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【医師が解説】ゼビアックスローションに似た効果のある市販薬は?おすすめ4選を紹介

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2023/7/7
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ゼビアックスローションはニキビ(尋常性ざ瘡)やとびひ(伝染性膿痂疹)を始めとした皮膚の治療、とくに感染を起こしている赤ニキビの治療薬としてよく用いられる外用の抗菌薬です。ゼビアックスローションは処方薬のため、処方箋なしでの購入はできません。今回はゼビアックスローションの効果や類似した作用を持つ薬との違いや使用上の注意点の他、類似した効果のある市販薬について解説していきます。

くすりの窓口医師・薬剤師が
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  • 経験① 現場でよく聞かれる質問
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  • 経験② 現場で教える医薬品
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ゼビアックスローションとは?




ゼビアックスローションは抗菌薬であるオゼノキサシンが含まれたローションであり、ニキビ(尋常性ざ瘡)の治療薬としてよく用いられる薬です。外用抗菌薬のなかでも比較的新しい抗菌薬となります。

効果について

ゼビアックスローションは抗菌薬が含まれているため、ニキビやとびひ(伝染性膿痂疹)を始めとした皮膚での感染症に対して用いられる薬です。

特にニキビに対する有効性は多くの論文で報告されており、日本皮膚科学会によって作成された「尋常性痤瘡治療ガイドライン2017」においても、炎症性皮疹(いわゆる赤ニキビ)に対して強く推奨されています。

使用する際の注意について

ゼビアックスローションは赤ニキビに対して有効な外用薬ですが、大きな赤ニキビ(結節)や非常に炎症が強いニキビ(嚢腫)に対しては外用薬のみでは有効性に限界があります。症状が強い場合は、お近くの医療機関を受診してください。

またゼビアックスローションの副作用として刺激・赤み・乾燥などがあるため、使用していて気になる症状がある場合もお近くの医療機関を受診してください。


1日の使用量について

ゼビアックスローションの使用量は、「適量を1日1回、患部に塗布すること」とされています。

ニキビに対しては朝ないし夜の洗顔後、(顔全体に外用するのではなく)炎症を起こしている赤ニキビに対してピンポイントに外用することが一般的です。

副作用について

ゼビアックスローションの副作用としては、外用した部位のみに起こる症状が中心で全身性の副作用は一般的ではありません。

具体的には薬による刺激から痒みや赤み、乾燥などが出ることがあります。パーセンテージとしては臨床試験757例中、痒みが8例(1.1%)、乾燥が8例(1.1%)、刺激感が7例(0.9%)でみられました。気になる症状が現れた場合、処方医との相談されることがよいでしょう。

幼児・妊婦・授乳中の女性の使用について

幼児または13歳未満の小児に対しては使用できません。妊婦または妊娠している可能性のある婦人にも使用しないことが望ましいとされます。

授乳婦には使用しないことが望ましいですが、やむを得ず使用する場合には授乳を避けましょう(ラットに皮下投与した場合乳汁に移行することが報告されています)。

他の似た効果を持つ薬との違いについて




ゼビアックスローションはニキビの治療に用いられる薬ですが、その他にもニキビ治療によく用いられる薬があります。

ここではゼビアックスローション以外にニキビに対してよく処方される薬について解説します。

ディフェリンゲルとの違い

ディフェリンゲルはアダパレンという成分を含んだ外用薬です。ゼビアックスは抗菌薬を含んでいますが、アダパレンは抗菌薬ではないという違いがあります。

アダパレンは抗炎症作用があるためゼビアックスと同様赤いニキビに用いられますが、アダパレンには毛穴のつまりを改善する作用もあるため炎症を起こしていない白ニキビ(面皰)に対しても有効な外用薬となります。



ベピオゲルとの違い

ベピオゲルは過酸化ベンゾイルという成分を含んだ外用薬です。ゼビアックスは抗菌薬を含んでいますが、ベピオは抗菌薬ではないという違いがあります。

過酸化ベンゾイルは殺菌作用があるため、ゼビアックスと同様赤ニキビの原因となる細菌に対して有効です。また皮膚の角質を剥離させる作用があるため、炎症を起こしていない白ニキビ(面皰)に対しても有効な外用薬となります。



併用しても大丈夫?

ゼビアックスは抗菌薬であるため今まさに炎症を起こしている赤ニキビ(アクネ菌)に対して有効な外用薬ですが、一方で炎症を起こす前の毛穴が詰まった状態(白ニキビ)に対しての有効性は低くなってしまいます。

ディフェリンゲルやベピオゲルは白ニキビに対しても効果がある外用薬のため、両者を併用する治療はよく行われています。またゼビアックスではありませんが、その他の抗菌薬(クリンダマイシン)とベピオゲルが配合された混合薬も発売されています。

ゼビアックスローションは市販薬で販売されている?




ゼビアックスローションがどこで売っているのか気になる方もいらっしゃるかもしれません。

ゼビアックスローションは市販薬ではないため、通販や薬局ですぐに買うことはできません。医師の診断を受け、必要性があると判断された場合にのみ処方される薬となります。

ゼビアックスローションに似た効果がある市販薬4選

医師

竹内 想さんのコメント

ゼビアックスローションは市販薬ではありませんが、類似品がないのか気になる方もいらっしゃるかもしれません。ここからはニキビに対して有効とされる市販薬を紹介します。
薬剤師おすすめ
資生堂

イハダ アクネキュアクリーム

最安値 704円 (税込)

大人のニキビ・吹き出物に効く

抗炎症成分「イブプロフェンピコノール」と殺菌成分「イソプロピルメチルフェノール」の2つが配合されており、アクネ菌などニキビの原因となる菌を殺菌し、炎症を鎮めます。

分類 第2類医薬品
有効成分 イブプロフェンピコノール, イソプロピルメチルフェノール
服用回数 1日数回
妊娠中・授乳中の服用 記載なし
服用が可能な年齢 小児から
服用におすすめの症状 赤ニキビ
有効成分の含有量 7点|10点中
コストパフォーマンス 7点|10点中
即効性 7点|10点中
薬剤師おすすめ
ロート製薬

メンソレアクネスニキビ治療薬 18g

最安値 784円 (税込)

赤いニキビ、痛いニキビにしっかり効く

「硫黄」が角質をやわらかくし、毛穴に詰まった皮脂や汚れを吸収。殺菌成分「レゾルシン」がアクネ菌などを殺菌します。ビタミンE誘導体が配合されており、血行促進のため患部の治りを助けます。

分類 第2類医薬品
有効成分 イオウ, レゾルシン, グリチルレチン酸, トコフェロール酢酸エステル
服用回数 1日数回
妊娠中・授乳中の服用 過敏な症状が出た場合は使用を中止
服用が可能な年齢 小児から
服用におすすめの症状 赤ニキビ
有効成分の含有量 7点|10点中
コストパフォーマンス 8点|10点中
即効性 7点|10点中

薬剤師おすすめ
第一三共ヘルスケア

マキロンアクネージュメディカルクリー 18g

最安値 989円 (税込)

ニキビにトリプル処方でしっかり効く

殺菌成分「ベンゼトニウム塩化物」、抗炎症成分「イブプロフェンピコノール」、血行促進成分「トコフェロール酢酸エステル」の3つの成分が配合され、しつこいニキビの炎症を抑えしっかり殺菌します。

分類 第2類医薬品
有効成分 ベンゼトニウム塩化物, イブプロフェンピコノール, トコフェロール酢酸エステル
服用回数 1日数回
妊娠中・授乳中の服用 使用問題なし
服用が可能な年齢 年齢の制限なし
服用におすすめの症状 赤ニキビ
有効成分の含有量 7点|10点中
コストパフォーマンス 6点|10点中
即効性 7点|10点中

薬剤師おすすめ
大塚製薬

オロナインH軟膏 250g

最安値 1,509円 (税込)

一家に一本オロナイン

殺菌消毒剤「クロルヘキシジン」が配合されており、患部を消毒し化膿を防ぎます。赤ニキビの原因である細菌に対し、殺菌効果が期待できます。

分類 第2類医薬品
有効成分 クロルヘキシジングルコン酸塩液
服用回数 記載なし
妊娠中・授乳中の服用 添付文書の記載事項をよく読んで、適切に使用すれば、特に制限なし
服用が可能な年齢 年齢制限なし
服用におすすめの症状 赤ニキビ
有効成分の含有量 6点|10点中
コストパフォーマンス 6点|10点中
即効性 7点|10点中


ゼビアックスローションに似た効果のある市販薬 比較一覧

商品画像
資生堂
メンソレータムアクネスニキビ治療薬 18g
ロート製薬
マキロンアクネージュメディカルクリーム 18g
第一三共ヘルスケア
オロナインH軟膏 250g
大塚製薬
商品名 イハダ アクネキュアクリーム メンソレータムアクネスニキビ治療薬 18g マキロンアクネージュメディカルクリーム 18g オロナインH軟膏 250g
特徴 大人のニキビ・吹き出物に効く 赤いニキビ、痛いニキビにしっかり効く ニキビにトリプル処方でしっかり効く 一家に一本オロナイン
最安値

704円(税込)

送料:要確認 楽天 詳細を見る

784円(税込)

送料:別 Yahoo! 詳細を見る

989円(税込)

送料:別 Yahoo! 詳細を見る

1,509円(税込)

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『ゼビアックスローション』に関するQ&A




ゼビアックスローションに関して、よくある疑問をまとめてみました。

効果が出るまでどれくらいかかりますか?
ゼビアックスローションはニキビの場合、外用開始後1週間〜10日程度で効果が出てくることが一般的です。4週間で効果が認められない場合には使用を中止することとされています。

あまり効果を実感できない場合は、薬を変更する必要があるかもしれませんから、処方医と相談されることが良いでしょう。
化粧水と併用しても問題ありませんか?
ゼビアックスローションを使う場合でも、化粧水を併用することは可能です。ゼビアックスローションの副作用として乾燥が出てくる場合もあるため、洗顔後に化粧水で保湿を行うことは予防としても有効です。

ただし炎症が強いニキビの場合、化粧水が染みてしまい痛みがでることがあります。このような場合は化粧水の使用は避けたほうがよいでしょう。
クリームとの違いは?
ゼビアックスにはローションのほか、クリーム製剤のもの(ゼビアックス油性クリーム)があります。クリームのほうが発売が遅かったためまだ普及が進んでいませんが、顔の場合はクリームのほうが塗りやすく満足度が高くなることも多いようです。

ローションが塗りづらいと感じる場合は、医師と相談してください。
抗菌薬の外用薬では他に何があるの?
抗菌薬の含まれている処方薬のなかで、赤ニキビにとくに効果が高いとされるものにはクリンダマイシン(ダラシン)やナジフロキサシン(アクアチム)があります。

菌によっては耐性菌といって特定の抗菌薬が効きづらいことがあるため、ゼビアックスローションが効きづらい場合は医師と相談するようにしてください。

まとめ




ゼビアックスローションは抗菌薬が含まれており、とくに炎症を起こしている赤ニキビに対して有効な外用薬です。

ただし白ニキビ(面皰)に対しては効果が期待できないため、その他の外用薬と併用して処方されることも多い薬です。市販薬でもニキビの炎症を抑える薬はありますが、炎症が強い場合は医師の診察を受けゼビアックスローションを始めとした医薬品の処方を受けることがおすすめです。

※掲載内容は執筆時点での情報です。

  • 竹内 想 医師/認定産業医

    執筆・監修者

    大学卒業後、現在は皮膚科医として主に外来診療を中心に行なっています。 産業医として複数の企業で勤務しています。

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