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【薬剤師が解説】市販で買えるステロイド軟膏はどれ?強さのランキングや選び方も紹介 

参考になった202

2025/6/11
1,014,633
ステロイド軟膏は皮膚炎やかぶれ、湿疹、またそれらにともなうかゆみなどの症状に対して使用される外用の医薬品です。病院などで処方されたことがある方も多いのではないでしょうか?

医療用医薬品だけではなく、市販薬としても販売されているため、必要時には薬剤師や登録販売者から購入することができます。しかし、ステロイド軟膏には作用の強さによる分類が存在し、症状や使用する部位によって正しい使い分けが必要となります。また、市販薬では購入できる成分の強さに制限があるため、症状の程度によっては受診が必要なケースも存在します。

今回は市販で買えるステロイド軟膏の強さについて解説し、その特徴を踏まえた選び方について解説していきます。

くすりの窓口医師・薬剤師が
選んだ市販薬を紹介

  • 経験① 現場でよく聞かれる質問
    経験① 現場でよく聞かれる質問
    現場で聞かれる薬の効果や副作用、飲み合わせの注意点等をご説明します。
  • 経験② 現場で教える医薬品
    経験② 現場で教える医薬品
    悩みに合った薬や普段から自分が案内する薬など、現場で案内するものを教えます。
  • 視点① ユーザー目線で解説
    視点① ユーザー目線で解説
    実際にどう使うのかや、ユーザー目線で
    必要な情報をお伝えします。
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ステロイド軟膏の強さについて


ステロイド軟膏の強さについて

薬剤師

小浦 良祐さんのコメント

ステロイドの軟膏には多くの種類があり、配合されている成分の強さにより5段階のクラスに分けられています。

まずは、ステロイド軟膏の分類と強さについて確認していきましょう。

ステロイド軟膏の分類は?強さのランキングはある?

ステロイド軟膏の分類は?強さのランキングはある?

ステロイドの軟膏は患部の炎症を抑える作用にすぐれ、皮膚疾患の治療に幅広く使用される医薬品です。
作用の強さにより5段階にクラス分けされており、強さの一覧は以下の通りです。

ステロイドクラス(強さ)
ウィークミディアムストロングベリーストロングストロンゲスト

これらはステロイド成分による血管収縮作用の強さによる分類で、「ストロンゲスト」に向かうにつれて作用が強くなります。

また、同じクラスの成分でも、使用する体の部位によって皮膚からの吸収率が異なるため、効果や副作用の発現率が変化します。そのため、成分の吸収率が高い顔面や陰部などの部位には、他の部位に比べ弱いランクのステロイドを使用することが必要となります。

市販で買えるステロイド軟膏の強さは?

市販薬として購入することができるステロイド軟膏は、ステロイドの分類で「ウィーク」「ミディアム」「ストロング」の3クラスの成分に限られています。

作用が強い「ベリーストロング」「ストロンゲスト」のステロイド軟膏は処方薬としてのみ取り扱いがあり、使用するには医師による処方箋が必要です。 そのため市販薬で購入できるステロイド軟膏の中では「ストロング」が最も強いクラスとなります。


ステロイド軟膏の選び方・ポイント


ステロイド軟膏の選び方・ポイント

原則は、症状がでた早期に作用の強いストロングクラスを短期間使用し、炎症をしっかり鎮めることが重要です。

しかし、使用する部位や、使用する年齢(乳幼児や高齢者等)では、成分の吸収率等を考慮し弱いステロイドを選ぶ必要があります。

ポイント①:炎症やかゆみがひどい場合は「ストロング」を選ぶ

ポイント①:炎症やかゆみがひどい場合は「strong」を選ぶ

赤みやかゆみなどの症状がひどい場合は、市販薬のステロイド軟膏で最も効果が強い「ストロング」クラスを選びましょう。


症状を早く改善させるためには、症状の早期から「ストロング」クラスを短期間使用し、炎症をしっかり抑えることが大切です。成人の体幹や手足などの皮膚が厚い部位への使用がおすすめです。顔面やデリケートゾーンへの使用は控えましょう。

ポイント②:炎症がひどくない時や乳幼児へは「ミディアム」を選ぶ

ポイント②:炎症がひどくない時や乳幼児へは「medium」を選ぶ

成人の肌に比べ、ステロイドの吸収率が高い乳幼児(デリケート部位除く)や高齢者の肌へはクラスを下げたステロイドの使用が推奨されます。
この場合、市販薬で最も強い「ストロング」クラスから1段階クラスを下げ「ミディアム」クラスを使用します。

また、成人の肌でも炎症やかゆみといった症状がひどくない場合も、「ミディアム」クラスが使用されます。

ポイント③:乳幼児のデリケートな肌へは「ウィーク」を選ぶ

ポイント③:乳幼児のデリケートな肌へは「weak」を選ぶ

乳幼児期の子どもの皮膚は、大人に比べステロイド成分の吸収率が高く、効果や副作用が発現しやすくなっています。

原則は「ミディアム」クラス以下から使用を開始しますが、特に吸収率が高い顔や陰部にはクラスをさらに1段階下げた「ウィーク」クラスを使用する場合があります。

そのため、乳幼児の顔にでた湿疹やおむつかぶれ等による陰部や肛門周囲の炎症に対しては「ウィーク」クラスのステロイド軟膏を選ぶのが良いでしょう。

【厳選】おすすめのステロイド軟膏 9選

薬剤師 小浦 良祐さん厳選







※タップで該当の商品に遷移します。

市販薬として販売されている中から、クラス別におすすめのステロイド軟膏を9つ選びました。
市販されているステロイド軟膏には、ステロイド単体のものだけでなく、抗生物質やかゆみ止め成分を追加で配合したものも存在します。
それぞれ、使用するシチュエーションが異なるため、使い分けのポイントについても解説しています。

薬剤師の画像

薬剤師 小浦 良祐さん 厳選

おすすめのステロイド軟膏 9選を比較
該当項目:
該当項目:
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商品名 画像 最安値 商品リンク 薬剤師コメント
アクセス数1位

田辺三菱製薬

フルコートf 10g

1,266

送料:別

化膿した皮膚の炎症にも優れた効き目

田辺三菱製薬

リンデロンVs軟膏 10g

1,220

送料:要確認

医療用のリンデロンVと同じ有効成分

第一三共ヘルスケア

ベトネベートN軟膏AS 5g

633

送料:別

我慢できない化膿した炎症によるかゆみに

田辺三菱製薬

コートfAT軟膏 10g

890

送料:要確認

かきむしる前の赤みやかゆみに効く

クラシエ薬品

ロコイダン軟膏 16g
医療用のロコイド軟膏と同じ有効成分

佐藤製薬

セロナ軟膏 14g

659

送料:別

カサカサ、ジュクジュクな皮膚の炎症に

田辺三菱製薬

コートfMD軟膏 10g

915

送料:別

赤ちゃんのおむつかぶれやお顔の湿疹に

シオノギヘルスケア

シオノギD軟膏 10g

864

送料:別

抗炎症成分と殺菌成分がかゆみや湿疹に効く

ジョンソン・エンド・ジョンソン

テラ・コートリル軟膏a 6g

569

送料:別

ステロイドと抗生物質が化膿した炎症に効く





ここからは

薬剤師 小浦 良祐さん

薬剤師 小浦 良祐さんが 選んだ薬を詳しく解説



ポイント①:おすすめの「strong」ステロイド軟膏 3選

まずは、市販薬のステロイドで最もクラスが高い「strong」クラスのステロイド軟膏から、おすすめを紹介していきます。

薬剤師おすすめ

化膿した皮膚の炎症にも優れた効き目
アクセス数1位
田辺三菱製薬
フルコートf 10g
「strong」ステロイド軟膏

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • 化膿した皮膚の炎症をしっかり抑えたい方に

有効成分に「ストロング」クラスのフルオシノロンアセトニドを配合し、優れた抗炎症作用を発揮します。また、抗生物質のフラジオマイシン硫酸塩を配合し、化膿した患部や掻き壊してしまった部位にも使用することができます。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) フルオシノロンアセトニド(0.25mg)、フラジオマイシン硫酸塩(3.5mg)
効果・効能 ・化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん
・化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)
用法・用量 1日1〜数回、患部に適量を塗布
タイプ 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:相談すること
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 13歳以上(中学生以上)目安
スーッとする成分 ×
染みるタイプ ×
ステロイドの強さ strong
薬の匂い ×

薬剤師おすすめ

医療用のリンデロンVと同じ有効成分
シオノギヘルスケア
リンデロンVs軟膏 10g
「strong」ステロイド軟膏

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • 医療用のリンデロン-Vと同じ成分の医薬品を探している方に

有効成分である「ストロング」クラスステロイドのベタメタゾン吉草酸エステルがつらい皮膚の炎症やかゆみを改善してくれます。軟膏の他にクリームやローションもあり、使い分けができる点もポイントです。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) ベタメタゾン吉草酸エステル(1.2mg)
効果・効能 しっしん、皮ふ炎、あせも、かぶれ、かゆみ、しもやけ、虫さされ、じんましん
用法・用量 1日1〜数回、患部に適量を塗布
タイプ 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:相談すること
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 記載無し
スーッとする成分 ×
染みるタイプ ×
ステロイドの強さ strong
薬の匂い ×

薬剤師おすすめ

我慢できない化膿した炎症によるかゆみに
第一三共ヘルスケア
ベトネベートN軟膏AS 5g
「strong」ステロイド軟膏

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • 我慢できない化膿した皮膚炎に効く薬を探している方に

「ストロング」クラスのステロイド成分であるベタメタゾン吉草酸エステルを配合し、我慢できないかゆみや皮膚の炎症に効きます。また、抗生物質のフラジオマイシン硫酸塩を配合しているため、化膿した患部へも使用できます。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) ベタメタゾン吉草酸エステル(1.2mg)、フラジオマイシン硫酸塩(3.5mg)
効果・効能 ・化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん
・化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)
用法・用量 1日1〜数回、患部に適量を塗布
タイプ 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:相談すること
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 年齢制限無し
スーッとする成分 ×
染みるタイプ ×
ステロイドの強さ strong
薬の匂い ×

ポイント②:おすすめの「medium」ステロイド軟膏 3選

次に、「medium」クラスのステロイド軟膏のおすすめを紹介します。

薬剤師おすすめ

かきむしる前の赤みやかゆみに効く
田辺三菱製薬
コートfAT軟膏 10g
「medium」ステロイド軟膏

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • かきむしりたい湿疹やかゆみを治したい方に

4種類の有効成分が、我慢できないかゆみや湿疹、かぶれに効きます。ステロイド成分のプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルが炎症を抑え、リドカインがかゆみや痛みを抑えてかきむしりを防ぎます。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(1.5mg)、リドカイン(10mg)、イソプロピルメチルフェノール(1mg)、トコフェロール酢酸エステル(5mg)
効果・効能 湿疹、皮膚炎、かぶれ、かゆみ、虫さされ、あせも、じんましん
用法・用量 1日数回、適量を患部に塗布
タイプ 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:相談すること
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 2歳以上目安
スーッとする成分 ×
染みるタイプ ×
ステロイドの強さ medium
薬の匂い ×

薬剤師おすすめ

医療用のロコイド軟膏と同じ有効成分
クラシエ薬品
ロコイダン軟膏 16g
「medium」ステロイド軟膏

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • 医療用のロコイド軟膏に近い軟膏を探している方に

有効成分に「ミディアム」クラスのステロイドであるヒドロコルチゾン酪酸エステルを含有し、皮膚の炎症やかゆみを抑えます。医療用で処方されるロコイド軟膏と同じステロイド成分を配合しています。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) ヒドロコルチゾン酪酸エステル(50mg)
効果・効能 湿疹、皮膚炎、かぶれ、かゆみ、虫さされ、じんましん、あせも
用法・用量 1日数回、患部に適量を塗布
タイプ 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:相談すること
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 記載無し
スーッとする成分 ×
染みるタイプ ×
ステロイドの強さ medium
薬の匂い ×

薬剤師おすすめ

カサカサ、ジュクジュクな皮膚の炎症に
佐藤製薬
セロナ軟膏 14g
「medium」ステロイド軟膏

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • カサカサ、ジュクジュクどちらにも使用できる軟膏を探している方に

有効成分の「ミディアム」クラスステロイドであるヒドロコルチゾン酪酸エステルが、皮膚炎や湿疹などの炎症やかゆみに効きます。油脂性でのびがよく、カサカサ、ジュクジュクどちらの患部にも塗ることができます。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) ヒドロコルチゾン酪酸エステル(50mg)
効果・効能 しっしん、皮ふ炎、かぶれ、かゆみ、虫さされ、あせも、じんましん
用法・用量 1日数回、患部に適量を塗布
タイプ 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:相談すること
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 記載無し
スーッとする成分 ×
染みるタイプ ×
ステロイドの強さ medium
薬の匂い ×

ポイント③:おすすめの「weak」ステロイド軟膏 3選

最後に、「weak」クラスのステロイド軟膏のおすすめを紹介します。

薬剤師おすすめ

赤ちゃんのおむつかぶれやお顔の湿疹に
田辺三菱製薬
コートfMD軟膏 10g
「weak」ステロイド軟膏

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • 赤ちゃんのデリケートな肌の炎症を抑えたい方に

有効成分にステロイド成分のプレドニゾロンと炎症を抑えるグリチルレチン酸を配合し、おむつかぶれや湿疹など赤ちゃんの皮膚トラブルに効きます。防腐剤、アルコールフリーでデリケートな肌にも使いやすいです。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) プレドニゾロン(2.5mg)、グリチルレチン酸(5mg)
効果・効能 湿疹、皮膚炎、かぶれ、かゆみ、虫さされ、あせも、じんましん、しもやけ
用法・用量 1日1~4回、適量を患部に塗布
タイプ 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:相談すること
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 乳児期から使用可能
スーッとする成分 ×
染みるタイプ ×
ステロイドの強さ weak
薬の匂い ×

薬剤師おすすめ

抗炎症成分と殺菌成分がかゆみや湿疹に効く
シオノギヘルスケア
シオノギD軟膏 10g
「weak」ステロイド軟膏

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • デリケートな肌の赤み、かゆみを抑えたい方に

抗炎症成分2種と殺菌成分、血流改善成分の4種の有効成分が皮膚の赤みやかゆみに効きます。軟膏のベースには主成分としてワセリンを使用し、お薬を塗ることで患部への保護効果も期待できます。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) デキサメタゾン酢酸エステル(0.25mg)、クロルヘキシジン塩酸塩(1mg)、グリチルレチン酸(3mg)、トコフェロール酢酸エステル(5mg)
効果・効能 しっしん、かゆみ、虫さされ、かぶれ、皮ふ炎、あせも、じんましん、しもやけ
用法・用量 1日1~3回 適量を患部に塗布
タイプ 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:相談すること
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 記載無し
スーッとする成分 ×
染みるタイプ ×
ステロイドの強さ weak
薬の匂い ×

薬剤師おすすめ

ステロイドと抗生物質が化膿した炎症に効く
ジョンソン・エンド・ジョンソン
テラ・コートリル軟膏a 6g
「weak」ステロイド軟膏

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • 化膿した皮膚炎や湿疹に効く薬を探している方に

有効成分にステロイド成分のヒドロコルチゾンと抗生物質のオキシテトラサイクリン塩酸塩を含有し、化膿した湿疹や皮膚炎に効果を発揮します。赤ちゃんのかきむしり等で患部が化膿しても使用できる点がポイントです。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) オキシテトラサイクリン塩酸塩(30mg)、ヒドロコルチゾン(10mg)
効果・効能 化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん、化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)
用法・用量 1日1~数回、適量を患部に塗布するかガーゼなどにのばして貼付
タイプ 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 相談すること
使用が可能な年齢 記載無し
スーッとする成分 ×
染みるタイプ ×
ステロイドの強さ weak
薬の匂い ×

使用するときのポイントや注意点について


薬剤師

小浦 良祐さんのコメント

実際に市販されているステロイド軟膏を使用する際の、ポイントや注意点について解説していきます。

使用するときのポイントは?

使用するときのポイントは?

ステロイド軟膏を使用する際のポイントを3点解説します。

ポイントの1つ目は、擦り込まずにやさしく塗ることです。湿疹などがある場合は、薬をのせるように塗りましょう。

ポイントの2つ目は、用法・用量を守ることです。ステロイド軟膏を使用して、効果があるからといって塗る回数を増やしたり、漫然と長期間使用することは避けてください。よくなってきた場合は、塗る回数を減らしたり、ノンステロイドタイプへの切り替えましょう。

ポイントの3つ目は、化膿している部分には抗生物質入りタイプを使用することです。ステロイドは患部の免疫を下げてしまうため、化膿した部位にはステロイド単体の医薬品ではなく、細菌感染を防ぐ抗生物質が配合されているものを使用しましょう。

こんなときは病院へ

こんなときは病院へ

ステロイド軟膏を5〜6日間使用しても症状が改善しない場合には、軟膏の容器または説明文書を持って医療機関を受診しましょう。

また、慢性的な炎症が治らない場合や、炎症の度合いがひどい場合には、医療用の「ベリーストロング」や「ストロンゲスト」が推奨される症状である可能性があります。医療用でしか存在しない2クラスのステロイドは、医師による処方が必要であるため、医療機関への受診が必要となります。

『ステロイド軟膏』に関するQ&A


Q&A

ステロイド軟膏に関する疑問を解説していきます。

ステロイド軟膏の使用量の目安はどれくらいですか?
ステロイド軟膏を使用する際、その効果を得るための分量の目安としてFTU(フィンガーチップユニット)という単位があります。1FTUは大人の人差し指先から第一関節まで薬をのせた量で、約0.5g※に相当します。

0.5gの軟膏は大人の手のひら2枚分の面積を塗るために適した量です。軟膏は患部に対して、たっぷりのせるように塗ることが症状早期改善のために重要ですので、FTUの考え方をもとに塗るようを決めましょう。

※1FTUが0.5gとなるのは、25〜50gチューブの場合です。それ以下の大きさのチューブでは、5g チューブで約0.2g、10gチューブでは約0.3gほどとなります。

ステロイド軟膏を使用した場合、副作用はあるのですか?
ステロイド軟膏では、内服薬のような全身性の副作用は生じ難いものの、使用した患部で局所的な副作用が生じる可能性があります。

ステロイド軟膏使用時に生じる局所的な副作用には以下のようなものがあります。

・皮膚の萎縮
・毛細血管の拡張
・紅潮
・皮膚の乾燥
・感染症の誘発、悪化

副作用を防ぐためには、症状に合わせた適切なステロイド軟膏を、正しい用法・用量で使用する必要があります。使用に際しての不明点は、薬剤師や登録販売者へ確認しましょう。

ステロイド軟膏を使って症状がよくなりました。このまま、同じ薬を使い続けてもいいですか?
症状が改善した場合には、ステロイド軟膏の使用回数を減らす、あるいはノンステロイドタイプに切り替えが推奨されます。

ステロイド軟膏の使用原則は、十分な効果のステロイド軟膏の短期間使用です。長期間使用した場合は、局所的な副作用が生じやすくなる可能性があります。

また、使い続けないと症状が改善しない場合は、現在使用中のステロイド成分では効果が不十分である可能性があるため、一度受診をして状態を確認してもらいましょう。

まとめ


まとめ

今回はステロイド軟膏に関して解説をしてきました。ステロイド軟膏の市販薬は、皮膚の炎症やかゆみに使用する塗り薬として広く普及している優秀な医薬品です。

しかし、その反面で正しい知識を持って、適切な使用を求められる医薬品でもあります。ご自身の症状にあったステロイド軟膏を選ぶ際は、是非お近くの薬剤師、登録販売者へご相談ください。

※掲載内容は執筆時点での情報です。

  • 小浦 良祐 薬剤師

    執筆・監修者

    新卒で大手ドラッグストアに就職し、管理薬剤師のほか地域連携担当、リクルーターを経験。その後、調剤薬局へ転職し在宅医療と予防医療について学ぶ。また、患者さんの経済的な不安を解消したいと思い2021年に2級ファイナ...

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