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	<title>EPARKくすりの窓口コラム</title>
	<copyright>EPARKくすりの窓口コラム</copyright>
	<link>http://www.kusurinomadoguchi.com/column</link>
	<language>ja</language>
	<description>EPARKくすりの窓口コラムでは、お薬や病気に関する疑問や悩みの解消、健康に関するお役立ち情報の発信を目的として、薬剤師をはじめとした各分野の専門家の方々が発信するヘルスケア情報を集めています。</description>
	<pubDate>Fri, 18 Sep 2026 12:06:45 +0900</pubDate>
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		<title>呼吸器専門医が解説！肺気腫（COPD）は治る？治らない？</title>
		<link>http://www.kusurinomadoguchi.com/column/articles/uc8c7/</link>
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				<pubDate>Sun, 05 Feb 2017 21:11:09 +0000</pubDate>
		<dc:creator>倉原 優</dc:creator>
		<category>News/topics</category>
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			<![CDATA[<div class="article-item item_heading">
<h2 class="item-body">肺気腫（はいきしゅ）・COPDとは？</h2>
</div>
<div class="article-item item_heading">
<h3 class="item-body">慢性閉塞性肺疾患（COPD）は何年もかけてゆっくり発病する病気</h3>
</div>
<div class="article-item item_text">
<div class="item-body-hbr">昔は肺気腫と呼んでいましたが、現在は慢性閉塞性肺疾患（COPD）と呼びます。<br />アルファベットばかりで覚えにくく、患者さんにもまだまだ浸透していません。</p>
<p>厚生労働省は2012年に、COPDの認知度80％を目標に対策を始めました。しかし、4年たった2016年12月の時点での認知度はどのくらいかお分かりでしょうか？50％？いえいえ、たったの25％です。COPDのことを知っているのは、日本国民の4人に1人なんです。2013年には一時的に認知度が30％くらいまで上昇しましたが、その後対策の甲斐なく現在の認知度に至ります。</p></div>
</div>
<div class="article-item item_html">
<div class="item-body">さて、COPDは「慢性」と名前がついているように、急激に起こるものではなく何年もかけてゆっくりと発症する病気です。ご存知のようにこの疾患はたばこによって起こるもので、喫煙量が多い人ほど発症しやすくなります<sup>1),2</sup>)。</div>
</div>
<div class="article-item item_heading">
<h3 class="item-body">喫煙者は要チェック。肺がんなどの病気リスクが上昇する喫煙量は？</h3>
</div>
<div class="article-item item_html">
<div class="item-body">喫煙量は、たとえば医療従事者には<b>ブリンクマン指数</b>が知られています。</div>
</div>
<div class="article-item item_text">
<div class="item-body-hbr">そんな堅苦しいものではないので、ご安心ください。この指数、（1日あたりの喫煙本数）×（喫煙年数）で表されます。たとえば、1日1箱（20本）のたばこを10年間吸っている人は、ブリンクマン指数20×10＝200です。一般的にブリンクマン指数が400を超えると肺がんなど病気のリスクがグンと上昇することが知られています。</p>
<p>現在喫煙している人は、一度ブリンクマン指数を計算してみてください。400を超えていて、なおかつ息切れ症状がある場合は要注意です。</p></div>
</div>
<div class="article-item item_heading">
<h2 class="item-body">COPD（肺気腫）の症状は？</h2>
</div>
<div class="article-item item_html">
<div class="item-body">COPDの症状のほとんどが、息切れです<sup>3) </sup>。</div>
</div>
<div class="article-item item_text">
<div class="item-body-hbr">また頻度は高くありませんが、痰や咳を訴える患者さんも多いです。息切れが出現するほどのCOPDは、軽症とは言えません。内科的な治療が必要になるでしょう。</p>
<p>息切れを自覚せず、健康診断などで胸部レントゲン写真やCT写真に異常を指摘されて発見されるCOPD患者さんもいます。肺が風船のように膨らんでしまうので、呼吸器科医が画像を見ればおそらく一発で診断可能です。</p>
<p>たばこを長年吸っている人で、「なんだか呼吸器系の症状が気になる」という人はCOPDにかかっていないか、近くの病院で検査を受けた方がよいでしょう。</p></div>
</div>
<div class="article-item item_heading">
<h2 class="item-body">COPD（肺気腫）は治る？</h2>
</div>
<div class="article-item item_heading">
<h3 class="item-body">COPD（肺気腫）は治らない</h3>
</div>
<div class="article-item item_html">
<div class="item-body">本題に入りますが、残念ながら<b>COPDは治りません</b>。</div>
</div>
<div class="article-item item_text">
<div class="item-body-hbr">一度たばこの煙によって壊れてしまった肺はもとには戻らず、風船のようになってしまった肺はそのままです。あれ、でも先ほど私は「内科的治療」と書きましたよね。そう、治療法は存在するのです。「治らないけど治療法が存在する」という、なんだか矛盾した表現。一体どういうことでしょうか？</p>
<p>COPDはたとえ禁煙したとしても、老化とともにゆるやかに進行していきます。そのため、40歳や50歳で禁煙したとしても、70歳の時点で周囲の同年代の人と同じ生活ができるわけではありません。そのため、内科的治療は「これ以上悪化させないため」あるいは「今ある自覚症状を少しでも軽減するため」に導入するものであって、COPDを完治させる夢の治療ではありません。</p></div>
</div>
<div class="article-item item_heading">
<h3 class="item-body">COPD（肺気腫）の治療は、症状をやわらげるための姑息的治療が主要</h3>
</div>
<div class="article-item item_text">
<div class="item-body-hbr">患者さんと私たち医師の間では「治療法がある」という言葉の響きには幾ばくかのギャップがあります。患者さんは「治療法がある」という言葉を聞くと、「病気が治る」と思います。しかし、医師にとって「治療法がある」というのは、根治治療から姑息的治療まで幅広い意味を持ちます。根治治療というのは、読んで字のごとく根本的に完治させることができる治療法のことです。姑息的治療というのは、卑怯という意味ではなく、完治はできないものの場当たり的な治療はできるということです。たとえば、交通事故で右手を失ってしまった場合、右手を元通りに復元することは現代の医療では困難です。しかし、右手の切断面の汚染からひどい感染症を起こさないようにする処置を施すことは可能です。こういったその場での対処のことを姑息的治療と呼びます。</p>
<p>さて、COPDの内科的治療は、根治治療でしょうか、姑息的治療でしょうか。もうお分かりですね、姑息的治療です。壊れてしまった肺は元通りには戻りませんが、気管支を広げる吸入薬などの内科的治療によって、悪化を防いだり症状を改善させたりすることができます。ただし、100％これらが解決するわけではないため、根治治療ではないのです。</p>
<p>COPDの内科的治療とは「病気を治す」ための治療ではなく、少しでも皆さんの症状をやわらげるための治療が主体であることを知っていただければと思います。</p></div>
</div>
<div class="article-item item_heading">
<h2 class="item-body">参考文献</h2>
</div>
<div class="article-item item_text">
<div class="item-body-hbr">1) Kuempel ED, et al. Contributions of dust exposure and cigarette smoking to emphysema severity in coal miners in the United States. Am J Respir Crit Care Med. 2009 Aug 1;180(3):257-64.<br />2) Lamprecht B, et al. COPD in never smokers: results from the population-based burden of obstructive lung disease study. Chest. 2011 Apr;139(4):752-63.<br />3) Rennard S, et al. Impact of COPD in North America and Europe in 2000: subjects&#8217; perspective of Confronting COPD International Survey. Eur Respir J. 2002 Oct;20(4):799-805.</div>
</div>
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				COPD,タバコ,喫煙,肺気腫        		</relation_keywords>
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