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【2021年】口内炎に効果的なおすすめ市販薬12選と選び方【タイプ別】

口内炎

2021年7月26日更新
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突然できた口内炎。食事の度に患部がしみてストレスになっているなど、お悩みの方も多いのではないでしょうか?

軽度な口内炎であれば、薬局やドラッグストアで購入できる市販薬でも対応することが可能です。

今回は、多くの市販薬の中からどれを買えば良いか分からないという方のために、まずは口内炎について解説し、その後で、口内炎に効果的な市販薬の選び方をお伝えしていきます。

購入時にお薬に含まれている成分を確認し、よりご自身の症状に適したお薬を選びましょう。

そもそも口内炎とは?

そもそも口内炎とは?
口内炎とは、頰(ほお)の内側や唇(くちびる)の裏、歯茎、舌などの口の中の粘膜部分に出来る炎症のことをいいます。

ひとくちに口内炎といっても、物理的な刺激、栄養不足、疲れやストレス、細菌、ウイルスなど様々な原因が考えられ、原因によって症状が変わってきます。

一般的に口内炎で多く見られ、市販薬で対応できるのは、「アフタ性口内炎」です。

円形状の白っぽい出来物が口の中にでき、食事の度に痛みが出たり、しみたりします。栄養不足や身体の疲れ、ストレス、免疫力が低下することによって起こると考えられています。

その他にも、ウイルスが原因となって起こる「ウイルス性口内炎」、粘膜に物理的刺激(傷など)を与えたことによって起こる「カタル性口内炎」、タバコに含まれているニコチンが原因で起こる「ニコチン性口内炎」、特定の食べ物や薬などが原因で起こる「アレルギー性口内炎」などがあります。これらの口内炎では、原因に沿った治療が必要です。

症状によっては、短期間で自然治癒するものもありますが、他の病気が原因で発症しているケースなどもあり、単なる口内炎だからとあなどってはいけません。

口内炎の薬の選び方

口内炎の薬の選び方


口内炎にも様々な原因が考えられるため、症状が続く、ひどい場合には早めに病院を受診することが大切です。市販薬は、症状が一時的、軽症で、あくまでも一時しのぎ用として使用するようにしましょう。

そのことをふまえて、口内炎の薬の選び方について解説していきます。

直接塗る(口腔用軟膏)タイプが適している方

病院で処方されるお薬(医療用医薬品)で、口内炎に対して一般的に処方されるお薬のひとつが、トリアムシノロンアセトニドとよばれるステロイド成分を含むものです。ステロイドには、抗炎症作用があり、口の中の炎症を抑え、口内炎による痛みを和らげる効果を期待することができます。患部に直接塗る(口腔用軟膏)タイプと、貼るタイプのお薬があります。口内炎の範囲が広い場合には、塗るタイプが適しています。

【ワンポイントアドバイス】

塗った後、飲食を控えた方が成分の浸透が良いので、食後につけることをおすすめします。まずは、歯みがき、うがいなどで口の中を清潔にし、ティッシュ等で口の中の水分を軽くふきとります。

指先、もしくは綿棒等で軟膏をとり、患部を覆うように塗ります。1日数回ですので、毎食後や寝る前に塗るとよいでしょう。

直接貼るタイプが適している方

一方、口内炎が小さい場合には、貼るタイプが適します。シールになっており、簡単にはがれず、患部を保護できることが特徴です。

飲み薬が適している方

塗り薬や貼るタイプの薬と合わせて炎症を鎮めていきたい場合には、飲み薬がおすすめてです。医療用医薬品としても使用される成分で、トラネキサム酸があります。炎症を引き起こす起因物質であるプラスミンのはたらきをおさえることによって、炎症をおさえ、痛みや腫れを鎮める作用があります。医療の場では、炎症をおさえる作用から、のどの痛みや腫れなどに使用されることが一般的です。こちらは、飲み薬(錠剤)となっています。

【ワンポイントアドバイス】

症状によっては、前述で記載した、ステロイド成分を含む市販の塗り薬や貼り薬と合わせて使用しても問題ありません。

ただし、トラネキサム酸は、かぜ薬などに含まれていることが多いため、かぜ薬を合わせて飲まれる場合には、成分が重複しないように飲み合わせに注意しましょう。

うがい薬やトローチで症状を和らげたい方

子どもや薬を飲み忘れがちな方/苦手な方は、うがい薬やトローチを使用することもひとつの選択肢です。うがい薬やトローチの購入を考えたいときは、こちらの成分に着目下さい。

ステロイド成分と比較すると抗炎症作用が劣りますが、抗炎症作用があり安全性が比較的高い成分で、アズレンスルホン酸ナトリウムがあります。口内炎の炎症を鎮め、痛みを和らげる作用が期待できます。うがい薬やトローチ、液剤スプレーなどのタイプがあります。

口内炎を予防したい方

口内炎の原因となるような菌に対して、口の中の感染予防や口の中の消毒として用いられる成分として、ポピドンヨードがあります。ヨウ素を酸化させた成分で、ヨウ素を緩やかに遊離することで、殺菌消毒作用を示します。主に、うがい薬として用いられます。

口内炎に効果的な市販薬 13選

口内炎に効果的な市販薬 13選

口内炎の効果が期待できる市販薬 比較一覧表

商品画像 トラフル軟膏PROクイック
第一三共ヘルスケア
口内炎軟膏大正クイックケア
大正製薬
アフタッチA
佐藤製薬
トラフルダイレクトa
第一三共ヘルスケア
口内炎パッチ大正クイックケア
大正製薬
トラフル錠
第一三共ヘルスケア
ハレナース
小林製薬
浅田飴アズレンうがい薬
浅田飴
パブロントローチAZ
大正製薬
チョコラBB口内炎リペアショット
エーザイ
パープルショット30ml
白金製薬
イソジンうがい薬
シオノギヘルスケア
商品名 トラフル軟膏PROクイック 口内炎軟膏大正クイックケア アフタッチA トラフルダイレクトa 口内炎パッチ大正クイックケア トラフル錠 ハレナース 浅田飴アズレンうがい薬 パブロントローチAZ チョコラBB口内炎リペアショット パープルショット30ml イソジンうがい薬
特長 早く治したい口内炎に、高い効き目の密着軟膏 優れた付着力で口内炎をカバー 患部に貼って治療する口内炎治療薬 痛い口内炎、貼って治す ステロイド成分配合、口内炎に貼る治療薬 痛い口内炎、飲んで治す 水なしでも どこでも飲める顆粒 水溶性アズレンが口中、のどの腫れに効く 口腔内の炎症や殺菌・消毒にトローチ いつでも、どこでも、口内炎ケア のど・口内炎に。消炎のどスプレー 口の中と、のどの殺菌・消毒・洗浄や口臭除去に
コストパフォーマンス 8点 | 10点中 8点 | 10点中 7点 | 10点中 7点 | 10点中 7点 | 10点中 7点 | 10点中 7点 | 10点中 8点 | 10点中 8点 | 10点中 7点 | 10点中 7点 | 10点中 7点 | 10点中
ステロイド配合 配合(トリアムシノロンアセトニド) 配合(トリアムシノロンアセトニド) なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし
商品リンク

口内炎についてのQ&A

口内炎についてのQ&A


子どもに口内炎ができた場合はどうすればいい?

子供の場合もアフタ性口内炎と細菌・ウイルスが原因となる口内炎のいずれもできることがあります。子供の口内炎に対しては年齢によって使用できない市販薬がありますが、直接塗るタイプやスプレータイプの市販薬は年齢制限がないため使用することができます。ただし、誤った使い方をしないよう子供が薬を使用する時は保護者が必ず立ち会うようにしましょう。

手足口病やヘルパンギーナなど感染症の症状として口内炎ができることもあり、細菌やウイルスが原因の場合には口内炎用の市販薬では十分な効果が得られないことがあります。治りが遅いと感じた場合は、できる限り早い段階で小児科や小児歯科などを受診してください。

 

薬がないときの対処法を教えてください。

口内炎は食生活をはじめ生活習慣が乱れているとできやすくなります。口内炎ができてしまった時は口腔内環境をできるだけ清潔に保ちつつ十分な休養をとり、ビタミンB群を多く含む食品(納豆、卵、うなぎ、マグロ、レバーなど)を意識して摂るようにしましょう。ビタミンB群は粘膜を保護したり免疫機能を正常化するため、ビタミンB群の摂取は口内炎を早く治したい方や予防したい方におすすめです。

口内炎による痛みが増す可能性があるため、辛いものや熱いものなど患部に刺激を与える可能性がある食事は避けましょう。飲酒や長時間の入浴なども血行が一時的に良くなることで痛みが増すことがあるため、口内炎ができている間は可能な限り控えるようにしてください。

口内炎の痛みにロキソニンは効くの?

ロキソニンをはじめとする市販の鎮痛薬は炎症を抑える効果がある薬ですが、口内炎の治りを遅くしたり痛みを悪化させてしまう可能性もあるため、口内炎による痛みを取る目的でロキソニンの服用は避けて下さい。

 

ロキソニンは炎症のもととなる物質(プロスタグランジン)の産生を抑えることで鎮痛作用を示すため、口内炎に対しても炎症を抑える効果は期待できるかもしれません。しかしながら、プロスタグランジンには粘液を分泌する作用があるため、プロスタグランジンの産生を抑えてしまうと口内炎の治りが遅れたり症状が悪化してしまう可能性があります。

実際にロキソニン服用中の副作用として口内炎が起きることもあります。

 

そのため、口内炎ができている間にロキソニンなど市販の鎮痛薬を服用することはおすすめできません。

病院のお薬のほうが、効果が高い?

一概に病院のお薬のほうが、効果が高いというわけではありませんが、病院のお薬では種類が豊富で、原因や症状に合わせた治療が可能です。また、医師の診察によって、適切な治療を受けることができます。

 

多くの口内炎の市販薬の説明文書で記載されているとおり、一般的に、市販薬の対象となる口内炎は、栄養不足や身体の疲れ、ストレス、免疫力が低下することによって起こると考えられている「アフタ性口内炎」です。

 

口内炎の症状が長期で続いていたり、ひどくなっている場合など、その他の原因が考えられる口内炎の場合、病院を受診し、原因を特定することと、原因に応じたお薬、抗菌薬、抗真菌薬、抗ウイルス薬などによる治療が必要となってきます。そのため、市販薬では対処することができません。

こんなときは早めに病院を受診しましょう

第1章で説明しましたとおり、口内炎と言っても様々な原因が考えられます。口内炎の原因によっては、市販薬で対処が難しい場合があります。症状が続く場合には、自己判断で市販薬の使用を続けるのではなく、早めに医療機関を受診するようにしましょう。

 

特に、下記の症状がみられる場合には、早めに医療機関を受診するようにしましょう。

・1~2日間、市販薬を使用しても症状が悪化している

・1週間程度市販薬を続けていても症状が変わっていない

・白い出来物が、口の中に広がっている[ガンジダ感染症の疑い]

・口内炎の患部に黄色い膿がみられる[細菌感染症の疑い]

・口の中に小さい水ぶくれが多発している。口の中以外の唇、皮膚にも水ぶくれや発疹がみられる。発熱や、だるさなどの全身症状がみられる[ウイルス感染症の疑い]

・口の中に歯槽膿漏や歯肉炎など感染症を伴っている[ステロイド剤を使用すると症状が悪化する可能性あり]

まとめ

今回は、口内炎でお悩みの方で、多くの市販薬の中からどれを買えば良いか分からないという方のために、効果的な市販薬の選び方について解説しました。

口内炎に効果が期待できる市販薬においても、様々な成分のものがあります。ぜひ、今回の記事を参考にご自身の目的によって使い分けをしていただければと思います。詳しくは、店頭の薬剤師の方に相談するようにしましょう。

但し、症状がひどい場合や続く場合には、早めに医療機関を受診しましょう。

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この記事を書いたアドバイザ

竹中 孝行
薬剤師として働く傍らで、健康・お薬のこと、薬局・薬剤師のことを知ってもらうための活動をしております。 毎年、みんなで選ぶ薬局アワードというイベントを開催しております。詳しくはホームページ欄のリンク先をご覧く...