1.スクラート胃腸薬とは

キャッチコピーの「胃痛のもとに直に効く」というのは、有効成分のスクラルファートの働きを表しています。

このスクラルファートは、胃の傷ついた部分のタンパク質と結合して皮膜を形成し、胃酸の攻撃から守るとともに、患部を修復して元から直していきます。胃痛が起きる時間帯としては、空腹時、起床時が多いのですが、スクラルファートはこの胃に食べ物が入っていない状態の方が効率よく働きます。この成分が配合された「スクラート胃腸薬」はまさに、胃のばんそうこうといえます。

1-1. ラインナップ・価格

商品名 容量 参考価格(本体価格)
スクラート胃腸薬(錠剤) 36錠 950円
120錠 1980円
スクラート胃腸薬(顆粒) 12包 950円
34包 1980円
スクラート胃腸薬S(錠剤) 36錠 950円
120錠 1980円
スクラート胃腸薬S(散剤) 12包 950円
34包 1980円
スクラートG 6包 950円
12包 1780円

 

1-2. 効果・効能

スクラート胃腸薬(錠剤):

胃痛、もたれ(胃もたれ)、胸やけ、胃酸過多、げっぷ(おくび)、胃重、胃部膨満感、胃部不快感、胸つかえ、食べ過ぎ(過食)、消化不良、消化不良による胃部・腹部膨満感、消化促進、食欲不振(食欲減退)、飲み過ぎ(過飲)、はきけ(むかつき、二日酔・悪酔のむかつき、胃のむかつき、嘔気、悪心)、嘔吐

スクラート胃腸薬(顆粒):

胃痛、もたれ(胃もたれ)、胸やけ、胃酸過多、げっぷ(おくび)、胃重、胃部膨満感、胃部不快感、胸つかえ、飲み過ぎ(過飲)、はきけ(むかつき、二日酔・悪酔のむかつき、胃のむかつき、嘔気、悪心)、嘔吐

スクラート胃腸薬S(錠剤)、スクラート胃腸薬S(散剤):

胃痛、もたれ(胃もたれ)、はきけ(むかつき、二日酔・悪酔のむかつき、胃のむかつき、嘔気、悪心)、胸やけ、胃酸過多、げっぷ(おくび)、胃重、胃部膨満感、胃部不快感、胸つかえ、食べ過ぎ(過食)、消化不良、消化不良による胃部・腹部膨満感、消化促進、食欲不振(食欲減退)、飲み過ぎ(過飲)、嘔吐

スクラートG:

胃痛、胸やけ、胃酸過多、げっぷ(おくび)、もたれ(胃もたれ)、胃重、胃部膨満感、胃部不快感、胸つかえ、飲み過ぎ(過飲)、はきけ(むかつき、二日酔・悪酔のむかつき、胃のむかつき、嘔気、悪心)、嘔吐

1-3. 成分・分量

スクラート胃腸薬(錠剤):

成分 分量
アズレンスルホン酸ナトリウム 6mg
L-グルタミン 400mg
炭酸水素ナトリウム 450mg
合成ヒドロタルサイト 375mg
ロートエキス3倍散 90mg (ロートエキス30mg)
ジアスメンSS 60mg
リパーゼAP6 60mg
スクラルファート水和物 1500mg
合成ヒドロタルサイト 225mg

 

スクラート胃腸薬(顆粒):

成分 分量
スクラルファート水和物 1500mg
ケイ酸アルミン酸マグネシウム 1125mg
ロートエキス 30mg
アズレンスルホン酸ナトリウム 6mg
L-グルタミン 400mg
合成ヒドロタルサイト 270mg

 

スクラートS胃腸薬(錠剤):

成分 分量
スクラルファート水和物 574.05mg
炭酸水素ナトリウム 600mg
合成ヒドロタルサイト 480mg
健胃生薬末(ウイキョウ・ウコン各60mg,ケイヒ300mg,ゲンチアナ30mg,サンショウ12mg,ショウキョウ・チョウジ各120mg) 702mg
スクラルファート水和物 925.95mg
ビオヂアスターゼ2000 30mg
リパーゼAP12 30mg

 

スクラートS胃腸薬(散剤):

成分 分量
スクラルファート水和物 1500mg
炭酸水素ナトリウム 600mg
合成ヒドロタルサイト 480mg
ビオヂアスターゼ2000 30mg
リパーゼAP12 30mg
健胃生薬末(ウイキョウ・ウコン各60mg,ケイヒ300mg,ゲンチアナ30mg,サンショウ12mg,ショウキョウ・チョウジ各120mg) 702mg

 

スクラートG:

成分 分量
スクラルファート水和物 1500mg
メタケイ酸アルミン酸マグネシウム 1500mg
合成ヒドロタルサイト 750mg
コウボク流エキス(原生薬換算量0.6g) 0.6mL
ソウジュツ流エキス (原生薬換算量0.6g) 0.6mL

 

1-4. 用法・用量

商品名 年齢 服用回数
スクラート胃腸薬(錠剤) 大人(15才以上) 1回3錠食間・就寝前または食後に1日3回服用する。
スクラート胃腸薬(顆粒) 1回1包食間及び就寝前に1日3回服用する。
スクラート胃腸薬S(散剤) 1回1包食間・就寝前または食後に1日3回服用する。
スクラート胃腸薬S(錠剤) 1回1包食間・就寝前または食後に1日3回服用する。
スクラートG 1回1包、1日3回、食前または食間・就寝前に服用する。
15才未満 ×  服用しないこと

1-5. 副作用

関係部位 症状
皮膚 発疹・発赤、かゆみ

また、口のかわき、はきけ、便秘、下痢が現れることがあります。

2.スクラート胃腸薬との飲み合わせで気を付けるものはある?

胃腸薬は同成分が含まれる可能性がありますので、服用しないでください。
以下に挙げられている薬を服用中の方は、薬の効果が弱まったり強くなったりしてしまうことがあるので服用前に医師や薬剤師に相談してください。


・ニューキノロン系抗生物質はスクラルファートに含まれるアルミニウムと結びつきやすく、体への吸収を遅延したり妨げてしまう可能性があります。
・ジゴキシン、キニジン、テトラサイクリン系抗生物質、甲状腺ホルモンの薬を服用中の方、ウルソデオキシコール酸などの胆汁酸製剤を服用中の方はスクラート胃腸薬の成分と吸着してしまうことがあります。
・テオフィリン徐放性製剤を服用中の方は、スクラート胃腸薬の成分がテオフィリン徐放性製剤の吸収を阻害してしまう可能性があります。

3.スクラート胃腸薬に関するQ&A

スクラート胃腸薬に関して、よくある質問をご紹介致します。

3-1. スクラートGのような液体タイプは、他の顆粒や錠剤とどう違うのですか?どうやって飲むのですか?

スクラートGは逆流性食道炎といわれる、胃酸が逆流して胸がやけるような症状がある人や、水なしでさっと服用したい方におすすめします。1包ずつアルミ包装されており、水なしでどこでも飲めるグレープフルーツ味になっています。

液体タイプのスクラートGは、有効成分の「スクラルファート」が胃の荒れた部分に直接貼り付き、粘膜付着性ゲルが粘膜のゲルと絡み合って患部に長く留まるようになっています。これによって、胃酸の攻撃から効率よく胃を守ることができます。また、ソウジュツやコウボクといった胃の働きを高めるような生薬成分、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、合成ヒドロタルサイトといった胃酸を中和して胃酸の刺激を軽減する成分も配合されています。

3-2. 授乳中、妊娠中でも使用できますか?

授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください。(母乳に移行して乳児の脈が速くなることがあるため)
妊娠中の人は、長期間使用しなければ問題ないと考えられます。

3-3. スクラート胃腸薬を服用してはいけない人、注意が必要な人はいますか?

透析治療を受けている方は、スクラルファートに含まれるアルミニウムの成分が体に多く残り、アルミニウム脳症やアルミニウム骨症を引き起こす可能性があるため服用しないでください。

3-4. スクラート胃腸薬、スクラートS胃腸薬の違いはなんですか?

この2種類にはそれぞれ、錠剤または粉薬があるので剤形ではなく症状で選ぶとよいでしょう。

スクラート胃腸薬はストレス等で胃がキリキリ痛む方、空腹時に痛む方、スクラートS胃腸薬は、加齢や食事、体質で胃が弱っているな、胃がもたれているなと感じる方におすすめします。

成分を見てもらうとわかるように、スクラートS胃腸薬には胃の働きを助けてくれるような生薬成分が7種類配合されています。スクラート胃腸薬には、胃の粘膜を保護・修復してくれるアズレンスルホン酸ナトリウム、L―グルタミン酸が配合されています。

3-5. スクラート胃腸薬を長期間服用しても良いですか?

スクラート胃腸薬に限らず、市販薬では1つの薬に様々な有効成分が配合されていることがあります。

それは非常に便利な一方で、思わぬ副作用を発現させる可能性があるということです。胃痛が続く場合は、胃の状態を医師によって診断してもらい、必要な有効成分のみを含む処方箋医薬品を使うことを推奨します。長期連用はせず、症状があるときのみの短期間に留めるようにしましょう。

4.まとめ

スクラートシリーズは、有効成分「スクラルファート」をはじめとして、消化を助けてくれるような成分、胃の粘膜を保護してくれる成分などが配合された万能な胃薬です。症状によって選ぶことができるだけでなく、錠剤が苦手な人は粉薬を選ぶことができるのがうれしいポイントですね!
常備しておくといざというときに頼れる胃薬。飲み会やストレスなどで胃に負担がかかりやすい現代社会ですが、まずは規則正しい生活を心がけていきましょう。

出典元:https://sucrate.lion.co.jp/product/a_s.htm