病院や診療所で処方された薬を薬局薬剤師が宅配するサービスがあることをご存知でしょうか?


 

足が不自由、また認知機能の低下等でご本人が薬局にいけないなどご家族に負担がかかっている場合、「薬局の方が自宅に薬の配達・説明しに来てくれたら便利なのに・・・」と思われている方も多くいるかもしれません。

実は、処方せんをスマホで撮影して事前に薬局に送信することで、薬局で薬の準備を行い、ご自宅に薬剤師が訪問し、薬を配達し説明を行うサービスがあります。

 

EPARKが運営する「おくすり宅配予約」サービスについて、どういった方が対象になるのか、また活用するメリットなどについても合わせて説明していきます。

 

1.どんな方が宅配サービスの対象になる?

足が不自由などの理由で薬局に行くのが大変、いつも困っているなど、薬局の方がご自宅に配達してくれたら便利だと思われている方は多いでしょう。法律で定められており、条件に応じては配達できない場合もありますので注意が必要です。

まずは、どのような方が薬局の宅配サービスの対象になるのかを説明します。

 

1-1. 寝たきり、足が不自由など来局が困難

負傷している、足が不自由など寝たきりの状態が続いており、薬局に来局することが難しい場合があります。また、独居の方など、実際に医師が自宅に診察にこられている場合にも当てはまります。

 

1-2. 運搬が困難とされる薬が処方されている

人によっては、経口栄養剤などが処方されており重量があり自宅への運搬が難しいことがあります。車などの運転が難しいとされる高齢の方も多くいますので、このような場合にも当てはまります。

 

1-3. ご家族など介助者がいつも薬局に行っている

先ほど挙げたように、ご本人が寝たきりの状態の場合や、認知機能が低下しているためにご家族など介助者がお薬を薬局にとりにいっていることもあるでしょう。このような場合にもサービスの対象です。

 

2.宅配サービスを利用するメリット

薬局で薬を準備し、ご自宅に薬剤師が薬を持参しますので、薬局に行く必要がなくなります。ご家族が介助で付き添っているケースもあるかと思いますので、その負担を減らすことができます。

 

また、薬剤師が伺いますので、体調、お薬の服用や管理に関する相談から健康全般の相談まで幅広く行うことができます。

 

ご自宅でのお薬の管理方法を直接確認できるため、問題なく服用できているかどうかの確認を行えることや残薬がある場合には、処方日数の調整なども行うことができます。しっかりと服用できていない場合には、その原因を本人からヒアリングし、医師と相談して服用薬や服用方法の調整を行うこともできます。

 

3.宅配サービス利用の流れ

①お住まいのエリアが宅配予約に対応しているか確認する

 ※2018年10月現在、品川区・川崎市中原区・川崎市高津区の一部に対応しています。

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②宅配してくれる店舗を選ぶ

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③病院や診療所でもらった処方せんをスマホ等で撮影する

適切にお薬を服用していただくために、問診票にも合わせてお答えください。撮影した処方せんとともにWEB上から薬局に送信することができます。

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④お薬の準備(薬局)

薬局において処方せんの内容を確認し、お薬の準備を行います。翌日以降、ご予約の際に指定していただいた日時に合わせて、ご自宅に薬剤師が訪問します。

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⑤処方された薬を自宅で受け取る

ご自宅にてお薬の説明、服薬状況の確認を受けることができます。その際には、必ず処方せんの原本をご提出下さい。

※処方せんの期限が4日以内となっておりますので、4日以内の訪問が原則です。

 

 

対応エリア内の方は、以下から薬局を探すことができますので、参考にしてみてください。

 

■ 品川区:宅配可能店舗一覧

■ 川崎市中原区:宅配可能店舗一覧

■ 川崎市高津区:宅配可能店舗一覧

 

 

EPARK おくすり宅配予約

(リンク)https://www.kusurinomadoguchi.com/lp/rsv/delivery

 

4.参考:介護保険・医療保険を利用した訪問サービス(在宅医療)

今回紹介の宅配サービスをご利用いただくことと並行して、身体機能や認知機能が低下している等の理由で自立した来局が困難な場合には、医師から在宅訪問指示が出ることがあります。

 

医師から指示が出ている場合には、介護保険、医療保険を利用したサービスです。

 

・要介護認定を受けている場合→介護保険(居宅療養管理指導)

・要介護認定を受けていない等それ以外の場合→医療保険(在宅患者訪問薬剤管理指導)

 

国で定められている保険点数に基づき、訪問につき、お薬の料金とは別に支払いが必要です。

 

現在、通院が困難で薬剤師の訪問サービスを利用してみたいと思われている場合には、今回紹介の宅配サービスを利用することに合わせて、病院・診療所や薬局、ケアマネージャー、訪問看護などの事業所にその旨を相談することをお勧めします。

 

より専門的にご本人を担当して、お薬の管理方法などの提案や24時間緊急時の対応、病院や介護事業所など他機関と連携しサポートを行うことができます。

 

5.おわりに

EPARKが運営する「おくすり宅配予約」サービスについて、どういった方が対象になるのか、また活用するメリットなどについても合わせて説明しました。

 

足が不自由など薬局に来局することが困難な場合や、ご家族など介助者が薬局に代理で薬をとりにいっているような場合には、ぜひ、この宅配サービスを活用されることをお勧めします。手順は簡単で、処方せんをスマホで撮影して、薬局に送信するだけです。薬剤師が自宅にきてしっかりとお薬の説明をし、気になることがあれば相談に乗ってくれるため安心です。