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ビタミンD3軟膏は市販で買える?作用と特徴を解説|乾癬に伴う炎症やかゆみ、乾燥などの症状に【薬剤師執筆】

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2026/3/4
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「ビタミンD3軟膏 市販薬」「ビタミンD3 軟膏 市販」などで検索している方は、乾癬や角化症の治療でビタミンD3外用薬を処方された経験があり、同じ薬を市販で手に入れたいと考えているのではないでしょうか。

結論として、ビタミンD3軟膏(マキサカルシトール、カルシポトリオールなど)は医療用医薬品のため市販では購入できません。

しかし、乾癬に伴う炎症やかゆみ、乾燥などの症状をケアできる市販薬は存在します。

本記事では、ビタミンD3外用薬の特徴やステロイド外用薬との違いを整理したうえで、症状別に使える市販の皮膚ケア外用薬12製品を薬剤師が厳選して紹介します。

市販薬の正しい選び方や使用上の注意点も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

くすりの窓口医師・薬剤師が
選んだ市販薬を紹介

  • 経験① 現場でよく聞かれる質問
    経験① 現場でよく聞かれる質問
    現場で聞かれる薬の効果や副作用、飲み合わせの注意点等をご説明します。
  • 経験② 現場で教える医薬品
    経験② 現場で教える医薬品
    悩みに合った薬や普段から自分が案内する薬など、現場で案内するものを教えます。
  • 視点① ユーザー目線で解説
    視点① ユーザー目線で解説
    実際にどう使うのかや、ユーザー目線で
    必要な情報をお伝えします。
  • 医師・薬剤師が悩みにお答えします!

当コラムの掲載記事に関するご注意点

1. 当コラムに掲載されている情報については、原則として薬剤師、医師その他の医療及び健康管理関連の資格を持った方(以下「薬剤師等」といいます)による助言、評価等を掲載しております。当社自身でも掲載内容に不適切な表記がないか、細心の注意を払って確認をしておりますが、医療及び健康管理上の事由など、その内容の正確性や有効性などについて何らかの保証をできるものではありません。あくまで、読者皆様ご自身のご判断にてお読み頂き、ご参考にして頂ければと存じます。

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ビタミンD3軟膏は市販で買える?


薬剤師

佐藤 孝汰さんのコメント

ビタミンD3軟膏は処方箋が必要な医療用医薬品であり、ドラッグストアやネット通販では購入できません。
ビタミンD3外用薬は皮膚の細胞増殖を調整する独自の作用を持ち、乾癬や角化症の治療に用いられます。

市販薬には同一成分を含む製品がないため、自己判断で治療を中断せず、まずは皮膚科医に相談することが大切です。
ここでは、ビタミンD3外用薬の基礎知識を整理します。

ビタミンD3外用薬とは?作用と特徴

ビタミンD3外用薬とは、活性型ビタミンD3を有効成分とする塗り薬です。

皮膚の細胞が過剰に増殖するのを抑え、正常なターンオーバーへ導く「角化調整作用」が特徴です。

乾癬では表皮細胞の増殖スピードが通常の約10倍に加速しており、銀白色の鱗屑(りんせつ)を伴う紅斑が生じます。
ビタミンD3外用薬はこの異常な増殖を正常化することで、鱗屑の減少や紅斑の改善をもたらします。

ステロイド外用薬のような即効性はやや劣るものの、長期使用における皮膚萎縮などの副作用リスクが低い点が大きなメリットです。
単独で使用されるほか、ステロイド外用薬と併用されるケースも多く、乾癬治療のガイドラインでも第一選択薬のひとつとして位置づけられています。
効果が実感できるまでには通常、数週間かかるため、根気よく使い続けることが重要です。


代表的な医療用ビタミンD3外用薬

日本で処方されるビタミンD3外用薬の代表例を以下にまとめました。

● オキサロール軟膏・ローション
● ボンアルファ軟膏
● ボンアルファハイ軟膏 など

いずれも乾癬や角化症に対して用いられます。
薬剤により異なりますが通常、1日1~2回患部に塗布して使用します。

カルシポトリオールとベタメタゾンジプロピオン酸エステルの合剤である「ドボベット軟膏」は、ステロイドとビタミンD3の相乗効果が期待できる配合剤として広く処方されています。

ステロイド外用薬との違い

ステロイド外用薬は炎症やかゆみを速やかに抑える「抗炎症作用」が主体であり、即効性に優れています。

一方、ビタミンD3外用薬は「角化調整作用」により皮膚細胞の正常化を促す薬です。

ステロイドは長期連用で皮膚萎縮や毛細血管拡張、ステロイドざ瘡などのリスクがあります。
ビタミンD3外用薬はこれらの副作用が少なく、長期の維持療法に適している反面、効果発現までに数週間を要する場合があります。

実際の治療では両者を併用し、炎症を抑えてからビタミンD3外用薬で維持するという使い方が一般的です。

病院の受診や処方薬が必要な場合

以下のような場合は市販薬での対処ではなく、皮膚科の受診をおすすめします。

● 銀白色の鱗屑を伴う紅斑が広範囲に広がっている
● 関節の痛みや腫れを伴う
● 市販薬を2週間程度使用しても改善がみられない
● 過去にビタミンD3外用薬を処方されており症状が再発した場合 など

乾癬は慢性疾患であり、自己判断で市販薬へ切り替えると再燃リスクが高まります。
必ず医師の判断を仰ぐようにしてください。

自宅でできるケア・対処法はある?

乾癬や皮膚の乾燥に対して、日常生活でできるケアも重要です。

入浴後は速やかに保湿剤を塗り、皮膚のバリア機能を維持しましょう。

熱すぎるお湯や長時間の入浴は皮脂を奪うため、ぬるめのお湯(38~40度程度)で短時間にとどめます。
衣類は肌触りのよい綿素材を選び、摩擦による刺激を減らすことも効果的。

ストレスや喫煙、過度の飲酒は乾癬を悪化させる要因とされているため、生活習慣全体の見直しも併せて行いましょう。


市販で買える皮膚ケア外用薬の選び方


市販で買える皮膚ケア外用薬の選び方

ビタミンD3軟膏は市販で買えませんが、乾癬に伴う炎症やかゆみ、皮膚の乾燥・角質肥厚といった個々の症状に対応する市販薬は入手可能です。
大切なのは、自分の症状に合った有効成分を見極めることです。
ここでは、代表的な3つの成分カテゴリ(ステロイド、ヘパリン類似物質、尿素)について、それぞれの特徴と適した症状を解説します。

炎症やかゆみの症状にはステロイド成分含有

赤み・かゆみ・湿疹など炎症症状が目立つ場合は、ステロイド成分を含む外用薬が有効です。

市販のステロイド外用薬は「ストロング」「ミディアム」「ウィーク」の3段階の強さがあり、症状の程度や使用部位に応じて選べます。
炎症を速やかに抑えることで、かきむしりによる悪化を防ぐ効果が期待できます。

ただし、漫然と長期使用せず、5~6日使用しても改善しない場合は医療機関を受診してください。

どの強さを選べば良い?自分の症状に合わせた商品を選びたい方は以下の記事もチェック↓


肌の乾燥やバリア機能低下にはヘパリン類似物質含有

乾燥によるかさつきやバリア機能の低下が気になる場合は、「ヘパリン類似物質」を配合した保湿外用薬が適しています。

ヘパリン類似物質は医療現場でも広く処方される保湿成分で、角質層に水分を保持し、血行を促進する作用があります。
乾癬の補助的ケアとしてステロイド外用薬と併用したり、症状が落ち着いた後の維持療法として日常的に使用するのに向いています。

ヘパリン類似物質は何に効く?選び方・ポイントなど以下の記事で解説↓


ガサつき・角質肥厚には尿素成分含有

皮膚の硬化やガサつき、角質肥厚が目立つ場合は、尿素を配合したクリームがおすすめです。

尿素は天然保湿因子のひとつで、硬くなった角質を柔らかくし、水分保持力を高める作用があります。
かかとやひじ、ひざなどの角質が厚い部位のケアに適しています。
ただし、傷口やひび割れ部分に塗るとしみることがあるため、亀裂のある部位や炎症が強い部位への使用は避けましょう。

尿素クリームの効果・副作用などを以下の記事で詳しく解説↓


【結論】選び方のまとめ

市販の皮膚ケア外用薬を選ぶ際は、自分の症状を見極めることがポイントです。

赤み・かゆみなどの炎症にはステロイド配合薬、乾燥・バリア機能低下にはヘパリン類似物質配合薬、角質の硬化・ガサつきには尿素配合薬が適しています。
複数の症状が重なる場合は、部位や状態に応じて使い分けるのも有効な方法です。

2週間程度使用しても改善が見られない場合は、自己判断を続けず皮膚科を受診しましょう。

【薬剤師厳選】市販で買える皮膚ケア外用薬おすすめ 12選

薬剤師 佐藤 孝汰さん厳選

ここからは、症状別に選べる市販の皮膚ケア外用薬を12製品紹介します。

成分の種類、ステロイドの強さ、保湿力などを比較し、ご自身の症状に合った製品を見つけるヒントにしてください。

薬剤師の画像

薬剤師 佐藤 孝汰さん 厳選

市販で買える皮膚ケア外用薬おすすめ 12選を比較
該当項目:
該当項目:
該当項目:
商品名 画像 最安値 商品リンク 薬剤師コメント 剤型・形状

リンデロンVs軟膏 10g

1,220

送料:要確認

処方薬と同成分のステロイド

軟膏

第一三共ヘルスケア

ベトネベートN軟膏AS 10g

1,196

送料:別

抗菌成分配合で化膿予防

軟膏

田辺三菱製薬

フルコートf 10g

1,253

送料:別

抗生物質配合のステロイド軟膏

軟膏

第一三共ヘルスケア

オイラックスPZリペア軟膏 10g

933

送料:別

かゆみ止め成分を複数配合

軟膏

健栄製薬

ヒルマイルドクリーム 60g

1,183

送料:別

処方薬ヒルドイドと同成分

クリーム

ジャパンメディック

ホームメディックアルフィーネクリーム 50g
4560233060049
油性基剤で高い保湿持続力

油性クリーム

matsukiyo(ジャパンメディック製造)

ヒルメナイド油性クリーム 50g
4956622110367

1,427

送料:別

コスパに優れたPB保湿剤

油性クリーム

小林製薬

アットノンEXクリーム 15g

808

送料:別

傷あと・やけどあとの改善に

クリーム

興和

ケラチナミンコーワ20%尿素配合クリーム 60g

803

送料:要確認

尿素20%の高保湿クリーム

クリーム

ライオン

フェルゼアHA20クリーム 80g

1,078

送料:別

尿素+ヒアルロン酸Naのダブル保湿

クリーム

佐藤製薬

パスタロンM20%α 100g
4つの有効成分で集中ケア

クリーム

大鵬薬品

ウレパールプラスクリーム 80g

1,027

送料:要確認

尿素+3種のかゆみ止め成分

クリーム




ここからは

薬剤師 佐藤 孝汰さん

薬剤師 佐藤 孝汰さんが 選んだ薬を詳しく解説



炎症やかゆみにおすすめステロイド成分含有外用薬 4選

炎症やかゆみが強い方には、ステロイド成分を含む市販外用薬がおすすめです。
ここでは、「ストロング」と「ミディアム」ランクの製品をピックアップしました。
症状の程度に合った強さを選びましょう。

薬剤師おすすめ

処方薬と同成分のステロイド
リンデロンVs軟膏 10g
炎症やかゆみの症状に
  1. ストロングランク
  2. 処方薬と同成分
  3. べたつきにくい軟膏

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • しっかり炎症を抑えたい方に
  • 処方薬と同じ成分を使いたい方に

医療用リンデロンV軟膏と同一のベタメタゾン吉草酸エステルを配合した「ストロング」ランクのステロイド外用薬です。湿疹、皮膚炎、かゆみ、かぶれ、あせもなどの炎症を抑えます。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) ベタメタゾン吉草酸エステル
効果・効能 湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、かゆみ、しもやけ、虫さされ、じんましん
用法・用量 1日1〜数回、適量を患部に塗布
剤形・形状 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:要相談
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 制限なし
ステロイド成分 〇(ストロング)
角化調整作用 ×
抗炎症成分
保湿成分 ×

薬剤師おすすめ

抗菌成分配合で化膿予防
第一三共ヘルスケア
ベトネベートN軟膏AS 10g
炎症やかゆみの症状に
  1. ストロングランク
  2. 抗生物質配合
  3. 化膿予防

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • かき壊して化膿しやすい方に
  • 抗菌成分も欲しい方に

ステロイド成分ベタメタゾン吉草酸エステルに抗生物質フラジオマイシン硫酸塩を配合。炎症を抑えながら、細菌による化膿を防ぎます。かき壊して化膿しやすい湿疹や皮膚炎に適しています。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) ベタメタゾン吉草酸エステル、フラジオマイシン硫酸塩
効果・効能 化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん。化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)
用法・用量 1日1~数回、適量を患部に塗布
剤形・形状 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:要相談
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 制限なし
ステロイド成分 〇(ストロング)
角化調整作用 ×
抗炎症成分
保湿成分 ×

薬剤師おすすめ

抗生物質配合のステロイド軟膏
田辺三菱製薬
フルコートf 10g
炎症やかゆみの症状に
  1. ストロングランク
  2. 抗生物質配合
  3. しっかり炎症を抑制

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • 強めのステロイドを使いたい方に
  • 炎症とかゆみが強い方に

ステロイド成分フルオシノロンアセトニドと抗生物質フラジオマイシン硫酸塩を配合した「ストロング」ランクの外用薬です。しつこいかゆみや炎症をしっかり抑え、二次感染も予防します。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) フルオシノロンアセトニド、フラジオマイシン硫酸塩
効果・効能 化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん。化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)
用法・用量 1日1~数回、適量を患部に塗布
剤形・形状 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:要相談
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 制限なし
ステロイド成分 〇(ストロング)
角化調整作用 ×
抗炎症成分
保湿成分 ×

薬剤師おすすめ

かゆみ止め成分を複数配合
第一三共ヘルスケア
オイラックスPZリペア軟膏 10g
炎症やかゆみの症状に
  1. ミディアムランク
  2. かゆみ止め成分配合
  3. マイルドな効き目

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • マイルドなステロイドを選びたい方に
  • かゆみをしっかり抑えたい方に

ステロイド成分プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルに加え、かゆみ止め成分クロタミトンを配合。「ミディアム」ランクのステロイドで、比較的マイルドな効き目です。かゆみを伴う湿疹や皮膚炎に適しています。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル、グリチルレチン酸、クロタミトン、アラントイン、トコフェロール酢酸エステル、イソプロピルメチルフェノール
効果・効能 湿疹、皮膚炎、かゆみ、かぶれ、あせも、虫さされ、じんましん
用法・用量 1日数回、適量を患部に塗布
剤形・形状 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:要相談
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 制限なし
ステロイド成分 〇(ミディアム)
角化調整作用 ×
抗炎症成分
保湿成分 ×

乾燥・バリア機能低下におすすめヘパリン類似物質含有クリーム 4選

乾燥やバリア機能の低下が気になる方には、ヘパリン類似物質を含む保湿クリームが適しています。
医療用のヒルドイドと同じ有効成分を配合した市販品もあり、高い保湿力が期待できます。

薬剤師おすすめ

処方薬ヒルドイドと同成分
健栄製薬
ヒルマイルドクリーム 60g
肌の乾燥やバリア機能低下に
  1. ヘパリン類似物質0.3%
  2. 処方薬と同成分
  3. べたつきにくい

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • 乾燥肌をしっかり保湿したい方に
  • 処方薬と同じ成分を使いたい方に

医療用保湿剤ヒルドイドと同じヘパリン類似物質を0.3%配合。高い保湿力で角質層に水分を保持し、乾燥肌を改善します。しっとり潤うクリームタイプで、広い範囲にも塗りやすいのが特徴です。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) ヘパリン類似物質
効果・効能 手指の荒れ、ひじ・ひざ・かかと・くるぶしの角化症、手足のひび・あかぎれ、乾皮症、小児の乾燥性皮ふ、しもやけ(ただれを除く)、きず・やけどのあとの皮ふのしこり・つっぱり(顔面を除く)、打身・ねんざ後のはれ・筋肉痛・関節痛
用法・用量 1日1~数回、適量を患部に塗布
剤形・形状 クリーム
妊娠中・授乳中の使用 使用可能
使用が可能な年齢 小さな子どもから使用可能
ステロイド成分 ×
角化調整作用 ×
抗炎症成分
保湿成分

薬剤師おすすめ

油性基剤で高い保湿持続力
4560233060049
ジャパンメディック
ホームメディックアルフィーネクリーム 50g
肌の乾燥やバリア機能低下に
  1. ヘパリン類似物質0.3%
  2. 油性クリーム
  3. 保湿持続力が高い

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • 乾燥がひどい方に
  • 保湿効果を長持ちさせたい方に

ヘパリン類似物質0.3%配合の油性クリームです。油性基剤が肌表面を保護し、水分の蒸発を防ぐため、保湿効果が長時間持続します。乾燥がひどい部位や冬場の集中ケアに適しています。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) ヘパリン類似物質
効果・効能 手指の荒れ、ひじ・ひざ・かかと・くるぶしの角化症、手足のひび・あかぎれ、乾皮症、小児の乾燥性皮ふ、しもやけ(ただれを除く)、きず・やけどのあとの皮ふのしこり・つっぱり(顔面を除く)、打身・ねんざ後のはれ・筋肉痛・関節痛
用法・用量 1日1~数回、適量を患部に塗布
剤形・形状 油性クリーム
妊娠中・授乳中の使用 使用可能
使用が可能な年齢 生後6ヶ月から
ステロイド成分 ×
角化調整作用 ×
抗炎症成分
保湿成分

薬剤師おすすめ

コスパに優れたPB保湿剤
4956622110367
matsukiyo(ジャパンメディック製造)
ヒルメナイド油性クリーム 50g
肌の乾燥やバリア機能低下に
  1. ヘパリン類似物質0.3%
  2. PB商品でお手頃
  3. 油性クリーム

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • コスパよく保湿ケアしたい方に
  • 毎日の保湿に使いたい方に

マツキヨのプライベートブランド商品で、ヘパリン類似物質0.3%を配合した油性クリームです。ヒフメイドと同じ製造元・同一処方で、よりお手頃な価格で購入できます。毎日の保湿ケアに取り入れやすい製品です。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) ヘパリン類似物質
効果・効能 手指の荒れ、ひじ・ひざ・かかとの角化症、乾皮症
用法・用量 1日1~数回、適量を患部に塗布
剤形・形状 油性クリーム
妊娠中・授乳中の使用 使用可能
使用が可能な年齢 生後6ヶ月から
ステロイド成分 ×
角化調整作用 ×
抗炎症成分
保湿成分

薬剤師おすすめ

傷あと・やけどあとの改善に
小林製薬
アットノンEXクリーム 15g
肌の乾燥やバリア機能低下に
  1. ヘパリン類似物質配合
  2. 傷あと改善
  3. 3つの有効成分

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • 傷あとや色素沈着が気になる方に
  • 肌の修復を促したい方に

ヘパリン類似物質が血行を促進し、皮膚の新陳代謝を高めることで、傷あと・やけどあとの改善をサポートします。傷あと改善が主な目的ですが、保湿作用もあわせもちます。アラントインとグリチルリチン酸二カリウムが肌の修復と炎症を抑えます。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) ヘパリン類似物質、アラントイン、グリチルリチン酸二カリウム
効果・効能 きず・やけどのあとの皮膚のしこり・つっぱり、ひじ・ひざ・かかとの角化症
用法・用量 1日1~数回、適量を患部に塗布
剤形・形状 クリーム
妊娠中・授乳中の使用 使用可能
使用が可能な年齢 生後6ヶ月から
ステロイド成分 ×
角化調整作用 ×
抗炎症成分
保湿成分

ガサつき・角質肥厚におすすめ尿素配合クリーム 4選

角質の硬化やガサつきが気になる方には、尿素を配合したクリームがおすすめです。
尿素濃度やかゆみ止め成分の有無など、製品ごとの違いを確認して選びましょう。

薬剤師おすすめ

尿素20%の高保湿クリーム
興和
ケラチナミンコーワ20%尿素配合クリーム 60g
ガサつき・角質肥厚に
  1. 尿素20%配合
  2. ロングセラー商品
  3. 角質軟化+保湿

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • かかとやひじのガサつきが気になる方に
  • 角質を柔らかくしたい方に

尿素を20%配合し、硬くなった角質を柔らかくしながら水分を保持します。手指のあれ、ひじ・ひざ・かかとの角化症、乾燥肌に効果を発揮します。長年の実績があるロングセラー商品です。

分類 第3類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 尿素
効果・効能 手指のあれ、ひじ・ひざ・かかと・くるぶしの角化症、老人の乾皮症、さめ肌
用法・用量 1日数回、適量を患部に塗布しよくすり込む
剤形・形状 クリーム
妊娠中・授乳中の使用 使用可能
使用が可能な年齢 15歳以上
ステロイド成分 ×
角化調整作用 △(角質軟化作用)
抗炎症成分 ×
保湿成分

薬剤師おすすめ

尿素+ヒアルロン酸Naのダブル保湿
ライオン
フェルゼアHA20クリーム 80g
ガサつき・角質肥厚に
  1. 尿素20%配合
  2. ヒアルロン酸Na配合
  3. べたつきにくい

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • 保湿力の高い尿素クリームを使いたい方に
  • 広範囲の乾燥が気になる方に

尿素20%に加え、保湿成分ヒアルロン酸ナトリウムを配合。角質を柔らかくしながら、うるおいを与えます。のびがよくべたつきにくいクリームで、広い範囲にも塗りやすい設計です。

分類 第3類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 尿素、グリチルリチン酸二カリウム、トコフェロール酢酸エステル
効果・効能 手指のあれ、ひじ・ひざ・かかと・くるぶしの角化症、老人の乾皮症、さめ肌
用法・用量 1日数回、適量を患部に塗布しよくすり込む
剤形・形状 クリーム
妊娠中・授乳中の使用 使用可能
使用が可能な年齢 記載なし
ステロイド成分 ×
角化調整作用 △(角質軟化作用)
抗炎症成分
保湿成分

薬剤師おすすめ

4つの有効成分で集中ケア
佐藤製薬
パスタロンM20%α 100g
ガサつき・角質肥厚に
  1. 尿素20%配合
  2. 血行促進+抗炎症
  3. 4つの有効成分

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • 乾燥と炎症の両方をケアしたい方に
  • 血行不良による肌荒れが気になる方に

尿素20%に血行促進成分トコフェロール酢酸エステルと抗炎症成分グリチルリチン酸二カリウムを配合。保湿・血行促進・抗炎症の3つの作用で、ガサつく肌を集中的にケアします。

分類 第3類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 尿素、トコフェロール酢酸エステル、グリチルリチン酸二カリウム、γ-オリザノール
効果・効能 手指のあれ、ひじ・ひざ・かかと・くるぶしの角化症、老人の乾皮症、さめ肌
用法・用量 1日数回、適量を患部に塗布しよくすり込む
剤形・形状 クリーム
妊娠中・授乳中の使用 使用可能
使用が可能な年齢 記載なし
ステロイド成分 ×
角化調整作用 △(角質軟化作用)
抗炎症成分
保湿成分

薬剤師おすすめ

尿素+3種のかゆみ止め成分
大鵬薬品
ウレパールプラスクリーム 80g
ガサつき・角質肥厚に
  1. 尿素10%+かゆみ止め3成分
  2. 乾燥性かゆみに
  3. クリームタイプ

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • 乾燥に伴うかゆみがつらい方に
  • かゆみ止めと保湿を両立したい方に

尿素10%に加え、ジフェンヒドラミン塩酸塩、d-カンフル、リドカインの3種のかゆみ止め成分を配合。乾燥肌に伴うかゆみを鎮めながら、皮膚をしっとりなめらかにします。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 尿素、ジフェンヒドラミン塩酸塩、d-カンフル、リドカイン、トコフェロール酢酸エステル
効果・効能 かゆみを伴う乾燥性皮膚(老人・成人の乾皮症、小児の乾燥性皮膚)
用法・用量 1日1〜数回、適量を患部に塗布
剤形・形状 クリーム
妊娠中・授乳中の使用 使用可能
使用が可能な年齢 記載なし
ステロイド成分 ×
角化調整作用 △(角質軟化作用)
抗炎症成分 ×
保湿成分

ポイントや注意点について


薬剤師

佐藤 孝汰さんのコメント

市販の皮膚ケア外用薬は手軽に購入できる一方、使い方を誤ると十分な効果が得られなかったり、思わぬ副作用を招いたりすることがあります。
正しい使い方を守ることで、効果を最大限に引き出し、副作用のリスクを抑えることができます。

ここでは、長期使用、使用部位、対象者に関する注意点を解説します。

長期使用時の注意

ステロイド外用薬は短期間で炎症を抑える目的で使用するのが一般的です。

漫然と長期使用すると皮膚萎縮や毛細血管拡張、色素沈着などの副作用が起こる可能性があります。

市販のステロイド外用薬は5~6日使用しても症状が改善しない場合、使用を中止し医療機関を受診してください。
ヘパリン類似物質や尿素配合クリームは比較的長期間使用できますが、肌に異常を感じた場合は使用をやめて医師や薬剤師に相談しましょう。

顔やデリケート部位への使用

顔や首、陰部などの皮膚が薄い部位は薬剤の吸収率が高く、ステロイド外用薬の副作用が出やすいため注意が必要です。

市販のステロイド外用薬の多くは、顔への使用を避けるよう記載されています。
これらの部位に症状がある場合は、自己判断で市販薬を使わず皮膚科を受診してください。

保湿目的のヘパリン類似物質や尿素クリームも、目の周りや粘膜部への使用は避けましょう。

妊娠授乳中小児への使用

妊娠中・授乳中の方は、市販薬であっても使用前に医師または薬剤師に相談してください。

ステロイド外用薬は広範囲に大量使用しなければ一般的に問題ないとされていますが、自己判断での使用は避けるべきです。
子どもの皮膚は大人より薄く、薬剤の吸収率が高いため、使用部位や期間には特に注意が必要です。
市販薬ごとに対象年齢が異なるため、添付文書を必ず確認し、不明な点は薬剤師に相談しましょう。


『ビタミンD3』『乾癬』『市販』に関するQ&A


『ビタミンD3』『乾癬』『市販』に関するQ&A

最後に、ビタミンD3軟膏や乾癬の治療、市販薬での代替についてよくある質問と回答をまとめました。
市販薬を使ったセルフケアを検討する際の参考にしてください。

ビタミンD3軟膏は市販で買えない?
ビタミンD3軟膏は、医療用医薬品に分類されており、市販では購入できません。
処方せんが必要なため、入手するには皮膚科を受診して医師の診断を受ける必要があります。

まったく同一成分を含む市販薬やジェネリック医薬品も現時点では存在しません。
代替として症状に応じた市販のステロイド外用薬や保湿剤でケアを行うことになります。
今回紹介した市販薬を参考にしてください。
市販薬で代用しても大丈夫?
市販薬で乾癬の根本治療を行うことはできませんが、炎症やかゆみ、乾燥といった個々の症状を緩和することは可能です。

ただし、ビタミンD3外用薬を処方されている方が自己判断で市販薬に切り替えると、症状が再燃するリスクがあります。

市販薬はあくまで補助的なケアと位置づけ、処方薬の代わりとして使用する場合は必ず担当医に相談してください。
乾癬は市販薬で治る?
乾癬は免疫異常が関わる慢性疾患であり、市販薬だけで完治させることは困難です。

軽度の症状であれば市販のステロイド外用薬や保湿剤で一時的に改善することはありますが、根本的な治療には医療機関での診察と処方薬(ビタミンD3外用薬、免疫抑制剤など)が必要です。

症状が慢性化している場合や広範囲に及ぶ場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。

まとめ


まとめ

ビタミンD3軟膏は医療用医薬品のため市販では購入できませんが、乾癬に伴う炎症・かゆみ・乾燥などの症状に対応できる市販薬は複数あります。
症状に合った成分(ステロイド、ヘパリン類似物質、尿素)を選び、正しい使い方を守ることが効果的なセルフケアにつながります。
ただし、市販薬はあくまで補助的なケアであり、乾癬そのものの治療には医師の診断と処方薬が欠かせません。
症状が続く場合や悪化した場合は、早めに皮膚科を受診してください。

※掲載内容は執筆時点での情報です。

  • 佐藤 孝汰 薬剤師

    執筆・監修者

    公立病院の薬剤師として勤務後、調剤薬局で1年間勤務。現在は老健施設併設型の病院で勤務。

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