目次
顔のほてり・赤みに効く市販薬によく含まれている成分
①:気の逆流(気逆)を改善する成分
気逆(きぎゃく)とは、通常は上から下へ流れる気が逆に下から上へ流れる状態のことです。気逆によりイライラ、めまい、のぼせ、動悸、不眠、突然の咳、吐き気やげっぷなどの問題が起こります。これらは、ホルモンのバランスの乱れ、加齢による栄養不足、ストレスが影響しているとされます。加味逍遥散(かみしょうようさん)は、足りない栄養を補い、自律神経を整える効果があり、気逆や冷えのぼせを楽にするのに役立ちます。②:血(けつ)のめぐりをよくする成分
「血」の巡りが悪くなり、体に栄養素が行きわたらない状態を瘀血(おけつ)と言います。「血」のめぐりが悪くなると、上下半身の血流バランスがくずれ、冷えのぼせや生理不順が起こりやすくなります。さらに、肌に栄養が届かず老廃物が排出できないため、シミやクマ、ニキビ、肌荒れなどの皮膚トラブルに悩むことがあります。桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)は、「血」のめぐりを改善し、これらの症状を緩和します。顔のぼせや足の冷えを感じる方の生理痛、月経不順、月経異常、血の道症などに効果が期待できます。
③:加齢でおとろえた精(せい)を補う成分
漢方ではからだを動かす栄養物質を、「精」といいます。年齢をかさねると腎の働きが悪くなり、精が不足するので疲れやすくなり、余分な熱がこもって顔や手足がほてり、口渇が現れると考えます。知柏地黄丸(ちばくじおうがん)は体内の余分な熱を冷まし、体の栄養を補い、更年期に多いホットフラッシュなど顔や手足のほてりを改善します。また、ほてりやすい方の頻尿や排尿困難、むくみの症状にも用いられます。
顔のほてり・赤みを緩和できる市販薬の選び方・ポイント

顔のほてりや赤みに効果的な漢方薬「加味逍遥散(かみしょうようさん)」、「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」「知柏地黄丸(ちばくじおうがん)」の3つを選ぶ際のポイントを解説します。症状や体質に合った漢方薬をえらぶことが、症状改善につながります。
ポイント①:ささいなことでイライラする方や急に顔がほてる方には「加味逍遥散」
加味逍遥散は、すぐに頭が熱くなりやすく、疲れやすい方の顔のほてりに効果的です。漢方では、ストレスにより「気」の流れが乱れると、下腹部の張りや肩こり、のぼせ、イライラ、情緒不安が起こると考えられています。また、「気」は上昇しやすい性質を持つため、精神的なストレスによっても、のぼせやほてりを感じることがあります。
加味逍遥散は、「気」を降ろして全身に巡らせ、熱を冷やし、不足している「血」を補うことで体のバランスを整えます。さらに、自律神経を調整し、イライラやのぼせを鎮め、血行を促進します。これらの効果により、顔のほてり、赤みを改善します。
ポイント②:下半身が冷える一方で顔がほてる方には「桂枝茯苓丸」
「桂枝茯苓丸」は、冷えのぼせ症状を改善する漢方薬です。漢方では、体内の「気」と「血」がバランスを保ちながら巡ると考えられています。血行が滞ると、上半身がのぼせて下半身が冷える「冷えのぼせ」が起こります。また、子宮への「血」の流れが悪化すると、月経不順や生理痛が悪化します。「桂枝茯苓丸」は、滞った「血」の流れを改善し、冷えのぼせ、生理痛、月経不順、月経異常、血の道症などを緩和します。下半身が冷える一方で顔がほてる方におすすめです。
ポイント③:更年期のホットフラッシュで汗ばむ方に「知柏地黄丸」
「知柏地黄丸」は、ホットフラッシュなどで、顔や手足が強くほてり汗ばむ方に効果的な漢方薬です。漢方では、更年期のほてりやのぼせは、「腎」と「精」が関与しているとされます。「腎」は腎臓と内分泌・泌尿生殖器系の働きを指し、「精」は生命エネルギーを示します。年齢と共に「精」が不足すると、手足のほてりなどの症状が現れます。「知柏地黄丸」は、顔や手足のほてり、排尿困難、頻尿、むくみに効果があります。更年期のホットフラッシュで悩む方におすすめの漢方薬です。
【厳選】顔のほてり・赤みを緩和するのにおすすめの市販薬 9選
ポイント①:イライラ、顔がほてる、ストレス状態の症状を重視した市販薬 3選
加味逍遥散はストレスやイライラが原因の顔のほてりに効果的。「気」のバランスを整え、イライラやのぼせを鎮めます。体力が中等度以下の方に適した処方です。顆粒タイプ、錠剤タイプの両方があります。飲みやすいものを選びましょう。

こんな方に
顔がほてりやすく、寝つきが悪い方に
疲れほてり、生理不順にも
加味逍遥散は、「気」が熱に変わり症状を引き起こす方に適した漢方薬です。上昇した「気」を下げ、熱を冷やし、「血」を補って体のバランスを整えます。特に中高年女性の神経症状に効果的で、自律神経を調整し、イライラやのぼせを鎮め、血行を促進します。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 3包(1包1.2g)中 加味逍遙散エキス(1/2量) 2,050mg (トウキ・シャクヤク・ビャクジュツ・ブクリョウ・サイコ各1.5g、ボタンピ・サンシシ各1.0g、カンゾウ0.75g、ハッカ0.5g、ショウキョウ0.25gより抽出。) |
| 効果・効能 | 体力中等度以下で、のぼせ感があり、肩がこり、疲れやすく、精神不安やいらだちなどの精神神経症状、ときに便秘の傾向のあるものの次の諸症:冷え症、虚弱体質、月経不順、月経困難、更年期障害、血の道症、不眠症 |
| 用法・用量 | 次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。 成人(15才以上) 1回1包 |
| タイプ | 顆粒 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:要相談 授乳中:使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | × |

こんな方に
顔がかっと赤くなる方に
イライラで悩む方に
更年期や生理周期による不調に
加味逍遥散は不定愁訴(不眠症、冷え症、イライラなど)に対して効果的な漢方薬です。これらの症状は「気」と「血」の巡りが悪くなったことが原因とされ、加味逍遥散は気の巡りを正常化し、「血」を補い改善します。疲れやすく、イライラしやすい方や、のぼせ感、肩こり、更年期障害、不安定な気分で眠れない方におすすめです。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 2包(3.75g)中、下記の割合の加味逍遙散エキス(1/2量)2.0gを含有します。 加味逍遙散エキス(1/2量) 2g (日局サイコ 1.5g、日局シャクヤク 1.5g、日局ソウジュツ 1.5g、日局トウキ 1.5g、日局ブクリョウ 1.5g、日局サンシシ 1.0g、日局ボタンピ 1.0g、日局カンゾウ 0.75g、日局ショウキョウ 0.5g、日局ハッカ 0.5g) |
| 効果・効能 | 体力中等度以下で、のぼせ感があり、肩がこり、疲れやすく、精神不安やいらだちなどの精神神経症状、ときに便秘の傾向のあるものの次の諸症:冷え症、虚弱体質、月経不順、月経困難、更年期障害、血の道症、不眠症 |
| 用法・用量 | 次の量を、1日2回食前に水またはお湯で服用してください。 成人(15歳以上) 1回1包(1.875g) 7歳以上15歳未満 1回2/3包 4歳以上7歳未満 1回1/2包 2歳以上4歳未満 1回1/3包 |
| タイプ | 顆粒 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:要相談 授乳中:使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 2歳以上 |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | × |

こんな方に
漢方の味が苦手な方に
顆粒が苦手な方にうれしい錠剤タイプ
漢方の味が苦手な方にものみやすい錠剤タイプです。
加味逍遥散は、特に、肝に異常があり、イライラや不眠症などの中高年女性の神経症状に効果的です。自律神経を調整し、イライラやのぼせを鎮め、血行も促進します。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 12錠(1錠380㎎)中 加味逍遙散エキス(3/5量) 2,460mg含んでいます。 トウキ・シャクヤク・ビャクジュツ・ブクリョウ・サイコ各1.8g、ボタンピ・サンシシ各1.2g、カンゾウ0.9g、ショウキョウ0.3g、ハッカ0.6gより抽出。 |
| 効果・効能 | 体力中等度以下で、のぼせ感があり、肩がこり、疲れやすく、精神不安やいらだちなどの精神神経症状、ときに便秘の傾向のあるものの次の諸症:冷え症、虚弱体質、月経不順、月経困難、更年期障害、血の道症、不眠症 |
| 用法・用量 | 1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。 成人(15才以上) 1回4錠 15才未満7才以上 1回3錠 7才未満5才以上 1回2錠 |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:要相談 授乳中:使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 5才以上 |
| 錠剤・タブレットの大きさ | 記載なし |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | × |
ポイント②:手足が冷たいのに顔がほてる症状を重視した市販薬 3選
上半身ののぼせと下半身の冷えを改善する桂枝茯苓丸は、滞った血行をよくし、全身のバランスを整えます。比較的体力のある方に適した処方です。自身が飲みやすいもの、コストなどお好みで選んでください。

こんな方に
冷えのぼせする方に
1日2回の服用がいい方に
顔はのぼせるのに、足先が冷える方に
桂枝茯苓丸は「金匱要略」に記載された漢方薬で、比較的体力のある方の月経異常や更年期障害に効果的です。ツムラ漢方桂枝茯苓丸料エキス顆粒Aは服用しやすい顆粒タイプで、のぼせや肩こり、足冷えなどの症状に適用されます。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 本品2包(3.75g)中、下記の割合の桂枝茯苓丸エキス(1/2量)0.875gを含有します。 日局ケイヒ 1.5g 日局シャクヤク 1.5g 日局トウニン 1.5g 日局ブクリョウ 1.5g 日局ボタンピ 1.5g |
| 効果・効能 | 比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせて足冷えなどを訴えるものの次の諸症: 月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、血の道症(※)、肩こり、めまい、頭重、打ち身(打撲症)、しもやけ、しみ、湿疹・皮膚炎、にきび |
| 用法・用量 | 次の量を、食前に水またはお湯で服用してください。 成人(15歳以上)1回1包を1日2回 7歳以上15歳未満 1回2/3包 4歳以上7歳未満 1回1/2包 2歳以上4歳未満 1回1/3包 2歳未満:服用しないでください |
| タイプ | 顆粒 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:要相談 授乳中:使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 2才以上 |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | × |

こんな方に
生理不順も気になる方に
飲みやすい錠剤タイプ
桂枝茯苓丸は、冷えのぼせや生理痛、月経不順など女性特有の悩みに効果的な漢方薬です。気と血のバランスが崩れると症状が現れますが、桂枝茯苓丸は滞った血の流れを改善し、のぼせや足冷え等の症状を緩和する効果があります。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 成人1日の服用量6錠(1錠310mg)中、次の成分を含んでいます。 桂枝茯苓丸エキス(1/2量) (ケイヒ・ブクリョウ・ボタンピ・トウニン・シャクヤク各2.0gより抽出。)1,150mg |
| 効果・効能 | 比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせて足冷えなどを訴えるものの次の諸症:月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、血の道症、肩こり、めまい、頭重、打ち身(打撲症)、しもやけ、しみ、湿疹・皮膚炎、にきび |
| 用法・用量 | 次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。 成人(15才以上)1回2錠 15才未満7才以上1回1錠 7才未満:服用しない |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:要相談 授乳中:使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 7才以上 |
| 錠剤・タブレットの大きさ | 記載なし |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | × |

こんな方に
ニキビなど肌荒れも気になる方に
顔の赤み、ふきでものなど皮膚トラブルに
桂枝茯苓丸は、5種の生薬(ケイヒ、ブクリョウ、ボタンピ、トウニン、シャクヤク)を組み合わせた漢方で、ニキビやシミに効果があります。ホルモンバランスの乱れによる肌トラブルを内側から改善し、血の巡りを促進。肩こりや生理痛、生理不順にも効果を示します。錠剤タイプで生薬特有の風味が軽減され、飲みやすいです。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | ペア漢方エキス錠の8錠(1日量)中には下記成分を含みます。 [有効成分:分量] 桂枝茯苓丸エキス(2/3量):1533mg(ケイヒ・ブクリョウ・ボタンピ・トウニン・シャクヤク各2.67gより抽出。) ケイヒ末:100mg ブクリョウ末:100mg ボタンピ末:100mg トウニン末:100mg シャクヤク末:100mg |
| 効果・効能 | 比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせて足冷えなどを訴えるものの次の諸症:にきび、湿疹・皮膚炎、しみ、月経痛、月経不順、月経異常、更年期障害、血の道症、肩こり、めまい、頭重、打ち身(打撲症)、しもやけ |
| 用法・用量 | 次の量を食前又は食間に水又はぬるま湯にて服用してください。 成人(15才以上):4錠:2回 15才未満:服用しないこと |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:要相談 授乳中:使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 15才以上 |
| 錠剤・タブレットの大きさ | 記載なし |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | × |
ポイント③:ホットフラッシュのほてりや汗ばむ症状を重視した市販薬 3選
知柏地黄丸は、「腎」の働きを改善し、顔や手足のほてりや汗ばみを緩和します。体力は中等度以下の方に適したし処方です。また、知柏地黄丸は「六味丸」をベースに知母と黄柏が加えられた漢方薬です。
「六味丸」にものぼせ、イライラ、手足のほてりなどへの効果がありますので、知柏地黄丸が手に入りにくい場合は、六味丸もよいでしょう。

こんな方に
顔と手がほてって汗ばむ方に
ホットフラッシュなど、顔に熱がこもる方に
知柏地黄丸は、更年期のホットフラッシュやほてりに効果的な漢方薬です。腎の機能低下を改善する補腎薬を含む処方で、排尿困難や頻尿にも対応。陰虚体質の人(ほてり、のぼせ、口渇、乾燥感)に適しています。天然の生薬エキスを使用しており、錠剤の色が異なることがあります。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 成人1日の服用量15錠(1錠360mg)中 知柏地黄丸料乾燥エキス…3,000mg (チモ・オウバク各0.65g、ジオウ2.59g、サンシュユ・サンヤク各1.30g、ボタンピ・ブクリョウ・タクシャ各0.98gより抽出。) |
| 効果・効能 | 体力中等度以下で、疲れやすく胃腸障害がなく、口渇があるものの次の諸症:顔や四肢のほてり、排尿困難、頻尿、むくみ |
| 用法・用量 | 次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。 成人(15才以上)1回5錠を1日3回 15才未満 服用しないこと |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:要相談 授乳中:記載なし |
| 使用が可能な年齢 | 15才以上 |
| 錠剤・タブレットの大きさ | 記載なし |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | × |

こんな方に
疲れやすく汗ばむ方に
1日2回服用でいい顆粒
知柏地黄丸は、体力が低く疲れやすい方向けの漢方薬で、むくみ、排尿困難、顔や手足のほてりを改善します。水分代謝を調整し、内熱を取り除く効果があります。本剤は知柏地黄丸の生薬から抽出した乾燥エキスを顆粒剤にし、服用しやすくしています。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 2包(5.0g)中 知柏地黄丸料乾燥エキス3.0gを含有しています。 日局チモ 0.65g 日局オウバク 0.65g 日局ジオウ 2.59g 日局サンシュユ 1.30g日局サンヤク 1.30g 日局ボタンピ 0.98g日局ブクリョウ 0.98g 日局タクシャ 0.98g 上記生薬量に相当します |
| 効果・効能 | 体力中等度以下で、疲れやすく胃腸障害がなく、口渇があるものの次の諸症:顔や四 肢のほてり、排尿困難、頻尿、むくみ |
| 用法・用量 | 次の量を食前又は食間に水又はお湯にて服用してください。 成人(15才以上):1回1包を1日2回 15才未満:服用しないこと |
| タイプ | 顆粒 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:要相談 授乳中:記載なし |
| 使用が可能な年齢 | 15才以上 |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | × |

こんな方に
口が渇き、顔、手足がほてる方に
1日2回服用が可能な丸剤
本剤は、中国清代の《医宗金鑑》に記載された「知柏地黄丸」を基にし、「六味地黄丸」に知母と黄柏を加えた処方です。中等度以下の体力で、疲れやすく口渇がある方に適し、顔や四肢のほてり、排尿困難、頻尿、むくみを改善します。知柏壮健丸は、六味丸に清熱作用のある知母・黄柏を加え、壮年期以降のほてりのある方に効果的です。糖尿病や前立腺肥大の方にもおすすめです。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 成人(15歳以上)1日の服用量18丸中に下記成分及び分量より得た知柏地黄丸エキス3.0gを含んでいます。 チモ 0.65g オウバク 0.65g ジオウ 2.59g サンシュユ 1.30g サンヤク 1.30g ボタンピ 0.98g ブクリョウ 0.98g タクシャ 0.98g |
| 効果・効能 | 体力中等度以下で、疲れやすく胃腸障害がなく、口渇があるものの次の諸症: 顔や四肢のほてり、排尿困難、頻尿、むくみ |
| 用法・用量 | 次の量を1日2回水又は白湯で服用してください。 成人(15歳以上):9丸:2回 15歳未満:服用しないこと |
| タイプ | 丸剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:要相談 授乳中:記載なし |
| 使用が可能な年齢 | 15才以上 |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | × |
【比較一覧表】この記事で紹介している商品
漢方薬・生薬の売れ筋ランキングもチェック!
なお、ご参考までに、漢方薬・生薬のAmazon、Yahoo!ショッピング、楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
市販薬を使用するときのポイントや注意点について

市販薬を使用する際には、正しい使用方法を守ることが重要です。以下では、使用に際して注意が必要な点や、病院を受診するケースについて紹介します。
使用するときのポイントは?
●飲むタイミング漢方薬をより効果的に使用するためには、「空腹時に服用し、食事との時間を離す」こと望ましいです。例えば、食間とは食後2~3時間を指しますし、食前であれば、食事の30分前が目安です。この理由は、胃の中に食べ物があると、漢方薬の吸収が悪くなるからです。ただし、あくまで原則なので飲み忘れ場合は食後に飲んでも大丈夫です。多少効果が弱くなっても、飲まないよりは断然望ましいです。
●効果的な服用方法
本来の漢方薬は、生薬をお茶のように抽出して飲むものです。市販の漢方薬の顆粒や錠剤は、この抽出液を乾燥させたものなので、イメージでいうと食品のインスタントコーヒーが近いですね。
ですので、より効果的な飲み方は、白湯で溶いて飲むことです。ただし、漢方薬の独特のにおいや味が苦手という方も多いと思いますので、続けやすい方法で飲みましょう。
こんなときは病院へ
顔がほてったり、赤くなる原因としては体質的な問題のほかに、何か原因となる病気が隠れている可能性も無いとはかぎりません。例えば、自律神経失調症や高血圧症や甲状腺機能亢進症などの疾患では、顔のほてりが現れることがあります。
1か月ほど服用しても症状が変わらなかったり、ひどくなる場合は病院への受診も検討しましょう。
『顔のほてり・赤み』に関するQ&A

以下では、『顔のほてり・赤み』に関して、よくある疑問と回答をQ&Aとしてまとめました。

そのまま1カ月を目安にご使用ください。症状がよくならない場合は服用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。


ただし、市販の漢方薬は医療用の漢方薬の50%~80%程の成分量しかありません。包装箱の説明の欄に「桂枝茯苓丸エキス(1/2量)」といった記載がある場合は、医療用の半分の成分量と考えて問題ありません。市販薬は副作用が起こりにくいように調整されています。用量を増やして服用したい場合は、医師に相談しましょう。


また、寒暖差が激しいなど体にストレスがかかると顔のほてりやのぼせが起きやすいため、夏場はエアコンで手足を冷やさないように注意してください。食事としてはニンニクや唐辛子といった香辛料はあまり摂りすぎない方がよいでしょう。

まとめ

今回は顔のほてり・赤みにおすすめの市販薬を紹介しました。西洋薬が得意でない症状でも、漢方薬が効果的なことがあります。漢方薬は、「気・血・津液・精」のバランスの乱れにアプローチして、あらゆる不調を整えます。それぞれの体質にあったものを使用して、症状改善に取り組みましょう。
※掲載内容は執筆時点での情報です。
-

上野 園子 薬剤師
執筆・監修者プロフィールはこちら京都薬科大学卒業後、内資系製薬会社のMRとして医師への情報提供に携わる。その後、保険調剤薬局や漢方専門薬局の薬剤師を経て、CROにて新薬の治験業務に従事。 現在は、医療/美容専門のライターとして活動中。























