<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<rss xmlns:dc="https://purl.org/dc/elements/1.1/" version="2.0">
<channel>
	<title>EPARKくすりの窓口コラム</title>
	<copyright>EPARKくすりの窓口コラム</copyright>
	<link>http://www.kusurinomadoguchi.com/column</link>
	<language>ja</language>
	<description>EPARKくすりの窓口コラムでは、お薬や病気に関する疑問や悩みの解消、健康に関するお役立ち情報の発信を目的として、薬剤師をはじめとした各分野の専門家の方々が発信するヘルスケア情報を集めています。</description>
	<pubDate>Fri, 18 Sep 2026 12:06:45 +0900</pubDate>
		<item>
		<title>【皮膚科医が解説】虫別に刺されたときの対処法と虫刺されあとの治し方を解説</title>
		<link>http://www.kusurinomadoguchi.com/column/articles/insect-bites-approach-20813/</link>
		<guid isPermaLink="true">http://www.kusurinomadoguchi.com/column/articles/insect-bites-approach-20813/</guid>
				<comments></comments>
				<pubDate>Thu, 11 Jun 2020 01:25:53 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ミーマンバナナ</dc:creator>
		<category>虫刺され</category>
		<description>
			<![CDATA[<div class="article-item item_heading">
<div class="item-body-hbr">
<div class="article-item item_text">
<h2 class="heading-big">１．虫に刺されたらどうなる、その対処法について</h2>
<h3 class="heading-medium">1-1. 蚊・アブの場合</h3>
<p>夏の虫刺されとして、最も代表的な昆虫は蚊やアブです。</p>
<p>蚊をはじめとする虫刺されでは、昆虫の出す物質に対してアレルギー反応を起こすことでかゆみを自覚します。しかし、ほかのアレルギーの機序同様、回数を重ねることでその反応が弱まることがあり、かゆみの感じ方は成人よりも幼い子供のほうが、かゆみやその反応が強くなりがちです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>かゆみや刺されたことによる腫れはアレルギー反応であり、このアレルギー機序を抑える効果として抗ヒスタミン剤が有効ですが、これは市販で購入でき、塗り薬やかゆみを止める飲み薬として販売されています。また、それより症状が強いアレルギー反応にはステロイド剤の塗り薬あるいは飲み薬が必要となります。ステロイド剤の塗り薬は市販でも購入できますが、効果の高いステロイド塗り薬や飲み薬は医療機関の受診をする必要があります。症状が続いたり悪化する場合には早めに皮膚科を受診してください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="heading-medium">1-2. ハチの場合</h3>
<p>蜂に刺された場合、ほとんどの場合は刺された瞬間に強い痛みを感じ赤くはれてきます。強い痛みは数時間で収まりますが。腫れや軽い痛み、あるいはかゆみは1週間程度続くことが多いです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>まずは時間を見つけてできるだけ早い段階で皮膚科を受診してください。皮膚の中に蜂の針が残っていればそれらを除去しないと細菌感染などを引き起こす場合があります。針が残っていなくとも、強い腫れに対しての飲み薬、塗り薬を使用することで、症状の重症化を防いだり早く治癒することができます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>蜂に刺された際のアレルギー症状については「4.ハチに刺された後のアナフィラキシーについて」をご参照ください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="heading-medium">1-3. ダニの場合</h3>
<p>一般的に私たちが身近に注意を要するダニには、家屋などに存在する家ダニやツメダニと、屋外に存在するマダニが主です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ツメダニは湿気の多い場所で繁殖し、大量に発生すると人を刺します。梅雨の時期から次第に増え、8～9月に特に人への被害が増加します。症状としてかゆみを伴います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>家ダニは5月頃から発生し、6～9月が発生の最盛期です。居住環境がよくなった最近では被害が減少しつつありますが、古い家屋では注意が必要です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>マダニは公園や山道など草むらの多い場所に生息します。また刺されると赤く腫れて炎症を起しますが、かゆみを伴わないことが多く、気づくのが遅くなります。気づかないケースが多いです。マダニの問題点は日本紅斑熱やライム病などの感染症や、重症熱性血小板減少症候群（SFTS）という病気を発症することがあり、刺された際にも1週間程度、虫体が体に付着し、無理に引きはがすと口角が体内に残ります。そのため、マダニに刺された際には速やかに皮膚科を受診してください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="heading-big">２．虫に刺されたときにやってはいけないこと</h2>
<p><strong><span class="font-blue">①掻くこと</span></strong></p>
<p>虫刺されではかゆくなることが多く、掻き出したら止まりません。しかし、掻くほどに皮膚を傷つけてしまいます。傷ついた皮膚からは爪やその他の雑菌が入って感染症を引き起こし、なかにはいわゆる「とびひ」のように、抗生剤内服が必要となるケースもあります。また、掻くことでその傷跡が残りやすくなる可能性もあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>市販の虫刺され用の塗り薬を使われるのもよいですが、病院の受診により症状に応じて、適した塗り薬や、掻くのを止めるための飲み薬も処方されます。症状に困られたときには受診が必要です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong><span class="font-blue">②たたく、温める</span></strong></p>
<p>たたいたり、温めたりすると、皮膚の表面に近い毛細血管が広がります。このことでさらにかゆみが増すことになります。お風呂上りや寝る前は、体温が高くなるため、一般的にあらゆるかゆみの部位の症状が強くなります。逆に冷やすことはかゆみを軽減する方法として推奨されます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="heading-big">３．虫に刺されなくする工夫</h2>
<p>夏場の外出時や、森林や草地、河川など、虫の多く生息する場所に行く際には、肌の露出が増えるほど、虫に刺される機会が増えるものです。夏の一般的な外出では涼しい露出の多い服装となりますがその際には虫よけ剤を使用してください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、林や草地、河川など、虫の多く生息する場所に行く際には、露出を少なくしましょう。長袖、長ズボン、靴下の着用に加え、帽子の着用、サングラス、マスク、首にタオルを巻く、などが大切となります。そのうえで、虫よけ剤の使用も重要です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>室内のダニ、ノミの対策としては、不衛生な虫の死骸などを餌に湿気のある場所に繁殖することが多いです。そのため、掃除やごみ捨て、換気などが大事です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>虫よけ剤には、「ディート（忌避剤）」という薬剤が含まれており、ディート濃度が12％のものは医薬品扱いとなります。スプレータイプ、テープタイプ、外用タイプ、置くタイプなど、様々な形式があります。添付文書を参考に、効果の時間によっては付け直しなども大切になります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="heading-big">４．ハチに刺された後のアナフィラキシーについて</h2>
<p>ハチに刺された際、初めて刺されたときにハチの成分をアレルギーとして体が感知することで、2回目以降のハチに刺された際にアナフィラキシー症状が出現することがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>アナフィラキシー症状の前兆としては皮膚の赤み、腫れ、かゆみ、息苦しさ、頭痛、意識レベルの低下などがあります。アナフィラキシーは非常に注意が必要な状態で、病院の速やかな受診、場所によっては救急車の要請を行う必要があります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、1回目にハチに刺されたのち、アレルギーがあるかどうかは採血検査で調べることが可能です。多くはスズメバチ、アシナガバチ、ミツバチの３種について調べることができます。採血の結果アレルギーがある場合、以前刺された際に症状があった場合、仕事で刺される機会が多い場合には、ハチに刺された際に自己注射をして救急事態の進行を予防する自己注射薬（アナフィラキシー補助治療剤）を処方することができます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、すべての医療機関で、これらの検査や注射薬の処方をすることができるわけではないため、希望する際にはあらかじめ病院に問い合わせの上、受診されることをお勧めします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="heading-big">５．虫刺されあとの傷はどう治すか</h2>
<p>虫に刺されたあとの急性期の治療について、各項目に記載してきました。次に、かゆみも通り越した虫刺され痕についてです。</p>
<p>基本的には、虫刺され以外のすべての傷跡に共通されることですが、赤みを通り超えて茶色っぽくなった皮膚は、皮膚のターンオーバーを待つほかありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>皮膚のターンオーバーは1-2か月ごとに繰り返しますが、年齢に応じてその代謝速度は遅くなります。また、虫刺されや傷の炎症の深さに応じて、茶色い色のもとが皮膚の深いところに生じている場合には、複数回のターンオーバーを待って薄くなっても、最終的に色素沈着として残ることもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>美容皮膚科・美容形成外科であればこれに対してレーザー治療や、美白の外用液で改善されることもあり、一般皮膚科・一般形成外科であれば、色素ついた部分ごと皮膚を切り取って縫うというような治療もあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>色素沈着を少しでも残さないようにするためには、刺された直後から数日間に炎症を速やかに取り除くことが重要であり、そのためには、掻かないことや、医療機関を受診して適した塗り薬や飲み薬を使用し指導を受けることが大事になります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="heading-big">６．まとめ</h2>
<p>今回は代表的な虫刺されの予防、虫刺されあとの対処方法などについて説明しました。虫刺され痕を少なくするためには、なにより予防として、刺されない対応をとることが大事です。残暑を快適に乗り越えましょう。</p>
</div>
</div>
</div>
]]>
		</description>
            
						<adviser_url>http://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/2020/04/54e0eeb858f2250126e35a1651fce6c2.png</adviser_url>
						<relation_keywords>
				虫刺され,虫刺され跡        		</relation_keywords>
        		</item>
		<item>
		<title>【皮膚科医が解説】フルコートｆ（田辺製薬）など、ステロイド＋抗菌剤の外用薬について。薬の特徴、使用する適応は。</title>
		<link>http://www.kusurinomadoguchi.com/column/articles/flucort-f-19610/</link>
		<guid isPermaLink="true">http://www.kusurinomadoguchi.com/column/articles/flucort-f-19610/</guid>
				<comments></comments>
				<pubDate>Thu, 11 Jun 2020 01:25:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ミーマンバナナ</dc:creator>
		<category>くすり</category>
		<description>
			<![CDATA[<div class="article-item item_heading">
<div class="item-body-hbr">
<div class="article-item item_text">
<h2 class="heading-big">１．フルコートf外用剤とは？</h2>
<h3 class="heading-medium">1-1. フルコートf外用剤の成分と効能効果について</h3>
<p>フルコートfの有効成分はステロイドとしてフルオシノロンアセトニド、抗生物質としてフラジオマイシン硫酸塩が配合されています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>外用ステロイドにはその効果の強さより5段階（weak、mild、strong、very strong、stronges）に分類され、その内、市販薬として購入できるものはweak、mild、strongに分類される強さのステロイド外用剤となります。フルコートfに含有されるステロイドは市販薬の中では最も効果の強いstrongに分類されます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、外用の抗生剤は皮膚に細菌が増殖している部位の殺菌作用、感染予防作用があります。皮膚症状のうち、かゆくて搔き壊してしまった皮膚は、傷がついたゆえに皮膚のバリア機能が破壊され、細菌が増殖しやすい状態になります。そこで含有されている抗生剤であるフラジオマイシン硫酸塩は、このような部位での細菌感染を治癒させる効果、予防する効果があります。</p>
<h3 class="heading-medium">1-2. フルコートf外用剤の適応について</h3>
<p>フルコートfは炎症を抑える作用のあるステロイド外用剤、細菌繁殖を防ぎ治療する抗生剤が混合された外用剤です。そのため搔き傷をはじめとする傷の加わった湿疹病変や、浸出液の多い虫刺されなどに良い適応といえます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また外用の基材が軟膏剤、軟膏剤は刺激が少なく、皮膚を保護する作用や水分の蒸発を防ぐ保湿作用もあるので、ジュクジュクした患部にもカサカサした患部にも適しています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>その他添付文書上の適応は下記の通りです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong><span class="f-marker-p">効能</span></strong></p>
<ul>
<li>化膿を伴う次の諸症：湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん</li>
<li>化膿性皮膚疾患（とびひ、めんちょう、毛のう炎）</li>
</ul>
<p>※ウイルスや真菌による感染部位には使用できません</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="heading-medium">1-3. フルコートf外用剤の使用量の目安</h3>
<p>フルコートf外用剤の適した使用量についてです。これは一般的にステロイド外用剤に言われる使用量の指標ですが、人差し指の指先から第一関節までの量をチューブで出した量が、その掌二枚分に相当する使用量となります。スポット的に塗る場合には表面が薄くきらっとする程度が適しています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="heading-big">２．フルコートf外用剤の注意すべき点</h2>
<p>フルコートfの注意すべき点としては、ステロイド外用剤の副作用、抗生剤外用剤の副作用についてです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ステロイド外用剤の副作用としては、症状が改善しても漫然と塗り続けることで皮膚が薄くなる、皮膚表面のごく浅い部分での毛細血管が拡張する、カビが付きやすくなる、ニキビができやすくなる、多毛になるなどがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、抗生剤外用剤の副作用としては長期間にわたって使用し続けることによって細菌に対する耐性がつき、次回から効果が出にくくなるなどがあります。</p>
<p>症状が改善するまで用法を守って使用することは治療する中で最も大事なことであり、途中で使用を中止することで症状が再発を繰り返すことがあります。しかし、症状が改善すれば使用を中止してください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また塗る際の注意としては軽く伸ばしてキラッとする程度に薬を載せる程度が推奨されます。刷り込んで塗ると皮膚に刺激を与え掻痒を一層強く引き起こすこともあります。</p>
<p>また薬剤効果は1時間ほどで皮膚に吸収されます。そのためそれ以降は外用した部位が洗うなどにより流れてしまっても効果は発揮されていると考えることができます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="heading-big">３．フルコートf外用剤の成分と同じ他の市販薬はある？</h2>
<p>フルコートfと同様にステロイド外用剤と抗生剤外用剤が配合された外用剤は下記の通りです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="heading-medium">3-1. ベトネベートN軟膏AS：</h3>
<p>ステロイドの成分はベタメタゾン吉草酸エステル、抗生物質の成分ははフラジオマイシンです。これは医療機関より処方される薬剤のリンデロンVGと同様の薬で、ステロイドのランクが上から三つ目にあたるstrongに分類されます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="heading-medium">3-2. テラ・コートリル：</h3>
<p>ステロイドの成分はヒドロコルチゾン、抗生物質の成分はオキシテトラサイクリン塩酸塩です。これはステロイドのランクは上から4つ目のmediumに分類されます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="heading-big">４．まとめ</h2>
<p>皮膚炎や湿疹などの皮膚症状は赤み、かゆみ、はれなどがあります。またこれらの症状が出現する原因として個人の肌質、環境因子などによります。症状が出現する原因が見当のつかない場合でも日常生活に何らかの原因のヒントが隠れている気がします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>一方で、症状として強いかゆみがあり、時に掻いてしまうことがあります。こうなると治療期間が長引くだけでなく、治ってからも傷痕が残ることがあります。また掻いた細かな傷が入り口となり細菌が繁殖して化膿しやすい状況になります。皮膚症状に気が付いたら速やかに効果のある外用剤を使用の上で、改善に乏しければ皮膚科医を受診してください。</p>
</div>
</div>
</div>
]]>
		</description>
            
						<adviser_url>http://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/2020/04/54e0eeb858f2250126e35a1651fce6c2.png</adviser_url>
						<relation_keywords>
				市販薬,皮膚炎        		</relation_keywords>
        		</item>
		<item>
		<title>【皮膚科医が解説】水いぼ、どうしていますか？～その治療法と対策・感染について</title>
		<link>http://www.kusurinomadoguchi.com/column/articles/water-wart-treatment-20059/</link>
		<guid isPermaLink="true">http://www.kusurinomadoguchi.com/column/articles/water-wart-treatment-20059/</guid>
				<comments></comments>
				<pubDate>Thu, 11 Jun 2020 01:25:44 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ミーマンバナナ</dc:creator>
		<category>いぼ・たこ</category>
		<description>
			<![CDATA[<div class="article-item item_heading">
<div class="item-body-hbr">
<div class="article-item item_text">
<h2 class="heading-big">１．水いぼの正体について</h2>
<h3 class="heading-medium">1-1. 水いぼの見た目や分布など、他の皮疹との区別について</h3>
<p>水いぼの正式名称は「伝染性軟属腫」といいます。見た目は数ミリから5mm程度、表面の皮膚はやや光沢を帯びていて、その皮膚の中には白い色を透けてみることのできる、ぷくっとしたできものです。初めはごく小さい赤い針先程度のこともあります。中には中央が少しだけへこんだようなものもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>一般的には症状はありませんが水いぼの周りの皮膚がやや乾燥したりすると周囲に淡い赤みを持ち、かゆみを伴うこともあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>水いぼは体のどの部分にも発症しますが、特に腋や足の付け根、肘や膝などの皮膚同士が密着するような部分に複数の水いぼが集簇（しゅうぞく）していることがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>水いぼの個数については治療をしなければ数日から1週間単位で増加していきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="heading-medium">1-2. 水いぼが好発する対象年齢などについて</h3>
<p>水いぼの発症は、ほとんどは乳幼児から小学校低学年までで、子供の病気という認識が一般的です。これは水いぼの発症が皮膚の免疫力と大きく関連しており、小学校の高学年くらいになると水いぼの原因となる伝染性軟属腫ウイルスに対する免疫力を身につけるため発症しなくなります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、その免疫力が体に備わるまでは繰り返し水いぼにかかることとなります。また、大人であって水いぼが発症することがごくまれにあり、治療や病気などにより免疫力が低下していることがほとんどですが、発症した際には免疫力低下のサインとしてその他の全身症状の検索などが必要となることもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="heading-medium">1-3. 水いぼの感染力について</h3>
<p>水いぼは、その中の白色っぽい液体に含まれる伝染性軟属腫ウイルスによる接触によって感染します。一般的に健康な皮膚は外来のウイルスなどを含む微生物、化学物質などが侵入しないようにバリア機能が備わっていますが、皮膚の乾燥や小さな傷があったりなどで、皮膚のバリア機能が崩れている部位に微細なウイルスが入り込みます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そして皮膚の免疫力がない際にはそのウイルスを排除することなく水いぼを発症します。そのためアトピー性皮膚炎や乾燥肌、小さな搔き傷がある人であるほど、水いぼの発症する確率や増大する個数、速度が増えます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>皮膚にウイルス付着した直後の時点では水などで洗浄することで発症を防ぐことができます。皮膚にウイルスが付着してから感染が成立するまでの正確な時間などの報告はありませんが、感染してから水いぼが症状として発症するまでには概ね数週間程度かかると報告されています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="heading-medium">1-4. 水いぼの対処方法について</h3>
<p>水いぼの正体は伝染性軟属腫ウイルスですが、現在その伝染性軟属腫ウイルスに対する抗ウイルス薬としての内服薬や外用剤、あるいはワクチンは存在しません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>水いぼに対する可能な治療法は、肉眼的に確認できる水いぼに対してピンセットで取り除く方法、液体窒素で症状のある部位に対して浅い凍傷を発症させてかさぶたとして脱落させる方法があります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>いずれにしても痛みや精神的な苦痛を伴う治療法であるという欠点があります。またこれらの物理的な治療は確認できる発症が完成した水いぼに対してのみしか行えず、既に感染しているが潜伏状態である部分に対しての治療方法はありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>治療後の瘢痕（はんこん）についてはピンセットで摘除した場合と、液体窒素で脱落させた場合を比較し、ピンセットでつまんだ方が傷は小さくすみます。また、病院によってはこれらの処置の前に痛みを軽減させる麻酔のテープや塗り薬で前処置を受けることができますが、その場合は30分から1時間程度、麻酔が効くまで待機することが必要となります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>この他には、治療効果は格段と落ちますが、患児の苦痛の少ない治療として化学物質（硝酸銀）による腐食やヨクイニンという漢方薬の内服がありますので、治療に耐えられない場合には試してみてもよい方法です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>水いぼは、健常な小児であれば自然消退するケースもあり、積極的な治療は必要ないという意見もあります。しかし、自然消退までには数カ月から半年、長い場合では数年単位を要することもあり、またその間、無治療であれば数や範囲は増大します。その結果、水いぼに合併した湿疹やとびひを引き起こしたり、周囲の子供に感染させる可能性があります。　</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>　効果的に治療を行うためには子供にとって苦痛が伴う病気であり、自然治癒も望めますが、その間に悪化や周囲への感染が危惧される、治癒しても改めて感染発症することがあるなどの点より、水いぼに対する対処方法は医師によっても意見が分かれることがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ピンセットで取り除いたり液体窒素を行う際の実際の痛みは、皮膚をつねる程度の大人にとってはたやすく受容できる程度の痛みですが、たいていの子供は恐怖が先立ちますので、治療で泣いたり逃げ回ったりします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そのため、親御さんにとっても我が子の苦痛な治療を目の当たりにすることに耐えがたく、自然治癒を望まれるケースがあることも事実です。しかし、放置することで本人並び周囲に感染拡大させる病気であり、治療を受けることで速やかに治癒を望めそれらのリスクを減らすことができることは明確です。</p>
<h2 class="heading-big">２．水いぼに関するよくある相談</h2>
<h3 class="heading-medium">2-1. 治療後の注意点は？</h3>
<p>水いぼをピンセットで取り除いた後には少量の出血を伴いますので、医療機関では衣服への血液付着を防止するために処置後に小さなカットバンを貼ることが多いです。ピンセットで取り除いた後のウイルスが他の皮膚に付着している可能性もあり、帰宅後はできるだけ早く、少なくとも当日中にシャワーなどを浴びることをお勧めします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>液体窒素を施行した後はかさぶたになって脱落するまで特にカットバンなどを貼ることなくそのまま放置します。触ってしまった際には、触った手指にウイルスが付着する可能性がありますので、手洗いをすることが大事です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="heading-medium">2-2. 感染しないように注意することは？</h3>
<p>日常的にありふれたウイルスであり、予防接種などもない実情としては、どの時点ででもウイルスをもらう可能性があります。感染経路は接触によるものなので、特に夏季やプールなどの肌の露出が多くなる季節では、肌の接触やビート板、浮き輪、タオルなどの共有によって感染者は急増します。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ひとたび水いぼを発症した場合には、水いぼの存在が気になったり稀にかゆみを伴うことで皮膚を掻きむしり、皮疹の中のウイルスが飛び出して皮膚の他の部分に付着することで自他ともに感染を増大させます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>　肌と触れ合った後、プールを終えた後、水いぼを触った後には水洗いでよいので洗い落とすこと、また水いぼに罹患している患児が皮膚に付着したものを共有して使用しないことなどが大事です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3 class="heading-medium">2-3. 学校、保育園での対処方法について？</h3>
<p>　まずは疑わしい皮疹が出現しているときには、速やかに医療機関などを受診したうえで水いぼなのかどうか、治療方針や治療を受けるかどうかの選択、日常生活の注意点を、患児や家族が把握することが大事です。そして発症している場合には、学校や保育園に報告することで、皮膚に接触する可能性のあるものを共有しないように注意することなどができます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、学校や保育園によっては、水いぼの治療を行わなければプールなどに入水できない場合もあります。これは医師から強制している水いぼの対応策ではありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>水いぼは皮膚への接触するものを共有しなければ他児への感染は避けられ、その点に留意してプールに入ることは必ずしも禁止するべきことではなく、感染している患児が不当な差別を受けQOLを著しく損なうべきとは考えません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、少なからず治療を受けること他児への感染機会をなくすことができるという社会的な観念を重視する学校、保育園側の理念も否定することはできません。お互いの方針が異なった際には相談などが必要となる難しい課題です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="heading-big">３．まとめ</h2>
<p>今回水いぼについて、その性質や治療、対処方法についてご説明しました。水いぼはある程度の年齢までは症状を繰り返すありふれた疾患であり、子どもに痛みや精神的な苦痛を与えて治療をするべきかについては以前から様々な意見があります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、治療を受けることで患児のかゆみや外見的な改善、とびひなどの合併症をなくし治癒すること、他児への感染をなくすことができます。私個人的な意見としましては、数が少ないうちに早く取る、ということを最も推奨します。いずれにしても、健やかな皮膚で、どうか明るい日々をお過ごしください。</p>
</div>
</div>
</div>
]]>
		</description>
            
						<adviser_url>http://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/2020/04/54e0eeb858f2250126e35a1651fce6c2.png</adviser_url>
						<relation_keywords>
				イボ        		</relation_keywords>
        		</item>
		<item>
		<title>【皮膚科医が解説】ワキガとはどんな病気、その対策は？</title>
		<link>http://www.kusurinomadoguchi.com/column/articles/bromhidrosis-countermeasure-20607/</link>
		<guid isPermaLink="true">http://www.kusurinomadoguchi.com/column/articles/bromhidrosis-countermeasure-20607/</guid>
				<comments></comments>
				<pubDate>Thu, 11 Jun 2020 01:25:38 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ミーマンバナナ</dc:creator>
		<category>News/topics</category>
		<description>
			<![CDATA[<div class="article-item item_heading">
<div class="item-body-hbr">
<div class="article-item item_text">
<h2 class="heading-big" id="１．ワキガ（腋臭症）はどんな病気？">１．ワキガ（腋臭症）はどんな病気？</h2>
<p>まず汗をたくさんかく病気である多汗症と、ワキガ（腋臭症）の違いは何でしょうか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>多汗症とは全身あるいは体の一部に汗を多くかく症状のことを指します。多汗症には特に原因のない原発性と感染症、内分泌代謝異常や神経疾患に合併するものがあり、体の一部である局所での多汗症では手のひら、足のうらや脇という限局した部位に過剰な発汗を認める病気です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>人の汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺があります。エクリン腺はほぼ全身にあり、温度の刺激で汗を出して体温を下げたり、精神的緊張によって汗がでます。一方、アポクリン腺はわきの下や陰部の周囲に分布しています。アポクリン腺は思春期になると性ホルモンの影響で分泌が多くなります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ワキガ（腋臭症）のにおいのもとはアポクリン腺の汗の中の脂肪酸が皮膚の表面の細菌によって分解されて臭いを出すようになります。同じように腋に多くの汗をかく人の中でも、ワキガの人はアポクリン腺が大きくて、その数も多く分泌量が多い傾向があります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ワキガは優性遺伝し、親から子へ遺伝することが多く、ワキガの人は耳垢が湿っている人が多いです。日本人などの黄色人種ではその頻度は10％程度と少数派ですが、白人や黒人ではほとんどの人に多少ともワキガがあります。ワキガの予防は皮膚表面の細菌を減らすため、洗浄などでいつも腋を清潔に保つ必要があります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="heading-big" id="２．多汗症、ワキガ（腋臭症）の重症度の判定は？">２．多汗症、ワキガ（腋臭症）の重症度の判定は？</h2>
<p>多汗症の重症度の判定はHDSS（Hyperhidrosis disease severity scale）というスケールを用いて4段階にランク分けをされます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>①まったく気付かない、邪魔にならない。</strong></p>
<p><strong>②我慢できる、たまに邪魔になる。</strong></p>
<p><strong>③どうにか耐えられる、しばしば邪魔になる。</strong></p>
<p><strong>④耐えがたい、いつも邪魔になる。</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>このうち③、④を重症の指標とされています。その他に、発汗量測定法を用いて重症度を決める方法があります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお、ワキガ（腋臭症）は、臭覚という人の感覚に依存するものであり、重症度判定は確立されたものはありませんが、だからこそ人の気にならない程度であっても本人は気になり、周りを不快にしていないかなどと悩まれる人がいることも現状です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="heading-big" id="３．ワキガ（腋臭症）や多汗症の治療法はどんなものがあるの？">３．ワキガ（腋臭症）や多汗症の治療法はどんなものがあるの？</h2>
<p>ワキガ（腋臭症）の治療はいわゆる腋の多汗症の治療と重複します。日本皮膚科学会にて腋の多汗症についての診療ガイドラインが確立されており、下記のようなアルゴリズムになります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>塩化アルミニウムの単純外用/密封療法は第1選択で有効です。副作用としては刺激性皮膚炎がありますが、外用の休止やステロイド外用で改善されます。治療の第二選択はA型ボツリヌス毒素（BT-A）の局所注射療法です。ボツリヌス毒素局注療法は、腋窩に対して欧米では非常に推奨度の高い治療ですが、本邦においては現時点で保険適用外です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>保険診療として認証されていない理由としては、疼痛が強く、またワキガ（腋臭症）の重症度に応じた投与単位数に決まった見解がなされていないことが挙げられます。この他に、併用療法として神経ブロック、内服療法などがあります。</p>
<h2 class="heading-big" id="４．ワキガ（腋臭症）の外用薬と外用方法は？">４．ワキガ（腋臭症）の外用薬と外用方法は？</h2>
<p>10％のフォルムアルデヒドをホルマリンとして処方したもの、グルタールアルデヒドの10％溶液、メテナミンの8％クリームや塩化アルミニウムが使われてきましたが、塩化アルミニウム以外は長く使うとかぶれをおこすことがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>現在は塩化アルミニウムの20～30％アルコール溶液あるいは水溶液が一般的に使われています。　腋窩に20～30％塩化アルミニウム溶液を寝る前に外用します。通常は一日1回でいいですが、日中に外用してもかまいません。効果がでるまで2～3週間かかりますので継続して外用してください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>汗が止まってきたら外用回数を1週間に2～3回に減らしてもかまいませんが、中止すると再発することがあります。皮膚のかさつきがひどくなったら、しばらく中止し、ステロイド外用剤などで改善されたら再開してください。手足の汗の量が多い人は塩化アルミニウム溶液外用後サランラップやプラスチック手袋などで覆い密封療法を行うとより効果的です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="heading-big" id="５．A型ボツリヌス菌毒素製剤の局所注射療法ってどんなもの？">５．A型ボツリヌス菌毒素製剤の局所注射療法ってどんなもの？</h2>
<p>発汗の機序は興奮などの刺激で交感神経からアセチルコリンが分泌されて指令がでることによります。A型ボツリヌス菌毒素製剤はそのアセチルコリンの分泌を抑制する働きがあります。標準的な方法として、腋に2cm間隔で局所注射をおこない、1週間程で汗の量が減少し、約6ヶ月間持続します。副作用は注射時の痛みと局所の筋力低下があります。また、こちらも重症度に応じた投与量などが確立されておらず、保険診療がきかないため数万円以上の高額な医療費がかかることもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="heading-big" id="６．交感神経遮断術の実際は？">６．交感神経遮断術の実際は？</h2>
<p>交感神経遮断術とは、先ほどの発汗する指令となる交感神経を断絶する手術です。実際の手術は全身麻酔のもとで行うことが多いです。術後の合併症として、断絶された部位以外の局所から代償として多くの発汗がみられることなどがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="heading-big" id="７．その他の治療について">７．その他の治療について</h2>
<p>その他の治療としては、同様に手術を行い腋下のアポクリン腺自体を摘出するという治療法があります。合併症としては取り残しなどが多いこと、また腋下は汗がたまりやすく不衛生になりやすい場所でもあり、二次感染を起こすことがあります。こちらも同様に保険診療外の治療となります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="heading-big" id="８．まとめ">８．まとめ</h2>
<p>今回、ワキガ（腋臭症）の病気とその治療について述べました。まずは悩んでいるワキガ（腋臭症）の正体を理解し、こまめなシャワーなどによる洗浄や衣服の着替えなどを工夫されたうえで、医学的に可能な治療方法について希望がある場合は医療機関にご相談ください。</p>
</div>
</div>
</div>
]]>
		</description>
            
						<adviser_url>http://cdn.kusurinomadoguchi.com/wp-content/uploads/2020/04/54e0eeb858f2250126e35a1651fce6c2.png</adviser_url>
						<relation_keywords>
				ワキガ,多汗症        		</relation_keywords>
        		</item>
	</channel>
</rss>
