【薬剤師が解説】不安神経症におすすめの市販薬はどれ?6選を紹介 – EPARKくすりの窓口コラム|ヘルスケア情報 【薬剤師が解説】不安神経症におすすめの市販薬はどれ?6選を紹介 | EPARKくすりの窓口コラム|ヘルスケア情報

EPARKくすりの窓口

くすりのお役立ちコンテンツ

【薬剤師が解説】不安神経症におすすめの市販薬はどれ?6選を紹介

参考になった9

2023/2/28
48,715
心配や不安の感情は、日常生活の中で誰しも感じることがあります。
多くの場合は、うまく対応し問題なく生活が送れます。
しかし中には、不安な気持ちが慢性的に強く続く、不安神経症に悩まされる方もいらっしゃいます。
性格の問題として片づけられてしまうことがありますが、日常生活に支障が出ることもある非常につらい症状です。
この記事では、不安な気持ちが慢性的に続く方におすすめの市販薬を紹介します。
ぜひ最後まで読んで、症状の緩和にお役立てください。

くすりの窓口医師・薬剤師が
選んだ市販薬を紹介

  • 経験① 現場でよく聞かれる質問
    経験① 現場でよく聞かれる質問
    現場で聞かれる薬の効果や副作用、飲み合わせの注意点等をご説明します。
  • 経験② 現場で教える医薬品
    経験② 現場で教える医薬品
    悩みに合った薬や普段から自分が案内する薬など、現場で案内するものを教えます。
  • 視点① ユーザー目線で解説
    視点① ユーザー目線で解説
    実際にどう使うのかや、ユーザー目線で
    必要な情報をお伝えします。
  • 医師・薬剤師が悩みにお答えします!

当コラムの掲載記事に関するご注意点

1. 当コラムに掲載されている情報については、原則として薬剤師、医師その他の医療及び健康管理関連の資格を持った方(以下「薬剤師等」といいます)による助言、評価等を掲載しております。当社自身でも掲載内容に不適切な表記がないか、細心の注意を払って確認をしておりますが、医療及び健康管理上の事由など、その内容の正確性や有効性などについて何らかの保証をできるものではありません。あくまで、読者皆様ご自身のご判断にてお読み頂き、ご参考にして頂ければと存じます。

2. 当コラムにおける一般医薬品に関する情報は、読者、消費者の方々に適切な商品選択をして頂くことを目的に、薬剤師等に対して当社より課題、テーマを提示の上、執筆を依頼しております。主眼は、商品より成分であり、特定の商品に関する執筆を依頼しているわけではなく、また特定の医薬品製造事業者等(以下「メーカー等」といいます)からの販売又は紹介に関する対価が発生するものではありません。

3. 当コラムにおける一般医薬品の各種ECサイト等へのアフィリエイトリンクにつきましても、読者、消費者の方々への購入の利便性目的に設置しており、前項同様、特定商品の販売により薬剤師等やメーカー等に報酬が入るものではなく(アフィリエイトリンクがメーカーサイト、商品公式サイト等である場合を含みます)、特定商品の誘引を企図したものではありません。なお、各種ECサイト等へのアフィリエイトリンクにつきましては、景品表示法上の観点で「PR」等、広告である旨の表記がされることがありますが、当コラム記事におきましては、2.項記載の通りですので、薬機法上の広告に該当するものではありません。

4. 当コラムにおける情報は、執筆時点の情報であり、掲載後の状況により、内容の変更が生じる場合があります。当社は、掲載されている情報を予告なしに変更、更新する場合があります。

5. 記事内で紹介している商品の価格や送料、URLは、JANコードをもとに、対象商品を販売するECサイトが提供するAPIを使用し、生成しています。掲載価格の変動、JANコードの誤登録等による情報相違等があることも考えられ、最新価格や商品の詳細等についてはECサイト、各販売店又はメーカー等よりご確認をお願いします。

6. 当社が行う、調剤薬局様における商品取り置きサービスにつきましても、あくまでユーザーの受け取りの簡便化が目的であり、特定商品及び特定薬局への誘引を企図したものではありません。

7. 前各項に関する事項により読者の皆様に生じた何らかの損失、損害等について、当社は、一切の責任を負うものではありません。

全部見る

不安神経症に効く市販薬によく含まれている成分


薬剤師

菅井遥香さんのコメント

病院では「ベンゾジアゼピン系」や「選択的セロトニン再取り込み阻害薬」と呼ばれる薬が、慢性的な不安に処方されることが多いです。
しかしそのような薬は、医師の診断や薬の管理が必要なので、市販薬にはありません。
そこで今回紹介するのは、市販薬としても販売されている漢方薬です。
漢方薬を選ぶときは、症状だけでなく、体質や体力を考えることが大切です。
このように体全体の状態をみて薬を決めることを、「証をみる」と言います。
証は様々な角度から総合的に判断しますが、ここでは大きく体力を3つに分けて紹介します。

①:エネルギッシュで体力のある方に

血色よく体力があり、胃腸が強くて暑がりな人は「実証(じっしょう)」に分類されます。
実証にあてはまる方には、「黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)」や「柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)」が向いています。
どちらとも不安感が続く方に使われる漢方薬です。
配合されている生薬の組み合わせが違うので、それぞれに特徴がありあます。
後ほど選び方のポイントを解説するので、確認してみてくださいね。

②:疲れやすく体力のない方に

きゃしゃで血色が悪く、疲れが溜まり寒がりな方は「虚証(きょしょう)」に分類されます。
虚証で不安感が続く方には、「加味帰脾湯(カミキヒトウ)」や「桂枝加竜骨牡蛎湯(ケイシカリュウコツボレイトウ)」が向いています。
薬を選ぶときは、この漢方処方で構成されている市販薬を選ぶとよいでしょう。

③:体力中等度の方に

実証でも虚証でもない、体力が中等度の方は「中間証(ちゅうかんしょう)」と呼ばれます。
中間証の方には、「半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)」や「半夏瀉心湯(ハンゲシャシントウ)」が向いています。
市販薬では、商品名に漢方名が入っていないものもあるので、パッケージに記載されている有効成分を確認しましょう。


不安神経症を緩和できる市販薬の選び方・ポイント


不安神経症を緩和できる市販薬の選び方・ポイント

実証・虚証・中間証の不安感に有効な漢方薬はわかりましたか?
次の項目では、市販薬の選び方とポイントを紹介します。
薬を選ぶときの参考にしてみてくださいね。

ポイント①:今の症状で選ぶ

同程度の体力の不安感に使う漢方薬であっても、実際にどのような症状に悩んでいるかで使う薬が変わります。
例えば、不安感からお腹に影響が出ている人もいれば、のどに影響が出ている人もいます。
自分がどんな症状に悩んでいるのかをまずは考えてみましょう。
漢方薬のパッケージには、効果効能に詳しく記載があるので、購入前に確認して自分の症状に合うものを選びましょう。

ポイント②:使いやすさで選ぶ

同じ漢方処方の市販薬でも、製薬会社ごとに商品の特徴があります。
漢方薬特有の風味が苦手な方は、顆粒剤よりも錠剤の方が飲みやすいでしょう。
日中外出する予定があり、薬の持ち運びが不便に感じる方は、1日2回の服用で済むものがよいでしょう。
人それぞれ使いやすい薬は異なります。
自分の好みやライフスタイルに合った商品を選びましょう。


【厳選】不安神経症を緩和するのにおすすめの市販薬 6選


薬剤師

菅井遥香さんのコメント

ずらっと並んだ商品を目の前にすると、どの商品にするか迷うこともあるでしょう。
そこで、実際に販売されている商品をいくつかご紹介します。
体力の程度に合わせて、商品をピックアップしてみました。

ポイント①:体力のある方向けの市販薬 2選

まずは比較的体力のある、実証の方におすすめの商品を紹介します。
すでにお伝えした、黄連解毒湯と柴胡加竜骨牡蛎湯が配合されている商品です。
ツムラの医療用漢方薬は、病院でもよく使われています。今回は市販でも手に入りやすい、ツムラの商品をピックアップしました。

PR

ツムラ

ツムラ漢方 黄連解毒湯 エキス顆粒A 20包

最安値 1,689

のぼせやすく不安やイライラが続くときに

4種類の生薬から構成される、黄連解毒湯という漢方処方です。
不安やイライラを和らげる漢方薬です。
体に溜まった熱を冷ますはたらきがあるので、体力がありのぼせて顔がほてる方に向いています。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 2包中
黄連解毒湯エキス(0.75g)
(オウゴン・オウレン・サンシシ・オウバク)
効果・効能 体力中等度以上で、のぼせぎみで顔色赤く、いらいらして落ち着かない傾向のあるものの次の諸症:
鼻出血、不眠症、神経症、胃炎、二日酔、血の道症(※)、めまい、動悸、 更年期障害、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみ、口内炎

(※)血の道症とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことである。
用法・用量 次の量を1日2回、食前に水またはお湯で服用
15歳以上:1回1包
7歳以上15歳未満:1回2/3包
4歳以上7歳未満:1回1/2包
2歳以上4歳未満:1回1/3包
薬・サプリメント・食品のタイプ 顆粒
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中要相談・授乳中使用可能
使用が可能な年齢 2歳以上
※小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください
1回の使用あたりのコスト(目安) 264円/日(15歳以上の場合)
薬の風味 漢方薬特有の風味

PR

ツムラ

ツムラ漢方 紫胡加竜骨牡蠣湯 エキス顆粒 20包

最安値 1,651

ストレスや不安を和らげて眠りを改善

10種類の生薬が配合された、柴胡加竜骨牡蛎湯という漢方処方です。
ストレスや不安で、不眠が続く方の症状を改善するはたらきがあります。
不安感が強く、体力のある方に向いています。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) サイコ・ハンゲ・ケイヒ・ブクリョウ・オウゴン・タイソウ・ニンジン・ボレイ・リュウコツ・ショウキョウ
効果・効能 体力中等度以上で、精神不安があって、動悸、不眠、便秘などを伴う次の諸症:
高血圧の随伴症状(動悸、不安、不眠)、神経症、更年期神経症、小児夜泣き、便秘
用法・用量 次の量を1日2回、食前に水またはお湯で服用
15歳以上:1回1包
7歳以上15歳未満:1回2/3包
4歳以上7歳未満:1回1/2包
2歳以上4歳未満:1回1/3包
2歳未満:1回1/4包
薬・サプリメント・食品のタイプ 顆粒
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中要相談・授乳中使用可能
使用が可能な年齢 生後3ヶ月上
※小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください
1回の使用あたりのコスト(目安) 264円/日(15歳以上の場合)
薬の風味 漢方薬特有の風味

ポイント②:体力のない方向けの市販薬 2選

次に体力がなく疲労感が強い、虚証の方におすすめの商品です。
加味帰脾湯と桂枝加竜骨牡蛎湯が含まれている商品を、それぞれ1つずつ紹介します。
漢方薬の風味が苦手な方でも使いやすい、錠剤タイプを選んでみました。

PR

ロート製薬

和漢箋 ユクリズム 168錠

最安値 2,610

あれこれ考えて胃腸に不調が出る不安感に

不安感を和らげる、加味帰脾湯という漢方処方です。
胃腸機能を改善するはたらきもあるので、心と体の両方の調子を整えます。
疲れやすく体力のない方に向いています。
漢方薬の特有な味と匂いが苦手な方でも飲みやすい、錠剤タイプです。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 12錠中
加味帰脾湯エキス(2,800mg)
(ニンジン・ビャクジュツ・ブクリョウ・サイコ・サンソウニン・リュウガンニク・タイソウ・オンジ・オウギ・トウキ・サンシシ・カンゾウ・モッコウ・ショウキョウ)
効果・効能
体力中等度以下で、心身が疲れ、血色が悪く、ときに熱感を伴うものの次の諸症:貧血、不眠症、精神不安、神経症
用法・用量 次の量を1日3回、食前又は食間に水又はお湯で服用
15才以上:1回4錠
7才以上15才未満:1回3錠
5才以上7才未満:1回2錠
薬・サプリメント・食品のタイプ 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中要相談・授乳中使用可能
使用が可能な年齢 5歳以上
※小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させること
1回の使用あたりのコスト(目安) 275円/日(15歳以上の場合)
薬の風味 記載なし

PR

アクセス数1位

クラシエ

桂枝加竜骨牡蛎湯エキス錠クラシエ 240錠

最安値 2,728

ささいなことが気になる不安感に

小さなことが気になって、不安を感じる方に使う桂枝加竜骨牡蛎湯という漢方処方です。
疲れやすく疲労が溜まる、体力のない方に向いています。
錠剤タイプなので、漢方薬の味や匂いが苦手でも使いやすくなっています。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 12錠中
桂枝加竜骨牡蛎湯エキス(1,600mg)
(ケイヒ・シャクヤク・タイソウ・ショウキョウ・カンゾウ・リュウコツ・ボレイ)
効果・効能 体力中等度以下で、疲れやすく、神経過敏で、興奮しやすいものの次の諸症:神経質、不眠症、小児夜泣き、夜尿症、眼精疲労、神経症
用法・用量 次の量を1日3回、食前又は食間に水又は白湯にて服用
15歳以上:1回4錠
7歳以上15歳未満:1回3錠
5歳以上7歳未満:1回2錠
薬・サプリメント・食品のタイプ 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中要相談・授乳中使用可能
使用が可能な年齢 5歳以上
※小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください
1回の使用あたりのコスト(目安) 220円/日(15歳以上の場合)
薬の風味 記載なし

ポイント③:体力中等度の方向けの市販薬 2選

中間証の方に向いている、半夏厚朴湯と半夏瀉心湯を含む商品を1つずつ紹介します。
ストレス時代の漢方薬として商品化されている、ストレージシリーズをピックアップしてみました。

PR

武田薬品

ストレージタイプH 12包

最安値 1,260

のどがつかえる不安感に

5種類の生薬で構成された、半夏厚朴湯という漢方処方です。
不安感があり、のどがつかえる感じがする方におすすめの漢方薬です。
体力は中等度の方に向いています。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 2包中
半夏厚朴湯エキス(1.25g)
(ハンゲ・ブクリョウ・コウボク・ソヨウ・ショウキョウ)
効果・効能 体力中等度をめやすとして、気分がふさいで、咽喉・食道部に異物感があり、ときに動悸、めまい、嘔気などを伴う次の諸症
不安神経症、神経性胃炎、つわり、せき、しわがれ声、のどのつかえ感
用法・用量 次の量を1日2回、食前に水またはお湯で服用
15歳以上:1回1包
7歳以上15歳未満:1回2/3包
4歳以上7歳未満:1回1/2包
2歳以上4歳未満:1/3包
薬・サプリメント・食品のタイプ 顆粒
妊娠中・授乳中の使用 使用可能
使用が可能な年齢 2歳以上
※小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させること
1回の使用あたりのコスト(目安) 289円/日(15歳以上の場合)
薬の風味 甘くて辛い

PR

武田薬品

ストレージタイプG 12包

最安値 1,322

みぞおちがつかえる不安感に

漢方処方、半夏瀉心湯を含む商品です。
ストレスですぐれない胃の調子を和らげるはたらきがあります。
不安感があり、みぞおちがつかえる方におすすめの漢方薬です。
体力は中等度の方に使います。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 2包中
半夏瀉心湯エキス(2.25g)
(ハンゲ・オウゴン・カンキョウ・カンゾウ・タイソウ・ニンジン・オウレン)
効果・効能 体力中等度で、みぞおちがつかえた感じがあり、ときに悪心、嘔吐があり食欲不振で腹が鳴って軟便または下痢の傾向のあるものの次の諸症:
下痢・軟便、神経症、神経性胃炎、消化不良、胃下垂、胃弱、二日酔、げっぷ、 胸やけ、急・慢性胃腸炎、口内炎
用法・用量 次の量を1日2回、食前に水またはお湯で服用
15歳以上:1回1包
7歳以上15歳未満:1回2/3包
4歳以上7歳未満:1回1/2包
2歳以上4歳未満:1/3包
薬・サプリメント・食品のタイプ 顆粒
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中要相談・授乳中使用可能
使用が可能な年齢 2歳以上
※小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させること
1回の使用あたりのコスト(目安) 289円/日(15歳以上の場合)
薬の風味 わずかに甘くて辛い


商品比較表


商品名

ツムラツムラ漢方 黄連解毒湯 エキス顆粒A 20包

ツムラツムラ漢方 紫胡加竜骨牡蠣湯 エキス顆粒 20包

ロート製薬和漢箋 ユクリズム 168錠

クラシエ桂枝加竜骨牡蛎湯エキス錠クラシエ 240錠

アクセス数1位

武田薬品ストレージタイプH 12包

武田薬品ストレージタイプG 12包

最安値

【PR】

※外部サイトが開きます

1,689

送料:別 Yahoo! 詳細を見る

1,651

送料:別 Yahoo! 詳細を見る

2,610

送料:要確認 楽天 詳細を見る

2,728

送料:要確認 Amazon 詳細を見る

1,260

送料:要確認 楽天 詳細を見る

1,322

送料:別 Yahoo! 詳細を見る
特徴 のぼせやすく不安やイライラが続くときに ストレスや不安を和らげて眠りを改善 あれこれ考えて胃腸に不調が出る不安感に ささいなことが気になる不安感に のどがつかえる不安感に みぞおちがつかえる不安感に
商品リンク

【PR】

※外部サイトが開きます

市販薬を使用するときのポイントや注意点について


市販薬を使用するときのポイントや注意点について

市販薬を使うときは、必ず説明書を確認して正しく使いましょう。
次の項目では、市販薬を使う際の、ポイントと副作用を解説します。
病院を受診する目安もお伝えするので、確認しておきましょう。

使用するときのポイント・副作用はあるの?

漢方薬は安全で副作用がないと思われがちですが、薬には必ず副作用のリスクがあります。
体に合わないこともあるので、服用して気になる症状が出た際は、使用を中止しましょう。
また複数の漢方薬の併用で、生薬成分が重複し、1日の上限を超えてしまうことがあります。
西洋薬とも併用に注意が必要なものもあるので、現在ほかの薬を使っている方は、必ず登録販売者や薬剤師に相談しましょう。

こんなときは病院へ

不安神経症は、心の不調だけでなく、体にも影響が出ます。仕事や学業に支障が出る場合は、病院を受診しましょう。
またここで紹介した市販薬を、1ヶ月程度使用しても症状が改善されないときは、受診をおすすめします。
症状が悪化する際は、無理をせずに医師や薬剤師など、医療従事者にご相談ください。
病院を受診するときは、心療内科や精神科で診てもらうとよいでしょう。


『不安神経症』に関するQ&A


『不安神経症』に関するQ&A

ここまで不安神経症について解説してきました。
最後に、不安神経症についてよくある質問にQ&A形式でお答えします。
わからないことがある方は、疑問解決のヒントにしてみてください。

漢方薬を飲む前に食事をしてしまいました。どうしたらよいですか?
飲み忘れて食事をした場合は、食後の服用でも問題ありません。
漢方薬は、食前30分前や就寝前などの空腹時に飲む方が、効果が出やすいと言われています。
ただし食後ではまったく効果が出ないというわけではありません。
空腹時に飲み忘れてしまう場合は、食後に飲みましょう。
現在病院で治療中です。市販薬も使ってよいですか?
すでに心療内科などで、専門の医師から治療を受けている方は、担当の医師に市販薬を使用してもよいか確認しましょう。
場合によっては、市販薬の服用が治療の妨げになる可能性もあります。
現在治療中の方は、自己判断での市販薬の使用は控えましょう。
薬以外になにかできることはありますか?
適切な生活習慣が、症状を和らげる手助けになります。
まずは、以下のポイントに注意してみてください。
・適度な運動をする
・栄養バランスのよい食事をとる
・十分な睡眠をとる
・アルコールやたばこを控える


まとめ


まとめ

この記事では、不安神経症に有効な市販薬を紹介しました。気になる商品はありましたか?
市販薬を試しても症状が改善されない場合は、病院を受診することも考えてみてください。
精神科や心療内科には、抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。しかし、専門の医師の正しい診断と治療で、早期回復が期待できます。
快適な日常生活を取り戻すために、無理をせずに一度受診することをおすすめします。

※掲載内容は執筆時点での情報です。

 

この記事が参考になったら
投稿しよう。

参考になった

みなさまの投稿をサービス向上に
繋げてまいります。

この記事はいかがでしたか?

投稿ありがとうございました。

くすりの窓口は、この記事の情報及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。
記事内で紹介している商品の価格や送料・URLは、JANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し、生成しています。
掲載価格に変動がある場合や、JANコードの登録ミスなどで情報が誤っている場合がありますので、最新価格や商品の詳細等についてはECサイト、各販売店やメーカーよりご確認ください。
記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部が株式会社くすりの窓口に還元されることがあります。

この記事に関連するタグ

人気の記事

新着の記事

体の部位ごとから探す

身体全体の症状
  1. こころ
  2. 乗り物酔い
  3. 二日酔い
  4. 発熱
  5. 眠気・不眠
  6. 神経痛
  7. 禁煙補助
  8. 糖尿病
  9. 貧血
  10. 風邪
  11. 高コレステロール
  12. 高血圧

特集