目次
クレンジングの種類
・バームジェル:オイルの利点を持ちながら肌への摩擦を軽減する独特のテクスチャー
・ミルク:乳液のようなタイプで敏感肌や乾燥肌の方に適している
それぞれの特徴を理解し、自身の肌質や使用目的に応じて選ぶことが重要になります。
敏感肌用クレンジングによく含まれている有効成分

クレンジングには主に化粧を落とす役割があり、油分や水分、界面活性剤に加えて殺菌作用や抗炎症作用のある成分が加えられて作られています。
①:イソプロピルメチルフェノール
イソプロピルメチルフェノール(IPMP)は殺菌効果の高い成分で、石鹸や制汗剤などに含まれることが多く、ニキビの原因菌であるアクネ菌に対しても効果を発揮することからニキビケアに関する商品に含まれることもあります。臭いなどもなく皮膚への刺激も少ないため、人体への影響が少ない成分として多くの商品に含まれています。皮膚へのアレルギー反応も報告されていません。
②:グリチルリチン酸ジカリウム
植物の甘草(カンゾウ)の根の部分から得られる成分を水に溶けやすく加工したもので、化粧品の他にも点眼薬や点鼻薬、皮膚疾患治療薬など多くの医薬品にも含まれています。優れた抗炎症作用や抗アレルギー作用を示し、肌の荒れを防ぐことができるので敏感肌の方にはおすすめの成分です。肌への刺激も少なくニキビの予防にも有効です。
敏感肌用クレンジングの選び方・ポイント
クレンジングの作用が強力すぎて肌に必要な皮脂や水分なども取り除いてしまうと逆に肌の状態を悪化させてしまうこともあります。敏感肌の方は、肌にうるおいをもたらしてくれる優しめのクレンジングを選択する必要があります。
ポイント①:ニキビの原因となる菌に効果的な【殺菌成分】を重視する
殺菌成分は、ニキビの原因菌をやっつけることでニキビ予防に役立つ成分です。具体的には、以下に挙げるような成分が挙げられます。・イソプロピルメチルフェノール
・ベンザルコニウム塩化物
・サリチル酸
薬用クレンジングにニキビ予防の効果を期待している方は、殺菌成分が入っているかどうかをチェックしましょう。
ポイント②:ニキビや肌荒れに効果的な【抗炎症成分】を重視する
抗炎症成分は、炎症を鎮めることでニキビや肌荒れに役立つ成分です。薬用クレンジングに配合されている抗炎症成分には、以下のようなものがあります。・アラントイン
・グリチルリチン酸
ニキビを始めとして、肌が赤くなったりヒリヒリしたりして肌荒れを起こしやすい方は、抗炎症成分を配合したクレンジングに注目してみるのがおすすめです。
ポイント③:洗浄力を重視する
クレンジングを選ぶポイントの1つとして重要なのは洗浄力です。メイクをしっかり落としたいときにはオイルタイプのクレンジングを使うとしっかりと落とすことができます。メイクは油分ですので水っぽいクレンジングよりも同じ油っぽいものを使用すると効果が高いですが、皮膚への負担も考慮してササっとあらうなどの工夫も必要です。
【厳選】おすすめの敏感肌用クレンジング 8選
ポイント①:殺菌成分を重視した敏感肌用クレンジング 3選
ニキビなどで悩んでいる方は殺菌作用の成分が配合されているクレンジングを選ぶのがおすすめです。ニキビ肌のスキンケアではニキビのできにくい肌環境が重要ですので、しっかりと殺菌のできるクレンジングの選択が重要です。


こんな方に
洗顔後の毛穴が気になる方に
オイルだけどジェルのような使用感
メイクや毛穴の黒ずみなどをしっかりと落とし、肌の潤いを保ち刺激から皮膚を守ります。皮膚のバリア機能や潤いの保持によりエイジングケアにも有効です。
| 分類 | 化粧品 |
| タイプ | オイルタイプ |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | ジメチルソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸ジカリウム |
| 使用方法 | 適量手に取り、肌をこずらずになじませる。 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能 |
| 香り/色 | 無香料、無色透明 |
| アルコールパッチテストの実施 | 記載なし |
| アレルギーテストの実施 | 記載なし |
| シリーズ(ライン)があるか | なし |
| その他の特徴 | 防腐剤フリー、合成着色料フリー、 無香料、石油系海面活性剤フリー |
| 使用におすすめの肌タイプ | 乾燥肌 |
| 染みるタイプ | × |


こんな方に
ツルツルな肌に仕上げたい方に
ふわふわな泡でツルツルな肌に仕上げます
オイルフリーのふわふわなホイップクリームのような泡でツルツルな肌に仕上げます。2種類の薬用成分(イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸ジカリウム)が肌の炎症を抑え、ニキビを防ぎます。
| 分類 | 化粧品 |
| タイプ | クリームタイプ |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸ジカリウム |
| 使用方法 | 適量を手に取り、濡らした肌に直接クルクル伸ばしながらマッサージをし、洗い流します。 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能 |
| 香り/色 | 無香料、乳白色 |
| アルコールパッチテストの実施 | 記載なし |
| アレルギーテストの実施 | 記載なし |
| シリーズ(ライン)があるか | なし |
| その他の特徴 | オイルフリー |
| 使用におすすめの肌タイプ | 乾燥肌 |
| 染みるタイプ | × |


こんな方に
肌の炎症を抑えながら皮膚の潤いを保ちたい方に
肌に潤いをもたらし、肌を守る
ヒアルロン酸配合で皮膚に潤いをもたらし、皮膚を保護します。殺菌成分と抗炎症成分で肌の状態を保ち、ニキビや肌荒れから守ることができます。肌の炎症を抑えながら皮膚の潤いを保ちたい方におすすめです。
| 分類 | 医薬部外品 |
| タイプ | リキッドタイプ |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸ジカリウム |
| 使用方法 | コットンにたっぷり含ませ(3~5プッシュ)、肌になじませて優しく拭き取ります。 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能 |
| 香り/色 | 無香料、無色 |
| アルコールパッチテストの実施 | 実施済み |
| アレルギーテストの実施 | 記載なし |
| シリーズ(ライン)があるか | なし |
| その他の特徴 | オイルフリー、アルコールフリー、パラベンフリー、着色剤フリー、香料フリー |
| 使用におすすめの肌タイプ | 乾燥肌 |
| 染みるタイプ | × |
ポイント②:抗炎症成分を重視した敏感肌用クレンジング 3選
肌荒れやニキビが気になる方は抗炎症成分に注目して選択するようにしましょう。同じ成分が含まれているクレンジングでも添加物の違いによって、肌の状態に適した商品が変わってくるので抗炎症成分以外にも意識する必要があります。


こんな方に
乾燥肌から脂性肌まで様々なタイプの方に
肌質を選ばすに使用できます
有効成分グリチルリチン酸ジカリウムが抗炎症効果を発揮し肌荒れをおさえます。アルコールフリーで低刺激、保湿もしっかりとできるので潤いを持った肌を維持できます。
| 分類 | 医薬部外品 |
| タイプ | リキッドタイプ |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | グリチルリチン酸ジカリウム |
| 使用方法 | 手のひらにワンプッシュ分とり、なじませてから顔の隅々まで |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能 |
| 香り/色 | 無香料、無着色 |
| アルコールパッチテストの実施 | 記載なし |
| アレルギーテストの実施 | 記載なし |
| シリーズ(ライン)があるか | あり(クリーム、洗顔フォーム) |
| その他の特徴 | 鉱物油フリー、アルコールフリー |
| 使用におすすめの肌タイプ | 全肌質 |
| 染みるタイプ | × |


こんな方に
肌の潤いを守りながらメイクを落としたい方に
べたつくことなく伸びが良いので使いやすい
肌にとっての必須成分「セラミド」を守りながらメイクをしっかりと落とすことができます。アルコールフリーで低刺激、肌の保湿を守りながら使用できるので乾燥肌の方におすすめです。
| 分類 | 医薬部外品 |
| タイプ | ジェルタイプ |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | グリチルリチン酸ジカリウム |
| 使用方法 | 乾いた手に適量(2cm)とり両頰、額、鼻、顎にのせます。マッサージするようになじませて使用します。 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能 |
| 香り/色 | 無香料、無着色 |
| アルコールパッチテストの実施 | 実施済み |
| アレルギーテストの実施 | 記載なし |
| シリーズ(ライン)があるか | あり(洗顔フォーム、化粧水、乳液) |
| その他の特徴 | アルコールフリー |
| 使用におすすめの肌タイプ | 乾燥肌 |
| 染みるタイプ | × |


こんな方に
肌のハリ・ツヤに悩んでいる方に
1本で4役(メイク落とし・黒ずみ・洗顔・角質ケア)
メイク落とし、洗顔、角質ケア、毛穴の黒ずみを1本ですべてまかなうことができます。乾燥肌の方には肌に潤いをもたらしてくれるのでハリが保てます。
| 分類 | 化粧品 |
| タイプ | ジェルタイプ |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | グリチルリチン酸ジカリウム |
| 使用方法 | 手のひらに適量をとり、こすらず優しくなじませます。その後しっかりと洗い流します。 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能 |
| 香り/色 | 無香料、無着色 |
| アルコールパッチテストの実施 | 記載なし |
| アレルギーテストの実施 | 記載なし |
| シリーズ(ライン)があるか | なし |
| その他の特徴 | アルコールフリー |
| 使用におすすめの肌タイプ | 乾燥肌、脂性肌 |
| 染みるタイプ | × |
ポイント③:洗浄力を重視した敏感肌用クレンジング 2選
洗浄力が高い主に油分のクレンジングについて紹介します。市販されている中ではオイルクレンジング、クレンジングバームと言われる分類です。


こんな方に
毛穴までしっかりと洗浄したい方に
角栓や毛穴の黒ずみまでしっかりと洗浄
メイクはもちろん、溜まった角質や黒ずみなどもきれいにしてくれます。水で流れやすく洗った後もヌルヌルすることなくスッキリした肌を目指せます。毛穴までしっかりと洗浄したい方におすすめです。
| 分類 | 化粧品 |
| タイプ | オイルタイプ |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | ミネラルオイル、コメヌカ油、テトラオレイン酸ソルベ-30、トコフェロール |
| 使用方法 | 乾いた手のひらに適量(ポンプ3回程度)をとり、メイクとよくなじませた後、水かぬるま湯で充分に洗い流す。 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能 |
| 香り/色 | 無香料 |
| アルコールパッチテストの実施 | 記載なし |
| アレルギーテストの実施 | 記載なし |
| シリーズ(ライン)があるか | なし |
| その他の特徴 | パラベンフリー、アルコールフリー |
| 使用におすすめの肌タイプ | 普通肌 |
| 染みるタイプ | × |


こんな方に
肌をしっとりと仕上げたい方に
毛穴の奥まで浸透ししっかりと保湿
ヒアルロン酸やコラーゲンなどの31もの美容成分が配合されているため、洗顔後は肌がしっとりと仕上がります。肌トラブルの元となるアルコールやパラベン等を一切含んでいないので敏感肌の方でも安心して使用できます。
| 分類 | 化粧品 |
| タイプ | バームタイプ |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | パルミチン酸エチルヘキシル、トリグリセリル、炭酸ジカプリリル、トコフェロールなど |
| 使用方法 | 手が乾いた状態で適量(さくらんぼ大)を手に取り、顔の中心から外、下から上へ全体へなじませます。小鼻、目元、口元などの汚れが溜まりやすいところは指の腹を使ってクルクルと円を描くように、その後ぬるま湯を使って20~30回程度丁寧に洗い流してください。 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能 |
| 香り/色 | 無香料、白色 |
| アルコールパッチテストの実施 | 実施済み |
| アレルギーテストの実施 | 実施済み |
| シリーズ(ライン)があるか | なし |
| その他の特徴 | 合成着色料フリー、防腐剤フリー、無香料、鉱物油フリー |
| 使用におすすめの肌タイプ | 普通肌 |
| 染みるタイプ | × |
【比較一覧】この記事で紹介しているクレンジング
クレンジングの売れ筋ランキングもチェック!
なお、ご参考までに、クレンジングのAmazon、Yahoo!ショッピング、楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
使用するときのポイントや注意点について
使用するときのポイント・副作用はあるの?

クレンジングは、メイクを落としたいタイミングで使用してください。細かい使い方に関しては、クレンジングの種類や商品によって異なることもあります。
たとえば、ぬれた手でも使えるものと乾いた手で使うことを推奨しているものがあります。乾いた手で使うことが推奨されている商品をぬれた手で使うと、メイクが落ちにくくなることもあるため注意が必要です。
また、新しい商品を使う際は、説明書きを読んでから使い始めましょう。医薬部外品は医薬品ではないものの、副作用が起こるリスクはゼロではありません。とくに敏感肌の方は、自分の肌に合わない成分もあることでしょう。
ただし原因が薬用クレンジングの有効成分によるものか、有効成分以外の成分によるものかを判断するのは難しいといえるでしょう。薬用クレンジングを使用して肌に異常が見られた場合は、すぐに使用を中止してください。
使用中止後も肌の状態が改善されない場合は、皮膚科の受診をおすすめします。受診する際は、使っていたクレンジングを持参してくださいね。
加えて、薬用クレンジングに配合されている有効成分に関して、一般的に赤ちゃんへの影響は気にする必要はないといえます。クレンジングは使用後に洗い流すのが基本的な使い方で、メイクを落としている時間内に吸収される量はごく微量であると考えられるためです。
ただし、商品によっては妊娠中・授乳中に使用しないよう記載されているものもあるかもしれません。記載がある商品に関しては、指示に従ってください。
使用に注意が必要な人・NGな人は?

使用に注意が必要な方や使用できない方については、各商品の注意書きを確認してください。薬用クレンジング全般としては、基本的に使用NGの条件はないと考えて問題ありません。
ただし皮膚科で治療を受けている場合は、購入前に医師に相談することでより不安を感じることなく商品購入につながることもあるでしょう。医師への相談は必須ではないので、無理に相談する必要はありません。
購入前に注意事項をよく読んで、該当するものがないかどうかを確認してから購入してください。
こんな時は病院へ
クレンジングを使用後に以下のような症状が現れた場合は、皮膚科の受診をおすすめします。・使用後に強いかゆみや赤みが現れた
・ヒリヒリするような痛みを感じる
・皮膚がむけた
・ニキビや吹き出物が急激に増えた
これらの症状は、早めに皮膚科医へ診てもらうようにしてください。
クレンジングが合わないだけでなく、ほかの皮膚疾患が隠れている可能性も考えられるからです。
『敏感肌用クレンジング』に関するQ&A

敏感肌の方に向けたクレンジングに関して、よくある質問に回答します。
薬用クレンジングの特徴やおすすめ商品を紹介してきましたが、まだ不明点がある方もいることでしょう。ぜひQ&Aで疑問を解決してください。

オイルクレンジング→クリームクレンジング→ミルククレンジング・ジェルクレンジング→ローションクレンジング(ふき取りタイプ)
基本的にはメイクを落とす力が強いほど、肌への負担は大きくなります。ただし、拭き取りタイプは摩擦が大きいため、肌への負担は大きくなってしまいます。メイクの程度や場所によって、クレンジングのタイプを上手に使い分けましょう。


クレンジングはメイクを落とした後洗い流してしまうので、有効成分が肌に留まらないという性質があります。 ニキビや肌荒れを治療したい場合は、塗り薬や飲み薬で治療する方が効果的と考えられます。


ただし、効果を実感できるかどうかは商品価格に関わらず保証はされていません。医薬部外品に関しては、効果を実感するためにはある程度継続して使う必要があるでしょう。 「プチプラだから効かない」「デパコスだから効く」というわけではないので、お財布事情も加味して継続できる価格帯の商品を選ぶことをおすすめします。

まとめ

薬用クレンジングは、ニキビや肌荒れの予防に役立つ有効成分を配合したクレンジングです。殺菌成分や抗炎症成分が含まれているので、肌の状態がゆらぎやすい敏感肌の方におすすめです。
おすすめの薬用クレンジングもピックアップしたので、ぜひ参考に選んでみてください。
※掲載内容は執筆時点での情報です。
















