目次
貼る口内炎薬が適しているのはどんな人?

貼るタイプ(パッチ)は口内炎の痛みが強く、食事をするのがつらい方におすすめです。シールのようにペタっと貼ることで、患部を刺激から保護して痛みを和らげることができるだけでなく、有効成分を長く患部に留めておくことができる点も特徴です。
パッチを貼る際は事前ににうがいなどで患部を清潔にし、水分を軽く拭き取ってから貼り付けるようにしましょう。
販売している貼る口内炎薬3種類を比較
現在市販で販売されている代表的な貼る口内炎薬を3種類紹介します。それぞれの特徴や使い方について解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

こんな方に
しみるような痛みを抑えたい方に
口内炎の数が多くない方に
口内炎をパッチでしっかり保護する
有効成分トリアムシノロンを配合したパッチが口内炎を保護することで刺激からカバーしながら治していきます。パッチは付着力が強く、溶けないフィルムでできているのが特徴です。
痛みが強く、食事の際にしみるような口内炎にはおすすめです。
| 分類 | 指定第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 1枚(1パッチ中):トリアムシノロンアセトニド 0.025mg |
| 効果・効能 | 口内炎(アフタ性) |
| 用法・用量 | 1患部に1回1枚を1日1~2回、患部粘膜に付着 (5歳未満は使用不可) |
| タイプ | 貼付剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | ◯妊娠中の使用:要相談 ◯授乳中の使用:要相談 |
| 使用が可能な年齢 | 5歳以上 高齢者は要相談 |
| 色 | 表:薄ピンク、裏:濃いピンク |
| ステロイドの強さ | medium |
| かぶれやすいタイプ | × |
| 溶けてなくなるタイプ | × |

こんな方に
口内炎で飲食や喋ることがつらい方に
はがす必要のない貼付剤をお探しの方に
貼る錠剤で患部を保護しながら治していく
有効成分トリアムシノロンアセトニドが痛くてつらい口内炎に直接作用し、炎症を鎮めていきます。患部に貼り付けた錠剤が食事などの刺激から患部を保護します。
しばらくするとゼリー状になってなくなるため、はがす必要がない点も特徴です。
| 分類 | 指定第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 1錠中:トリアムシノロンアセトニド 0.025mg |
| 効果・効能 | 口内炎(アフタ性) |
| 用法・用量 | 1患部に、1回1錠、1日1~2回白色面を患部粘膜に付着(5歳未満の乳幼児は使用不可) |
| タイプ | 貼付剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | ◯妊娠中の使用:要相談 ◯授乳中の使用:要相談 |
| 使用が可能な年齢 | 5歳以上 高齢者は要相談 |
| 色 | 薄橙色・白色の二層構造 |
| ステロイドの強さ | medium |
| かぶれやすいタイプ | × |
| 溶けてなくなるタイプ | 〇 |

こんな方に
痛くて飲食がつらい方に
違和感の少ないパッチタイプを探している方に
痛みを抑えながら口内炎を治していく
貼った時の違和感が少ないパッチで患部を保護しつつ、有効成分トリアムシノロンアセトニドが炎症を抑えてつらい口内炎の症状を鎮めていく設計です。
口内で徐々に溶けてなくなるため、はがす必要がない点も魅力です。
| 分類 | 指定第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 1枚中:トリアムシノロンアセトニド 0.025mg |
| 効果・効能 | 口内炎(アフタ性) |
| 用法・用量 | 1患部に1回1枚 1日1〜2回 白色面を患部粘膜に付着 (5歳未満は使用不可) |
| タイプ | 貼付剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | ◯妊娠中の使用:要相談 ◯授乳中の使用:要相談 |
| 使用が可能な年齢 | 5歳以上 高齢者は要相談 |
| 色 | 表:ピンク、裏:白 |
| ステロイドの強さ | medium |
| かぶれやすいタイプ | × |
| 溶けてなくなるタイプ | 〇 |
貼らないタイプの口内炎薬はどんなものがある?
市販の口内炎薬は貼るタイプの他に、塗るタイプやスプレータイプ、内服タイプなどがあります。それぞれの剤形の特徴を把握し、自分に合ったタイプを選びましょう。
トリアムシノロンが含まれている塗るタイプ
市販の口内炎薬で特に多いのが、患部の炎症を抑える働きのトリアムシノロンというステロイド成分を含んだ塗るタイプ(軟膏剤)。指で広範囲に塗り広げることができるため、口内炎の数が多く範囲が広い場合や、凹凸があってパッチを貼りにくい場所におすすめです。塗る際は口の中の水分を拭き取ってから綿棒や清潔な指で患部に塗り、薬が流れてしまわないよう30分程度はうがいや飲食を控えるようにしましょう。
アズレンが含まれているスプレータイプ
市販薬の中にはアズレンなどの消炎成分や、セチルピリジニウムなどの殺菌成分を含んだスプレータイプも販売されています。ワンプッシュで手軽に薬を噴霧できるのが特徴で、塗るタイプや貼るタイプの薬が苦手な方におすすめです。また、スプレータイプは長いノズルで噴霧するので、手の届きにくい場所にある口内炎に対しても使いやすい点が特徴です。
トラネキサム酸が含まれている内服タイプ
貼るタイプや塗るタイプ、スプレータイプなどの外用薬が苦手な方は、トラネキサム酸やを配合した内服薬がおすすめです。トラネキサム酸は炎症を抑える働きがあり、体の内側から口内炎に対して効果を発揮します。 トラネキサム酸を配合した内服薬は口内炎だけでなく、扁桃炎や咽頭炎による喉の痛みに対しても効果が期待できるため、常備薬として持っておくとよいでしょう。【厳選】おすすめの口内炎薬 9選
おすすめの口内炎薬をタイプ別に紹介します。口内炎の症状や使いやすさなどを考慮し、自分に合ったお薬を選んで見てください。
広範囲に口内炎ができている方はトリアムシノロンが含まれている塗るタイプ
口内炎が広範囲にできてしまった方や、早く治したい方はトリアムシノロンというステロイド成分を配合した塗るタイプ(軟膏剤)が適しています。

こんな方に
舌や口の奥の方に口内炎ができた方に
子どもにも使える軟膏をお探しの方に
口の奥の口内炎にしっかり効く
有効成分トリアムシノロンが患部の炎症をしっかりと抑え、痛くてしみる口内炎を抑えます。独自技術のアクアセンサーバリアにより、軟膏が歯など周囲につきにくく、患部を長時間カバーします。
| 分類 | 指定第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 100g中:トリアムシノロンアセトニド 0.1g |
| 効果・効能 | 口内炎(アフタ性) |
| 用法・用量 | 1日1~数回、適量を患部に塗布 |
| タイプ | 軟膏剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | ◯妊娠中の使用:要相談 ◯授乳中の使用:要相談 |
| 使用が可能な年齢 | 高齢者は要相談 |
| スーッとする成分 | l-メントール |
| 染みるタイプ | × |
| 色 | 記載なし |
| ステロイドの強さ | medium |

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こんな方に
口内炎を早く治したい方に
口内炎の数が少ない方に
ステロイド成分が炎症を鎮めて口内炎を治す
高い抗炎症作用のトリアムシノロンアセトニドが患部に直接作用し、炎症を鎮めて痛みを抑えます。密着性の高い塗り心地が特徴の軟膏タイプです。
痛みが強く、早く口内炎を治したい方におすすめです。
| 分類 | 指定第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 100g中:トリアムシノロンアセトニド 0.1g |
| 効果・効能 | 口内炎(アフタ性) |
| 用法・用量 | 1日1~数回、適量を患部に塗布 |
| タイプ | 軟膏剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | ◯妊娠中の使用:要相談 ◯授乳中の使用:要相談 |
| 使用が可能な年齢 | 高齢者は要相談 |
| スーッとする成分 | l-メントール |
| 染みるタイプ | × |
| 色 | 白色~淡褐色 |
| ステロイドの強さ | medium |

こんな方に
ステロイド成分でしっかりと口内炎を治したい方に
広範囲に口内炎ができた方に
高い抗炎症作用の有効成分が痛みを鎮める
医療用医薬品でも使用されるステロイド成分によって、炎症をしっかり抑えて口内炎を治していきます。
軟膏タイプのため、口内炎の数が多く広範囲に及ぶ場合は特におすすめです。
| 分類 | 指定第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 100g中:トリアムシノロンアセトニド 100mg |
| 効果・効能 | 口内炎(アフタ性) |
| 用法・用量 | 1日1~数回、適量を患部に塗布 |
| タイプ | 軟膏剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | ◯妊娠中の使用:要相談 ◯授乳中の使用:要相談 |
| 使用が可能な年齢 | 高齢者は要相談 |
| スーッとする成分 | × |
| 染みるタイプ | × |
| 色 | 記載なし |
| ステロイドの強さ | medium |
手の届きにくい所に口内炎がある方はアズレンが含まれているスプレータイプ
スプレータイプは手の届きにくい箇所に口内炎にも使いやすいのが特徴。塗るタイプや貼るタイプが苦手な方にもおすすめです。

こんな方に
口の奥の方に口内炎がある方に
ひんやりとした清涼感のある使い心地が好みの方に
・有効成分が患部に直接届き、ひんやり治す
抗炎症成分のアズレンと殺菌成分の2つの有効成分を配合。患部の炎症を抑えつつ口内を清潔な状態にします。
また、持ち運びにも便利なサイズ感で、気になった時にすぐ使うことができるのも魅力です。
| 分類 | 第3類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 100mL中:アズレンスルホン酸ナトリウム水和物 0.02g、セチルピリジニウム塩化物水和物 0.3g |
| 効果・効能 | のどの炎症によるのどの痛み・のどのはれ・のどのあれ・のどの不快感・声がれ、口内炎 |
| 用法・用量 | 1日数回、適量を患部に噴射塗布 |
| タイプ | スプレー剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | ◯妊娠中の使用:可能 ◯授乳中の使用:可能 |
| 使用が可能な年齢 | 記載なし |
| 薬の風味 | 記載なし |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | l-メントール |

こんな方に
手の届きにくい箇所に口内炎がある方に
塗り薬や貼り薬が苦手な方に
2つの有効成分で口内炎を殺菌・修復する
抗炎症・粘膜修復成分アズレンと殺菌成分セチルピリジニウムの2つの有効成分が患部に直接作用し、殺菌・修復します。
スプレータイプのため、手の届きにくい箇所の口内炎にも手軽に噴霧することができます。
| 分類 | 第3類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 100mL中:アズレンスルホン酸ナトリウム水和物 20mg、セチルピリジニウム塩化物水和物 300mg |
| 効果・効能 | 口内炎、のどの炎症によるのどの痛み・のどのはれ・のどのあれ・のどの不快感・声がれ |
| 用法・用量 | 1日数回、適量を患部に噴射塗布 |
| タイプ | スプレー剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | ◯妊娠中の使用:可能 ◯授乳中の使用:可能 |
| 使用が可能な年齢 | 記載なし |
| 薬の風味 | メントール味 |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | l-メントール |

こんな方に
パッチや軟膏が使いにくいところに口内炎ができた方に
手軽に薬を使いたい方に
抗炎症成分が患部の炎症を直接抑える
有効成分アズレンが手の届かない口の奥にできた口内炎にも直接届き、痛みや腫れを鎮めます。
ワンプッシュで手軽に使うことができ、味もすっきりとしたメントール味で使いやすいのが特徴です。
| 分類 | 第3類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 100g中:アズレンスルホン酸ナトリウム水和物 (水溶性アズレン)20mg |
| 効果・効能 | 口内炎、のどの炎症によるのどの痛み・のどのあれ・のどのはれ・のどの不快感・声がれ |
| 用法・用量 | 1日数回、適量を患部に噴射塗布 |
| タイプ | スプレー剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | ◯妊娠中の使用:可能 ◯授乳中の使用:可能 |
| 使用が可能な年齢 | 記載なし |
| 薬の風味 | すっきりメントール味 |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | l-メントール |
塗り薬や貼り薬が苦手な方はトラネキサム酸が含まれている内服タイプ
塗り薬や貼り薬、スプレー剤が苦手な方はトラネキサム酸やビタミン成分を含んだ内服薬を検討してみてください。

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こんな方に
体の内側から口内炎を治したい方に
塗るタイプやパッチタイプの違和感が気になる方に
つらい口内炎を内側から抑える
トラネキサム酸とカンゾウ乾燥エキスの主成分グリチルリチン酸が炎症を抑えることで口内炎の痛みを抑えます。皮膚や粘膜の健康維持に関わるビタミンB2・B6やビタミンCも配合しており、口内炎の改善をサポートします。
| 分類 | 第3類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 6錠中:トラネキサム酸 750mg、カンゾウ乾燥エキス 198mg(原生薬として990mg)、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)50mg、リボフラビン(ビタミンB2)12mg、L-アスコルビン酸ナトリウム(ビタミンCナトリウム)500mg |
| 効果・効能 | 咽頭炎、扁桃炎(のどの痛み、のどのはれ)、口内炎 |
| 用法・用量 | 1日3回服用 成人(15歳以上):1回2錠 7歳以上15歳未満:1回1錠 (7歳未満は使用不可) |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | ◯妊娠中の使用:要相談 ◯授乳中の使用:可能 |
| 使用が可能な年齢 | 7歳以上 |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | × |

こんな方に
口内炎をくり返している方に
塗り薬や貼り薬が苦手な方に
抗炎症成分と3種のビタミンで口内炎を治す
抗炎症作用のあるトラネキサム酸とカンゾウ乾燥エキス(グリチルリチン酸)の2成分を配合。患部の炎症による痛みを抑えつつ、3種類のビタミンが皮膚や粘膜の再生を助けることで、口内炎の治りをサポートします。
| 分類 | 第3類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 6錠中:トラネキサム酸 750mg、カンゾウ乾燥エキス 198mg(原生薬990mg)、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)50mg、リボフラビン(ビタミンB2)12mg、L-アスコルビン酸ナトリウム(ビタミンCナトリウム)500mg |
| 効果・効能 | 口内炎、咽頭炎、扁桃炎(のどのはれ、のどの痛み) |
| 用法・用量 | 1日3回朝昼晩に服用 成人(15歳以上):1回2錠 7歳以上15歳未満:1回1錠 (7歳未満は使用不可) |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | ◯妊娠中の使用:要相談 ◯授乳中の使用:可能 |
| 使用が可能な年齢 | 7歳以上 |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | × |

こんな方に
口内炎だけでなく喉の痛みにも使用したい方に
水なしでも服用できる薬をお探しの方に
抗炎症成分とビタミン成分で口内炎を治す
2種類の抗炎症成分によって痛みを抑えつつ、ビタミンB2・B6・Cが粘膜の修復をサポートします。水なしでも服用可能。l-メントールを添加物として配合しており、服用時にひんやりとした清涼感があるのも特徴です。
| 分類 | 第3類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 1日量(3包:3.9g)中:トラネキサム酸 750mg、カンゾウエキス 198mg(原生薬換算量990mg)、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)50mg、リボフラビン(ビタミンB2)12mg、L-アスコルビン酸ナトリウム(ビタミンCナトリウム)500mg |
| 効果・効能 | 扁桃炎(のどのはれ、のどの痛み)、咽頭炎、口内炎 |
| 用法・用量 | 1日3回服用 大人(15歳以上):1包 7歳以上15歳未満:1/2包 (7歳未満は使用不可) |
| タイプ | 顆粒剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 要相談・使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 7歳以上 高齢者は要相談 |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | l-メントール |
| 水なしで使用できるタイプ | 〇 |
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市販薬を使用するときのポイントや注意点について
市販の口内炎薬のほとんどは外用薬ですが、副作用のリスクは少なからずあります。また、なかには市販薬では対応できず、受診が必要な口内炎もあるため注意が必要です。
使用するときのポイント・副作用はあるの?

貼るタイプや塗るタイプの口内炎薬を使用する際は、口の中を清潔な状態にしてから使うようにしましょう。また、口の中をゆすいだ後口内炎の周りの唾液などを軽くふき取ってから使うことで、薬剤が患部に留まりやすくなります。 ステロイド成分を配合した口内炎薬は患部に直接作用する外用薬であり、内服薬で起こるような副作用はほとんど起こりません。 ただし、外用薬であっても口腔カンジダ症という副作用には注意が必要です。舌や頬などに白くなる、舌がピリピリする場合は口腔カンジダ症が疑われます。 症状が軽い場合はうがいや歯磨きなどの口腔ケアで治ることもありますが、症状が続く場合は抗真菌薬による治療が必要となります。気になる場合は一度医師に相談してみましょう。
こんなときは病院へ

ストレスや疲労、外傷が原因でできる口内炎に対しては市販の口内炎薬でも対応可能ですが、下記のような場合は一度受診することをおすすめします。
・市販薬を使っても5日以上治らない
・発熱症状がみられる
・口の中だけでなく、目や鼻、喉などの粘膜にも炎症がみられる
・広範囲に水ぶくれができている
これらが当てはまる場合は、ウイルス感染や薬物アレルギーなどの可能性があり、市販薬では対応できません。放置していると悪化させてしまうことがあるので、我慢せずに受診しましょう。
『口内炎薬』に関するQ&A

最後に、口内炎に関する質問とそれに対する回答を紹介します。口内炎の薬を使用する際の参考にしてみてください。

ただし、軟膏に含まれる油性成分によって一時的に腹痛や吐き気といった消化器症状が起こる可能性があります。もし大量に飲み込んだり、気になる症状が見られる場合は医師に相談してみましょう。


また、抗炎症成分のアズレンは市販薬の軟膏剤・スプレー剤で使用されますが、処方薬ではうがい薬としても使用されます。


ただし、ビタミンB6は過剰摂取による神経障害や骨の疼痛などのリスクがあるため、漫然と摂り続けるのは注意が必要です。

まとめ

現在市販で販売されている口内炎薬にはパッチを貼るタイプをはじめ、軟膏剤のような塗るタイプ、スプレータイプなど様々な種類があります。それぞれの特徴を把握し、自分に合ったものを選ぶのが大切です。 また、ストレスや疲労が原因の口内炎に対しては市販薬でもタイプ可能ですが、ウイルス感染や薬物アレルギーが原因の場合は受診が必要となります。市販薬を使ってもなかなか治らない場合は、我慢せず受診するようにしましょう。
※掲載内容は執筆時点での情報です。
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後藤 友哉 薬剤師
執筆・監修者プロフィールはこちら2018年名城大学薬学部卒業、薬剤師免許取得。その後、5年間調剤薬局に勤務。現在は薬剤師として働く傍ら、医療系の記事執筆やWEBメディアの薬機法審査業務を行っている。























