商品名 |
ゼリア新薬ドルマイシン 6g アクセス数1位 |
第一三共ヘルスケアクロマイ-N軟膏 6g |
池田模範堂オデキュアEX |
田辺三菱製薬フルコートf 5g |
第一三共ヘルスケアベトネベートN軟膏AS 5g |
ゼリア新薬ドルマイコーチ軟膏 6g |
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特徴 | 化膿したおできに幅広い抗菌力 | おできの市販薬で、抗真菌成分配合 | 化膿と腫れに効くWの効果 | 医療用としても販売。市販で十分な強さのステロイド配合 | 医療用にもあるステロイド成分。我慢できない皮膚トラブルに | 抗菌薬にマイルドなステロイド配合で使いやすい |
商品リンク
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目次
おしりのできものに効果のある市販薬の成分
化膿には、抗菌薬や抗真菌薬
おしりのできものが赤みを帯びて、中央に膿をもった皮膚の盛り上がりがみられる場合は、『毛包炎(もうほうえん)』の可能性があり、抗菌薬や抗真菌薬が有効です。毛穴に侵入した細菌や真菌の増殖を抑えて、膿の排出を促します。黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌、緑膿菌という皮膚の表面にいる細菌やマラセチアという真菌が毛穴に侵入することでできます。
軽い腫れには非ステロイドの抗炎症薬
患部が小さく、軽い赤みや腫れがある場合は、非ステロイドの抗炎症薬が効果的です。効き目はステロイドに及びませんが、おしりだけでなく顔やデリケートゾーンなどの広範囲に使いやすいメリットがあります。皮膚からの薬の吸収率は、腕を1とすると皮膚の薄いデリケートゾーンで42倍、顔は13倍の吸収率とされます。そのため皮膚の薄い部位では、薬の強さに注意が必要です。痛みを伴い赤く腫れているときにはステロイド
ステロイドは、切れ味のよい抗炎症薬で腫れて痛む患部を鎮めてくれます。ステロイドはもともと人間の体内でつくられる副腎皮質ホルモンの作用を薬として応用したものです。副作用が怖いというイメージをもたれることもありますが、局所に正しい使用法で使えば安全で有効な薬です。ステロイド外用薬の強さは、Ⅰ群(ストロンゲスト)~V群(ウィーク)の5ランクに分けられます。そのうち市販されている成分は、Ⅲ群(ストロング)~V群(ウィーク)です。症状の強さに応じて、使い分けましょう。
おしりのできものに効果のある市販薬を選ぶ時のポイント
抗菌薬のみ配合されている外用剤から選ぶ
おできの数が少ない、せまい範囲で痛みを伴わないなどの初期は、有効成分が抗菌薬のみの軟膏を選びましょう。おでき(毛包炎)の原因菌は複数あるため、グラム陽性菌(黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌など)やグラム陰性菌(緑膿菌など)の両方に効果があるよう、2種類以上の抗菌薬が配合されたものがおすすめです。薬の使用前に石鹸の泡で皮膚を優しく洗い、清潔にした上で使用するのがポイントです。症状が軽度であれば、通常1週間程度で軽快します。
抗菌薬+非ステロイドの抗炎症薬が配合されている外用剤から選ぶ
おできの数は少ないけれど、膿んで痛む場合、かゆみがある場合は、抗菌薬に抗炎症薬も配合された塗り薬も選択肢の1つです。非ステロイドのため、おしり以外に顔やデリケートゾーンにも使用できるというメリットがあります。ステロイドに比べるとマイルドな成分になるので、痛みや腫れが強い場合は、ステロイドの使用も検討したいところです。抗菌薬+ステロイドが配合されている外用剤から選ぶ
痛みや赤みが強く、化膿している状態のおできには、抗菌薬とステロイド配合の塗り薬がおすすめです。ステロイドを上手に活用するコツは、強さによって使い分けることです。初めに十分な効き目のステロイドを5~6日使用して短期間に炎症を鎮め、徐々に弱いステロイドや保湿剤に切り替える「ステップダウン」という使い方が推奨されます。症状が強いのにステロイドが弱いと、なかなか炎症がおさまりません。長く使うことになると、副作用につながる可能性がでてくるため、症状に合ったものを選択しましょう。
【厳選】おしりのできものに効果がある市販薬 6選
初期のできものにおすすめの市販薬【非ステロイド】 3選
おできの数が少なく痛みを伴わないような初期のおできには、抗菌薬のみの塗り薬や抗菌薬に非ステロイド性の抗炎症薬が配合された薬がおすすめです。子どもや高齢者のおできにも使いやすいため、家族の常備薬としてもいいでしょう。PR
こんな方に
できてしまったおできにお困りの方に
けが等の化膿予防に使いたい方に
化膿したおできに幅広い抗菌力
二種の抗生物質が多くの菌に対して、抗菌作用を発揮します。、グラム陰性菌、緑膿菌に有効なコリスチン硫酸塩。グラム陽性・陰性菌に有効なバシトラシンを配合。傷ややけどの化膿性疾患、二次感染の予防や治療に効果があります。
分類 | 第2類医薬品 |
有効成分(含有量)/主成分(含有量) | (1g中) コリスチン硫酸塩(硫酸コリマイシン) 50000単位、バシトラシン 250単位 |
効果・効能 | 外傷・火傷等の化膿予防及び治療、膿痂疹(とびひ)、せつ、癰(よう)、 疔(ちょう)、毛嚢炎、湿疹、グラム陽性・陰性菌の単独及び混合感染による皮ふ疾患、化膿症、伝染性皮ふ炎、皮ふ潰瘍 |
用法・用量 | 通常1日1~3回、適量を患部に直接又はガーゼに塗布 |
薬のタイプ | 軟膏 |
妊娠中・授乳中の使用 | 記載なし |
小・中・高校生の使用 | 可能(年齢制限なし) |
1回の使用あたりのコスト(目安) | 110円/g |
スーッとする成分の有無 | 無 |
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こんな方に
おでき、ふきでもので困っている方に
顔の膿んだニキビにも使いたい方に
おできの市販薬で、抗真菌成分配合
有効成分として、クロラムフェニコール、フラジオマイシン硫酸塩の2つの抗生物質に、抗真菌薬のナイスタチンを配合。おできやふきでもの等の化膿性皮膚疾患の様々な原因菌に効果を発揮。伸びの良い軟膏で、ジュクジュク、カサカサどちらの患部にも使えます。
分類 | 第2類医薬品 |
有効成分(含有量)/主成分(含有量) | (1g中) クロラムフェニコール20mg(力価) フラジオマイシン硫酸塩5mg(力価) ナイスタチン10万単位 |
効果・効能 | 化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎) |
用法・用量 | 1日1~数回、適量を患部に塗布 |
薬のタイプ | 軟膏 |
妊娠中・授乳中の使用 | 可能 |
小・中・高校生の使用 | 可能(年齢制限なし) |
1回の使用あたりのコスト(目安) | 158円/g |
スーッとする成分の有無 | 無 |
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こんな方に
「痛むおでき」を早く治したい方に
腫れを伴い、座るのがつらい方に
ノンステロイドを使用したい方に
化膿と腫れに効くWの効果
化膿を抑えるスルファジアジン(抗菌剤)と腫れを鎮めるジフェンヒドラミンサリチル酸塩を配合。痛いおできの膿を出して腫れをひかせて、治療します。
顔にも使えるノンステロイドの処方。
分類 | 第2類医薬品 |
有効成分(含有量)/主成分(含有量) | (100g中) スルファジアジン 5.0g ジフェンヒドラミンサリチル酸塩 0.8g |
効果・効能 | 化膿性皮ふ疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎) |
用法・用量 | 1日数回、適量を患部に塗布、又はガーゼ等に延ばして貼る |
薬のタイプ | クリーム |
妊娠中・授乳中の使用 | 可能 |
小・中・高校生の使用 | 可能(年齢制限なし) |
1回の使用あたりのコスト(目安) | 100円/g |
スーッとする成分の有無 | 無 |
腫れて痛むできものにおすすめの市販薬【ステロイド】 3選
痛みや赤みが強く化膿している状態のおできには、速やかに炎症を抑えてくれるステロイドと抗菌薬を配合した塗り薬を選びましょう。市販薬のステロイド成分として最も強いⅢ群(ストロング)とされる成分名は、フルオシノロンアセトニド、ベタメタゾン吉草酸エステルです。デリケートゾーンや顔、子どものおできにステロイドの使用を考える場合には、Ⅳ群(マイルド)とされるヒドロコルチゾンの成分が推奨されます。それ以上の強さの使用については、医師に相談することをおすすめします。
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こんな方に
炎症、痛みを伴うおできにお困りの方に
短期間で一気に治したい方に
医療用としても販売。市販で十分な強さのステロイド配合
優れた効果の抗炎症成分のフルオシノロンアセトニドが、つらい皮膚の炎症を抑えます。また抗生物質のフラジオマイシン硫酸塩を配合。化膿した患部の細菌増殖を抑えます。
刺激の少ない軟膏で、ジュクジュク、カサカサどちらの患部にも使えます。
分類 | 指定第2類医薬品 |
有効成分(含有量)/主成分(含有量) | (1g中) フルオシノロンアセトニド(合成副腎皮質ホルモン)0.25㎎ フラジオマイシン硫酸塩(抗生物質)3.5㎎(力価) |
効果・効能 | ● 化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん ● 化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎) ※ウイルスや真菌による感染部位には使用できません |
用法・用量 | 1日1~数回、適量を患部に塗布 |
薬のタイプ | 軟膏 |
妊娠中・授乳中の使用 | 可能(狭い範囲に短時間) |
小・中・高校生の使用 | 可能(年齢制限なし) |
1回の使用あたりのコスト(目安) | 228円/g |
スーッとする成分の有無 | 無 |
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こんな方に
化膿して腫れているおできにお困りの方に
かゆみを伴う方に
医療用にもあるステロイド成分。我慢できない皮膚トラブルに
ストロングステロイドと抗生物質を配合。つらい湿疹、かぶれ、化膿したおできなどにすぐれた効果を発揮します。
刺激の少ない軟膏で、ジュクジュク、カサカサどちらの患部にも使えます。
分類 | 指定第2類医薬品 |
有効成分(含有量)/主成分(含有量) | (100g中) ●ベタメタゾン吉草酸エステル0.12g:(抗炎症剤・ステロイド成分) ●フラジオマイシン硫酸塩0.35g(力価):(抗生物質) |
効果・効能 | ●化膿を伴う次の諸症状(湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん) ●化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎) |
用法・用量 | 1日1〜数回、適量を患部に塗布 |
薬のタイプ | 軟膏 |
妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:要相談 授乳中:可能 |
小・中・高校生の使用 | 可能(年齢制限なし) |
1回の使用あたりのコスト(目安) | 231円/g |
スーッとする成分の有無 | 無 |
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こんな方に
症状が軽い方に
子どもや高齢者に使用したい方に
抗菌薬にマイルドなステロイド配合で使いやすい
有効成分として、2種類の抗生物資、バシトラシンとフラジオマイシン硫酸塩を配合し、さらにクラスⅣのマイルドなステロイドであるヒドロコルチゾンが加わり、化膿を伴う湿疹、皮膚炎、毛包炎などに効果を発揮します。
分類 | 指定第2類医薬品 |
有効成分(含有量)/主成分(含有量) | (1g中) バシトラシン 250単位、フラジオマイシン硫酸塩 3.5mg(力価)、ヒドロコルチゾン酢酸エステル 2.5mg |
効果・効能 | 化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎) 化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、 じんましん |
用法・用量 | 1日1~数回、適量を患部に塗布 |
薬のタイプ | 軟膏 |
妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:要相談 授乳中:記載なし |
小・中・高校生の使用 | 可能(年齢制限なし) |
1回の使用あたりのコスト(目安) | 155円/g |
スーッとする成分の有無 | 無 |
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使用するときの注意点
この記事でご紹介した市販薬を使う際の注意点について、以下の項目を解説します。
・保管について
・副作用はある?
・ステロイドの使用で注意する点はなに?
・こんなときは病院へ
保管について
軟膏やクリームなどは基本的に長期使用可能ですが、正しく保管しないと使えなくなるケースもあります。多くの軟膏やクリームが室温の1℃から30℃での保管とされていますので、夏場など30℃を超える際については、冷蔵庫で保管しましょう。各市販薬の説明文書も確認するようにしてください。
副作用はある?
ステロイドの外用薬は、適切に使用すれば問題ないことが多く、過剰に心配する必要はありません。ただ、長期にわたって使用を続けた場合、肌のコラーゲン合成が阻害されて皮膚が薄くなり、ニキビやヘルペスなどの感染症になるリスクが高くなります。症状がおさまったら、保湿剤に切り替えて再発を防ぐスキンケアが望ましいでしょう。
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ステロイドの使用で注意する点はなに?
ステロイドをうまく使いこなすためには、以下を守るようにしましょう。
・広範囲に使用しない
広範囲とは、使う人の「手のひら2~3枚」を超える範囲です。子供の場合は、子供の手のひら2~3枚。この範囲超えて使用が必要な場合は、自分で対処せず医師に相談してください。
・長期間漫然と使用し続けない
1週間以上続けての使用は避けましょう。短期間で効かない場合は、医師による診察や薬の見立てが必要です。長期間に漫然と使用すると、皮膚が薄くなるなどの副作用のリスクが高まります。
こんな時は病院へ
5~6日使用しても悪化していく場合は、医師の処方による抗菌薬の塗り薬や内服薬が必要です。もしくは、感染症や粉瘤(ふんりゅう)など別の疾患との鑑別が必要な場合もありますので、なるべく早めに医療機関を受診してください。
おしりのできものに関するQ&A
おしりのできものについて、よくある質問と回答をまとめました。Q&Aも、ぜひ参考にしてみてください。
おしりのおできは、細菌の繁殖によるものも多いため、ステロイドのみの使用では悪化する可能性があります。おできに市販薬のステロイドを使用する場合は、抗菌薬も一緒に配合されたものを選んでください。この記事で紹介しているフルコートfとベタメタゾンはリンデロンVsと同じ強さのステロイド成分です。
まとめ
いかがでしたか。おしりのできものは相談しづらく、忙しいと医療機関を受診できずに悪化してしまうこともあります。症状が軽いうちに、市販薬をうまく取り入れて対応してみてください。
※掲載内容は執筆時点での情報です。