1.ハイチオールCの成分について
エスエス製薬から出ているハイチオールCシリーズには「ハイチオールCホワイティア」と「ハイチオールCプラス」があります。
どちらも「L-システイン」「アスコルビン酸(ビタミンC)」「パントテン酸カルシウム」が入っています。
この3つの成分について解説いたします。
1-1. L-システイン
L-システインがハイチオールCシリーズの主役といっていいでしょう。L-システインは非必須アミノ酸(体内で合成できるアミノ酸)の仲間です。
L-システインが2つ結合したものをL-シスチンというのですが、体内では常に変換しあっています。
L-システインの中に含まれるイオウ(S)はタンパク質である髪や爪、皮膚を作っている重要な成分の一つです。
つまり、L-システインは皮膚などに含まれるイオウの供給源となります。
また、チロシナーゼというメラニンを作る酵素の働きを抑えることもできます。
その他、有害な物質を吸着して体外に排出します。
1-2. アスコルビン酸(ビタミンC)
ビタミンCといえば、真っ先に頭に浮かぶのが美白効果ですよね。ビタミンCは生体内では作られないため、食事などから意識して摂る必要があります。
ビタミンCは抗酸化力が強く、老化を促す活性酸素の発生を抑えます。その上、皮膚にハリツヤを与えるコラーゲン生成にも関与しています。
1-3. パントテン酸カルシウム
パントテン酸はビタミンBの仲間です。他のビタミンと比べ、あまり有名な物質ではありませんが、生体内で非常に重要な働きをしています。
たとえば、三大栄養素といわれる糖質、脂質、タンパク質をエネルギーに変える代謝に関与しています。
2.ハイチオールCとシミ・二日酔い
ハイチオールCシリーズには色々な効能効果が記載されています。その中で関心をもたれているのはシミや二日酔いの改善ではないでしょうか?
2-1. ハイチオールCはシミをどう改善する?
シミはメラニンの生成が原因なので、まずはメラニンができないようにする必要があります。L-システインはメラニンを作るチロシナーゼという酵素の働きを抑えてくれます。
そして、皮膚のターンオーバーを正常化することで、メラニンが生成された角質を落とします。
ターンオーバーとは皮膚が新しく入れ替わる周期のこと。
年を重ねるごとに入れ変わりが遅くなります。L-システインはこのようなターンオーバーを正常化していきます。
そして、ビタミンCですが、抗酸化作用が強く、皮膚に対してもアンチエイジング的に働きかけます。肌の老化を防ぐことでシミをなくし、美白効果を促します。
このビタミンCをサポートする働きをもっているのがパントテン酸カルシウムです。
以上の3つの成分が相互的に働いてシミを改善していきます。
2-2. ハイチオールCは二日酔いをどう改善する?
アルコールが体内に入ると、肝臓で代謝され、アセトアルデヒドという物質に変わり、やがて酢酸になり、無毒化されていきます。
二日酔いはアセトアルデヒドの蓄積が原因です。L-システインがアセトアルデヒドの分解を促すため、二日酔いを防止したり、二日酔いの症状を逸早く改善してくれます。
3.ハイチオールC製品の紹介
ハイチオールCシリーズは色々、変遷を繰り返していますが、現在は「ハイチオールCホワイティア」と「ハイチオールCプラス」が売り出されています。
両方共、成分は同じでありながら、微妙に異なる部分があります。
3-1. ハイチオールCプラスとハイチオールCホワイティアの違いと値段
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ハイチオールCホワイティア(第3類医薬品) |
ハイチオールCプラス (第3類医薬品) |
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成分内容・成分量 |
(4錠中) ・L-システイン 240㎎ ・アスコルビン酸(ビタミンC) 500㎎ ・パントテン酸カルシウム 30㎎ |
(6錠中) ・L-システイン 240㎎ ・アスコルビン酸(ビタミンC) 500㎎ ・パントテン酸カルシウム 24㎎ |
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用法・用量 |
1日2回 15歳以上 2錠/回 7〜14歳 1錠/回 7歳未満 服用NG |
1日3回 15歳以上 2錠/回 7〜14歳 1錠/回 7歳未満 服用NG |
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希望小売価格 |
40錠 1,782円(税込) 120錠 4,860円(税込) |
60錠 1,620円(剤込) 180錠 4,536円(剤込) |
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最安値(価格.com) |
120錠 2,104円(剤込) |
180錠 1,880円(剤込) |
本気でシミを改善したいのであれば、ハイチオールCホワイティアがいいとエスエス製薬は進言しています。
1日2回で飲み忘れを防ぐことができ、継続しやすいという理由からのようです。
3-2. ハイチオールCと同じような成分を含む他の市販薬
ハイチオールCと全く同じ成分で違う薬で知名度の高い薬が「キミエホワイトプラス」があります。ハイチオールCプラスと成分内容や用法用量などが同じです。
ただ、ハイチオールCプラスは7歳以上であれば、飲むことができますが、キミエホワイトプラスは15歳以上となっています。
気になる価格ですが、キミエホワイトプラス(1ヵ月分)は通販専用で初回のみ2,052円(税込)で2回目から「4536円(税込)」となっています。
ハイチオールCプラスの1ヵ月分は希望小売価格が4,536円(剤込)で、最安値は1880円です。
4.ハイチオールC製品の副作用と服用の注意点
含まれている成分が水溶性ビタミンや生体内にも存在するアミノ酸であることから、副作用の出現はあまり気にしなくていいようです。
それでも場合によって、飲み過ぎたとき、悪心や下痢の症状が出ることもあるので、下痢などの症状が改善されなければ医療機関を受診しましょう。
また、妊娠中に飲んでも基本的に問題ありませんが、できるだけ薬剤は最小限に留めたいものです。医師と相談して決めましょう。
その他、授乳中は問題ないようです。
服用の注意点ですが、今まで薬で胃障害を起こしたことがある人は食後に飲むようにしましょう、
5.まとめ
いかがでしたか?
ハイチオールCシリーズはシミ、ソバカスだけでなく、二日酔いなど肝機能改善や予防にも効果がります。シミと肝臓、全くかけ離れているように感じるわけですが、シミを肝斑と書くあたり、無関係ではないことがわかります。
シミは紫外線の影響でなることが多いのは確かなんですが、肝機能低下によってもできやすくなります。
シミを治すためにハイチオールC製品を飲んだのに、ついでに肝臓の調子も良くなって、疲労感や二日酔いもいつのまにか感じなくなっているかもしれませんね。
