1.ペアアクネクリームWの効果
ペアアクネクリームWは第2類医薬品に分類される市販薬です。ペアアクネクリームWの主な成分は、「イブプロフェンピコノール」と「イソプロピルメチルフェノール」の2つです。
(ペアアクネクリームWの配合成分と分量)
・イソプロフェンピコノール(IPPN) 3.0%
・イソプロピルメチルフェノール(IPMP) 0.3%
1-1 成分:イブプロフェンピコノール
イソプロフェンピコノールは、医療用医薬品にも使われている成分で、非ステロイド性抗炎症薬のタイプの成分です。
腫れ、かゆみ、痛みなどの炎症をやわらげる効果があります。赤くなっているニキビ(赤ニキビ)に対して、発赤や腫れを抑え、にきびの炎症が広がるのを抑える効果があります。
ステロイド薬と比較すると副作用の心配が少なく、顔まわりにも安心して使用することができます。
1-2 成分:イソプロピルメチルフェノール
ニキビの原因には、「アクネ菌」とよばれる菌が関連しています。
普段から人の肌には、アクネ菌は常在菌として存在していますが、アクネ菌は皮脂を好み、このアクネ菌が過剰に増殖すると、ニキビとして症状が現れます。
イソプロピルメチルフェノールには殺菌作用があり、ニキビの原因となる、このアクネ菌を殺菌し、増殖を抑えることで、ニキビの進行を抑えます。
ニキビケアやスキンケアの化粧品にも一般的な殺菌剤としてよく使われている成分です。
1-3 その他の特徴
肌にしっとりと、透明になるクリームとなっており、外出される際にも気にせずに使用することができます。塗った後に、その上からメイクすることもできます。又、患部にすっと伸びて、ベタつきが少ない特徴もあります。普段、塗り薬のベタつきが気になる方にもおすすめです。
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2.ペアアクネクリームWの使い方
1日数回、洗顔後に肌を清潔にしてから、患部に塗布します。適量を指先にとり、ニキビ部分に伸ばして、なじませてください。ニキビの部分だけに使用し、何もない周囲の部分には使用しないようにしましょう。
ニキビのできはじめにお薬を使用することで、痕は残りにくくなりますので、早めに塗布しはじめることが大切です。つぶしたり触ったりすると、治りが遅くなってしまったり傷がついてしまうので、気になっても患部には触れず、刺激を与えないように気をつけましょう。
化粧水や乳液を使用される場合は、ペアアクネクリームWを塗ってから、十分に乾かした後で使用しましょう。
洗顔→ペアアクネクリーム→乾かす→化粧水・乳液
の順番に使用します。
目や目の周囲には使用しないようにし、目の中に入らないように注意しましょう。万が一、目の中に入った場合は、すぐに水やぬるま湯で洗い、症状があらわれた場合は、眼科医の診療を直ぐに受けるようにしましょう。
3.ペアアクネクリームWの知っておくべき副作用
比較的、副作用の心配が少ないお薬です。
主な副作用としては下記の皮膚症状があります。
・発疹・発赤
・かゆみ
・刺激感(ヒリヒリ感)
・腫れ(腫脹)、乾燥化(つっぱり感)
このような症状が出た場合は、使用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談するようにしましょう。
4.次に該当される方は注意
下記に該当される方は、購入時に医師、薬剤師又は登録販売者に相談するようにしましょう。
・医師の治療を受けている人
・薬や化粧品などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
・患部の湿潤やただれのひどい人
特に、過去にお薬でアレルギー症状を起こしたことがある方や肌が敏感な方は、アレルギー症状を起こす可能性がありますので、使用には注意しましょう。
5.おわりに
市販で購入することができる第2類医薬品、ニキビ治療に効果が期待できるペアアクネクリームWについて参考になりましたでしょうか?
ニキビは、ひどくなる前に早い段階での適切な治療が重要です。
1ヶ月位使用しても症状がよくならない場合や悪化しているような場合は、市販薬の使用を中止し、早めに皮膚科を受診するようにしましょう。
ニキビに効果がある市販薬は他にも多くの種類がありますので、店舗の薬剤師に相談し、ご自分の症状に合ったお薬を選ぶようにしましょう。
