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	<title>EPARKくすりの窓口コラム</title>
	<copyright>EPARKくすりの窓口コラム</copyright>
	<link>http://www.kusurinomadoguchi.com/column</link>
	<language>ja</language>
	<description>EPARKくすりの窓口コラムでは、お薬や病気に関する疑問や悩みの解消、健康に関するお役立ち情報の発信を目的として、薬剤師をはじめとした各分野の専門家の方々が発信するヘルスケア情報を集めています。</description>
	<pubDate>Fri, 18 Sep 2026 12:06:45 +0900</pubDate>
		<item>
		<title>お薬手帳の使い方は？紙とアプリの違いも【薬剤師解説】</title>
		<link>http://www.kusurinomadoguchi.com/column/articles/how-to-use-medicine-notebook</link>
		<guid isPermaLink="true">http://www.kusurinomadoguchi.com/column/articles/how-to-use-medicine-notebook</guid>
				<comments></comments>
				<pubDate>Tue, 29 Jul 2025 01:26:56 +0000</pubDate>
		<dc:creator>加藤 誠</dc:creator>
		<category>未分類</category>
		<description>
			<![CDATA[<p></p>
<h3 class="h3" id="お薬手帳はどう活用する？｜使い方">お薬手帳はどう活用する？｜使い方</h3>
<p></p>
<div class="baloon-content">
<div class="baloon-author-prf">
<div class="baloon-author-thumbnail"><img decoding="async" class="baloon-author-thumbnail-image " src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/makoto_kato_profile.jpeg" /></div>
<div class="profile">
<p class="job">薬剤師</p>
<p class="name">加藤 誠さんのコメント</p>
</div>
</div>
<div class="baloon-text">お薬手帳は、自分がこれまでに使った薬の履歴を記録しておくための手帳です。</div>
</div>
<p><span class="line-yellow">これを医療機関や薬局で提示することで、薬の重複や副作用のリスクを防ぐことができます。<br /></span><br />また、妊娠中や持病がある場合など、特別な注意が必要なケースでも役立ちます。複数の病院を受診している人にとっては、薬の情報を一元管理できる便利なツールと言えるでしょう。</p>
<h4 class="h4" id="医療機関を受診する際に持参する">医療機関を受診する際に持参する</h4>
<p><span class="line-yellow">病院やクリニックを受診する際には、お薬手帳を必ず持参しましょう。</p>
<p></span>これで医師は過去の薬歴を確認でき、同じ薬の重複処方や副作用のリスクを避けることができます。<br />例えば、以前に薬で体調を崩したことがある場合、手帳を見せればその薬を避ける判断ができます。<br />もし急病でかかる病院が変わっても、服用中の薬が分かれば適切な治療を受けやすくなります。このように、お薬手帳は医療ミスを防ぐための大切な道具です。</p>
<h4 class="h4" id="薬局で薬を受け取る際に持参する">薬局で薬を受け取る際に持参する</h4>
<p><span class="line-yellow">薬局で薬をもらうときにも、お薬手帳を提示することが重要です。<br /></span><br />薬剤師は、処方された薬と現在服用中の薬の組み合わせをチェックし、飲み合わせによる副作用や重複処方を防ぎます。<br />例えば、同じ成分の薬を複数の病院で処方されている場合、薬局で気づいて医師に確認してくれることがあります。<br />また、市販薬を使っている場合も手帳に記録しておけば、薬剤師に相談しやすくなります。このように薬局でも手帳は活用されています。</p>
<h4 class="h4" id="自分で服用方法や時間をメモする">自分で服用方法や時間をメモする</h4>
<p><span class="line-yellow">お薬手帳には、薬の名前や量だけでなく、自分で服用時間や副作用についてメモを残すと効果的です。<br /></span><br />例えば「朝は忘れやすいので夜にまとめて飲んでしまった」などの記録をしておけば、医師や薬剤師に相談する際に役立ちます。<br />また、飲んだ後に体調の変化があった場合もメモしておくと、次回の診察時に詳しく説明できます。</p>
<h4 class="h4" id="お薬手帳は1冊にまとめる">お薬手帳は1冊にまとめる</h4>
<p><span class="line-yellow">お薬手帳は、できるだけ1冊にまとめて管理することが重要です。<br /></span><br />複数の手帳を使っていると、医師や薬剤師が服薬履歴を正確に把握できなくなる恐れがあります。<br />例えば、古い手帳には過去の副作用歴が書いてあり、新しい手帳には記録されていなかった場合、重要な情報が見落とされるかもしれません。<br />病院や薬局が変わっても、同じ手帳を持ち歩くことが大切です。紛失しないように、保管場所を決めておくこともおすすめです。</p>
<p></p>
<h3 class="h3" id="お薬手帳を持つことのメリット">お薬手帳を持つことのメリット</h3>
<p><img fetchpriority="high" decoding="async" src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/%E3%81%8A%E8%96%AC%E6%89%8B%E5%B8%B3%E3%81%8C%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%AA%E4%BA%BA%EF%BC%9F%E3%81%8A%E8%96%AC%E6%89%8B%E5%B8%B3%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%82%E7%B4%B9%E4%BB%8B%E3%80%90%E8%96%AC%E5%89%A4%E5%B8%AB%E8%A7%A3%E8%AA%AC%E3%80%91.jpg" alt="お薬手帳を持つことのメリット" width="640" height="480" class="alignnone size-full wp-image-85734" /></p>
<p><span class="line-yellow">お薬手帳を持つことで、自分の服薬状況を正確に管理できます。</span></p>
<p>病院や薬局ごとに処方される薬が異なる場合でも、手帳があれば一目で内容を把握できるため、薬の重複や副作用のリスクを減らせます。<br />例えば、複数の医療機関に通っている人でも、手帳があれば薬の情報を統一して管理できるのです。<br />また、災害時や旅行先で急に病院を受診する場合でも、手帳を見せれば、服用中の薬や過去の処方歴を簡単に伝えられます。<br />こうした使い方ができるのが、お薬手帳の大きなメリットです。</p>
<h4 class="h4" id="医療費の節約">医療費の節約</h4>
<p>お薬手帳を提示すると、医療費の負担を抑えられる場合があります。これは、<span class="line-yellow">同じ薬を重複して処方されることを防げるためです。</span><br />たとえば、すでに家に残っている薬があるにもかかわらず、再度処方を受けてしまうと無駄な費用が発生します。<br />お薬手帳には過去の処方内容が記載されているため、医師や薬剤師が薬の残量や内容を確認し、必要最小限の処方にとどめることができます。<br />このように、手帳を持つことでムダな支出を防ぐことができます。</p>
<h4 class="h4" id="薬の飲み合わせや重複投与を防ぐ">薬の飲み合わせや重複投与を防ぐ</h4>
<p>薬には、組み合わせによって副作用が強く出てしまう場合があります。<span class="line-yellow">お薬手帳を活用すれば、こうした飲み合わせのリスクを減らすことができます。</span><br />例えば、複数の病院を受診していると、それぞれの医師が処方する薬が重なってしまうことがあります。<br />お薬手帳を見せれば、薬剤師や医師が過去の薬と処方の内容を比べて確認できます。<br />このとき、同じ成分の薬が重複していれば指摘してもらえるため、知らずに薬を飲み過ぎる心配がなくなります。</p>
<h4 class="h4" id="より適切な薬の処方">より適切な薬の処方</h4>
<p><span class="line-yellow">お薬手帳があると、医師がより適切な薬を処方しやすくなります。</span><br />過去に服用した薬の内容や副作用の有無が手帳に記録されているため、体質に合った薬を選ぶための材料になります。<br />例えば、以前にある薬を飲んで体調を崩したことがあれば、それを手帳で確認できます。<br />このような情報があれば、医師はその薬を避けて別の薬を選択できます。<br />また、病歴や治療歴が分かるため、処方する薬の量や種類についても的確な判断がしやすくなります。</p>
<p></p>
<h3 class="h3" id="アプリだからこそのメリット3選">アプリだからこそのメリット3選</h3>
<p>お薬手帳アプリには、紛失のリスクが少ない、災害時や緊急時に役立つ、薬局の待ち時間を短縮できるといった便利な特徴があります。<br />紙の手帳では実現できない、アプリならではの利便性があるため、最近では多くの人が利用しています。</p>
<h4 class="h4" id="メリット①紛失の心配がない">メリット①紛失の心配がない</h4>
<p><span class="line-yellow">お薬手帳を紙で管理していると、持ち歩くうちに紛失してしまうことがあります。<br /></span><br />例えば、バッグの中で無くしてしまったり、旅行先に置き忘れたりするケースは少なくありません。<br />しかし、アプリタイプのお薬手帳であればスマートフォンにデータが保存されるため、その心配がぐっと減ります。<br />また、アプリにはバックアップ機能があるものもあります。これにより、万が一スマートフォンを紛失しても、別の端末でデータを復元できる可能性が高くなります。このような特徴が、アプリの大きなメリットです。</p>
<h4 class="h4" id="メリット②災害時や緊急時に役立つ">メリット②災害時や緊急時に役立つ</h4>
<p><span class="line-yellow">災害や急病など、突然の事態が起きたときにもお薬手帳アプリは役立ちます。<br /></span><br />紙のお薬手帳は自宅に置き忘れてしまうこともありますが、スマートフォンなら常に持っている人が多いでしょう。<br />例えば、避難所に移動する際や、突然のケガで救急搬送されたときも、アプリならすぐに服薬情報を見せることができます。<br />このとき、過去の薬の履歴やアレルギー情報を医師に伝えられれば、適切な治療を受けやすくなります。</p>
<h4 class="h4" id="メリット③薬局の待ち時間を短縮できる">メリット③薬局の待ち時間を短縮できる</h4>
<p><span class="line-yellow">お薬手帳アプリを使うと、薬局での待ち時間を短くできる場合があります。</span><br />これは、事前に薬局へ処方箋を送信できるサービスがあるためです。例えば、診察後にアプリで処方箋の画像を撮影し、薬局に送っておけば、薬局側は事前に準備を始めることができます。<br />その結果、薬局に到着した時点で薬の準備が進んでいることが多く、待ち時間が短くなるのです。<br />特に忙しい時間帯や体調が悪いときには、待ち時間を減らせることは大きなメリットです。<br />ただし、すべての薬局がこのサービスに対応しているわけではないので、事前に確認しておくことが必要です。</p>
<p><strong>おすすめアプリ、使い方は以下の記事でも解説↓</strong><br /><div class="CL-other-link">
  <a href="https://www.kusurinomadoguchi.com/column/articles/medicine-notebook-app-free-recommended" >
    <dl>
      <dt class="relation-article-item-thumb">
        <img decoding="async" src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%81%E3%81%AE%E3%81%8A%E8%96%AC%E6%89%8B%E5%B8%B3%E7%84%A1%E6%96%99%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%92%E7%B4%B9%E4%BB%8B%EF%BC%81%EF%BD%9C%E4%B8%8A%E6%89%8B%E3%81%AA%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%81%AE%E6%B4%BB%E7%94%A8%E6%96%B9%E6%B3%95%E3%82%82%E3%80%90%E8%96%AC%E5%89%A4%E5%B8%AB%E8%A7%A3%E8%AA%AC%E3%80%91.jpg" alt="おすすめのお薬手帳無料アプリを紹介！｜上手なアプリの活用方法も【薬剤師解説】">
      </dt>
      <dd>
        <p class="ttl">おすすめのお薬手帳無料アプリを紹介！｜上手なアプリの活用方法も【薬剤師解説】</p>
      </dd>
    </dl>
  </a>
</div>
</p>
<p></p>
<h3 class="h3" id="『お薬手帳』『使い方』に関するよくある質問Q&amp;amp;A">『お薬手帳』『使い方』に関するよくある質問Q&amp;A</h3>
<p><img decoding="async" src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/32291749_s-1.jpg" alt="" width="640" height="427" class="alignnone size-full wp-image-80788" /></p>
<p>『お薬手帳』『使い方』に関してよくある質問に対して、Q&amp;A形式で回答します。</p>
<div class="baloon-content">
<div class="baloon-question-thumbnail"><img decoding="async" class="baloon-question-thumbnail-image" src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/themes/bizvektor-global-edition/images/question.png" /></div>
<div class="baloon-question-text"><strong>紙とアプリの併用は可能？</strong></div>
</div>
<div class="baloon-content">
<div class="baloon-answer-text">紙のお薬手帳とアプリを併用することは可能です。<br />それぞれの特徴を活かして、状況に応じて使い分けることで、より便利に服薬情報を管理できます。<br />例えば、普段はアプリで管理していても、万が一スマートフォンの電源が切れてしまったり、故障してしまった場合には、紙の手帳が役立ちます。<br />併用する際は、どちらにも同じ情報を記録しておくことが重要です。情報が片方だけに記載されていると、医師や薬剤師が正確な判断をしにくくなるからです。<br />そのため、更新の手間はかかりますが、記録内容は必ず両方で揃えるよう心がけましょう。</div>
<div class="baloon-answer-thumbnail"><img decoding="async" class="baloon-answer-thumbnail-image " src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/makoto_kato_profile.jpeg" /></div>
</div>
<div class="baloon-content">
<div class="baloon-question-thumbnail"><img decoding="async" class="baloon-question-thumbnail-image" src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/themes/bizvektor-global-edition/images/question.png" /></div>
<div class="baloon-question-text"><strong>マイナ保険証で代用できる？<br /></strong></div>
</div>
<div class="baloon-content">
<div class="baloon-answer-text">マイナ保険証には、医療機関での受診歴や薬の処方情報が一部連携されています。<br />しかし、これだけでお薬手帳の役割をすべて果たすことはできません。<br />確かに、マイナ保険証を使えば医師や薬剤師が情報を確認しやすくなる場面もあります。ただし、体質や副作用の履歴、服用時の注意点など細かい情報は反映されていません。<br />このため、マイナ保険証だけに頼るのではなく、お薬手帳も併せて持つほうが確実です。両方を使い分けることで、より正確な服薬管理が可能になります。</div>
<div class="baloon-answer-thumbnail"><img decoding="async" class="baloon-answer-thumbnail-image " src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/makoto_kato_profile.jpeg" /></div>
</div>
<div class="baloon-content">
<div class="baloon-question-thumbnail"><img decoding="async" class="baloon-question-thumbnail-image" src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/themes/bizvektor-global-edition/images/question.png" /></div>
<div class="baloon-question-text"><strong>紛失したら再発行にいくらかかる？<br /></strong></div>
</div>
<div class="baloon-content">
<div class="baloon-answer-text">お薬手帳を紛失した場合、再発行に費用はかかりません。薬局で申し出れば、無料で新しい手帳をもらえるのが一般的です。<br />ただし、新しい手帳には過去の服薬情報が記録されていないため、今後の受診に影響が出る可能性があります。<br />このため、再発行後は薬局に相談し、できる限り過去の情報を記録し直してもらうとよいでしょう。<br />日ごろからスマートフォンなどに内容を記録しておくと、万が一の際にも役立ちます。</div>
<div class="baloon-answer-thumbnail"><img decoding="async" class="baloon-answer-thumbnail-image " src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/makoto_kato_profile.jpeg" /></div>
</div>
<p></p>
<h3 class="h3" id="まとめ">まとめ</h3>
<p><img decoding="async" src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/30688793_s-1.jpg" alt="まとめ" width="640" height="427" class="alignnone size-full wp-image-80787" /></p>
<p>お薬手帳は、医療機関や薬局で提示することで薬の重複処方や副作用を防ぐ重要なツールです。<br />1冊にまとめて管理し、服用方法や体調変化をメモしておくことで、より適切な治療を受けられます。<br />紙の手帳に加えて、アプリタイプなら紛失の心配が少なく、災害時や緊急時にも役立ちます。<br />複数の病院を受診している方は特に、薬の情報を一元管理できる利便性を実感できるでしょう。<br />正しい使い方を身につけて、効果的な服薬管理を始めましょう。</p>
<div class="exsample">
<div class="exsample-body">
<h5 id="参考文献">参考文献</h5>
<p>・<a href="https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/e-okusuritecho.html" target="_blank" rel="noopener">電子版お薬手帳 | 厚生労働省</a></p>
</div>
</div>
]]>
		</description>
            
						<adviser_url>http://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/makoto_kato_profile.jpeg</adviser_url>
						<relation_keywords>
				お薬手帳,使い方        		</relation_keywords>
        		</item>
		<item>
		<title>坐薬の正しい知識、使い方と注意すべきポイントまとめ</title>
		<link>http://www.kusurinomadoguchi.com/column/suppository-6289/</link>
		<guid isPermaLink="true">http://www.kusurinomadoguchi.com/column/suppository-6289/</guid>
				<comments></comments>
				<pubDate>Wed, 15 May 2019 08:25:50 +0000</pubDate>
		<dc:creator>竹中 孝行</dc:creator>
		<category>くすり</category>
		<description>
			<![CDATA[<div class="article-item item_heading">
<div class="item-body-hbr">
<div class="article-item item_text">
<h2><span class="h2-heading">１．坐薬が使用されるのはどんなとき？</span></h2>
<p><span style="font-size: 16px;"> 坐薬は、坐剤（ざざい）とも言い、一般的に「<strong>肛門や腟に挿入して、体温や分泌物によって徐々に溶けて作用するお薬</strong>」のことをいいます。</span></p>
<p><span style="font-size: 16px;">坐薬を使用するにあたり、次のようなメリットがあります。</span></p>
<p><strong><span style="font-size: 16px;">●お薬の吸収が素早く、効果が発現するのが早い</span></strong><br /><strong> <span style="font-size: 16px;">●吐き気や嘔吐、痙攣など口からお薬を入れるのが困難な場合でも使用できる</span></strong><br /><strong> <span style="font-size: 16px;">●食事に関係なく使用できる</span></strong><br /><strong> <span style="font-size: 16px;">●確実に体内に入れることができる</span></strong></p>
<p><span style="font-size: 16px;">そのため、高熱が出ていて、すぐに熱を下げたいときや、口からお薬を入れるのが困難な小さなお子さんなどに用いられることが多くあります。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="attention a-1">
<p><strong><span class="f-marker-p">坐薬の種類：</span></strong><br /><span style="font-size: 16px;">坐薬は、主に「<strong>有効成分</strong>」と「<strong>基剤</strong>」で構成されています。基剤とは、有効成分が体内の適切な場所で吸収され効果が出るようにお薬を包んでいる添加物です。</span></p>
<p><span style="font-size: 16px;">坐薬を肛門に挿入すると、基剤が溶けることによって、中にある有効成分が体に次第に吸収され効果が出てきます。この基剤によって、お薬の吸収の仕方に違いが現れます。</span></p>
<p><span style="font-size: 16px;">坐薬は、この基剤によって、２つのタイプに分かれます。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong><span style="font-size: 16px;">＜油脂性基剤の坐薬＞</span></strong><br /><span style="font-size: 16px;">油脂性基剤の坐薬の特徴としては、体温によって、速やかに溶けます。お薬の有効成分は、基剤と混ざらないよう水溶性です。</span><br /><span style="font-size: 16px;">気温が高いと基剤が溶けてしまうため、これらの坐薬は、冷所保存が基本です。</span></p>
<p><span style="font-size: 16px;">・カロナール、アンヒバ、アルピニー（成分名：アセトアミノフェン）　解熱・鎮痛</span><br /><span style="font-size: 16px;">・ボルタレン（成分名：ジクロフェナクナトリウム）解熱・鎮痛</span><br /><span style="font-size: 16px;">・インテバン（成分名：インドメタシン）　鎮痛</span><br /><span style="font-size: 16px;">・ネリプロクト（成分名：ジフルコルトロン吉草酸エステル、リドカイン）　痔治療</span><br /><span style="font-size: 16px;">・新レシカルボン（成分名：炭酸水素ナトリウム、無水リン酸二水素ナトリウム）　便秘治療　</span><span style="font-size: 16px;">など</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong><span style="font-size: 16px;">＜水溶性基剤の坐薬＞</span></strong><br /><span style="font-size: 16px;">水溶性基剤の坐薬の特徴としては、体内の分泌液によって、溶けて吸収されます。お薬の有効成分は、基剤と混ざらないよう油脂性です。</span><br /><span style="font-size: 16px;">これらの坐薬は、室温で溶けることがないため、冷所保存する必要はなく、室温保存が基本です。</span></p>
<p><span style="font-size: 16px;">・ダイアップ（成分名：ジアゼパム）　抗けいれん</span><br /><span style="font-size: 16px;">・ナウゼリン（成分名：ドンペリドン）　吐き気どめ　</span><span style="font-size: 16px;">など</span></p>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span class="h2-heading">２．坐薬の使い方</span></h2>
<p><span style="font-size: 16px;"> まず初めに使用する前の共通事項です。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong><span style="font-size: 16px;"> ・使用する前には、手をしっかり洗いましょう</span></strong><br /><strong> <span style="font-size: 16px;"> ・排便を済ませた後に挿入しましょう。</span></strong><br /><strong> <span style="font-size: 16px;"> ・使用する直前に容器から取り出し、先端部のとがっている方から挿入します。</span></strong><br /><strong> <span style="font-size: 16px;"> ・スムーズに入らない場合には、ワセリンやオイル（オリーブオイル、ベビーオイル、なたね油など）を塗って挿入します。</span></strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span style="font-size: 18px;">2-1. 大人編（ご自身）</span></h3>
<p><span style="font-size: 16px;">ご自身で坐薬を使用する場合の使い方です。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 16px;">坐薬の後部部分を手に持ち、中腰になって、指の第一関節が入るくらい指先で押し、坐薬を肛門内に深く挿入します。しばらくそのままでゆっくり立ち上がると、自然と深く<span style="font-size: 18px;">入っていきます。</span></span></p>
<h3><span style="font-size: 18px;">2-2. 大人編（介助）</span></h3>
<p><span style="font-size: 16px;">中腰が困難の方の場合や、介助者が挿入する場合の使い方です。</span></p>
<p><span style="font-size: 16px;">まずは、横向きになり、足を曲げてもらいます。</span><br /><span style="font-size: 16px;">坐薬の後部部分を手にもち、指の第一関節が入るくらい指先で押し、坐薬を肛門内に深く挿入します。しばらくそのままでゆっくり足を伸ばしてもらうと、自然と深く入っていきます。</span></p>
<h3><span style="font-size: 18px;">2-3. 小さなお子さん編</span></h3>
<p><span style="font-size: 16px;">小さなお子さんの場合の使い方です。</span></p>
<p><span style="font-size: 16px;">オムツを替えるときの姿勢のように両足を持ち上げた状態にします。</span><br /><span style="font-size: 16px;">坐薬の後部部分を手にもち、指の第一関節が入るくらい指先で押し、坐薬を肛門内に深く挿入し、しばらく押さえます。</span><br /><span style="font-size: 16px;">しばらくそのままでゆっくり足を戻すと、自然と深く入っていきます。５分ほど時間を置いた後、しっかり挿入できているか目視で確認するようにしましょう。</span></p>
<div class="attention a-1">
<p>&nbsp;</p>
<p><strong><span class="f-marker-p">坐薬の切り方：</span></strong></p>
<p><span style="font-size: 16px;">小さなお子さんの場合、医師の指示によって、２分の１や３分の２などに坐薬を切って使用する場合があります。</span><br /><span style="font-size: 16px;">その場合は、坐薬の包装の上から、きれいな包丁やはさみで斜めに切断してもらって、先端部のとがっている太い方を利用します。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 16px;">斜めに切る理由は、坐薬をよく見ると先端部分と後部部分で大きさが違うため、横まっすぐで切断してしまうと適切な量とならないためです。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 16px;">冷蔵庫から出してすぐの場合、基剤が硬くなっており、うまく切断できない場合もあります。その場合は、少し室温に置くと、柔らかくなり切りやすくなります。但し、あたためすぎると溶けてしまうので注意しましょう。</span><br /><strong><span style="font-size: 16px;">切り取った残りの坐薬は、使用せずに捨てるようにしましょう。</span></strong></p>
</div>
<h2><span class="h2-heading">３、坐薬の注意すべきポイント</span></h2>
<h3><span style="font-size: 18px;">3-1. 2種類以上の坐薬を入れる順番</span></h3>
<p><span style="font-size: 16px;">複数の坐薬が処方された場合、順番によって効果に違いが出てしまう可能性があります。正しい順番を解説します。</span></p>
<p><span style="font-size: 16px;">第1章で触れましたが、坐薬のタイプには、「油脂性基剤」と「水溶性基剤」があります。このタイプによって、順番を考慮する必要があります。</span></p>
<p><span style="font-size: 16px;">油脂性基剤の坐薬は冷所保存するもの、水溶性基剤の坐薬は室温保存でも良いものと考えると難しくありません。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong><span style="font-size: 16px;">＜２種類の坐薬のタイプ（基剤）が同じ場合＞</span></strong><br /><span style="font-size: 16px;">この場合は、効き目を早く期待したいほうの坐薬を先に挿入するようにします。５分ほどおいて次の坐薬を挿入します。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong><span style="font-size: 16px;">＜２種類の坐薬のタイプ（基剤）が違う場合＞</span></strong><br /><span style="font-size: 16px;">この場合は、水溶性基剤の坐薬を先に挿入します。30分以上の間隔を空けてから、油脂性基剤の坐薬を挿入します。</span></p>
<p><span style="font-size: 16px;">理由としては、油脂性基剤の坐薬を先に挿入し、後で水溶性基剤の坐薬を挿入すると、水溶性基剤の坐薬内の有効成分が油脂性基剤に取り込まれ、吸収が阻害されてしまい、十分な効果を発揮できなくなる可能性があるためです。</span></p>
<h3><span style="font-size: 18px;">3-2. 一度挿入して出てきてしまった場合</span></h3>
<p><span style="font-size: 16px;">坐薬を挿入した後に、外に出てきてしまったということもあるかと思います。その場合の対処法をお伝えします。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong><span style="font-size: 16px;">＜挿入直後に出てきた場合＞</span></strong><br /><span style="font-size: 16px;">坐薬の形が崩れていない場合には、すぐに再度、挿入するようにしましょう。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong><span style="font-size: 16px;">＜少し時間をおいて出てきた場合＞</span></strong><br /><span style="font-size: 16px;">坐薬の形が崩れていない場合には、挿入し直します。</span><br /><span style="font-size: 16px;">一方、坐薬の形が崩れており、溶けかけている場合には、一部お薬が吸収されている可能性がありますので、しばらく様子を見るようにしましょう。効果がみられない場合には、再度、挿入するようにします。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong><span style="font-size: 16px;">＜だいぶ時間を置いてでてきた場合＞</span></strong><br /><span style="font-size: 16px;">ほとんど溶けており、お薬は吸収されていますので、次回のタイミングまで挿入せずに待つようにしましょう。</span></p>
<h3><span style="font-size: 18px;">3-3. 坐薬の保管場所</span></h3>
<p><span style="font-size: 16px;">坐薬のタイプ、油脂性基剤の坐薬と水溶性基剤の坐薬で保管場所は異なってきます。</span></p>
<p><span style="font-size: 16px;">油脂性基剤の坐薬は、体温35度前後で溶ける設計がされているため、室温だと季節によっては溶けてしまう可能性もあり、冷蔵庫で保管をします。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 16px;">水溶性基剤の坐薬は、体内の分泌液によって溶ける設計がされており、通常の温度（室温）で溶けることはありません。そのため、直射日光が当たらない、室内で保管するようにしましょう。もちろん、心配な方は、冷蔵庫に保管しても問題はありません。</span></p>
<h3><span style="font-size: 18px;">2-4. 坐薬の使用期限</span></h3>
<p><span style="font-size: 16px;">坐薬自体には、ロット番号は記載されていますが、使用期限は書いていないのが一般的です。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 16px;">坐薬の使用期限は、お薬の種類や保管状態によっても異なるため、一概には言えません。お薬の製造後からは約２～３年の期限は通常ありますが、実際には、薬局がお薬を仕入れてから患者さんの手元にお薬を渡すまで期間があります。そのため、薬を受け取った時点で、どの程度、使用期限が残っているかは分かりません。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong><span style="font-size: 16px;">使用期限が気になる場合には、お薬を受け取った時点で聞くか、気になったときに薬局に問い合わせて、ロット番号を伝えて、使用しても良いのかどうか相談してみると良いでしょう。</span></strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 16px;">基本的には、１年以上経過した古いものは使わず破棄することをおすすめします。正しい効果を得られないばかりか、お薬によっては、体に弊害をもたらす可能性もあります。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 16px;">また、以前と同じ症状だからといって、自己判断で、本人、又、知人や家族に使用すると、症状の悪化や副作用を招くおそれがあります。</span></p>
<p><span style="font-size: 16px;"><strong>何か症状が出ている場合には、家に余っているお薬で何とかしようとせずに、医療機関を受診し、医師の診断を受け、適切な治療を受けることが大切です。</strong></span></p>
<h2><span class="h2-heading">４．おわりに</span></h2>
<p><span style="font-size: 16px;">今回は、坐薬の正しい知識を解説するとともに、使い方や注意すべきポイントを説明しました。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 16px;">坐薬は、通常の飲み薬と比較して、薬の吸収が早く、効果発現が早いというメリットがあることや、食事に関係なく確実に体内に入れることができることから、小さなお子さんにもよく処方されるお薬です。</span></p>
<p><span style="font-size: 16px;">使い方や使用期限など、何か不明な点がある場合には、お薬を受け取った薬局に気軽に相談されると良いでしょう。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
</div>
</div>
</div>
]]>
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				使い方,坐薬,薬とこども        		</relation_keywords>
        		</item>
		<item>
		<title>《保護者必見》子供によく処方される坐薬は順番に注意！</title>
		<link>http://www.kusurinomadoguchi.com/column/articles/jsmhp/</link>
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				<comments></comments>
				<pubDate>Wed, 27 Apr 2016 17:22:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>竹中 孝行</dc:creator>
		<category>くすり</category>
		<description>
			<![CDATA[<div class="article-item item_heading">
<h2 class="item-body" id="坐薬のメリット">坐薬のメリット</h2>
</div>
<div class="article-item item_text">
<div class="item-body-hbr">坐薬には、下記のようなメリットがあり、小児から大人まで、幅広く頓用で処方されるお薬になります。<br />●薬の吸収が早く、効果発現が早い<br />●吐き気や嘔吐、痙攣などの症状がある場合でも使用できる<br />●食事に関係なく使用できる<br />●味やにおいがなく、確実に体内に入れることができる</div>
</div>
<div class="article-item item_heading">
<h2 class="item-body" id="坐薬のタイプ">坐薬のタイプ</h2>
</div>
<div class="article-item item_text">
<div class="item-body-hbr">坐薬は、基剤によって、主に２つのタイプに分かれます。</p>
<p>基剤とは、有効成分（主薬）がしっかりと体内の正しい場所で吸収され効果が出るようにお薬を包んでいる添加物（賦形剤）になります。<br />坐薬は主に有効成分（主薬）と基剤で構成され、体内で基剤が溶けることによって、中にあるお薬の有効成分（主薬）が体に吸収されて効果が出ます。基剤自体にはお薬の効能はありませんが、基剤によってお薬の吸収の仕方に違いがあります。</div>
</div>
<div class="article-item item_heading">
<h3 class="item-body" id="坐薬：油脂性基剤">坐薬：油脂性基剤</h3>
</div>
<div class="article-item item_text">
<div class="item-body-hbr">油脂性基剤の坐薬は、体温によって、すみやかに溶けます。お薬の有効成分自体は水溶性になります。温度が高いと基剤が溶けてしまう可能性があるため、冷所保存が必要となります。</div>
</div>
<div class="article-item item_heading">
<h4 class="item-body" id="代表例">代表例</h4>
</div>
<div class="article-item item_text">
<div class="item-body-hbr">・カロナール、アンヒバ、アルピニー（成分名：アセトアミノフェン）　解熱・鎮痛<br />・ボルタレン（成分名：ジクロフェナクナトリウム）解熱・鎮痛<br />・インテバン（成分名：インドメタシン）　鎮痛<br />・ネリプロクト（成分名：ジフルコルトロン吉草酸エステル、リドカイン）　痔治療<br />・新レシカルボン（成分名：炭酸水素ナトリウム、無水リン酸二水素ナトリウム）　便秘治療<br />など</div>
</div>
<div class="article-item item_heading">
<h3 class="item-body" id="坐薬：水溶性基剤">坐薬：水溶性基剤</h3>
</div>
<div class="article-item item_text">
<div class="item-body-hbr">水溶性基剤の坐薬は、体液によって溶けるようになっています。お薬の有効成分自体は脂溶性になります。基本的には室温で溶けることはないため、冷所保存の必要はありません。</div>
</div>
<div class="article-item item_heading">
<h4 class="item-body" id="代表例">代表例</h4>
</div>
<div class="article-item item_text">
<div class="item-body-hbr">・ダイアップ（成分名：ジアゼパム）　抗けいれん<br />・ナウゼリン（成分名：ドンペリドン）　吐き気どめ<br />など</div>
</div>
<div class="okusuritecho_pr_box">
<div class="okusuritecho_pr_box_inner"></p>
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</div>
<p></p>
<div class="article-item item_heading">
<h2 class="item-body" id="２種類の坐薬を使用する場合">２種類の坐薬を使用する場合</h2>
</div>
<div class="article-item item_heading">
<h3 class="item-body" id="２種類の坐薬の基剤が同じとき">２種類の坐薬の基剤が同じとき</h3>
</div>
<div class="article-item item_text">
<div class="item-body-hbr">基本的には、効き目を早く期待したい坐薬を先に挿入するようにします。最初の坐薬を挿入後、５分ほど間隔を置いて、次の坐薬を挿入するようにします。</div>
</div>
<div class="article-item item_heading">
<h3 class="item-body" id="２種類の坐薬の基剤が違う場合">２種類の坐薬の基剤が違う場合</h3>
</div>
<div class="article-item item_text">
<div class="item-body-hbr">水溶性基剤の坐薬を先に挿入し、30分以上の間隔を空けてから、油脂性基剤の坐薬を挿入すると良いとされています。</p>
<p>（参考：水溶性基剤の坐薬→油脂性基剤の坐薬の順序で挿入する理由）<br />油脂性基剤の坐薬を先に挿入した場合、直腸内に油脂性基剤が残ります。その状態で、水溶性基剤の坐薬を挿入すると、水溶性基剤の坐薬内の脂溶性の有効成分が、直腸内に残っている油脂性基剤に取り込まれ、吸収が阻害されてしまい、後で挿入した坐薬の効果が薄れてしまう可能性があるためです。</div>
</div>
<div class="article-item item_heading">
<h3 class="item-body" id="よくあるお薬の組み合わせ">よくあるお薬の組み合わせ</h3>
</div>
<div class="article-item item_text">
<div class="item-body-hbr">よくある例ですと、「アンヒバ坐剤（解熱）」と「ダイアップ坐剤（抗けいれん）」の組み合わせがあります。この場合は、水溶性基剤であるダイアップ坐剤を先に挿入し、30分以上の間隔を空けてから、油脂性基剤であるアンヒバ坐剤を挿入するようにします。また、効き目としても、解熱作用よりも抗けいれん作用を先に期待したいという認識も重要で、先にダイアップ坐剤を挿入します。</p>
<p>また、「アンヒバ坐剤（解熱）」と「ナウゼリン坐剤（吐き気どめ）」の組み合わせの処方もよくみられます。この場合は、水溶性基剤であるナウゼリン坐剤を先に挿入し、30分以上の間隔を空けてから、油脂性基剤であるアンヒバ坐剤を挿入するようにします。</p></div>
</div>
<div class="article-item item_heading">
<h3 class="item-body" id="もし、油脂性基剤の坐薬を先に挿入してしまったら">もし、油脂性基剤の坐薬を先に挿入してしまったら</h3>
</div>
<div class="article-item item_text">
<div class="item-body-hbr">先に油脂性基剤の坐薬を使ってしまった、ということもあるかと思います。</p>
<p>その場合は、その坐薬の効果が出るまで十分な時間をおいてから、次の坐薬を挿入すれば、影響しあうことがないため、問題なく使用することができます。お薬によって作用時間は異なるため一概には言えませんが、１〜２時間以上は空けるようにしましょう。詳しくは、薬剤師にご確認下さい。</p></div>
</div>
<div class="article-item item_heading">
<h2 class="item-body" id="おわりに">おわりに</h2>
</div>
<div class="article-item item_text">
<div class="item-body-hbr">小児でよく処方される坐薬について参考になりましたでしょうか？</p>
<p>坐薬は効果発現が飲み薬に比べて早いことや、吐き気や嘔吐、痙攣などの症状がある場合でも使用できることから頓用で処方されることが多くあります。今回説明しましたとおり、坐薬が２種類以上処方された場合には、挿入する順番によって効果が薄れてしまう可能性があります。</p>
<p>お薬の種類や期待したい効果によって、坐薬を挿入する順番は変わってきますので、詳しくは、お薬を受け取る際に薬剤師に確認するようにしましょう。</p></div>
</div>
]]>
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				使い方,坐薬,薬と子ども        		</relation_keywords>
        		</item>
		<item>
		<title>【苦いお薬に、飲みづらいお薬に】薬剤師が教えるオブラートの使い方</title>
		<link>http://www.kusurinomadoguchi.com/column/articles/qUrYi/</link>
		<guid isPermaLink="true">http://www.kusurinomadoguchi.com/column/articles/qUrYi/</guid>
				<comments></comments>
				<pubDate>Wed, 13 Jan 2016 06:27:05 +0000</pubDate>
		<dc:creator>竹中 孝行</dc:creator>
		<category>くすり</category>
		<description>
			<![CDATA[<div class="article-item item_heading">
<h2 class="item-body">そもそもオブラートって何？</h2>
</div>
<div class="article-item item_text">
<div class="item-body-hbr">オブラートは、デンプンを糊化させて、乾燥させて作られています。半透明の薄い膜で、水に溶けやすい性質があります。成分がデンプンですので、アレルギーを起こす可能性も少なく、飲んでも問題ありません。胃の中ですぐに溶けるため、お薬の効果が変わってしまうということもありません。<br />苦味のあるお薬や粉のお薬が苦手な場合などに、オブラートでお薬を包み飲むことで、服用をスムーズにします。<br />オブラートの成分として、寒天を使用しているものもあります。</div>
</div>
<div class="article-item item_heading">
<h2 class="item-body">オブラートの使い方</h2>
</div>
<div class="article-item item_text">
<div class="item-body-hbr">薬をオブラートで包んだものをそのまま口に入れると、冒頭に説明したように「口の中にはりつく」「薬をしっかり包めない」「うまく飲み込めない」といったことが起こります。<br />オブラートには、丸型、袋型、ゼリータイプなどの種類があります。</div>
</div>
<div class="article-item item_heading">
<h3 class="item-body">丸型オブラート・袋型オブラートの使い方</h3>
</div>
<div class="article-item item_text">
<div class="item-body-hbr">定番の「丸型」とは、オブラートが丸状の形をしております。「袋型」とは、オブラートがお薬を包みやすいように袋状になっています。下記の使い方をご参考下さい。</p>
<p>①コップの中に水を入れて用意しておきます。</p>
<p>②お薬をオブラートの中央部に乗せます。お薬の量が多いと、オブラートに包みきれない場合がありますので、複数回に分けるようにしましょう。</p>
<p>③両端を薬の上にかぶせるように折りたたみ、お薬がこぼれないように包み込んでいきます。又は、端を寄せ集めて、ねじって包み込みます。包み込むのが苦手な場合は、袋型オブラートをオススメします。その場合は、袋状になっていますので、お薬を袋に入れて包むだけです。</p>
<p>④お薬を包み込んだオブラートをつまんで（若しくはスプーンを使ってもO.K）、コップの中の水に漬けます。水の中に漬けると、オブラートがゼリー状になります。</p>
<p>⑤ゼリー状になったオブラートを口の中に入れ、噛まずに飲み込みます。ゼリー状になっているため、スルッと喉をとおります。飲みづらい場合は、コップの水と一緒に飲んで流し込みましょう。口の中に長くとどめてしまうと、お薬が漏れ出してしまうので、注意しましょう。</p>
<p>上記がおすすめですが、また下記のような使い方もあります。<br />①お皿に水を少量入れ、オブラート（丸型）を浮かべておきます</p>
<p>②お薬をオブラートの中央部に乗せ、“つまようじ”などでたたんでいき、薬を包み込んでいきます。（うまく包み込みにくいのが難点です）</p>
<p>③お皿の水と一緒に、お薬を包み込んだオブラートを飲み込みます。</p></div>
</div>
<div class="article-item item_heading">
<h3 class="item-body">ゼリータイプのオブラートの使い方</h3>
</div>
<div class="article-item item_text">
<div class="item-body-hbr">ゼリータイプのオブラートは、味がついているものもあります。下記の使い方をご参考下さい。</p>
<p>①大きめのスプーンや小皿にゼリータイプのオブラートを出します。スプーンや小皿の大きさは、お薬の量により調整して下さい。</p>
<p>②ゼリーの上にお薬をのせます。</p>
<p>③お薬の上に、ゼリーを再度かぶせて、お薬をはさみます。</p>
<p>④スプーンの場合はそのまま、小皿の場合は、スプーン等ですくいあげて口の中に入れ、飲み込みます。飲み込みづらい場合は、お水を合わせて飲みます。</p></div>
</div>
<div class="article-item item_heading">
<h2 class="item-body">オブラートで包んではいけないお薬がある？</h2>
</div>
<div class="article-item item_text">
<div class="item-body-hbr">苦味のあるお薬など飲みにくいお薬を包んで飲みやすくするオブラートですが、一部の薬で、オブラートを使うと良くないとされているものがあります。</p>
<p>それは、苦味健胃薬とよばれる、胃腸薬の一種です。独特な香りや、苦味によって、胃の働きを整える生薬になります。味覚や嗅覚を刺激して効果が出るお薬なので、オブラートで味を隠してしまうと効果が薄れてしまう可能性があります。詳しくは、医師や薬剤師に確認し、指示を守って服用するようにしましょう。</p></div>
</div>
<div class="article-item item_heading">
<h2 class="item-body">《参考》赤ちゃんの場合の粉薬の飲ませ方</h2>
</div>
<div class="article-item item_text">
<div class="item-body-hbr">オブラートの場合、お薬を包んで水につけるとカサが増すので、赤ちゃんに飲ませるには不向きである場合があります。ゼリータイプの場合も、ある程度離乳食が進んでいる場合は問題ありませんが、難しいこともあります。<br />そのような時に赤ちゃんへの粉薬の飲ませ方には、オブラート以外に下記の方法があります。</div>
</div>
<div class="article-item item_image">
<div class="media">
<div class="pull-sm-left"><a class="lightbox" href="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/column.old/system/item_images/images/000/004/631/medium/de7e5e39-a496-4858-bb29-44aa4d11dbd2.jpg?1452666589"><img decoding="async" class="img-responsive item-image" data-reference="" src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/column.old/system/item_images/images/000/004/631/medium/de7e5e39-a496-4858-bb29-44aa4d11dbd2.jpg?1452666589"/></a></div>
<div class="media-body">
<h4 class="media-heading item-body"></h4>
</div>
</div>
</div>
<div class="article-item item_heading">
<h3 class="item-body">粉薬をベースト状に練る</h3>
</div>
<div class="article-item item_text">
<div class="item-body-hbr">①１回服用分の粉薬を小皿等に出します。</p>
<p>②ごく少量（数滴）の水やぬるま湯でベースト状に練っていきます。お水の入れすぎに注意しましょう。</p>
<p>③ベースト状になったお薬を指に乗せ、赤ちゃんの上あごや、ほおの内側につけます。その後は、口の中に薬が残らないように、水やぬるま湯、母乳やミルクなどで流し込みます。</p></div>
</div>
<div class="article-item item_heading">
<h3 class="item-body">粉薬をシロップ状にする</h3>
</div>
<div class="article-item item_text">
<div class="item-body-hbr">①飲ませる直前に１回服用分の粉薬を小さな容器の中に出します。</p>
<p>②水やぬるま湯を少しずつ加えて、シロップ状にします。飲み残さない程度の量にしましょう。（飲み残しがあるとお薬の量が十分でない）</p>
<p>③シロップ状のお薬を、スポイトやスプーン、哺乳瓶の乳首を使って飲ませます。スポイトは、薬局などでは配布している場合が多いので、薬剤師にご確認下さい。</p>
<p>詳しくは、こちらの記事をご参考下さい<br />薬の飲ませ方・粉薬を簡単に飲ませる方法</div>
</div>
<div class="article-item item_text">
<div class="item-body-hbr">オブラートの使い方について参考になりましたでしょうか？</p>
<p>どのオブラートが適切かは好みではありますが、丸型・袋型オブラートは、大人の方が使用することが多く、ゼリータイプのオブラートは、小さなお子さんや飲み込みづらい年配の方、疾患の方が利用されることが多くあります。オブラートは薬局・ドラッグストアで購入することが可能です。種類が多い場合は、薬剤師の方にご自分に合ったものを確認してみましょう。ぜひ、正しい使い方でオブラートを有効活用し、お薬をしっかり飲みましょう。</p></div>
</div>
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				オブラート,使い方        		</relation_keywords>
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