルフケアで対応できる範囲と医療機関の受診が望ましい場面も整理しましたので、安心して対処の参考にしてください。

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  • 経験① 現場でよく聞かれる質問
    経験① 現場でよく聞かれる質問
    現場で聞かれる薬の効果や副作用、飲み合わせの注意点等をご説明します。
  • 経験② 現場で教える医薬品
    経験② 現場で教える医薬品
    悩みに合った薬や普段から自分が案内する薬など、現場で案内するものを教えます。
  • 視点① ユーザー目線で解説
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包皮炎とは?主な症状と原因


薬剤師

平 博子さんのコメント

包皮炎とは、陰部の包皮部分に炎症が起き、赤みやかゆみ、ヒリヒリした痛みを伴う状態を指します。
原因はさまざまで、細菌の繁殖によるもの、真菌(カンジダ)によるもの、石けんや汗・摩擦といった刺激によるものなどがあります。

軽度の症状なら自然に治まる場合もありますが、繰り返し発生したり症状が強く出る場合には、適切な対処が欠かせません。
まずは原因ごとの特徴を理解しておきましょう。

細菌性・カンジダ性・刺激性の違い

細菌性の包皮炎は、赤みや腫れに加えて膿や痛みが出やすいのが特徴です。

カンジダ性の場合は白いカスが付着し、強いかゆみを伴うことが多く見られます。
一方で刺激性は、汗や石けんなどの刺激、摩擦が原因で起こり、比較的軽症で自然に改善する場合もあります。
このように発生要因ごとに症状の特徴が異なるため、自己ケアを行う際には自分の症状を冷静に観察することが大切です。

性感染症との違いに注意

クラミジアや淋菌といった性感染症も陰部の炎症や分泌物を伴い、包皮炎と見分けがつきにくいケースがあります。

市販薬を使っても改善が見られない場合や、排尿時に強い痛みを感じる、発熱を伴うといった症状がある場合には性感染症が背景にある可能性があります。
誤った自己判断で対応を続けると悪化を招くこともあるため、こうしたサインがあるときは市販薬に頼らず、早めに医師へ相談することが望ましいです。

包皮炎におすすめの市販薬の選び方


包皮炎におすすめの市販薬の選び方

陰部の赤みやかゆみが続くと「包皮炎かも」と不安になりますが、受診には抵抗がある方も多いものです。
実は市販薬で対応できるケースもあり、症状や原因に応じて適切な成分を選ぶことが大切です。
本記事では、包皮炎の主なタイプや市販薬の選び方、使用時の注意点を薬剤師の視点で解説します。
セルフケアで対応できる範囲と医療機関の受診が望ましい場面も整理しましたので、安心して対処の参考にしてください。

かゆみが強い方には抗真菌薬

かゆみが強く、白い粉のようなカスが下着につく…そんなときは真菌が関わっているかもしれません。

その場合に候補となるのが抗真菌薬です。

テルビナフィンやブテナフィンなどの成分は、真菌の膜を壊して増えるのを抑える仕組みを持ちます。
水虫用として店頭に並んでいる薬の一部が陰部にも対応していますが、長引くときは無理せず病院へ。市販薬は「まず試す」程度に考えるのがよいでしょう。

赤みや膿がある方には抗菌薬

赤みが強く、膿まで見えると細菌が原因の可能性があります。

そうしたときは抗菌成分を含む薬が視野に入ります。例としては、バシトラシンやフラジオマイシンといった抗生物質、あるいはイソプロピルメチルフェノールのような殺菌成分です。
これらは細菌の増殖を抑えて炎症を広げにくくします。

ただし症状が派手な場合や痛みが強いときは、市販薬に頼らず専門医を訪ねるほうが安心です。

軽いかゆみには抗炎症・かゆみ止め成分

「赤みはほとんどないけど、なんとなくかゆい」――そんな軽めの症状なら、抗炎症成分やかゆみ止め成分を含む薬が使われることがあります。

グリチルリチン酸二カリウムは炎症をしずめ、ジフェンヒドラミンやクロルフェニラミンはかゆみの原因物質であるヒスタミンをブロックします。
あくまで一時的に和らげるための手段なので、繰り返すときや長引くときは受診が欠かせません。

【薬剤師厳選】包皮炎におすすめの市販薬 12選

薬剤師 平 博子さん厳選

ここでは、症状のタイプに合わせて選びやすい市販薬を12種類ご紹介します。抗真菌薬・抗菌成分配合薬・抗炎症薬の3つに分けて整理しました。

薬剤師の画像

薬剤師 平 博子さん 厳選

包皮炎におすすめの市販薬 12選を比較
該当項目:
該当項目:
該当項目:
商品名 画像 最安値 商品リンク 薬剤師コメント 剤型・形状
アクセス数1位

グラクソ・スミスクライン

ラミシールDX 10g

1,134

送料:要確認

真菌トラブルに速攻アプローチする薬

クリーム

ロート製薬

メンソレータムエクシブEX液 14mL

829

送料:別

しみるかゆみに清涼感ケア液

液剤

大正製薬

ダマリンL 15g

1,100

送料:要確認

しつこいかゆみと炎症を根本からケア

クリーム

久光製薬

ブテナロックVαクリーム 18g

1,107

送料:要確認

強力成分でかゆみと炎症をしっかりケア

クリーム

第一三共ヘルスケア

クロロマイセチン軟膏2%A 15g

561

送料:要確認

細菌による炎症にしっかり働く軟膏薬

クリーム

ゼリア新薬

ドルマイシン軟膏 12g

592

送料:要確認

2種の抗生物質で感染をしっかり防ぐ

軟膏

ジョンソン・エンド・ジョンソン

テラマイシン軟膏a 6g

454

送料:別

二つの抗生物質で幅広い菌にアプローチ

軟膏

第一三共ヘルスケア

クロマイ-N軟膏 12g

1,037

送料:要確認

抗菌+抗真菌で幅広い皮膚トラブルに対応

軟膏

池田模範堂

デリケアM’s 15g

638

送料:別

デリケートなかゆみをやさしくケア

クリーム

ロート製薬

メンソレータムカブレーナ 15g

819

送料:別

赤みやかゆみに塗ってしっかり守る

クリーム

小林製薬

ムズメン 15g

665

送料:要確認

男性特有のデリケートな悩みに対応

クリーム

大塚製薬

オロナインH軟膏 11g

238

送料:要確認

家族で使える万能タイプの軟膏薬

軟膏


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ここからは

薬剤師 平 博子さん

薬剤師 平 博子さんが 選んだ薬を詳しく解説



かゆみが強い方におすすめ 抗真菌薬配合薬 4選

強いかゆみや白いカスが付着する場合に役立つ抗真菌薬を紹介します。陰部に使用可能なタイプを中心に、カンジダ性の炎症を想定した製品を厳選しました。

薬剤師おすすめ

真菌トラブルに速攻アプローチする薬
アクセス数1位
グラクソ・スミスクライン
ラミシールDX 10g
かゆみが強い方に
  1. 24時間持続
  2. 1日1回
  3. サラッとした使用感

こんな方におすすめ

薬剤師 平 博子さん
  • 繰り返す炎症に悩む方に

ラミシールDXは抗真菌成分テルビナフィンを配合し、真菌が原因の包皮炎や皮膚トラブルに対応します。かゆみや赤みを抑え、患部を清潔に保つサポートをします。外用タイプで塗布も簡単です。

分類 指定第2類医薬品
剤形・形状 クリーム
容量 10g
成分 抗真菌薬/かゆみ止め/抗炎症薬
使用目的 いんきんたむし/ぜにたむし/みずむし
対象 小児・妊婦要相談
使用タイミング 1日1回

薬剤師おすすめ

しみるかゆみに清涼感ケア液
ロート製薬
メンソレータムエクシブEX液 14mL
かゆみが強い方に
  1. ミストタイプ
  2. 1日1回
  3. 3つのかゆみ止め成分

こんな方におすすめ

薬剤師 平 博子さん
  • 蒸れやすい環境で生活する方に

メンソレータム エクシブ EX液は、抗真菌成分が原因菌に働きかけ、かゆみや炎症を抑える外用薬です。液体タイプでさらっと塗りやすく、蒸れやすい部位にも浸透しやすいのが特長です。

分類 指定第2類医薬品
剤形・形状 液剤
容量 14ml
成分 抗真菌薬/抗ヒスタミン薬/抗炎症薬
使用目的 いんきんたむし/ぜにたむし/みずむし
対象 小児・妊婦要相談
使用タイミング 1日1回

薬剤師おすすめ

しつこいかゆみと炎症を根本からケア
大正製薬
ダマリンL 15g
かゆみが強い方に
  1. のびが良くベタつかない
  2. クリームタイプ
  3. 1日1回

こんな方におすすめ

薬剤師 平 博子さん
  • 患部にしっかり塗り込みたい方に

ダマリンLは、抗真菌成分と抗炎症成分を配合した外用薬です。真菌によるかゆみや赤みにしっかり働きかけ、炎症の悪化を防ぎます。クリームタイプで患部に塗りやすく、長時間のケアに適しています。

分類 第2類医薬品
剤形・形状 クリーム
容量 15g/20g
成分 抗真菌薬/かゆみ止め/抗炎症薬
使用目的 いんきんたむし/ぜにたむし/みずむし
対象 乳幼児要相談
使用タイミング 1日1回

薬剤師おすすめ

強力成分でかゆみと炎症をしっかりケア
久光製薬
ブテナロックVαクリーム 18g
かゆみが強い方に
  1. 優れた効きめ
  2. 1日1回
  3. 使い切りチューブ

こんな方におすすめ

薬剤師 平 博子さん
  • 繰り返す症状を予防したい方に

ブテナロックVαクリームは、ブテナフィン塩酸塩を配合し、真菌によるかゆみや赤みに対応する外用薬です。クリームタイプで密着性が高く、患部にしっかり届きます。包皮炎や蒸れやすい部位のケアに適しています。

分類 指定第2類医薬品
剤形・形状 クリーム
容量 18g
成分 抗真菌薬/抗ヒスタミン薬/抗炎症薬
使用目的 いんきんたむし/ぜにたむし/みずむし
対象 小児・妊婦要相談
使用タイミング 1日1回

赤みや膿がある方におすすめ 抗菌成分配合薬 4選

赤みや腫れ、膿が気になるときに使える抗菌成分配合薬をまとめました。軽症の細菌性炎症を一時的に和らげる目的で利用できる市販薬を紹介します。

薬剤師おすすめ

細菌による炎症にしっかり働く軟膏薬
第一三共ヘルスケア
クロロマイセチン軟膏2%A 15g
赤みや膿がある方に
  1. ノンステロイド
  2. クリームタイプ
  3. ベタつかない

こんな方におすすめ

薬剤師 平 博子さん
  • 小さな傷口が化膿しやすい方に

クロラムフェニコールを配合し、細菌感染による炎症や化膿の進行を抑える外用薬です。皮膚トラブルや外傷部位に使いやすい軟膏タイプで、患部を守りながらケアします。

分類 第2類医薬品
剤形・形状 クリーム
容量 15g
成分 抗生物質
使用目的 化膿性皮膚疾患
対象 小児対応あり
使用タイミング 1日1~数回

薬剤師おすすめ

2種の抗生物質で感染をしっかり防ぐ
ゼリア新薬
ドルマイシン軟膏 12g
最安値
592円(税込)
赤みや膿がある方に
  1. 2種の抗生物質
  2. 二次感染の予防および治療に
  3. すり傷・切り傷・火傷にも

こんな方におすすめ

薬剤師 平 博子さん
  • 傷口が化膿しやすい方に

コリスチン硫酸塩(硫酸コリマイシン)とバシトラシンの2つの抗生物質を配合。細菌の増殖を抑え、感染の悪化を防ぐ軟膏です。小さな傷や皮膚の化膿予防に使いやすい外用薬です。

分類 第2類医薬品
剤形・形状 軟膏
容量 12g
成分 抗生物質
使用目的 化膿性皮膚疾患
対象 小児対応あり
使用タイミング 1日1~数回

薬剤師おすすめ

二つの抗生物質で幅広い菌にアプローチ
ジョンソン・エンド・ジョンソン
テラマイシン軟膏a 6g
赤みや膿がある方に
  1. 黄色い軟膏
  2. 2種の抗生物質
  3. 広い抗菌力

こんな方におすすめ

薬剤師 平 博子さん
  • 繰り返す皮膚感染を防ぎたい方に

オキシテトラサイクリンとポリミキシンBを配合し、さまざまな細菌による皮膚感染に対応します。小さな傷や化膿の初期段階にも使える軟膏で、幅広い用途に適しています。

分類 第2類医薬品
剤形・形状 軟膏
容量 6g
成分 抗生物質
使用目的 化膿性皮膚疾患
対象 小児対応あり
使用タイミング 1日1~数回

薬剤師おすすめ

抗菌+抗真菌で幅広い皮膚トラブルに対応
第一三共ヘルスケア
クロマイ-N軟膏 12g
赤みや膿がある方に
  1. 2つの抗生物質+抗真菌剤
  2. 様々な原因菌に効果を発揮
  3. 伸びのよい軟膏

こんな方におすすめ

薬剤師 平 博子さん
  • おできや化膿性皮膚炎に悩む方

クロマイ-N軟膏は、2種の抗生物質と抗真菌剤ナイスタチンを配合し、化膿性皮膚疾患やカンジダなど幅広い原因菌に働きかけます。伸びのよい軟膏で、ジュクジュクからカサカサ患部まで使いやすい処方です。

分類 第2類医薬品
剤形・形状 軟膏
容量 12g
成分 抗生物質
使用目的 化膿性皮膚疾患
対象 小児対応あり
使用タイミング 1日1~数回

軽いかゆみが気になる方におすすめ 抗炎症・かゆみ止め成分配合薬 4選

軽いかゆみや赤みのときに使用できる抗炎症成分やかゆみ止め成分配合の薬を紹介します。比較的マイルドな症状に適した製品を選びました。

薬剤師おすすめ

デリケートなかゆみをやさしくケア
池田模範堂
デリケアM’s 15g
軽いかゆみが気になる方に
  1. ノンステロイド
  2. クールな爽快感
  3. 男性向け

こんな方におすすめ

薬剤師 平 博子さん
  • デリケート部位がかゆい方に

デリケートゾーンのかゆみや炎症をやさしくケアする外用薬です。刺激の少ない処方で敏感な皮膚にも使いやすく、赤みや不快感を落ち着かせます。日常生活での快適さをサポートします。

分類 第3類医薬品
剤形・形状 クリーム
容量 15g/35g
成分 抗ヒスタミン薬/抗炎症薬
使用目的 かゆみ/かぶれ など
対象 小児対応あり
使用タイミング 1日数回

薬剤師おすすめ

赤みやかゆみに塗ってしっかり守る
ロート製薬
メンソレータムカブレーナ 15g
軽いかゆみが気になる方に
  1. ノンステロイド
  2. デリケート部位に
  3. 無香料

こんな方におすすめ

薬剤師 平 博子さん
  • かぶれや赤みが気になる方に

かぶれやかゆみを伴う皮膚トラブルに対応する外用薬です。抗炎症成分と鎮痒成分を配合し、赤みやかゆみをしっかり抑えます。患部を保護しながら健やかな肌環境を整えます。

分類 第2類医薬品
剤形・形状 クリーム
容量 15g
成分 抗ヒスタミン薬/抗炎症薬
使用目的 かゆみ/かぶれ など
対象 小児対応あり
使用タイミング 1日数回

薬剤師おすすめ

男性特有のデリケートな悩みに対応
小林製薬
ムズメン 15g
軽いかゆみが気になる方に
  1. 低刺激性
  2. ノンステロイド
  3. 股間・内股に

こんな方におすすめ

薬剤師 平 博子さん
  • 男性のかゆみに悩む方に

男性のデリケートな部位のかゆみや不快感に配慮した外用薬です。汗や蒸れによるかゆみをすっきり抑え、爽快な使い心地が特長です。コンパクトサイズで持ち運びにも便利です。

分類 第2類医薬品
剤形・形状 クリーム
容量 15g
成分 抗ヒスタミン薬/抗炎症薬
使用目的 かゆみ/かぶれ など
対象 小児対応あり/妊婦要相談
使用タイミング 1日数回

薬剤師おすすめ

家族で使える万能タイプの軟膏薬
大塚製薬
オロナインH軟膏 11g
軽いかゆみが気になる方に
  1. 白色の親水性軟膏
  2. ノンステロイド
  3. 暮らしの常備薬

こんな方におすすめ

薬剤師 平 博子さん
  • 家庭で常備したい方に

切り傷、すり傷、軽いやけど、かぶれなど幅広い皮膚トラブルに使える定番の外用薬です。家庭常備薬として知られ、患部を保護しながら細菌感染を防ぎ、肌の回復をサポートします。

分類 第2類医薬品
剤形・形状 軟膏
容量 11g/30g/50g/100g/250g
成分 殺菌成分
使用目的 水虫(じゅくじゅくしていないもの)、たむし、いんきん など
対象 小児対応あり
使用タイミング 1日数回

使用時の注意点やポイント


薬剤師

平 博子さんのコメント

市販薬を使う際は、まず患部を清潔に洗い、よく乾かしてから塗布することが大切です。
自己判断で長く使い続けると、かえって症状が悪化することがあります。

特に強い炎症を抑えるステロイド薬は、感染が原因の包皮炎では逆効果になる場合もあるため注意が必要です。
基本的には2週間以内の短期間使用にとどめ、改善が見られなければ使用をやめて医師に相談するのが安心です。

市販薬で改善が見られない場合は受診を

市販薬で数日から2週間ほど様子を見ても改善しない場合は、自己判断で使い続けるのは危険です。

特に膿が出る、強い痛みがある、発熱を伴うといった症状がある場合は性感染症や糖尿病など、背景に別の病気が隠れている可能性があります。
市販薬はあくまで軽症に対処するための手段と考え、長引くときは必ず泌尿器科などの医療機関を受診することを検討しましょう。

ステロイド外用薬の自己使用リスク

ステロイド外用薬は炎症を抑える力が強いため、赤みやかゆみを一時的に和らげることができます。

しかし、感染が原因の包皮炎に誤って使用すると、かえって悪化させる危険があります。
また、長期間にわたり使用すると皮膚が薄くなったり、色素沈着が起こる副作用も指摘されています。

デリケートな部位での使用は特に慎重さが必要で、自己判断ではなく短期間に限定して扱うことが望ましいです。

再発を繰り返すときに考えられる病気

包皮炎を何度も繰り返す場合、単なる清潔不足や刺激だけではなく、性感染症や糖尿病などの全身的な病気が背景にあることもあります。

また、免疫力が下がっているときに炎症が起こりやすくなることもあります。
市販薬で一時的に改善しても再発を繰り返す場合は、原因を特定することが大切です。

放置せず医師の診断を受け、必要であれば検査や基礎疾患の治療を受けることが根本的な解決につながります。


『包皮炎』『市販』に関するQ&A


『包皮炎』『市販』に関するQ&A

包皮炎と市販薬に関して、患者さんから特によく尋ねられる疑問を3つ取り上げました。判断の参考にしてください。

包皮炎は市販薬だけで治るの?
軽いかゆみや赤み程度であれば、市販薬で症状が落ち着くことは珍しくありません。しかし、強い痛みや膿、発熱を伴う場合は市販薬では不十分です。また、繰り返し起こるケースでは性感染症や生活習慣病など、背景に別の要因が隠れていることもあります。市販薬はあくまで一時的な対応策と考え、数日〜2週間で改善がなければ自己判断を避け、医療機関を受診することが安心につながります。
抗真菌薬と抗菌薬のどちらを使えばいい?
強いかゆみや白いカスが特徴なら抗真菌薬、赤みや膿が見られる場合は抗菌薬が候補になります。ただし、症状が似ていることも多く、自分で正確に見極めるのは難しいのが実情です。市販薬を選ぶ際は症状の程度を目安にしつつ、短期間の使用にとどめることが大切です。改善がないまま使い続けるのは危険で、性感染症など別の原因が潜んでいる場合もあります。迷うときは薬剤師や医師に相談しましょう。
包皮炎が再発するのはなぜ?
同じ症状を繰り返す背景には、単なる清潔不足だけでなく、免疫力の低下や糖尿病といった体質的な要因が関与していることもあります。また、性感染症がきっかけとなる場合もあるため注意が必要です。市販薬で一時的に治ったように見えても、原因が解決していなければ再発は避けられません。繰り返すときは「市販薬で済む問題ではない」と考え、医師の診察を受けて根本的な原因を確認することが大切です。

まとめ


まとめ

包皮炎のセルフケアに市販薬を使うときは、まず自分の症状の傾向を見極めることが出発点になります。
かゆみが中心なら抗真菌薬、膿を伴う赤みなら抗菌薬、軽いかゆみには抗炎症成分入り薬といった形で選び分けが可能です。
一方で、強い炎症を抑えたいからといって自己判断でステロイドを使うのはリスクが高い選択です。
繰り返し症状が出る場合や改善しないときは、原因が別に潜んでいないか医師に相談することが欠かせません。

※掲載内容は執筆時点での情報です。

  • 平 博子 薬剤師

    執筆・監修者

    明治薬科大学卒業。 製薬会社の開発、医薬品卸の管理薬剤師を経験後、半年ほど語学留学のため渡英。帰国後は都内の調剤薬局に勤務後、奄美の離島の病院薬剤師として離島僻地医療を経験。 10年前に生まれ故郷の千葉に戻...

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