ルルシリーズの大まかな特徴

「ルル」シリーズは、大きく次の3つのグループに分けられます。

● ルルAシリーズ
● ルルアタックシリーズ
● その他

ルルAシリーズは常備薬として

ルルAシリーズは、いわゆる「総合風邪薬」と呼ばれるものです。風邪でよくみられる、熱・咳・鼻水などの症状に幅広く対応できるように、たくさんの成分を配合したタイプです。
常備薬として置いておくのに適していると言えるでしょう。

ルルアタックシリーズは症状に合わせて

一方で、ルルアタックシリーズは、熱・のどの痛み・鼻水それぞれの症状に特化した製品を展開しています。こちらは、その時の症状に合わせてその都度購入するのがよいでしょう。

ルルシリーズに特徴的な成分「トラネキサム酸」とは何か

ルルシリーズの中には、市販の風邪薬には珍しい「トラネキサム酸」という成分が含まれているものがあります。

ヒトの体内には、「プラスミン」という物質があります。これは、炎症を引き起こす物質であるキニン類の働きを強めて、体内で炎症を引き起こす原因となります(1, 2)。

トラネキサム酸は、上記プラスミンの機能を抑えることで、炎症を鎮める働きをします。風邪の場合でいえば、のどの腫れや痛みを抑えることになります。また、トラネキサム酸は「トランサミン」などの名前で、医療用医薬品としても使用されている成分です。

トラネキサム酸の効果は?

トラネキサム酸は、すでに約50年の使用経験のある成分です (1)。しかし、風邪に対する効果についてはよくわかっていないのが実情です。

一方で、トラネキサム酸には止血効果もあるので、人工股関節置換術 (3) や、外科手術 (4) における出血予防の効果などについては、多くのエビデンスがあります。

のどとは少し違いますが、デンタルリンスという形で歯肉炎などに対する効果が認められた研究は存在します (5)。しかし、他にはこれと言ったエビデンスがなく、経験的に使用されているというのが実際のところです (6)。

あくまで私個人の感覚ですが、トラネキサム酸がのどの痛みを抑える効果は、それなりに高い印象はあります。そのため、過去に使ってよかったなどの経験がある方は、トラネキサム酸を含む製品を積極的に選ぶのも悪くないと思います。

トラネキサム酸の使用上の注意は?

トラネキサム酸は、もともと体内に存在する物質でもあります。そのためか、特に大きな副作用というものも知られていません。

ただし、先ほども軽く触れましたが、止血効果を持つ成分なので、血が固まりやすい病気などがある方は注意が必要です。

通常、自宅で使用するような薬との飲み合わせにも、特に注意すべきものはありません。

ルルシリーズ 各商品の成分・効果

新ルルAゴールドDX

● 解熱成分:アセトアミノフェン
● 鎮咳去痰成分:ブロムヘキシン、dl-メチルエフェドリン、ジヒドロコデイン
● 抗鼻汁成分:クレマスチン、ベラドンナ総アルカロイド
● その他成分:トラネキサム酸、無水カフェイン、ベンフォチアミン

「ルルA」シリーズでは、先ほど紹介したトラネキサム酸が唯一配合されています。風邪をひいたときに、のどが痛くなることが多い、という方には最もおススメの製品です。

また、この製品のみ顆粒剤も販売されています。のどの痛みがあると、錠剤を飲み込むのがつらい場合もあります。こうしたケースでは顆粒剤の方が便利でしょう。内容は錠剤でも顆粒剤でも同じです。
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