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股ずれに効く薬はある?市販薬の選び方と注意点を解説|股ずれの痛み・ヒリヒリに【薬剤師解説】

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2026/1/13
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「股ずれ 薬」で検索している方は、歩くたびにヒリヒリ痛んだり、赤くただれてしまった股ずれを「市販の薬で何とかできないか」と考えているのではないでしょうか。

股ずれは、太ももや下着との摩擦によって起こる皮膚トラブルで、軽い症状であれば保護ケアだけで改善することもあります。しかし、炎症が進むと痛みやただれが悪化し、薬によるケアが必要になるケースもあります。

本記事では薬剤師監修のもと、股ずれに使える市販薬の種類や選び方、症状別の対処法と注意点についてわかりやすく解説します。

「どの薬を使えばいいかわからない」「悪化させずに早く治したい」という方は、ぜひ参考にしてください。

くすりの窓口医師・薬剤師が
選んだ市販薬を紹介

  • 経験① 現場でよく聞かれる質問
    経験① 現場でよく聞かれる質問
    現場で聞かれる薬の効果や副作用、飲み合わせの注意点等をご説明します。
  • 経験② 現場で教える医薬品
    経験② 現場で教える医薬品
    悩みに合った薬や普段から自分が案内する薬など、現場で案内するものを教えます。
  • 視点① ユーザー目線で解説
    視点① ユーザー目線で解説
    実際にどう使うのかや、ユーザー目線で
    必要な情報をお伝えします。
  • 医師・薬剤師が悩みにお答えします!

当コラムの掲載記事に関するご注意点

1. 当コラムに掲載されている情報については、原則として薬剤師、医師その他の医療及び健康管理関連の資格を持った方(以下「薬剤師等」といいます)による助言、評価等を掲載しております。当社自身でも掲載内容に不適切な表記がないか、細心の注意を払って確認をしておりますが、医療及び健康管理上の事由など、その内容の正確性や有効性などについて何らかの保証をできるものではありません。あくまで、読者皆様ご自身のご判断にてお読み頂き、ご参考にして頂ければと存じます。

2. 当コラムにおける一般医薬品に関する情報は、読者、消費者の方々に適切な商品選択をして頂くことを目的に、薬剤師等に対して当社より課題、テーマを提示の上、執筆を依頼しております。主眼は、商品より成分であり、PR記事の場合を除き、特定の商品に関する執筆を依頼しているわけではなく、また特定の医薬品製造事業者等(以下「メーカー等」といいます)からの販売又は紹介に関する対価が発生するものではありません。

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股ずれの基本


薬剤師

後藤 友哉さんのコメント

股ずれを適切にケアするためには、まずその原因や特徴を理解しておくことが大切です。
ここでは、股ずれとは何か、放置するとどうなるのか、薬が必要なケースと不要なケースの見極め方など、基本的な情報をお伝えしていきます。

股ずれとは?原因と起こりやすい部位

股ずれとは、皮膚同士や衣類との摩擦によって起こる皮膚トラブルのことです。

医学的には間擦疹(かんさつしん)とも呼ばれています。歩行や運動時に太ももの内側同士がこすれ合うことが、股ずれが起こる主な原因です。
特に汗をかいた状態では、皮膚がふやけて摩擦に弱くなり、股ずれが起きやすくなります。

また、股ずれが起こりやすい部位としては、太ももの内側が最も多く、次いで鼠径部(足の付け根)やお尻の間などが挙げられます。
これらの部位は皮膚同士が密着しやすく、汗もたまりやすいため、摩擦と湿潤の両方の条件がそろいやすいのです。

放置するとどうなる?悪化のリスク

股ずれを放置すると、症状が悪化してしまうリスクがあります。

初期段階では軽い赤みやヒリヒリ感程度ですが、そのまま摩擦を繰り返すと、皮膚がただれて痛みが強くなったり、かゆみを伴うようになったりします。
さらに悪化すると、皮膚のバリア機能が低下した部分から細菌が入り込み、二次感染を起こす可能性もあります。化膿してしまうと、治療に時間がかかるだけでなく、抗生物質が必要になることもあります。
また、股ずれを繰り返していると、患部の皮膚が色素沈着を起こして黒ずんでしまうこともあります。このような状態になると、元の肌色に戻すには長い時間がかかりますので、早めの対処が重要となります。

薬が必要なケース・不要なケース

股ずれのすべてに薬が必要というわけではありません。

軽度の症状であれば、摩擦の原因を取り除き、患部を清潔に保つだけで自然に治ることも多いです。
薬が不要なケースとしては、軽い赤みだけで痛みやかゆみがほとんどない場合が挙げられます。このような場合は、通気性のよい下着に変えたり、ワセリンで皮膚を保護したりするだけで改善が期待できます。
一方、薬が必要となるケースは、赤みや腫れが強い場合、ヒリヒリとした痛みが続く場合、かゆみがあって掻いてしまう場合などです。このような症状がある場合は、市販薬を使って炎症やかゆみを抑えることで、早期の改善につながります。


病院の受診や処方薬が必要な場合はある?


市販薬でセルフケアができるケースが多い股ずれですが、症状によっては病院の受診や処方薬が必要な場合があります。

まず、患部から膿が出ている、強い腫れや熱感がある場合については、細菌感染を起こしている可能性があります。
この場合は、抗生物質の内服薬や強めのステロイド外用薬など、病院でしか処方できない薬が必要となることがあります。
また、市販薬を1週間程度使用しても症状が改善しない場合や、むしろ悪化している場合も受診の目安となります。股ずれだと思っていても、実際にはカンジダ症やいんきんたむしなどの真菌感染症である可能性もあり、その場合は抗真菌薬による治療が必要になります。

自宅でできるケア・対処法はある?

股ずれの改善には、薬を塗るだけでなく、自宅でのセルフケアも重要なポイントとなります。

まず、患部を清潔に保つことが基本です。入浴時はゴシゴシこすらずに、やさしく洗いましょう。お風呂上がりは水分をしっかり拭き取り、蒸れを防ぐことが大切です。
摩擦を減らす工夫も効果的です。ゆったりとした通気性のよい下着を選んだり、摩擦を軽減するスパッツやインナーを着用したりすることで、症状の悪化を防げます。
また、外出前や運動前にワセリンを塗っておくと、皮膚の滑りが良くなり摩擦によるダメージを軽減できます。

漢方薬は効果ある?

一般的に股ずれの症状に対しては、外用薬での対処が基本となります。

漢方薬は体質改善を目的とした内服薬が中心であり、股ずれのような局所的な皮膚トラブルに対する即効性は期待しにくいです。ただし、汗をかきやすい体質の方や、繰り返し股ずれが起こる方には、漢方薬も選択肢のひとつになるでしょう。
また、炎症が強く熱を持っている場合には、清熱作用のある処方の漢方薬によって症状緩和が期待できる場合もあります。例えば、皮膚の化膿や炎症を抑える十味敗毒湯や、熱を持って赤い場合に用いられる黄連解毒湯などが挙げられます。


股ずれ市販薬おすすめの選び方


股ずれ市販薬おすすめの選び方

股ずれの症状に効果的な市販薬を選ぶ際は、現在の症状に合った成分を配合した製品を選ぶことが大切です。

炎症・赤みがある方には抗炎症成分含有

赤みや腫れ、痛みが強いといった炎症症状が目立つ場合は、抗炎症薬を含有した市販薬が効果的です。

抗炎症成分には主にステロイドと非ステロイド系があります。
ステロイド(プレドニゾロン、ヒドロコルチゾン、デキサメタゾンなど)は強力な抗炎症作用があり、炎症性サイトカインの産生を抑制することで、赤みや腫れ、痛みといった炎症症状を速やかに改善します。
それに対して非ステロイド系の抗炎症薬(グリチルリチン酸二カリウム、グリチルレチン酸など)は、ステロイドよりも作用は穏やかですが、副作用や感染悪化のリスクが比較的低いことから多くの塗り薬に使用されています。

かゆみを伴う方には抗ヒスタミン成分含有

股ずれにかゆみを伴う場合は、抗ヒスタミン成分(クロルフェニラミン、ジフェンヒドラミンなど)を配合した外用薬がおすすめです。

かゆみの原因物質であるヒスタミンの働きを抑えることで、掻きむしりによる症状の悪化を防ぐことができます。
かゆみが強い場合については、クロタミトンなどの鎮痒剤やステロイド成分を配合している製品が効果的です。また、かゆみがひどくて広範囲に及ぶ場合は、抗ヒスタミン成分の内服薬を併用することも検討してみてください。

予防・軽症ケアには皮膚保護成分含有

痛みが引いた後やまだ赤みが薄い初期段階、あるいは予防を目的とする場合は、皮膚保護成分を含む製品が適しています。

最も代表的なのは白色ワセリンです。
ワセリンは皮膚の表面に油の膜を作り、摩擦から皮膚を保護する効果があります。また、皮膚の水分蒸発を防ぎ、乾燥からも守ってくれます。皮膚への刺激が少な、デリケートな部位にも使いやすい点が大きなメリットです。

【結論】選び方のまとめ

上記の選び方をまとめると以下になります。

市販薬を選ぶ際は、ご自身の症状や状態に合ったものを選びましょう。

1.皮膚に赤みや腫れがみられる方、痛みを伴う方
抗炎症成分(ステロイドや非ステロイド系)を配合した外用薬

ステロイド:プレドニゾロン、ヒドロコルチゾン、デキサメタゾンなど
非ステロイド系:グリチルリチン酸二カリウム、グリチルレチン酸など

2.皮膚にかゆみを伴う方
抗ヒスタミン成分(クロルフェニラミン、ジフェンヒドラミンなど)を配合した外用薬(かゆみが強い場合は、+ステロイド成分・鎮痒成分)

3.症状が軽度の方、予防目的の方
ワセリンをはじめとする皮膚保護成分を含有した外用薬

【薬剤師厳選】股ずれ市販薬おすすめ 12選

薬剤師 後藤 友哉さん厳選

股ずれの症状におすすめの市販薬を紹介します。それぞれの製品の特徴について詳しく解説するので、ぜひ購入する際の参考にしてください。

薬剤師の画像

薬剤師 後藤 友哉さん 厳選

股ずれ市販薬おすすめ 12選を比較
該当項目:
該当項目:
該当項目:
商品名 画像 最安値 商品リンク 薬剤師コメント 剤型・形状
アクセス数1位

クラシエ薬品

ロコイダン軟膏 7g
有効成分が炎症を抑え、かぶれや痒みに効く

軟膏

ゼファーマ

オイラックスA 10g

687.0円

送料:無料

6種類の有効成分が様々な皮膚症状に効く

クリーム

ロート製薬

メンソレータムADクリームm ジャー 90g

875円

送料:別

有効成分がつらい痒みの症状を抑える

クリーム

メンソレータム カブレーナ
メンソレータム カブレーナ
2種類の抗炎症成分が赤みやかぶれを鎮める

クリーム

興和

新レスタミンコーワ軟膏 30g

495円

送料:別

かゆみの原因物質の働きを抑える

軟膏

第一三共ヘルスケア

オイラックスソフト 16g

719円

送料:要確認

有効成分が皮膚のかゆみやかぶれを鎮める

クリーム

池田模範堂

デリケアクリーム 15g

503円

送料:要確認

デリケートな状態の肌にやさしく効く

クリーム

小林製薬

フェミニーナ軟膏S 15g

622円

送料:要確認

4つの有効成分が陰部のかゆみに効く

軟膏

健栄製薬

日本薬局方白色ワセリン 50g
健栄製薬 【第3類医薬品】白色ワセリン (50g)

145円

送料:別

股ずれを起こした患部を保護する

軟膏

第一三共ヘルスケア

プロペトピュアベール 100g

731円

送料:要確認

使いやすいチューブタイプのワセリン

軟膏

健栄製薬

ヒルマイルドクリーム 60g

1,171円

送料:別

ヘパリン類似物質単剤のクリーム

クリーム

RD HPスキンクリーム 90g

1,858円

送料:要確認

うるおいに満ちた健康的な皮膚を目指す

クリーム


ここからは

薬剤師 後藤 友哉さん

薬剤師 後藤 友哉さんが 選んだ薬を詳しく解説



炎症・赤みがある方には抗炎症成分含有 4選

ヒリヒリとした痛みや赤みが強く出ている場合には、抗炎症成分を含有した外用薬が適しています。

薬剤師おすすめ

有効成分が炎症を抑え、かぶれや痒みに効く
アクセス数1位
クラシエ薬品
ロコイダン軟膏 7g
炎症・赤みがある方に
  1. ステロイド配合

こんな方におすすめ

薬剤師 後藤 友哉さん
  • 子どもが使える塗り薬をお探しの方に
しみにくい塗り薬をお探しの方に

医療用で使用されるヒドロコルチゾン酪酸エステルを配合したステロイド軟膏です。皮膚の炎症を抑え、かぶれや痒みの症状に効きます。

年齢制限はないので、子どもが使える塗り薬をお探しの方におすすめです。

分類 指定第2類医薬品
剤形・形状 軟膏
有効成分 100g中:ヒドロコルチゾン酪酸エステル 50mg
抗炎症成分 〇
抗ヒスタミン成分 ー
皮膚保護成分 ー
殺菌成分 ー
ステロイド 〇
デリケートゾーン使用 ー
子どもに使用可能 〇
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用:要相談
◯授乳中の使用:可能

薬剤師おすすめ

6種類の有効成分が様々な皮膚症状に効く
ゼファーマ
オイラックスA 10g
炎症・赤みがある方に
  1. ステロイド配合
  2. 抗ヒスタミン成分配合
  3. 鎮痒成分配合
  4. 局所麻酔成分配合

こんな方におすすめ

薬剤師 後藤 友哉さん
  • 皮膚の赤みやかぶれが強い方に
  • かゆみの症状が強い方に

豊富な有効成分によって、患部の炎症を鎮め、赤みや腫れ、かゆみといった様々な皮膚症状を抑えます。

また、殺菌成分のイソプロピルメチルフェノールも配合しており、患部の二次感染予防にも期待できます。

分類 指定第2類医薬品
剤形・形状 クリーム
有効成分 100g中:
クロタミトン 10.0g
ジフェンヒドラミン塩酸塩 1.0g
ヒドロコルチゾン酢酸エステル 0.25g
グリチルレチン酸 0.5g
アラントイン 0.2g
イソプロピルメチルフェノール 0.1g
抗炎症成分 〇
抗ヒスタミン成分 〇
皮膚保護成分 ー
殺菌成分 〇
ステロイド 〇
デリケートゾーン使用 ー
子どもに使用可能 〇
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用:要相談
◯授乳中の使用:可能

薬剤師おすすめ

有効成分がつらい痒みの症状を抑える
ロート製薬
メンソレータムADクリームm ジャー 90g
炎症・赤みがある方に
  1. 抗ヒスタミン成分配合
  2. 鎮痒成分配合
  3. 局所麻酔成分配合
  4. ステロイド未配合

こんな方におすすめ

薬剤師 後藤 友哉さん
  • しっとりとした使用感の塗り薬が好みの方に
ステロイド不使用の塗り薬をお探しの方に

抗ヒスタミン成分に加え、鎮痒剤と局所麻酔薬を配合しており、痒みの症状をしっかりと抑えます。

また、抗炎症成分と血行促進成分によって荒れた肌を鎮め、痒みの起きにくい状態に導きます。

分類 第2類医薬品
剤形・形状 クリーム
有効成分 1g中:
クロタミトン 50mg
リドカイン 20mg
ジフェンヒドラミン 10mg
トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE誘導体)5mg
グリチルレチン酸 2mg
抗炎症成分 〇
抗ヒスタミン成分 〇
皮膚保護成分 ー
殺菌成分 ー
ステロイド ー
デリケートゾーン使用 〇
子どもに使用可能 〇
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用:可能
◯授乳中の使用:可能

薬剤師おすすめ

2種類の抗炎症成分が赤みやかぶれを鎮める
メンソレータム カブレーナ
メンソレータム カブレーナ
炎症・赤みがある方に
  1. 抗ヒスタミン成分配合
  2. 殺菌成分配合
  3. ステロイド未配合

こんな方におすすめ

薬剤師 後藤 友哉さん
  • 皮膚のかゆみやかぶれがみられる方に
  • デリケートゾーンに使いたい方に

ウフェナマートとグリチルレチン酸の2種類の抗炎症成分を配合したクリーム剤です。

また、かゆみを抑える抗ヒスタミン薬や殺菌成分も配合しています。デリケート部位への使用を前提に設計されている点も特徴です。

分類 第2類医薬品
剤形・形状 クリーム
有効成分 1g中:
ウフェナマート 50mg
ジフェンヒドラミン 10mg
トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE誘導体) 5mg
グリチルレチン酸 3mg
ベンゼトニウム塩化物 1mg
抗炎症成分 〇
抗ヒスタミン成分 〇
皮膚保護成分 ー
殺菌成分 〇
ステロイド ー
デリケートゾーン使用 〇
子どもに使用可能 〇
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用:可能
◯授乳中の使用:可能

かゆみを伴う方には抗ヒスタミン成分含有 4選

かゆみを伴う場合には、抗ヒスタミン成分を含有した外用薬が向いています。特にかゆみが強い場合は、ステロイドや鎮痒薬を含有したものもおすすめです。

薬剤師おすすめ

かゆみの原因物質の働きを抑える
興和
新レスタミンコーワ軟膏 30g
かゆみを伴う方に
  1. 軟膏
  2. 抗ヒスタミン成分配合

こんな方におすすめ

薬剤師 後藤 友哉さん
  • 蕁麻疹や虫刺されの痒みを抑えたい方に
家族みんなで使用できる塗り薬が欲しい方に

有効成分ジフェンヒドラミン塩酸塩がヒスタミンの働きを抑えることで、かゆみや湿疹の症状を抑えます。

無香料無着色に加え、シンプルな成分構成のため敏感になった肌でも使いやすいのが特徴です。

分類 第3類医薬品
剤形・形状 軟膏
有効成分 1g中:
ジフェンヒドラミン塩酸塩 20mg
抗炎症成分 ー
抗ヒスタミン成分 〇
皮膚保護成分 ー
殺菌成分 ー
ステロイド ー
デリケートゾーン使用 〇
子どもに使用可能 〇
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用:可能
◯授乳中の使用:可能

薬剤師おすすめ

有効成分が皮膚のかゆみやかぶれを鎮める
第一三共ヘルスケア
オイラックスソフト 16g
かゆみを伴う方に
  1. 抗ヒスタミン成分配合
  2. 鎮痒成分配合
  3. 殺菌成分配合
  4. ステロイド未配合

こんな方におすすめ

薬剤師 後藤 友哉さん
  • 強い痒み悩んでいる方に
患部の悪化を防ぎ、早く治したい方に

有効成分クロタミトンとジフェンヒドラミン塩酸塩が気になる肌のかゆみを鎮めます。
また、殺菌成分も配合しており、患部の化膿や悪化を防ぐのも特徴です。
ステロイド未配合で顔やデリケートゾーンの使用に向いています。


分類 第3類医薬品
剤形・形状 クリーム
有効成分 100g中:
クロタミトン 10.0g、ジフェンヒドラミン塩酸塩 1.0g、グリチルレチン酸 0.5g、アラントイン 0.2g、イソプロピルメチルフェノール 0.1g、トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE酢酸エステル)0.5g
抗炎症成分 〇
抗ヒスタミン成分 〇
皮膚保護成分 ー
殺菌成分 〇
ステロイド ー
デリケートゾーン使用 〇
子どもに使用可能 〇
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用:可能
◯授乳中の使用:可能

薬剤師おすすめ

デリケートな状態の肌にやさしく効く
池田模範堂
デリケアクリーム 15g
かゆみを伴う方に
  1. 弱酸性
  2. 抗ヒスタミン成分配合
  3. 鎮痒成分配合
  4. 殺菌成分配合
  5. ステロイド未配合

こんな方におすすめ

薬剤師 後藤 友哉さん
  • ・デリケートゾーン周りの皮膚に症状がみられる方に
・肌が敏感になっている方に

ジフェンヒドラミンが痒みの原因物質を抑えるとともに、グリチルレチン酸の抗炎症作用により赤み・腫れを鎮めます。

殺菌成分も配合しているうえ、肌と同じ弱酸性なのでデリケートな肌にも使いやすいです。

分類 第3類医薬品
剤形・形状 クリーム
有効成分 100g中:
ジフェンヒドラミン 1.0g
イソプロピルメチルフェノール 1.5g
グリチルレチン酸 0.5g
トコフェロール酢酸エステル 0.5g
抗炎症成分 〇
抗ヒスタミン成分 〇
皮膚保護成分 ー
殺菌成分 〇
ステロイド ー
デリケートゾーン使用 〇
子どもに使用可能 〇
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用:可能
◯授乳中の使用:可能

薬剤師おすすめ

4つの有効成分が陰部のかゆみに効く
小林製薬
フェミニーナ軟膏S 15g
かゆみを伴う方に
  1. 抗ヒスタミン成分配合
  2. 局所麻酔成分配合
  3. 殺菌成分配合
  4. ステロイド未配合

こんな方におすすめ

薬剤師 後藤 友哉さん
  • ・陰部の痒みが気になる方に
・肌なじみのよいものをお探しの方に

局所麻酔薬をはじめとする4種類の有効成分がかゆみなどのの症状を抑えます。ステロイド成分未配合のため、顔やデリケートゾーンにも使用できます。

商品名は軟膏ですが、クリームタイプのテクスチャーでベタツキ感の少ない使用感が特徴です。

分類 第2類医薬品
剤形・形状 軟膏
有効成分 100g中:
リドカイン 2.0g、ジフェンヒドラミン塩酸塩 2.0g、イソプロピルメチルフェノール 0.1g、トコフェロール酢酸エステル 0.3g
抗炎症成分 〇
抗ヒスタミン成分 〇
皮膚保護成分 ー
殺菌成分 〇
ステロイド ー
デリケートゾーン使用 〇
子どもに使用可能 〇
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用:要相談
◯授乳中の使用:可能

予防・軽症ケアには皮膚保護成分含有 4選

症状が軽い方や予防目的で使用される場合には、皮膚を摩擦から守る皮膚保護成分が効果的です。

薬剤師おすすめ

股ずれを起こした患部を保護する
健栄製薬 【第3類医薬品】白色ワセリン (50g)
健栄製薬
日本薬局方白色ワセリン 50g
予防・軽症ケアに
  1. 白色ワセリン
  2. ステロイド未配合

こんな方におすすめ

薬剤師 後藤 友哉さん
  • 肌がデリケートな状態の方に
  • 股ずれを予防したい方に

白色ワセリンは、添加物の使用を抑えたシンプルな油性保湿剤です。皮膚の表面に保護膜を作り、水分の蒸発を防ぎます。

また、皮膚の保護作用もあり、ジュクジュクした患部にも使用できます。純度が高く、敏感肌の方や赤ちゃんにも使える点も魅力です。

分類 第3類医薬品
剤形・形状 軟膏
有効成分 1g中:日局白色ワセリン 1g
抗炎症成分 ー
抗ヒスタミン成分 ー
皮膚保護成分 〇
殺菌成分 ー
ステロイド ー
デリケートゾーン使用 〇
子どもに使用可能 〇
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用:可能
◯授乳中の使用:可能

薬剤師おすすめ

使いやすいチューブタイプのワセリン
第一三共ヘルスケア
プロペトピュアベール 100g
予防・軽症ケアに
  1. 白色ワセリン
  2. 防腐剤無添加
  3. 着色料無添加
  4. 香料無添加
  5. ステロイド未配合

こんな方におすすめ

薬剤師 後藤 友哉さん
  • 股ずれを起こしそうな部位を保護したい方に
  • 敏感肌の方に

なめらかなテクスチャーが特徴のワセリン製剤です。股ずれを起こしそうな部位を保湿・保護します。

防腐剤や着色料、香料といった添加物は不使用です。また、べたつきが少なく肌になじみやすい使用感となっています。

分類 第3類医薬品
剤形・形状 軟膏
有効成分 1g中:日局白色ワセリン 1g
抗炎症成分 ー
抗ヒスタミン成分 ー
皮膚保護成分 〇
殺菌成分 ー
ステロイド ー
デリケートゾーン使用 〇
子どもに使用可能 〇
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用:可能
◯授乳中の使用:可能

薬剤師おすすめ

ヘパリン類似物質単剤のクリーム
健栄製薬
ヒルマイルドクリーム 60g
予防・軽症ケアに
  1. 着色料不使用
  2. ヘパリン類似物質配合
  3. ステロイド未配合

こんな方におすすめ

薬剤師 後藤 友哉さん
  • やけど跡のケアをしたい方に
  • 赤ちゃんでも使える保湿剤をお探しの方に

ヘパリン類似物質を0.3%配合した単剤のクリーム剤です。日頃の乾燥ケアとしても使いやすい製品です。

また、クリームタイプ以外にも様々な剤形があり、使用部位や使用感の好みで選ぶことができるのも特徴です。

分類 第2類医薬品
剤形・形状 クリーム
有効成分 100g中:ヘパリン類似物質0.3g
抗炎症成分 ー
抗ヒスタミン成分 ー
皮膚保護成分 〇
殺菌成分 ー
ステロイド ー
デリケートゾーン使用 〇
子どもに使用可能 〇
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用:可能
◯授乳中の使用:可能

薬剤師おすすめ

うるおいに満ちた健康的な皮膚を目指す
RD HPスキンクリーム 90g
予防・軽症ケアに
  1. ヘパリン類似物質配合
  2. ステロイド未配合

こんな方におすすめ

薬剤師 後藤 友哉さん
  • 冬の時期に肌の調子が悪くなる方に
  • ベタつく塗り薬が苦手な方に

ヘパリン類似物質を主成分とする乾燥肌治療薬です。保湿・皮膚修復・抗炎症のトリプル作用により、健康的な皮膚への治癒を促します。


また、べたつきにくいテクスチャーであり、季節や時間帯を問わず使いやすい点も魅力です。

分類 第2類医薬品
剤形・形状 クリーム
有効成分 100g中:
ヘパリン類似物質0.3g、パンテノール1.0g、グリチルリチン酸ニカリウム0.5g、トコフェロール酢酸エステル0.5g
抗炎症成分 〇
抗ヒスタミン成分 ー
皮膚保護成分 〇
殺菌成分 ー
ステロイド ー
デリケートゾーン使用 〇
子どもに使用可能 〇
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用:可能
◯授乳中の使用:可能

ポイントや注意点について


薬剤師

後藤 友哉さんのコメント

市販薬を適切に使用するためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。
そこで、市販薬使用時に覚えておくべきポイントや注意点について解説します。

自己判断でのステロイド使用に注意

ステロイド外用薬は炎症を抑える効果に優れていますが、適切に使用する必要があります。

ステロイドの長期間使い続けると、皮膚が薄くなる(菲薄化)、毛細血管が浮き出るといった副作用のリスクがあるため注意が必要です。
また、免疫反応を抑える働きがあるため、カンジダなどの真菌やヘルペスウイルスが原因の場合、かえって症状を悪化させる可能性があるため注意が必要です。
そのため、市販のステロイド外用薬を使用する際は、自己判断での長期使用は避けましょう。5〜6日程度使用しても症状改善がみられない場合は、皮膚科に受診することをおすすめします。


デリケートゾーンへの使用可否

股ずれが起こりやすい部位は、陰部に近いデリケートな場所であることが多いです。

このような部位は皮膚が薄く、薬の成分が吸収されやすいため、使用する薬剤の選択には注意が必要です。
特に陰嚢や外陰部などの粘膜に近い部位に使用する場合は、市販のステロイド外用薬であっても、禁止されていることが多いです。そのため、必ず添付文書や使用上の注意を事前に確認し、自己判断での使用は避けましょう。


『股ずれ』『市販』に関するQ&A


『股ずれ』『市販』に関するQ&A

風邪や抗生物質について、よくある質問とその回答を紹介します。風邪を引きやすい方や、市販薬の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

股ずれにワセリンだけでもいい?
軽症の股ずれや予防目的であれば、ワセリンだけでも十分な効果が期待できます。ワセリンは皮膚の表面に保護膜を作り、摩擦によるダメージを軽減してくれます。

ただし、すでに炎症が起きて赤みや腫れがある場合は、ワセリンだけでは改善が難しいでしょう。炎症を鎮めるためのステロイド成分や、かゆみを抑えるための抗ヒスタミン成分が必要になりますので、症状に応じた薬を選ぶようにしてください。
何日くらいで治らないと病院に行く?
以下のような場合は市販薬では対応が難しく、専門医による診察と治療が必要といえます。該当する場合は、速やかに皮膚科へ受診しましょう。

・症状が日に日に悪化している
・患部から膿が出ている
・強い痛みや発熱がある

また、市販薬を1週間程度使用症状が改善しない場合や、症状が悪化している場合、繰り返し股擦れが起こる場合についても、一度皮膚科を受診されることをおすすめします
再発を防ぐ方法はある?
股ずれの再発を防ぐためには、摩擦を減らす工夫が最も効果的です。
まず、通気性がよく締め付けの少ない下着を選びましょう。綿素材や吸湿速乾素材のものがおすすめです。また、太もも同士の摩擦を防ぐために、スパッツやボクサータイプのインナーを着用するのも効果的です。

さらに運動時や長時間歩く際は、あらかじめワセリンを太ももの内側に塗っておくと、摩擦を軽減できます。汗をかいたらこまめに拭き取り、蒸れを防ぐようにしましょう。

まとめ


まとめ

股ずれとは、皮膚同士や衣類との摩擦によって起こる皮膚トラブルのことであり、間擦疹と呼ばれることもあります。適切な市販薬の使用によって改善することが可能です。
市販薬を使用する際は、添付文書をよく読み、使用期間や使用部位の制限を守ることが大切です。1週間程度使用しても改善しない場合や、症状が悪化する場合は、自己判断を続けずに皮膚科を受診してください。
股ずれを繰り返さないためには、摩擦を減らす工夫や、汗をかいた後のケアなど、日頃からの予防も重要です。本記事を参考に、ご自身に合った対処法を見つけていただければ幸いです。

※掲載内容は執筆時点での情報です。

  • 後藤 友哉 薬剤師

    執筆・監修者

    2018年名城大学薬学部卒業、薬剤師免許取得。その後、5年間調剤薬局に勤務。現在は薬剤師として働く傍ら、医療系の記事執筆やWEBメディアの薬機法審査業務を行っている。

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