目次
目の周りが痛いときに効く市販薬によく含まれている成分
薬剤師
香取 純さんのコメント
目の周りに痛みを感じる原因は様々です。
その原因によって効果のある成分も変わるため、痛みを感じる場所（眼周囲の皮膚なのか目の奥なのか）や腫れ・かゆみなど他の症状を伴うかなどを考慮して、市販薬を選ぶ必要があります。
①：抗菌薬
抗菌薬は細菌の増殖を抑える薬で、細菌感染が原因の病気に効果があります。
ものもらいは、身の回りにいる細菌が増殖したときに痛みを感じます。スルファメトキサゾールという成分が、ものもらいに効果のある目薬に含まれています。
②：抗ヒスタミン薬
抗ヒスタミン薬は、アレルギー反応などを引き起こす神経伝達物質「ヒスタミン」の働きを抑えることで、アレルギー症状や、皮膚の腫れや痒みなどの炎症を改善します。
花粉や乾燥、化粧品によるかぶれなどに伴う、目の周りのかゆみや荒れによる痛みには、抗ヒスタミン薬が効果があります。市販薬では主に、ジフェンヒドラミン塩酸塩という成分が、アレルギー症状の緩和のため、塗り薬に配合されています。
③：ビタミン
ビタミンは種類によって役割が異なります。その中でも、ビタミンB群は、眼精疲労に効果があります。
傷ついた末梢神経を修復する働きのあるシアノコバラミン（ビタミンB12）や抗疲労成分であるフルスルチアミン塩酸塩（ビタミンB1誘導体）やニコチン酸アミド（ビタミンB3）が眼精疲労緩和を目的とした市販の目薬に含まれています。
目の周りの痛みを緩和できる市販薬の選び方・ポイント
薬剤師
香取 純さんのコメント
大事なポイントは、目の周りの痛みの原因に対して適切な市販薬を選択することです。
誤った薬の選択は症状が改善せず、場合によっては悪化をまねくこともあります。痛みを感じる原因を考慮したうえで、薬を選択しましょう。
ポイント①：ものもらいへの効果を重視する
ものもらいへの効果が期待できるのは、抗菌成分を含む目薬です。ものもらいに効く市販の目薬には、感染による炎症を抑える成分やかゆみを抑える抗ヒスタミン薬が配合されているものがあるので、症状によって選択するとよいでしょう。
目薬をさすときは、容器の先端が目に触れないようにすることが大切です。1回使い切りタイプの目薬はコストパフォーマンスは下がりますが、衛生的でおすすめです。
ポイント②：目の周りの皮膚炎への効果を重視する
花粉や乾燥、化粧品によるかぶれなどに伴う目の周りのかゆみや荒れによる痛みには、抗ヒスタミン薬が含まれている塗り薬を選ぶとよいでしょう。乾燥による痛みには、保湿成分入りの薬がおすすめです。
目の周りに塗ることができる市販薬は限られているので、パッケージをよく確認するか、薬剤師や登録販売者に相談して使用する薬を選択するようにしてください。
ポイント③：眼精疲労への効果を重視する
眼精疲労は、目を使う作業を続けることにより、目の痛みやかすみ・充血などの症状、場合によっては頭痛・肩こりなどの全身症状が現れる状態です。
これらを予防するためには、こまめに休息を取ることが最も大切ですが、ビタミン入りの薬はこれらの症状をやわらげるのに効果があります。目薬や飲み薬があるので、取り入れてみてください。
【厳選】目の周りの痛みを緩和するのにおすすめの市販薬 9選
薬剤師
香取 純さんのコメント
目の周りの痛みにセルフケアできる市販薬をご紹介します。
痛みを感じる場所や腫れ・かゆみなど他の症状の有無を考慮したうえで、薬を選択してください。目薬は、コンタクトレンズを着けたまま使用できるかも確認ポイントです。
ポイント①：ものもらいへの効果を重視した市販薬 3選
ものもらいは細菌感染のため、抗菌成分入りの目薬を選択しましょう。市販薬の目薬に含まれる抗菌成分はスルファメトキサゾールです。感染部位に使用するため、1回使い切りタイプの目薬は衛生的でおすすめです。
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こんな方に
痛み・腫れがつらい方に
1回使いきりタイプの目薬をお探しの方に
つらいものもらいの症状改善にはこれ！
抗菌成分スルファメトキサゾールナトリウムと、つらい痛みや腫れに効く抗炎症成分2種類配合で、ものもらいのつらい症状に効果を発揮します。1回使い切りタイプなので衛生的です。子どもにも使用可能です。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | スルファメトキサゾールナトリウム（4.00%）、グリチルリチン酸ニカリウム（0.15%）、イプシロン-アミノカプロン酸（1.00%） |
| 効果・効能 | ものもらい、結膜炎（はやり目）、目のかゆみ、眼瞼炎（まぶたのただれ） |
| 用法・用量 | 1日5～6回・1回2～3滴 |
| タイプ | 目薬 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 記載なし |
| スーッとする成分 | × |
| 染みるタイプ | × |
| コンタクト装着での使用 | ○（ハードコンタクトのみ） |
こんな方に
痛み・腫れなどの炎症が強い方に
ソフトなさし心地を好まれる方に
ものもらいに4つの有効成分が効く
抗菌成分であるスルファメトキサゾールの滞留時間を長くした設計で、患部に長くとどまり効果を発揮します。2つの抗炎症成分に加え、組織修復効果のあるタウリン配合で、ものもらいに効果的にアプローチ。子どもにも使用可能です。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | スルファメトキサゾール（4.0%）、クロルフェニラミンマレイン酸塩（0.03%）、グリチルリチン酸二カリウム（0.25%）、タウリン（0.5%） |
| 効果・効能 | 結膜炎（はやり目）、ものもらい、眼瞼炎（まぶたのただれ）、目のかゆみ |
| 用法・用量 | 1日3～5回・1回1～2滴 |
| タイプ | 目薬 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 記載なし |
| スーッとする成分 | × |
| 染みるタイプ | × |
| コンタクト装着での使用 | ○（ハードコンタクトのみ） |
こんな方に
痛み・腫れなどの炎症が強い方に
1回使いきりタイプの目薬をお探しの方に
4つの有効成分でものもらいの目を正常化
抗菌成分スルファメトキサゾール、2つの抗炎症成分、組織修復効果のあるビタミンB6配合で、感染・炎症による諸症状に効果を発揮します。1回使い切りタイプなので衛生的です。子どもにも使用可能です。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | スルファメトキサゾール（4.0%）、グリチルリチン酸ニカリウム（0.25%）、イプシロン-アミノカプロン酸（1.0%）、ピリドキシン塩酸塩（0.1%） |
| 効果・効能 | ものもらい、結膜炎（はやり目）、眼瞼炎（まぶたのただれ）、目のかゆみ |
| 用法・用量 | 1日3～6回・1回2～3滴 |
| タイプ | 目薬 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 記載なし |
| スーッとする成分 | --- |
| 染みるタイプ | × |
| コンタクト装着での使用 | ○（ハードコンタクトのみ） |
ポイント②：目の周りの皮膚炎への効果を重視した市販薬 3選
目の周りの皮膚炎により痛みがあるときは、抗ヒスタミン薬を含む塗り薬を選択しましょう。乾燥による痛みがある場合は、保湿成分が入った薬がおすすめです。目の周りに使用できる市販薬は限られているので、迷う場合は、薬剤師や登録販売者に相談しましょう。
こんな方に
すぐに症状をおさえたい方に
ヒリヒリ・かゆみなどの炎症が強い方に
ヒリヒリした顔周りの炎症に速く効く
4つの有効成分が顔周りのヒリヒリ・かゆみ・湿疹などの症状にしっかりと効果を発揮します。肌にやさしいマイクロワセリンクリームで、しっとりと優しい使い心地です。メイクがヨレにくいのもポイントです。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | ジフェンヒドラミン塩酸塩（20mg）、リドカイン（5mg）、アラントイン（2mg）、グリチルリチン酸二カリウム（5mg） |
| 効果・効能 | かゆみ、湿疹、皮膚炎、かぶれ、じんましん、ただれ、あせも、虫さされ、しもやけ |
| 用法・用量 | 1日数回・適量 |
| タイプ | クリーム |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 記載なし |
| スーッとする成分 | × |
| 染みるタイプ | × |
| 色 | 白色 |
| ステロイドの強さ | × |
| 薬の匂い | × |
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こんな方に
ヒリヒリ・かゆみなどの炎症が強い方に
家族で使える薬をお探しの方に
顔周りの炎症にこれ一本！
非ステロイド性の抗炎症成分ウフェナマートと2種類の抗炎症成分が、つらいかゆみ・赤みなどの炎症をしずめます。保湿成分配合で、乾燥や紫外線などの外部刺激から肌を守ります。赤ちゃんにも使用できる優しい薬なので、1つ持っておくと便利でしょう。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | ウフェナマート（5g）、ジフェンヒドラミン（1g）、グリチルレチン酸（0.3g） |
| 効果・効能 | かゆみ、湿疹、皮ふ炎、ただれ、あせも、かぶれ、おむつかぶれ |
| 用法・用量 | 1日数回・適量 |
| タイプ | クリーム |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 生後28以内の新生児への使用は避ける |
| スーッとする成分 | × |
| 染みるタイプ | × |
| 色 | 白色 |
| ステロイドの強さ | × |
| 薬の匂い | × |
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こんな方に
目元の乾燥による痛みがある方に
しっとりした使い心地を好まれる方に
目元のかさつきによる痛みをしっかり治す
血行促進物質であるへパリン類似物質、血行促進作用と抗酸化作用のあるビタミンEが、目元の荒れを改善します。乾燥している部位にしつかり密着するバームタイプの軟膏剤のため、外部刺激から肌を守ります。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | ヘパリン類似物質（0.3g）、トコフェロール酢酸エステル（0.5g） |
| 効果・効能 | 乾皮症、小児の乾燥性皮ふ、手指の荒れ、手足のひび・あかぎれ、ひじ・ひざ・かかと・くるぶしの角化症、しもやけ（ただれを除く）、きず・やけどのあとの皮ふのしこり・つっぱり（顔面を除く）、打身・ねんざ後のはれ・筋肉痛・関節痛 |
| 用法・用量 | 1日1～数回・適量 |
| タイプ | 軟膏 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 記載なし |
| スーッとする成分 | × |
| 染みるタイプ | × |
| 色 | 記載なし |
| ステロイドの強さ | × |
| 薬の匂い | × |
ポイント③：眼精疲労への効果を重視した市販薬 3選
眼精疲労からくる目の痛みには、ビタミンB群入りの目薬や内服薬がおすすめです。目薬は一時的な症状に、内服薬は慢性的な痛みに効果的です。薬での対処とともに、電子機器を使用するときはこまめに休息を取ることや、眼鏡・コンタクトレンズをしている方は目にあっているかなども確認しましょう。
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こんな方に
目を酷使してつらい疲れがある方に
クールなさし心地が好きな方に
つらい眼疲労をもとから治す！
眼精疲労や炎症など目のつらい症状に効果を発揮する10種の有効成分が配合されています。視覚機能回復をサポートする吸着性ビタミンAが、涙をとどめ、角膜を修復し、つらい眼疲労をもとから治します。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | レチノールパルミチン酸エステル（50000単位）、天然型ビタミンE（0.045g）、ビタミンB6（0.01g）、コンドロイチン硫酸エステルナトリウム（0.1g）、タウリン（1g）、L-アスパラギン酸カリウム（0.8g）、ネオスチグミンメチル硫酸塩（0.005g）、クロルフェニラミンマレイン酸塩（0.03g）、塩酸テトラヒドロゾリン（0.01g）、イプシロン-アミノカプロン酸（1g） |
| 効果・効能 | 目の疲れ、目のかすみ（目やにの多いときなど）、眼病予防（水泳のあと、ほこりや汗が目に入ったときなど） 結膜充血、目のかゆみ、眼瞼炎（まぶたのただれ）、紫外線その他の光線による眼炎（雪目など）、ハードコンタクトレンズを装着しているときの不快感 |
| 用法・用量 | 1日3～6回・1回1～3滴 |
| タイプ | 目薬 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 乳幼児への使用は避ける |
| スーッとする成分 | l-メントール |
| 染みるタイプ | × |
| コンタクト装着での使用 | ○（ハードコンタクトのみ） |
こんな方に
目の疲れを感じる方に
目にしみない目薬をお探しの方に
目の疲れ・不快感をやさしく改善
目の疲れの大きな原因である毛様体筋をほぐすネオスチグミンメチル硫酸塩とビタミンB12、組織代謝を促すビタミンＢ6が最大濃度配合されており、目の疲れに効果を発揮します。防腐剤無添加ですべてのコンタクトレンズを使用したまま使用できるのもポイントです。
| 分類 | 第3類医薬品 |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | ビタミンB12（0.02%)、ネオスチグミンメチル硫酸塩（0.005%）、ビタミンB6（0.1%） |
| 効果・効能 | 目の疲れ、ソフトコンタクトレンズまたはハードコンタクトレンズを装着しているときの不快感、眼病予防（水泳のあと、ほこりや汗が目に入ったときなど）、目のかすみ（目やにの多いときなど） |
| 用法・用量 | 1日5～6回・1回1～3滴 |
| タイプ | 目薬 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 1歳以上 |
| スーッとする成分 | × |
| 染みるタイプ | × |
| コンタクト装着での使用 | ○ ※カラーコンタクトレンズは× |
こんな方に
目を酷使してつらい疲れがある方に
慢性的な眼精疲労・神経痛がある方に
目の奥まで痛む眼精疲労に効く
傷ついた末梢神経を修復するシアノコバラミンや、目の酷使などで消耗したエネルギーを作り出す際の栄養素であるフルスルチアミン塩酸塩、ニコチン酸アミドなど、7種の有効成分が目の酷使による眼精疲労・神経痛に効果を発揮します。飲みやすい糖衣タイプの薬剤です。
| 分類 | 第3類医薬品 |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | シアノコバラミン（1,500μg）、フルスルチアミン塩酸塩（109.16mg）、ピリドキシン塩酸塩（100mg）、ガンマ-オリザノール（10mg）、トコフェロールコハク酸エステルカルシウム（103.58mg）、ニコチン酸アミド（60mg）、パントテン酸カルシウム（30mg） |
| 効果・効能 | ●次の諸症状の緩和： 神経痛、筋肉痛・関節痛（肩・腰・肘・膝痛、肩こり、五十肩など）、手足のしびれ、眼精疲労（慢性的な目の疲れ及びそれに伴う目のかすみ・目の奥の痛み）「ただし、これらの症状について、1ヵ月ほど使用しても改善がみられない場合は、医師又は薬剤師に相談すること。」 ●次の場合のビタミンB1B6B12の補給： 肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時 |
| 用法・用量 | 1日1回・1回2～3錠 |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| 錠剤・タブレットの大きさ | 記載なし |
| 薬の風味 | 記載なし |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | × |
【比較一覧】この記事で紹介している市販薬
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使用するときのポイントや注意点について
薬剤師
香取 純さんのコメント
目の周りが痛むときに使用できる市販薬の使い方、副作用などを解説します。
目の周囲が痛む場合、ときには重大な病気が潜んでいることもあります。正しい使用方法や受診の目安などをおさえておきましょう。
使用するときのポイント・副作用はあるの？
目薬・外用薬を薬を使用する前は手を清潔にしましょう。目薬を使用するときは先端がまぶたやまつ毛につかないように気をつけてください。目薬が汚れる原因になります。種類によっては1回使い切りタイプがあるので、不安な方はおすすめです。
目薬や塗り薬は使用部位の局所症状が、内服のビタミン薬は皮膚症状や消化器症状が現れることがあります。薬の使用後にいつもと違う症状などが現れた場合は、使用を中止して、医師・薬剤師・登録販売者に相談してください。
こんなときは病院へ
市販薬を1週間以上使用しても症状が改善しない、または悪化する場合は、使用を中止して医療機関を受診しましょう。
激しい痛みを伴うとき、腫れがひどいとき、目の周りの痛み以外に頭痛や発熱など他の症状があるときは、まれに重大な病気が潜んでいることがあるので、医療機関を受診するようにしてください。
『目の周りの痛み』に関するQ&A
目に痛みがあると日常生活に支障がありますよね。目の周りの痛みのセルフケアについて、よくある疑問点を解説します。
症状が出たときの参考にしてみてください。
まばたきをすると片目だけ痛みを感じます。市販薬で対処できますか？
腫れがある、目やにがでるなどの症状があればものもらいの可能性があります。市販の抗菌薬入りの目薬で対処可能です。1週間以上使用しても症状が改善しない、または悪化する場合は眼科を受診するようにしてください。
目の周りに痛みがあり、頭痛もします。痛み止めは効きますか？
頭痛からくる痛みであれば、痛み止めは効果があります。眼精疲労による痛みの場合は、目薬を併用して対応することも可能です。
一方で、痛みが激しい場合や、目の奥の方が痛む場合などは、他の病気の可能性もありますので、医療機関を受診するようにしてください。
一方で、痛みが激しい場合や、目の奥の方が痛む場合などは、他の病気の可能性もありますので、医療機関を受診するようにしてください。
コンタクトレンズをしています。目薬は使って大丈夫ですか？
薬剤によってコンタクトレンズをしたまま点眼できるものとできないものがあります。ハード、ソフトによって異なる場合もあるので、パッケージを参照してください。ご自身で判断できない場合は、薬剤師や登録販売者に相談してください。
まとめ
目の周りが痛いときに使用できる市販薬についてご理解いただけたでしょうか？毎日使う目だからこそ、大切にしたいですね。
「ものもらい」「皮膚炎」「眼精疲労」による痛みは予防も可能です。不衛生な手で目をこすらない、乾燥に注意する、肌にあった化粧品を使用する、スマートフォンなどを使用するときはこまめに休憩をはさむ、など日ごろから心がけることが大切です。
困ったときはセルフケアも取り入れながら快適に過ごせるといいですね！
※掲載内容は執筆時点での情報です。
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