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	<title>EPARKくすりの窓口コラム</title>
	<copyright>EPARKくすりの窓口コラム</copyright>
	<link>http://www.kusurinomadoguchi.com/column</link>
	<language>ja</language>
	<description>EPARKくすりの窓口コラムでは、お薬や病気に関する疑問や悩みの解消、健康に関するお役立ち情報の発信を目的として、薬剤師をはじめとした各分野の専門家の方々が発信するヘルスケア情報を集めています。</description>
	<pubDate>Fri, 09 Oct 2026 08:21:10 +0900</pubDate>
		<item>
		<title>【医師解説】ぜんそくの治療や新しい治療薬について</title>
		<link>http://www.kusurinomadoguchi.com/column/articles/asthma-new-treatment</link>
		<guid isPermaLink="true">http://www.kusurinomadoguchi.com/column/articles/asthma-new-treatment</guid>
				<comments></comments>
				<pubDate>Thu, 18 May 2023 10:12:13 +0000</pubDate>
		<dc:creator>桂 秀樹</dc:creator>
		<category>病気</category>
		<description>
			<![CDATA[<p></p>
<h3 class="h3" id="ぜんそくの治療目標">ぜんそくの治療目標</h3>
<p><img fetchpriority="high" decoding="async" src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/25230702_s.jpg" alt="ぜんそくの治療目標" width="640" height="478" class="alignnone wp-image-58186 size-full" /></p>
<p>ぜんそくの治療目標は、「健康な人と変わらない日常生活を送る」ことです。<br />そのためには、以下が大切です。</p>
<div class="box-table">
<ul class="check-list">
<li>気道炎症を抑えて症状をコントロールする（憎悪やぜんそく症状がない状態を保つ）</li>
<li>将来のために、呼吸機能を維持し、治療による副作用の発現を回避する</li>
</ul>
</div>
<p>そのため、以下に示したような身近な治療目標を持ち、治療に取り組むことも大切です</p>
<p><strong>・ぐっすり眠りたい</strong><br /><strong>・仕事に集中できる</strong><br /><strong>・学校や遊びに没頭したい</strong><br /><strong>・発作を心配せずに出かけたい</strong><br /><strong>・天気に予定を左右されたくない</strong><br /><strong>・家事がはかどる</strong></p>
<p>など</p>
<p></p>
<h3 class="h3" id="診断～治療の流れ">診断～治療の流れ</h3>
<p>症状や頻度などの問診や、検査を経てぜんそくかどうかや、重症度の診断がされます。重症度によって治療の進め方が異なってきます。既に治療中の方はコントロール状態などを加味して再度治療方針を決定していきます。コントロール良好な状態を維持できるよう治療を進めていきます。</p>
<p><img decoding="async" src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/asthma_08.png" alt="診断～治療の流れ" width="700" height="178" class="alignnone wp-image-58182 size-full" /><br /> </p>
<h4 class="h4" id="ぜんそくの重症度">ぜんそくの重症度</h4>
<p>日本アレルギー学会のガイドラインでは、表に示したように症状や頻度、検査の値から重症度を判断することが推奨されています。</p>
<p>注意しなければいけないポイントとして、治療中は薬のおかげで症状が落ち着いていることがあり、患者さんは症状が出ない＝治ったと勘違いして治療を自己中断してしまうことがあります。治療を中断すると気道炎症が再度悪化し、ぜんそく症状が悪化しますので、自己判断で治療を中止せず、医師の指導のもと治療をすすめましょう。</p>
<p><img decoding="async" src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/asthma_11.png" alt="" width="700" height="457" class="alignnone size-full wp-image-58206" /></p>
<p></p>
<h3 class="h3" id="ぜんそくの薬物治療　～重症度毎の治療ステップ～　">ぜんそくの薬物治療　～重症度毎の治療ステップ～　</h3>
<p>ぜんそくの治療は、日本アレルギー学会のガイドラインでは強さにより4つの治療ステップに分けています。どのステップの治療を行うかは、ぜんそく症状の程度や検査の数値を目安に判定された重症度にしたがって検討します（表１）。小児や成人など年齢によっても治療に使用される薬が異なっていきます。</p>
<p></p>
<h4 class="h4" id="基本的な治療">基本的な治療</h4>
<p>治療薬には、気道炎症を抑えて発作を予防する長期管理薬（コントローラー）と発作を止める薬（リリーバー）に分けられます。<br />気管支ぜんそくの病態は気動炎症なので、気道の炎症を抑える薬剤を中心に治療を行い、症状に合わせて気管支拡張薬を併用していきます。コントローラーのうち気道炎症を抑える薬剤としては、吸入ステロイド薬、ロイコトリエン受容体拮抗薬、抗アレルギー薬などがありますが、その中で最も重要で基本的な薬剤が吸入ステロイド薬です。発作がなくても毎日定期的に使用することで、少しずつ気道の炎症が改善され、発作が起きにくくなります。<br />コントローラーとして用いられる気管支拡張薬としては、長時間作用型β₂刺激薬や長時間作用型抗コリン薬、テオフィリン徐放製剤などがあります。<br />リリーバーとしては、気道を広げて呼吸を楽にしてくれる短時間作用型β₂刺激薬の吸入を使用します。<br />リリーバーやコントローラーとして用いる薬剤の多くは吸入薬です。吸入薬は病気の局所に作用して内服薬に比べて副作用が少ないというメリットがあります。最近は吸入ステロイド薬に長時間作用型気管支拡張薬を混ぜた合剤が発売され、治療の主役となっています。</p>
<p><img decoding="async" src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/asthma_04.png" alt="基本的な治療" width="700" height="428" class="alignnone wp-image-58174 size-full" /></p>
<p> </p>
<h4 class="h4" id="薬のタイプはさまざま">薬のタイプはさまざま</h4>
<p>前述のようにぜんそく治療で用いる薬剤の中心は吸入薬です。ぜんそくで使用される吸入薬には、エアゾルやミストを吸入するものや粉末（ドライパウダー）を吸引するものなど様々なタイプなどがあり、使用する器具や使い心地が異なり、またさまざまなタイプのお薬がありますので、ご自身の続けやすいお薬を主治医と相談してみるようにしましょう。吸入薬のほかに、張り薬や内服薬などを併用することもあります。</p>
<div class="box-table">
<p><span class="text-red-bold">吸入ステロイド薬</span><br />強力な炎症を抑える作用があり、気動の炎症を抑え気道の過敏反応を鎮めてくれることで、発作の程度を軽くしてくれます。気動粘膜の炎症や気道を収縮させる発作はリモデリングを進めるので、吸入ステロイド薬で気動炎症を抑えることで症状をコントロールし、リモデリングの進行を抑得ることが重要です。</p>
<p>ステロイドというと副作用を懸念される方が多いですが、炎症のある部位に直接薬が届き、胃腸などを経由しないので内服のステロイド薬に比べて副作用も軽微なため長期間使用することが可能です。吸入ステロイドなどの吸入薬は、正しく理解し、正しく使わないと、効果が半減します。吸入の仕方は個々の薬剤により異なるので医師や薬剤師から吸入の指導を受けて適切に使用するように成しましょう。</p>
</div>
<p><img decoding="async" src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/asthma_03.png" alt="吸入ステロイド薬" width="700" height="615" class="alignnone wp-image-58171 size-full" /></p>
<div class="box-table">
<p><span class="text-red-bold"> β₂刺激薬（長時間作用型、短時間作用型）</span><br />このお薬は、発作が起こった時にすぐに効くタイプ（短時間作用型）と症状のない予防的には効き目がゆっくりかつ長く続くタイプ（長時間作用型）があり、剤型として飲み薬、貼り薬、吸入薬の3種類がありますが吸入薬が主に用いられます。気管支が拡張すると息が吐きやすくなり呼吸が楽になるなど自覚症状がよくなりますが、炎症を抑える効果はありません。</p>
<p>そのため、コントローラーとして用いる場合には、必ず吸入ステロイド薬と併用します。短時間作用型β₂刺激薬に吸入は発作が起こった場合に使用され即効性がありますが、決められた量や回数を超えて使うと、動悸や手の振るえ、頻脈などの副作用が起こることがあるので過度の使用は避けるようにしてください。短時間作用型β₂刺激薬などの発作治療薬のみで治療すると気道の炎症が進み、かえってぜんそくが悪化してしまうことがあり、注意が必要です。</p>
</div>
<p><strong>・抗コリン薬</strong><br />　気管支を拡げる作用があり、他の気管支拡張薬では不十分な場合や慢性閉塞性肺疾患（COPD）を併発しているときなどに使われます。長期管理薬として使用するときは、必ず吸入ステロイド薬と一緒に使います。</p>
<p><strong>・テオフィリン徐放薬</strong><br />　気管支を広げる作用に加えて気道炎症を抑える作用もあります。徐放剤というゆっくりと効果が現れる飲み薬がコントローラーとして用いられます。吸入気管支拡張薬で効果が不十分であったり吸入薬がうまく使用できない場合に用いられます。</p>
<p><strong>・ロイコトリエン受容体拮抗薬</strong><br />　喘息のアレルギー反応を抑え、気管支を拡げる作用と炎症を抑える作用をもつ薬剤で、吸入ステロイドより気道炎症を抑える効果低いため、吸入ステロイドと併用することが多いですが、単独でも使用できます。<br />鼻の粘膜の炎症や鼻づまりにも効果があるので、アレルギー性鼻炎を伴う喘息にも使用されます。<br />くすりの効果が出るまでに、数日から2週間程度の投与期間が必要です。</p>
<p><strong>・抗アレルギー薬（ロイコトリエン以外）</strong><br />　抗アレルギー薬は、アレルギー反応を抑える薬で、特に小児のアトピー型ぜんそくの方に発作予防として処方されます。メディエーター遊離抑制薬、ヒスタミン（H1）受容体拮抗薬、トロンボキサン阻害・拮抗薬、Th2サイトカイン阻害薬などがあり、個々の患者さんにあった薬剤が処方されます。<br />抗アレルギー薬には発作をすぐ止める作用はなく、効果が出るまでに2～8週間かかります。</p>
<p></p>
<h3 class="h3" id="ぜんそくの治療ステップ">ぜんそくの治療ステップ</h3>
<p><img decoding="async" src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/asthma_05.png" alt="ぜんそくの治療ステップ" width="700" height="510" class="alignnone wp-image-58179 size-full" /></p>
<h3 class="h3" id="ぜんそくの新しい治療薬">ぜんそくの新しい治療薬</h3>
<p>治療効果や副作用、使用方法などが改良された新しい薬剤が次々と開発されています。ぜんそくの新しい治療法について説明します。</p>
<h4 class="h4" id="生物学的製剤">生物学的製剤</h4>
<p>ぜんそくの治療として吸入薬や内服薬を併用しても症状を十分にコントロールできない重症ぜんそく患者に対して、生物学的製剤と呼ばれる薬が使用できるようになっています。この薬は炎症を引き起こすおおもとの物質を抑えるはたらきがあり、体内での炎症物質の増加を抑える作用があります。ほかの薬剤でのコントロールが難しい症例などに対し、日本国内でも使用が可能です。</p>
<p>・どこで処方してもらえますか？<br />呼吸器専門医あるいはアレルギー専門医、または3年以上の気管支ぜんそくに関する内科診療の臨床研修を修了している医師のもとで、処方されます。</p>
<p>・どんな場合に処方されますか？<br />高用量の吸入ステロイド薬に加えて、その他の長期管理薬を複数併用していてもステロイド薬の全身投与が必要になるようなコントロールが不十分で重症な場合に用いられます。<br />現在、５種類の生物学的製剤の使用することができますが、ぜんそくの気道炎症の病態により使用する薬剤が異なりますので、専門医にぜんそくの病態を評価してもらい、病態に合った薬剤を選択することが重要です。</p>
<p><img decoding="async" src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/asthma_07.png" alt="生物学的製剤" width="700" height="404" class="alignnone wp-image-58181 size-full" /></p>
<h3 class="h3" id="大人のぜんそく(成人ぜんそく)">大人のぜんそく(成人ぜんそく)</h3>
<p></p>
<h4 class="h4" id="環境要因のコントロールが大切">環境要因のコントロールが大切</h4>
<p>成人ぜんそくの場合、発作は睡眠不足や喫煙、飲酒などの環境要因でも誘発されてしまうことがあります。日ごろからきちんと治療を続けておくことに加え、生活習慣を見直し、体調を都整えるような生活をすると、症状の改善が期待できます。</p>
<h4 class="h4" id="精神的ストレスでも悪くなることがある">精神的ストレスでも悪くなることがある</h4>
<p>強いストレスは誰にとっても悪影響を及ぼします。できるだけストレスを減らしたり軽くしたりすることで、ぜんそく症状が軽くなることもあります。ぜんそく自体がストレスになり、やりたいことをあきらめる必要はありません。必要以上に生活を制限しないようにして、主治医の指導のもとに前向きに治療に取り組みましょう。適切治療により調子が良くなれば、ストレスによる悪循環がたたれて症状が軽くなることもあります。</p>
<p></p>
<h3 class="h3" id="気管支ぜんそくに関するQ&amp;amp;A">気管支ぜんそくに関するQ&amp;A</h3>
<p><img decoding="async" src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/QA.jpg" alt="気管支ぜんそくに関するQ&amp;A" width="640" height="427" class="alignnone" /></p>
<p>最後に、気管支ぜんそくの治療についての質問を見ていきましょう。</p>
<div class="baloon-content">
<div class="baloon-question-thumbnail"><img decoding="async" class="baloon-question-thumbnail-image" src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/themes/bizvektor-global-edition/images/question.png" /></div>
<div class="baloon-question-text"><strong>ぜんそくの治療をしないままではどうなりますか？</strong></div>
</div>
<div class="baloon-content">
<div class="baloon-answer-text">適切な治療が行われないまま経過すると、気道の過敏性はますます増悪し、発作を繰り返してしまう悪循環に陥ります。また、気道での炎症が長い時間続いていることにより、気管支の壁が肥厚（リモデリング）し、さらに気道が狭くなってしまいます。この変化により、ぜんそくの発作はより起きやすくなってしまいます。このリモデリングは一度起きてしまうと元には戻りません。<br />ぜんそくの治療は、発作が起きていないときも慢性炎症を抑える治療を継続し、リモデリングを予防することがとても重要であり、気長に治療を続けることが最も重要です。</div>
<div class="baloon-answer-thumbnail"><img decoding="async" class="baloon-answer-thumbnail-image " src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/writerimg_katsura.jpg" /></div>
</div>
<div class="baloon-content">
<div class="baloon-question-thumbnail"><img decoding="async" class="baloon-question-thumbnail-image" src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/themes/bizvektor-global-edition/images/question.png" /></div>
<div class="baloon-question-text"><strong>症状が落ち着いている時は薬を服用しなくてもいいですか？</strong></div>
</div>
<div class="baloon-content">
<div class="baloon-answer-text">ぜんそくの原因は気道の炎症です。症状が現れていない時もぜんそく患者さんの気道では常に炎症が起こっています。「症状がないから」と自己判断で治療を中止してしまうと、慢性化を招きぜんそくが悪化してしまいます。自己判断せず、医師に相談しながらしっかりと治療を続けましょう。</p>
<p><strong>＜ポイント＞</strong><br />・症状がなくても炎症は起き続けている<br />・ぜんそく治療は症状がないときも継続し、炎症を抑えてあげることが重要</div>
<div class="baloon-answer-thumbnail"><img decoding="async" class="baloon-answer-thumbnail-image " src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/writerimg_katsura.jpg" /></div>
</div>
<div class="baloon-content">
<div class="baloon-question-thumbnail"><img decoding="async" class="baloon-question-thumbnail-image" src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/themes/bizvektor-global-edition/images/question.png" /></div>
<div class="baloon-question-text"><strong>ぜんそくの症状をよくするために自宅でできることは何かありますか？</strong></div>
</div>
<div class="baloon-content">
<div class="baloon-answer-text">指示された治療をきちんと継続することと、ご自身の発作の原因となることをできる限り避けて生活することが大切です。食生活や睡眠、適度な運動など、生活習慣を整え、規則正しい生活を行うことで体調が改善し、発作を起こしにくい体をつくることになります。</div>
<div class="baloon-answer-thumbnail"><img decoding="async" class="baloon-answer-thumbnail-image " src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/writerimg_katsura.jpg" /></div>
</div>
<div class="baloon-content">
<div class="baloon-question-thumbnail"><img decoding="async" class="baloon-question-thumbnail-image" src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/themes/bizvektor-global-edition/images/question.png" /></div>
<div class="baloon-question-text"><strong>ぜんそくを疑うときは、何科に行けばよいですか？</strong></div>
</div>
<div class="baloon-content">
<div class="baloon-answer-text">近くの内科もしくは<span class="text-red-bold">呼吸器内科</span>、<span class="text-red-bold">アレルギー内科</span>を受診しましょう。より詳しい検査や専門的な治療が必要であれば、主治医より他の専門医療機関を紹介されます。</div>
<div class="baloon-answer-thumbnail"><img decoding="async" class="baloon-answer-thumbnail-image " src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/writerimg_katsura.jpg" /></div>
</div>
<div class="baloon-content">
<div class="baloon-question-thumbnail"><img decoding="async" class="baloon-question-thumbnail-image" src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/themes/bizvektor-global-edition/images/question.png" /></div>
<div class="baloon-question-text"><strong>吸入の治療はいつまで続ければよいのですか？</strong></div>
</div>
<div class="baloon-content">
<div class="baloon-answer-text">前述したとおり、ぜんそくの治療は発作が起きていないときも続けることが大切です。症状がコントロールできてくれば、薬の種類や頻度を減らして調整していくかもしれません。自己判断で中止することは絶対に避け、必ず主治医の指示に従ってください。</div>
<div class="baloon-answer-thumbnail"><img decoding="async" class="baloon-answer-thumbnail-image " src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/writerimg_katsura.jpg" /></div>
</div>
<div class="baloon-content">
<div class="baloon-question-thumbnail"><img decoding="async" class="baloon-question-thumbnail-image" src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/themes/bizvektor-global-edition/images/question.png" /></div>
<div class="baloon-question-text"><strong>ステロイド吸入は長く続けていると副作用が出ませんか？</strong></div>
</div>
<div class="baloon-content">
<div class="baloon-answer-text">ステロイドは、炎症を抑える強い効果が期待できます。その反面、免疫力を落とす、骨粗しょう症になりやすいなどの副作用が指摘されています。</p>
<p>吸入薬には、内服や注射よりもかなり少ないステロイド量しか含まれておらず、血液で全身に循環することもないため、副作用を強く心配する必要はありません。ただし、吸入後に喉の違和感が残ったり、声がかすれる、口腔内カンジダ症を発症するなどの副作用がおこることがありますので、吸入後のうがいをきちんとしてください。必要なステロイド吸入の治療を副作用を懸念して使用せずにぜんそくが悪化する方が影響がはるかに大きいので副作用を心配せずに必要な量を十分使用することが重要です。</p></div>
<div class="baloon-answer-thumbnail"><img decoding="async" class="baloon-answer-thumbnail-image " src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/writerimg_katsura.jpg" /></div>
</div>
<p></p>
<h3 class="h3" id="まとめ">まとめ</h3>
<p>ぜんそくの治療について解説してきました。ぜんそくの病態が解明され、これまで以上に病態にあった薬物療法が可能となってきました。主治医の指導のもとに適切に治療を続け、制限なく元気に毎日を過ごせるように、気長に頑張っていきましょう。</p>
<p></p>
<div class="exsample">
<div class="exsample-body">
<h5 id="参考文献">参考文献</h5>
<p>・喘息予防・管理ガイドライン2021　作成：「喘息予防・管理ガイドライン2021」作成委員　監修：一般社団法人日本アレルギー学会　喘息ガイドライン専門部会　出版社：協和企画</p>
<p>・喘息診療実践ガイドライン2022　作成：一般社団法人日本喘息学会　監修：相良博典/東田有智　出版社：協和企画</p>
<p>・「ぜんそく」のことがよくわかる本　監修 松瀬厚人（東邦大学医療センター大橋病院教授）　出版社：講談社</p>
<p>・<a href="https://www.erca.go.jp/yobou/zensoku/basic/adult/knowledge/index.html" target="_blank" rel="noopener">ERCA（環境再生保全機構）HP　成人ぜん息の基礎知識</a></p>
</div>
</div>
]]>
		</description>
            
						<adviser_url>http://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/writerimg_katsura.jpg</adviser_url>
						<relation_keywords>
				アレルギー,咳,喘息,気管支喘息        		</relation_keywords>
        		</item>
		<item>
		<title>【医師が解説】ぜんそくとは？ぜんそくの原因や症状・気道の炎症について</title>
		<link>http://www.kusurinomadoguchi.com/column/articles/asthma</link>
		<guid isPermaLink="true">http://www.kusurinomadoguchi.com/column/articles/asthma</guid>
				<comments></comments>
				<pubDate>Thu, 18 May 2023 10:12:02 +0000</pubDate>
		<dc:creator>桂 秀樹</dc:creator>
		<category>病気</category>
		<description>
			<![CDATA[<p></p>
<h3 class="h3" id="ぜんそくとは">ぜんそくとは</h3>
<p></p>
<div class="baloon-content">
<div class="baloon-author-prf">
<div class="baloon-author-thumbnail"><img decoding="async" class="baloon-author-thumbnail-image " src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/writerimg_katsura.jpg" /></div>
<div class="profile">
<p class="job">医師</p>
<p class="name">桂 秀樹さんのコメント</p>
</div>
</div>
<div class="baloon-text">ぜんそくとは、気道の慢性炎症によって気管支が狭窄して、「ゼーゼー」「ヒューヒュー」といった呼吸音や、息苦しさ、胸苦しさや咳などの症状を引き起こす病気です。これらの症状は1日の中で変動があり、夜間や早朝に起こりやすいのが特徴です。</div>
</div>
<h4 class="h4" id="ぜんそくでよくみられる症状">ぜんそくでよくみられる症状</h4>
<p>咳や痰、息切れや胸苦しさ、「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という特徴的な呼吸音（喘鳴）がします。これらの中では、咳がもっとも高頻度にみられる症状です。</p>
<div class="box-table">
<ul class="check-list">
<li>「ゼーゼー」「ヒューヒュー」といった呼吸音</li>
<li>息切れ、胸苦しさ</li>
<li>咳、痰</li>
</ul>
</div>
<p></p>
<h4 class="h4" id="症状が起こりやすいタイミング">症状が起こりやすいタイミング</h4>
<div class="box-table">
<ul class="check-list">
<li>夜間や早朝に起こりやすい</li>
<li>かぜ、運動、気候の変化や冷気、たばこの煙、ストレス、アレルゲン曝露、大気汚染、香水や化粧品の成分などが誘因になって症状がでることがある</li>
</ul>
</div>
<h3 class="h3" id="ぜんそくの発症原因">ぜんそくの発症原因</h3>
<p></p>
<div class="baloon-content">
<div class="baloon-author-prf">
<div class="baloon-author-thumbnail"><img decoding="async" class="baloon-author-thumbnail-image " src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/writerimg_katsura.jpg" /></div>
<div class="profile">
<p class="job">医師</p>
<p class="name">桂 秀樹さんのコメント</p>
</div>
</div>
<div class="baloon-text">ぜんそく発作が起きる原因はさまざまです。できるだけ原因となる刺激から回避することが発作リスク軽減につながります。</div>
</div>
<h4 class="h4" id="個体要因">個体要因</h4>
<div class="box-table">
<ul class="check-list">
<li>家族歴・遺伝的要因…近親者に喘息患者がいると発症頻度が高くなる</li>
<li>性差…小児ぜんそくは男児の方が多く、成人に向け女性の比率が高くなる</li>
<li>アレルギー要因（アトピー要因）…アレルゲン（アレルギーの原因になる物質）に対するIgE 抗体 を作りやすく、アレルギー疾患になりやすい体質</li>
<li>肥満…肥満指数（Body mass index: BMI）が高いほどぜんそくを発症するリスクが高いとされる<br /><strong>※IgE抗体…身体のなかに入ってきたアレルギーの原因物質（アレルゲン）に対して働きかけ、アレルギー反応を起こす抗体</strong></li>
</ul>
</div>
<p></p>
<h4 class="h4" id="環境要因">環境要因</h4>
<div class="box-table">
<ul class="check-list">
<li>アレルゲンへの曝露</li>
<li>呼吸器感染症…ウイルスや細菌感染などがきっかけとなりぜんそくを引き起こす場合がある</li>
<li>喫煙（受動喫煙含む）</li>
<li>大気汚染</li>
</ul>
</div>
<h3 class="h3" id="成人ぜんそくの特徴">成人ぜんそくの特徴</h3>
<p></p>
<div class="box-table">
<ul class="check-list">
<li>非アトピー型が多い</li>
<li>成人ぜんそくの有病率は、約６％～10％が罹患している</li>
<li>成人になって初めて症状が出るぜんそくは、成人ぜんそく全体の70～80％</li>
<li>治療を継続し症状を抑えれば、健康な方と同じように生活することが可能</li>
<li>肥満はぜんそく悪化の要因とされ、肥満で気道が過敏になり炎症が起きやすいといわれている</li>
</ul>
</div>
<p>ぜんそくはアレルギーが関与するアトピー型とアレルギーの原因物質であるアレルゲンを特定できないタイプの非アトピー型がありますが、大人になってから発症するぜんそくは非アトピー型が多いとされます。<br />非アトピー型ぜんそくでは、喫煙、呼吸器感染症、メタボリックシンドローム・肥満、気象の変化、大気汚染や煙、ストレス、アルコール、アスピリンなどの非ステロイド性抗炎症薬（NSAIDs）、β遮断薬など様々な原因でぜんそく発作が誘発されます。</p>
<p>アトピー型ぜんそくでは、以下に示した様々なアレルゲンが関与します。そのため、原因となるアレルゲンへの曝露を避けることが重要です。</p>
<p><strong>・吸入性アレルゲン…ダニの死骸やふん、かび、人・ペットの毛やふけ、花粉、ほこりなど</strong><br /><strong>・食物性アレルゲン…小麦粉、たまご、そばなど</strong><br /><strong>・接触性アレルゲン…塗料や建材の化学物質、衣服、化粧品等</strong></p>
<p>アトピー型でも非アトピー型でもぜんそくを発症するとどちらも気道の慢性炎症を生じ、このような慢性炎症がぜんそくの病態とされています。<br />そのため、アトピー型でも、非アトピー型でも気動の慢性炎症を改善するための治療を行います。</p>
<h3 class="h3" id="気道の炎症とは">気道の炎症とは</h3>
<p></p>
<div class="baloon-content">
<div class="baloon-author-prf">
<div class="baloon-author-thumbnail"><img decoding="async" class="baloon-author-thumbnail-image " src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/writerimg_katsura.jpg" /></div>
<div class="profile">
<p class="job">医師</p>
<p class="name">桂 秀樹さんのコメント</p>
</div>
</div>
<div class="baloon-text">ぜんそくは、慢性の病気で、その原因は気道の慢性炎症です。</div>
</div>
<p></p>
<h4 class="h4" id="ポイント">ポイント</h4>
<div class="box-table">
<ul class="check-list">
<li> 症状がなくても気道の炎症は続いています</li>
<li>ぜんそく治療は症状がないときも継続し、炎症を抑えることが大切です</li>
</ul>
</div>
<p>症状が現れていない時もぜんそく患者さんの気道では、常に炎症が起こっています。<br />「症状がないから」と自己判断で治療を中止してしまうと、慢性化が進みぜんそくが悪化してしまいます。自己判断せず、医師に相談しながらしっかりと治療を続けましょう。</p>
<h4 class="h4" id="気道のつくり">気道のつくり</h4>
<p>気道とは、呼吸をした時に空気が通る管のことです。このうち、鼻から喉（喉頭）までが「上気道」、それより下が「下気道」です。<br />ぜんそくの炎症は、下気道の気管支に生じます。</p>
<p><img decoding="async" src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/asthma_01.png" alt="" width="700" height="500" class="alignnone size-full wp-image-58173" /></p>
<h4 class="h4" id="炎症　～ぜんそくでの気道の変化～">炎症　～ぜんそくでの気道の変化～</h4>
<p>ぜんそく患者さんの気道ではリンパ球、好酸球、マスト細胞など様々な炎症細胞により2型炎症と呼ばれる慢性の炎症を生じます。いったんこのような炎症を起こすと気道は敏感となり、少しの刺激に対しても炎症が悪化してぜんそく症状が見られます。ダニやたばこの煙などの刺激により炎症が生じると、粘膜がむくみ、平滑筋が収縮し、痰がたまるなどして気道が狭くなります。<br />また、ぜんそくの発作を繰り返したり、自己判断で発作時のみ治療を繰り返すなどして気道の慢性炎症が持続すると、気道のリモデリングを引き起こします。</p>
<p><img decoding="async" src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/asthma_02.png" alt="" width="700" height="500" class="alignnone size-full wp-image-58172" /></p>
<p>気道のリモデリングとは、気道内の粘膜が徐々に厚くなり、内部が狭くなっていくことをいいます。<br />気道のリモデリングが進むと、発作がおさまってまっても気道の中が狭いままになり、「いつも苦しい」状態になります。<br />自覚症状がなくても炎症を抑える治療をしないと気道の内側では炎症が進みリモデリングを早めてしまうので、症状のない時にも炎症をおさめる治療を続けることが重要です。軽症の患者さんは治療を中断しがちなので、発作がなく調子がいい時こそ、しっかり治療すべきです。</p>
<p></p>
<h3 class="h3" id="ぜんそくの検査">ぜんそくの検査</h3>
<p>　<br />ぜんそくの主な検査方法を目的ごとに紹介します。</p>
<p><span class="text-red-bold">■呼吸機能をみる検査</span><br />　スパイロメトリー・・・息を吸ったり吐いたりして肺気量（肺の中の空気の出入り）や息を吐く速さを調べます。気道の狭窄や気動のりモデリングによる肺気量を調べます。</p>
<p><span class="text-red-bold">■アレルギーや炎症の有無を調べる検査</span><br /><span style="text-decoration: underline;"><strong>＜アレルゲンを特定する＞</strong></span><br /><strong>血液検査・・・</strong>血液に含まれるアレルギーにかかわる物質「IgE抗体」のタイプや量を調べる。<br />　　　<br /><span style="text-decoration: underline;"><strong>＜炎症の有無を調べる＞</strong></span><br /><strong>血液検査・・・</strong>ぜんそくによる炎症では、白血球の一種である「好酸球」が増えるため、血中にどのくらい好酸球が含まれているかを調べます。<br /><strong>呼気NO検査・・・</strong>気道に炎症があると、吐く息に「一酸化窒素（NO）」がたくさん含まれるため、その量が多いとぜんそくが疑われます（アレルギー性鼻炎や上気道の炎症でも、数値は高くなることがあります）。</p>
<p>気管支ぜんそくでは、これらの検査を行うことにより、どのようなタイプのぜんそくかの鑑別を行います。</p>
<p>特定のアレルゲンが関与していることがわかれば、そのアレルゲンを避けることが重要です。アレルギーが関わっている「アトピー型喘息」ではIg Eが高値となったり、特別な抗原にに対するIgEが陽性になります。呼吸器の症状があってアレルギー検査が陽性になったり、血液の中の好酸球が増加したり呼気N Oが増加するとぜんそくの可能性が高くなりますが、症状などを合わせて総合的にぜんそくかどうかを判断します。血中の好酸球数や呼気N O検査は気道炎症の状態を反映するので、これらを定期的に検査することにより気道炎症のコントロールの状態を判断して治療を行なっていきます。</p>
<p></p>
<h3 class="h3" id="ぜんそくの重症度　">ぜんそくの重症度　</h3>
<p>　<br />ぜんそくの重症度は表に示したように症状と呼吸機能から軽症間欠型、軽症持続型、中等症持続型、重症持続型の４段階に分けられ、重症度毎に治療内容は異なります。症状や呼吸機能から医師が重症度を判断し、治療方針を決めていきます。</p>
<p>適切な治療を行うと薬のおかげで症状が落ち着いて、ぜんそく症状の頻度や強度が軽快します。ただここで注意しなければいけないのが、症状が出ない＝治ったということではない点です。ぜんそくの症状が軽快しても勘違いして自己判断で治療を中止しないということが重要です。治療を中断すると気道炎症が悪化して再度症状が悪化するので、医師の指導のもとに気道の炎症を抑える治療を継続して症状を抑えて健康な人と同様の生活が送れるようにすることが重要です。<br />　　　　</p>
<h4 class="h4" id="ぜんそくの重症度分類">ぜんそくの重症度分類</h4>
<div class="scroll-box CL-compa"><img decoding="async" src="https://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/asthma_12.png" alt="" width="700" height="462" class="alignnone size-full wp-image-58205" /> </div>
<p>重症度に合わせて、医師と治療方針や目標を決めていきます。ぜんそくの治療では、使う薬のタイプは決まっており、重症度に合わせてくすりの組み合わせや用量を調節します。<br />自覚症状が治療方針にも反映されるため、日々の症状を記録し、正確に医師に伝えましょう。<br />まず、発作を起こさずに生活を楽しむことを目指し、気道の炎症をおこさないよう症状をコントロールしていきましょう。<br />また、調子が良くても、ついつい休薬したり、診察をキャンセルしたりせず、診察を受けましょう。</p>
<p></p>
<div class="exsample">
<div class="exsample-body">
<h5 id="参考文献">参考文献</h5>
<p>・喘息予防・管理ガイドライン２０２１<br />・喘息診療実践ガイドライン<br />・「ぜんそく」のことがよくわかる本<br />・玉置 淳「肥満が喘息に与える影響とその対策」耳鼻免疫アレルギー 33(2):20,2015<br />・<a href="https://www.erca.go.jp/yobou/zensoku/basic/adult/knowledge/index.html" target="_blank" rel="noopener">ERCA（環境再生保全機構）HP　成人ぜん息の基礎知識</a><br />・福冨友馬ら　本邦における病院通院成人喘息患者の実態調査、アレルギー56、2010より引用</p>
</div>
</div>
]]>
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				咳,喘息,気管支喘息        		</relation_keywords>
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