目次
歩くと痛い！骨盤の痛みに効く市販薬に含まれている成分
薬剤師
南 貴大さんのコメント
骨盤の痛みに効果がある代表的な成分として、NSAIDs成分とアセトアミノフェンがあげられます。
どういった特徴があるのか、それぞれについて解説します。
①：NSAIDs
NSAIDsは非ステロイド性抗炎症薬のことで、抗炎症作用、鎮痛作用、解熱作用を有する薬剤の相称で、よく聞くロキソニンやイブ、ボルタレンなどに含まれています。例えば、ロキソニンS錠のロキソプロフェン、イブA錠のイブプロフェン、ボルタレンEXテープのジクロフェナクなどがNSAIDs成分になります。痛み、発熱の原因物質であるプロスタグランジンの生成を抑えて効果を発揮します。
注意点としてはプロスタグランジンを抑制する働きが、胃粘膜の産生や分泌を促進する物質を減少させてしまうことです。そのため、胃の不快感や胃痛などの消化器症状の副作用を引き起こす可能性があります。
対策として、食後服用やコップ一杯の多めの水で服用するなどがあります。
②：アセトアミノフェン
アセトアミノフェンはNSAIDsに分類されず、効果発現の仕方が違います。具体的にいうと、脳の中枢神経や体温調節中枢に作用し、効果を発現します。副作用がNSAIDsと比較すると少ないといわれており、妊娠中や授乳中でも病院で処方されることもあります。子どもに使用できるのもアセトアミノフェンの強みです。
皆さん聞いたことがあるかもしれませんが、「カロナール」という医薬品の成分と同じものになります。
市販薬の選び方・ポイント
骨盤の痛みという症状で市販薬を選ぶ際のポイントを3つご紹介します。その3つとは、「即効性を重視する」、「使用年齢を重視する」、「外用剤を重視する」です。
ご自身が重視することを考えながら見ていただき、店頭で市販薬を選ぶ際のご参考にしてください。
ポイント①：即効性を重視する
即効性を重視する方は、NSAIDsのロキソプロフェンという成分がおすすめです。ロキソプロフェンの効果発現時間は約30分ほどなので、すぐに痛みをやわらげたいという悩みを解決することが期待できます。注意点としては、ロキソプロフェンは使用したあと続けて飲む場合、4時間以上間隔をあけないといけないことです。胃などへの負担もあるため、こちらは必ず守りましょう。
ポイント②：使用年齢を重視する
使用年齢を重視する方は、アセトアミノフェンがおすすめです。年齢は1歳から使用できるものもあり、子どもから高齢者まで幅広い方に使用できます。また得意不得意で、錠剤、粉薬など好きなタイプを選ぶこともできます。注意点としては、年齢や薬のタイプによって服用量が違ってくることです。必ずパッケージを見て確認するようにしましょう。
ポイント③：外用剤を重視する
飲み薬が苦手な方や抵抗がある方は、テープ剤や塗り薬などの外用剤をおすすめします。局所的に使用することができ、自分でコントロールできることがメリットになります。ただ注意点としては、薬が肌に合わない場合かぶれや湿疹が起きることがありますので、使用を中止してください。テープ剤の方が、塗り薬よりも皮膚への刺激が強く、かぶれや湿疹が起きやすいです。
【厳選】歩くと痛い！痛みを緩和するおすすめの市販薬 9選
薬剤師
南 貴大さんのコメント
それぞれのポイント（即効性・使用年齢・外用剤）に適した商品を具体的に3つずつ紹介します。
店頭にはたくさんの商品があり、選ぶことに苦労するという方はぜひ参考にしてください。ここにあげている商品は一例になります。他の商品と比較したい場合は薬剤師に相談してみてください。
ポイント①：即効性を重視した市販薬 3選
即効性を重視する方は、ロキソプロフェン製剤を比較しましょう。ロキソニンSシリーズをはじめ、液体タイプもあるので、今回紹介する3つを参考に選んでください。
こんな方に
0.1秒でも速く痛みをやわらげたい方に
痛み止めだけだと胃の負担が気になる方に
痛みに0.1秒でも速く効果を発揮
痛みや熱の原因物質をすばやく抑え、すぐれた鎮痛効果・解熱効果を発揮。服用後、錠剤がすばやく崩壊する「クイックブレイク製法」を採用。胃を守る成分を配合しており、制酸＋胃粘膜保護作用のダブルアプローチで、胃への負担を軽減します。
| 分類 | 第1類医薬品 |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | 1錠中 ロキソプロフェンナトリウム水和物（68.1mg）、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム（100mg） |
| 効果・効能 | 頭痛・月経痛（生理痛）・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・腰痛・関節痛・神経痛・筋肉痛・肩こり痛・耳痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛、悪寒・発熱時の解熱 |
| 用法・用量 | 成人（15歳以上）：1回1錠、1日2回までを基本とし、最大3回まで。服用間隔は4時間以上あけること |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 出産予定日12週以内の妊婦は使用不可。他は要相談 |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| 眠くなる成分する成分 | ✖ |
| 胃の粘膜を保護する成分 | メタケイ酸アルミン酸マグネシウム |
| スーッとする成分 | ✖ |
| 水なしで使用できるタイプ | ✖ |
こんな方に
外出時に水なしで使いたい方に
錠剤が苦手な方に
どこでも服用できる液体タイプの痛み止め
痛みや熱の原因となる物質プロスタグランジンを抑える、ロキソプロフェンナトリウム水和物を配合。1回量ごとの飲みきりタイプの液剤なので、会議の合間や外出先でもいつでもどこでも服用できます。錠剤を飲むのが苦手な方にもおすすめのタイプです。
| 分類 | 第1類医薬品 |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | 1本中 ロキソプロフェンナトリウム水和物（68.1mg） |
| 効果・効能 | 頭痛・月経痛（生理痛）・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・腰痛・関節痛・神経痛・筋肉痛・肩こり痛・耳痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛、悪寒・発熱時の解熱 |
| 用法・用量 | 成人（15歳以上）：1回1本、1日2回までを基本とし、最大3回まで。服用間隔は4時間以上あけること |
| タイプ | 液体タイプ |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 出産予定日12週以内の妊婦は使用不可。他は要相談 |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| 眠くなる成分する成分 | ✖ |
| 胃の粘膜を保護する成分 | ✖ |
| スーッとする成分 | ✖ |
| 水なしで使用できるタイプ | 〇 |
こんな方に
つらい痛みにお悩みの方に
複数成分で痛みを抑えたい方に
速さ・効きめ・やさしさの3つを同時に追求
鎮痛成分ロキソプロフェンナトリウム水和物に加えて、アリルイソプロピルアセチル尿素と無水カフェインを配合し、鎮痛効果を高めます。またメタケイ酸アルミン酸マグネシウムが、胃粘膜保護作用により、胃を守ります。
| 分類 | 第1類医薬品 |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | 2錠中 ロキソプロフェンナトリウム水和物（68.1mg）、アリルイソプロピルアセチル尿素（60mg）、無水カフェイ（50mg）、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム（100mg） |
| 効果・効能 | 頭痛・月経痛（生理痛）・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・腰痛・関節痛・神経痛・筋肉痛・肩こり痛・耳痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛、悪寒・発熱時の解熱 |
| 用法・用量 | 成人（15歳以上）：1回1本、1日2回までを基本とし、最大3回まで。服用間隔は4時間以上あけること |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 出産予定日12週以内の妊婦は使用不可。他は要相談 |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| 眠くなる成分する成分 | アリルイソプロピルアセチル尿素 |
| 胃の粘膜を保護する成分 | メタケイ酸アルミン酸マグネシウム |
| スーッとする成分 | ✖ |
| 水なしで使用できるタイプ | ✖ |
ポイント②：使用年齢を重視した市販薬 3選
使用年齢を重視する方は、対象年齢に注意して選びましょう。1歳～使用できるものもあるので、子どもの年齢で判断し、錠剤か粉薬かも選ぶ際には確認してください。今回3つ紹介しているので参考にしてください。
こんな方に
学校生活を快適に過ごしたい方に
場所を選ばず服用したい方に
学校生活を快適に送る手助けを
年齢に応じた服用量で、7歳以上の小学生・中学生・高校生も使用できます。学校生活を邪魔しないよう、眠くなる成分を含まないタイプです。また水なしで飲めるチュアブル錠で、味も苦くないフルーツ味なので学校に通っている子どもにおすすめです。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | 1錠中 アセトアミノフェン（100mg） |
| 効果・効能 | 月経痛(生理痛)・頭痛・腰痛・肩こり痛・筋肉痛・関節痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・歯痛・抜歯後の疼痛・神経痛・耳痛・外傷痛・咽喉痛の鎮痛、悪寒・発熱時の解熱 |
| 用法・用量 | 1日3回まで。服用間隔は4時間以上あけること。 15歳以上：1回3錠 11～15歳未満：1回2錠 7～11歳未満：1回1錠 |
| タイプ | 錠剤（チュアブル錠） |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中は要相談 |
| 使用が可能な年齢 | 7歳以上 |
| 薬の風味 | フルーツ味 |
| 眠くなる成分する成分 | ✖ |
| 胃の粘膜を保護する成分 | ✖ |
| スーッとする成分 | ✖ |
| 水なしで使用できるタイプ | 〇 |
こんな方に
子どもに使用できる薬が欲しい方に
錠剤が苦手で粉薬をお探しの方に
1歳から使用できる解熱鎮痛剤
1歳～11歳未満の子ども用として開発された解熱鎮痛薬です。「イチゴ味」の顆粒剤で、保存・携帯しやすく、常備薬として便利な個包装タイプ。発熱時に消耗するビタミンC（アスコルビン酸）を配合しているのも特徴です。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | 1日量3包（3.6g）中 アセトアミノフェン（450mg）、アスコルビン酸（ビタミンC）（150mg）、グリシン（450mg） |
| 効果・効能 | 悪寒・発熱時の解熱、頭痛・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・耳痛・関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛・肩こり痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・月経痛（生理痛）・外傷痛の鎮痛 |
| 用法・用量 | 1日3回まで。服用間隔は4時間以上あけること。 7～11歳未満：1回1包 3～7歳未満：1回2/3包 1～3歳未満：1回1/2包 |
| タイプ | 顆粒 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中は要相談 |
| 使用が可能な年齢 | 1歳以上 |
| 薬の風味 | いちご味 |
| 眠くなる成分する成分 | ✖ |
| 胃の粘膜を保護する成分 | グリシン |
| スーッとする成分 | ✖ |
| 水なしで使用できるタイプ | ✖ |
こんな方に
初めて錠剤タイプを挑む方に
粉薬が苦手な子どもに使用したい方に
子どもの急な発熱・痛みを素早く緩和
3～15歳未満の子ども用の、胃にやさしい解熱鎮痛薬。主成分はアセトアミノフェンで、飲みやすいフルーツ味の小粒の錠剤設計です。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | 1錠中 アセトアミノフェン（33mg） |
| 効果・効能 | ●悪寒・発熱時の解熱 ●歯痛・抜歯後の疼痛・頭痛・打撲痛・咽喉痛・耳痛・関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛・肩こり痛・骨折痛・ねんざ痛・月経痛（生理痛）・外傷痛の鎮痛 |
| 用法・用量 | 1日3回まで。服用間隔は4時間以上おいてください。 11～15歳未満：1回6錠 7～11歳未満：1回4錠 3～7歳未満：1回3錠 |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中は要相談 |
| 使用が可能な年齢 | 3歳以上 |
| 薬の風味 | フルーツ味 |
| 眠くなる成分する成分 | ✖ |
| 胃の粘膜を保護する成分 | ✖ |
| スーッとする成分 | ✖ |
| 水なしで使用できるタイプ | ✖ |
ポイント③：外用剤を重視した市販薬 3選
外用剤を重視する方は、部位と使用感で選びましょう。貼り薬と塗り薬が候補にあがるので、貼り薬2つ、塗り薬1つの合計3つ紹介してるので、参考にしてください。
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こんな方に
貼り薬で治療した方に
痛い部分にしっかり効果がほしい方に
痛みの芯まで直接浸透して効く
すぐれた鎮痛消炎効果をもつロキソプロフェンナトリウム水和物を配合。肌から吸収されると活性型に変化し、痛みの芯まで直接浸透して痛みにしっかり効きます。1日1回、密着＆伸縮タイプ（微香性）です。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | 膏体100g中 ロキソプロフェンナトリウム水和物（5.67ｇ） |
| 効果・効能 | 腰痛、肩こりに伴う肩の痛み、関節痛、筋肉痛、腱鞘炎（手・手首の痛み）、肘の痛み（テニス肘など）、打撲、捻挫 |
| 用法・用量 | 表面のライナー（フィルム）をはがし、1日1回患部に貼付。1日あたり4枚を超えて使用しないこと。 |
| タイプ | テープ |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中は要相談 |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| 色 | 肌色 |
| 薬の匂い | 微香性 |
| かぶれやすいタイプ | △ |
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こんな方に
貼り薬でかぶれやすい方に
冷感タイプの貼り薬がほしい方に
スーッとここちよい冷感タイプのパップ剤
テープタイプと同じロキソプロフェンナトリウム水和物を配合して、痛みにすぐれた効き目。大判タイプで広範囲な部分に使いやすいです。スーッとここちよい冷感タイプの貼り薬で、パップ剤でかぶれにくいです。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | 膏体100g中 ロキソプロフェンナトリウム水和物（1.134ｇ） |
| 効果・効能 | 腰痛、肩こりに伴う肩の痛み、関節痛、筋肉痛、腱鞘炎（手・手首の痛み）、肘の痛み（テニス肘など）、打撲、捻挫 |
| 用法・用量 | 表面のライナー（フィルム）をはがし、1日1回患部に貼付。1日あたり2枚を超えて使用しないでください。 |
| タイプ | パップ（冷シップ） |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中は要相談 |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| 色 | 白色 |
| かぶれやすいタイプ | ✖ |
こんな方に
よく動かす部分に使用したい方に
貼り薬が苦手で局所的に使いたい方に
よく動かす部分に簡単に使用できる
ボルタレンACゲルは、ジクロフェナクナトリウムを配合した鎮痛消炎ゲル剤で、優れた経皮吸収性があります。またメントール無配合でにおいが気にならないタイプ。伸びがよく、関節部分などのよく動かす場所にも簡単に使用できます。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | 1g中 ジクロフェナクナトリウム（10mg） |
| 効果・効能 | 腰痛、肩こりに伴う肩の痛み、関節痛、筋肉痛、腱鞘炎（手・手首の痛み）、肘の痛み（テニス肘など）、打撲、捻挫 |
| 用法・用量 | 1日3～4回適量を患部に塗擦。塗擦部をラップなどで覆わないこと。1週間あたり50gを超えて使用しないこと。 |
| タイプ | ゲル |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中は使用不可 |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| スーッとする成分 | ✖ |
| 染みるタイプ | ✖ |
| 色 | 透明 |
| ステロイドの強さ | ✖ |
| 薬の匂い | 無香料 |
【比較一覧】この記事で紹介している市販薬
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使用するときのポイントや注意点について
薬剤師
南 貴大さんのコメント
市販薬を購入（使用）する前に必ず確認してほしいことがあります。
それはパッケージや説明文書をしっかり読むことです。服用できるのか、副作用はどのようなことがあるのか、1日何回使うのかなど必ず確認して購入（使用）しましょう。
使用するときのポイント・副作用はあるの？
痛み止めを長期で連用しないでください。長期間痛みが続く場合、何か隠れた原因があるかもしれないので、医療機関への受診をお願いいたします。
また、片頭痛や緊張型頭痛などをおもちの方が、痛み止めを長期連用することで、薬物乱用頭痛というものが引き起こされることがあります。
目安としては、月に10日以上鎮痛薬を飲み続けている人は注意が必要です。鎮痛剤のほとんどが空腹時は避けることが望ましいです。何か少しでも食事をしてから服用することで、副作用の予防にもなります。
こんなときは病院へ
「市販薬を数回程度使用してもよくならない」「市販薬を使用しているのに症状が悪化している」などの場合は、市販薬で対応できる範囲を超えている可能性がありますので専門医へ判断をあおぐ必要があります。
また症状がつらい場合も早めに受診するようにしましょう。早期治療が必要な場合もあります。受診の際には必ず受診前にどんな市販薬を使っていたかを病院で伝えるようにしましょう。そうすることで医師がより症状に合った治療を選択しやすくなります。
『骨盤の痛み』に関するQ&A
骨盤の痛みは身近に感じるからこそ、さまざまな疑問や不安が出てくると思います。
ここからは実際にお客さん・患者さんからいただいた、よくある質問3つに回答しますのでご参考にしてください。
日常生活で何か対策できることはありますか？
動いたあとに痛みが出る場合には、ストレッチとマッサージをおすすめします。ケアをサボると次の日にも痛みが出たり、痛みが増したりすることがあるのでしっかり実施しましょう。
また骨盤の痛みは、骨盤の歪みが原因になっているときもあります。立つ姿勢や座る姿勢を意識して、歪みをゆっくり治していくことも大切です。
また骨盤の痛みは、骨盤の歪みが原因になっているときもあります。立つ姿勢や座る姿勢を意識して、歪みをゆっくり治していくことも大切です。
骨盤（腰）の片側だけ痛い場合はどうしたらいいですか？
骨盤（腰）の片側だけ痛い場合は、内臓に何かしらの原因がある場合が考えられるので病院に受診して判断を仰ぎましょう。
内臓痛で早期発見が大切になってくる代表的な臓器として、「腎臓」があります。腎臓は左右にあるため両側で見られます。判断に悩んでいるのであれば、一度受診することをおすすめします。
内臓痛で早期発見が大切になってくる代表的な臓器として、「腎臓」があります。腎臓は左右にあるため両側で見られます。判断に悩んでいるのであれば、一度受診することをおすすめします。
温めるのと冷やすのはどちらがいいですか？
温める場合は慢性的な痛み（長い期間続いているもの）、冷やす場合は急性的な痛み（捻挫や打撲などの急なもの）がおすすめです。
慢性的な痛みを冷やしてしまうと、痛み周囲の筋肉や腱がこわばって固くなったり、血行が悪くなったりしてしまいます。痛みは冷やすものと思っている方は注意してください。
慢性的な痛みを冷やしてしまうと、痛み周囲の筋肉や腱がこわばって固くなったり、血行が悪くなったりしてしまいます。痛みは冷やすものと思っている方は注意してください。
まとめ
骨盤の痛みは、日常生活を快適に暮らすためにも早く治したいですよね。ぜひ今回紹介したことを参考に、ご自身の目的にあった商品を購入してみてください。
また症状が長引く場合は我慢せず、受診を検討するようにお願いいたします。以上市販薬を購入するときのご参考になれば幸いです。
※掲載内容は執筆時点での情報です。
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