1.ケロリンとは


ケロリンはアセチルサリチル酸(アスピリン)を主成分とした解熱鎮痛剤です。
アスピリンの歴史は古く100年以上も前に開発され、現在世界で最も多く使われている鎮痛成分です。
アスピリンは体内で痛みや発熱の原因となる物質、プロスタグランジンの生成を抑えることにより、解熱鎮痛効果を発揮します。


ケロリンはアスピリンに加え鎮痛効果のある無水カフェイン、胃を守る桂皮が配合された医薬品です。


ケロリンには眠気が出る成分が入っていないため、 運転をする方、仕事や試験勉強をする方にも安心して使っていただけるお薬です。
ケロリンには粉末タイプと錠剤タイプのラインナップがあるため、お好みの剤形を選べるのも嬉しいポイントです。

1-1. ラインナップ・価格

規格 参考価格(税抜)
12包 554円
28包 925円
64包 1,834円

 

1-2. 効果・効能

〇頭痛・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・耳痛・関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛・肩こり痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・月経痛(生理痛)・外傷痛の鎮痛
〇悪寒・発熱時の解熱

1-3. 成分・分量

成分 分量
アセチルサリチル酸 600mg
ケイヒ末 60mg
無水カフェイン 60mg

添加物としてバレイショデンプンを含有します。

1-4. 用法・用量

次の1回量を1日2回を限度とし、なるべく空腹時をさけて服用してください。
服用間隔は6時間以上おいてください。

年齢 用量
15歳以上 1回1包
15歳未満 服用しないこと

1-5. 副作用

箇所 症状
皮膚 発疹・発赤、かゆみ、青あざができる
精神神経系 めまい
消化器 吐き気・嘔吐、食欲不振、胸やけ、胃もたれ、腹痛、下痢、血便、胃腸出血
その他 鼻血、歯ぐきの出血、出血が止まりにくい、出血、発熱、のどの痛み、背中の痛み、過度の体温低下

 

まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

〇ショック(アナフィラキシー)⇒服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。
〇皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死融解症⇒高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、皮膚の広範囲の発疹・発赤等が持続したり、急激に悪化する。
〇肝機能障害⇒発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
〇ぜんそく⇒息をするときゼーゼー、ヒューヒューと鳴る、息苦しい等があらわれる。
〇再生不良性貧血⇒青あざ、鼻血、歯ぐきの出血、発熱、皮膚や粘膜が青白くみえる、疲労感、動悸、息切れ、気分が悪くなりくらっとする、血尿等があらわれる。

2.ケロリンを飲むときに気を付けることはある?

ケロリンを空腹時に服用すると胃腸障害の副作用により胸焼けや胃の痛みが起こりやすくなります。
そのためできれば服用時、 ビスケットやバナナなどの軽食でも良いので、何かお腹に入れてから服用するようにしてください 。

3.ケロリンに関するQ&A

ここからはケロリンに関するよくある質問にお答えしていきます。是非ご参考ください。

3-1. ケロリンとロキソニンは同じ成分ですか?

ケロリンの主成分アスピリンとロキソニンの成分は同じではありません。
しかし、どちらも非ステロイド性抗炎症薬に分類され、 体内でプロスタグランジンを抑えることで解熱鎮痛効果を示す点では仲間といえるでしょう 。

3-2. ケロリンのラインナップは全て同じ成分ですか。

ケロリンには3種類のラインナップがあります。そのうち粉末タイプのケロリンと錠剤タイプのケロリンA錠はアセチルサリチル酸(アスピリン)を主成分としています。

一方、 ケロリンIBカプレットのみ解熱鎮痛成分はイブプロフェンを主成分としています。

3-3. ケロリンをずっと服用していても大丈夫ですか?

ケロリンの解熱鎮痛効果はあくまで対症療法に過ぎず、原因を根本から治すものではありません 。
そのため長期服用はせずに、5~6回服用しても、症状が改善しないようであれば、医療機関を受診するか医師や薬剤師にご相談ください 。

3-4. ケロリンで起きやすい副作用を教えてください。

ケロリンをはじめとする非ステロイド性抗炎症薬に多い副作用は胃腸障害です 。
主な症状としては胃のむかつき、吐き気、下痢、食欲不振などが現れることがあります。

副作用を避けるためにできるだけ空腹時をさけ、食後の服用をお願いします 。

3-5. 歯痛の時はケロリンを何度も飲んで良いですか ?

ケロリン、ケロリン A 錠は歯痛において規定量を1日2回まで、ケロリンIBカプレットにおいては規定量を1日3回までと服用回数が決められています。
過量の服用は副作用リスクの観点から控えていただくようにお願いします 。

 

4.まとめ

以上ケロリンについて解説をしました。
ケロリンは寅さんで有名な映画「男はつらいよ」シリーズに登場するほど歴史が古く、主成分のアセチルサリチル酸(アスピリン)は昔から使われている安全性の高い鎮痛成分です。

またケロリンは粉末タイプ、錠剤タイプのラインナップがあり、頭痛、歯痛、発熱などのいざという時に飲みやすい剤形を選べるのもありがたいですね。
あなたも是非ご家庭のお薬箱の中にケロリンを常備薬として準備しておいてはいかがでしょうか。

出典元:https://www.toyamamegumi.co.jp/item/kerorin.html