目次
イソプロピルメチルフェノールについて
どのような成分か詳しくご紹介しましょう。 また、副作用はあるのか、どのような石鹸に含まれることが多いのかなどについても、解説しますので参考にしてください。
イソプロピルメチルフェノールってどんな成分?

イソプロピルメチルフェノールは、細菌、カビ、酵母など幅広い菌に対して殺菌作用を持ち、手に付着している雑菌に作用します。臭いが少なく、皮膚への刺激性が低いことも確認されており、肌の弱い人やアレルギーになりやすい人でも比較的使用しやすい特長があります。
イソプロピルメチルフェノールが配合された薬用石鹸は、菌が気になるけれど、肌への刺激を少なくしたい人に、おすすめです。
イソプロピルメチルフェノールの副作用はある?

日本国内で販売が認められている薬用石鹼に配合されているイソプロピルメチルフェノールを、通常範囲内で使用すれば、副作用の心配はほぼ不要です。
イソプロピルメチルフェノールに限らず、他のどの成分でも同じですが、過敏症の方にはアレルギー反応がおきる事例が、報告されています。頻度は不明です。使用時に皮膚のかゆみや赤味、ただれが見られる場合は使用を中断してください。
どんな石鹸に含まれていることが多いの?

イソプロピルメチルフェノールは、帰宅時や園芸、農作業後などの手洗いに使用する石鹸、スポーツの後などの洗顔、洗体に使用する石鹸、洗顔石鹸、デリケートゾーンを清潔に保つための石鹸などに含まれています。
これらは、殺菌作用や汗などのニオイの抑制、思春期のニキビや大人の吹出物予防を期待されて配合されています。
イソプロピルメチルフェノールが主成分の石鹸を選ぶ時のポイント
今回は、殺菌作用、ニキビケア、消臭作用に着目して、これらの作用を重視した石鹸選びをご紹介します。
ポイント①:殺菌成分を重視する

皮膚はもともと、バリア機能を持っているので、通常は正常に機能が保たれています。しかし、大量に繰り返して付着したり、感染力の強い菌だったりすると、菌に汚染されるときがあります。
手洗いだけでも、ある程度の菌は除去できますが、殺菌成分があればよいでしょう。
ポイント②:ニキビケアを重視する

はやく治したいニキビには、原因となるアクネ菌を殺菌する薬用石鹸がおすすめです。
毛穴詰まりを防いだり、皮脂汚れを取り除いたりする成分も配合された商品が販売されています。
ポイント③:消臭成分を重視する

菌の増殖といえば、ニオイも気になりますよね。
薬用石鹸には、ニオイをおさえる成分も配合された石鹸も人気で、注目が集まっています。
【厳選】イソプロピルメチルフェノールが主成分のおすすめの石鹸 9選
選び方のポイントで紹介した殺菌作用、ニキビケア、消臭作用を重視した石鹸を、それぞれ3つ選んで紹介します。
ポイント①:殺菌作用を重視した石鹸 3選
イソプロピルメチルフェノールの特長である殺菌作用を重視した石鹸は、菌を遠ざけて、衛生的な生活を送りたい方の頼れるパートナーです。殺菌作用を重視した石鹸を3つご紹介します。

こんな方に
水虫になるのが心配な方に
毎日の殺菌、洗浄に使いたい方に
雑菌を殺菌し、皮膚を清潔にする石鹸
殺菌成分と消炎成分を配合した石鹸です。皮膚の殺菌、消毒、体臭、汗臭を防いでくれます。オーストラリア先住民のアボリジニが消毒薬(殺菌剤)および薬草療法として伝統的に使用してきたはティートリーオイルを香料の一部に使用しています。
| 分類 | 医薬部外品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | イソプロピルメチルフェノール、ジフェンヒドラミンHCl |
| 効果・効能 | ○皮膚の清浄・殺菌・消毒 ○体臭・汗臭を防ぐ |
| タイプ | 固形タイプ |
| 香り/色 | 清涼感のある独特の香り |
| アルコールパッチテスト・アレルギーテストの実施 | 記載なし |
| その他の特徴 | --- |
| おすすめの肌タイプ | 普通肌 |
| アトピー肌の使用 | 〇 |


こんな方に
しっかり殺菌したい方に
洗い方にもこだわる方に
約65年の歴史が物語る石鹸
殺菌成分が幅広いバイ菌から家族を守ります。豊かな泡立ちでやさしく包み、効果的なデオドラントとすっきりとした洗い上がりです。全身に使える大き目サイズの石鹸です。
| 分類 | 医薬部外品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 有効成分:イソプロピルメチルフェノール その他の成分:石けん用素地、パーム核油脂肪酸、酸化チタン、エデト酸塩、香料、黄203、赤201 |
| 効果・効能 | ○皮膚の清浄・殺菌・消毒 ○体臭・汗臭を予防 |
| タイプ | 固形タイプ |
| 香り/色 | なし |
| アルコールパッチテスト・アレルギーテストの実施 | 記載なし |
| その他の特徴 | --- |
| おすすめの肌タイプ | 脂性肌 普通肌 |
| アトピー肌の使用 | 〇 |


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こんな方に
ニオイが気になる方に
体のカビとニオイを洗ってさっぱり清潔に
カビが好む、ムレやすくニオイやすい部分(足やワキなど)や全身など広範囲の洗浄におすすめです。また石鹸成分のすすぎ落ちが素早く、さっと洗い流せます。肌を清潔に保ち、きちんと洗浄、殺菌します。肌の敏感な方にもお使い頂けます。
| 分類 | 医薬部外品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | ミコナゾール硝酸塩*、イソプロピルメチルフェノール*、PG、濃グリセリン、アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウロイルメチル-β-アラニンNa液、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、無水クエン酸、クエン酸Na、コハク酸一ナトリウム、水 |
| 効果・効能 | 皮膚の清浄・殺菌・消毒、体臭・汗臭及びニキビを防ぐ |
| タイプ | 液体タイプ |
| 香り/色 | なし |
| アルコールパッチテスト・アレルギーテストの実施 | 記載なし |
| その他の特徴 | --- |
| おすすめの肌タイプ | 普通肌 、敏感肌 |
| アトピー肌の使用 | 〇 |
ポイント②:ニキビケアを重視した石鹸 3選
ニキビは毛穴に詰まった皮脂やアクネ菌の増殖により発生します。イソプロピルメチルフェノールの殺菌作用の他、皮脂などの汚れを取り除く作用を持ち合わせた成分を配合した3つの石鹼をご紹介します。


こんな方に
ニキビの発生を防ぎたい方に
肌にやさしく使いたい方に
ニキビを防げる薬用石鹸
泡立ちが良く、肌に優しい薬用石鹸です。洗浄力にも優れ、殺菌・消毒の効果を兼ねた透明な石鹸です。皮膚をきれいに洗って、体臭を抑え、ニキビの発生を防ぐ効果があります。
| 分類 | 医薬部外品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | ジフェンヒドラミン塩酸塩、イソプロピルメチルフェノール |
| 効果・効能 | 皮膚の清浄・殺菌・消毒。 体臭・汗臭およびにきびを防ぐ。 |
| タイプ | 固形タイプ |
| 香り/色 | --- |
| アルコールパッチテスト・アレルギーテストの実施 | 記載なし |
| その他の特徴 | --- |
| おすすめの肌タイプ | 普通肌、乾燥肌 |
| アトピー肌の使用 | 〇 |


こんな方に
大人ニキビに悩んでいる方に
背中ニキビに悩んでいる方に
ニキビのできにくい清潔な素肌に導きます
薬用成分が肌を殺菌・清浄しニキビの原因菌の増殖を抑制します。その他の成分はニキビの原因となる毛穴つまりを防ぎ、大人ニキビ、背中ニキビ、思春期のニキビのできにくい清潔な素肌に導きます。12種類の植物抽出液(保湿成分)が必要なうるおいを守ります。
| 分類 | 医薬部外品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | イソプロピルメチルフェノール 石けん用素地、ヤシ油脂肪酸エチルエステルスルホン酸ナトリウム、精製水、ベントナイト、キシリット、トウキンセンカエキス、サボンソウエキス、ゴボウエキス、ホップエキス、セージエキス、レモンエキス、ダイズエキス、ローマカミツレエキス、カモミラエキス(1)、シナノキエキス、オトギリソウエキス、ヤグルマギクエキス、濃グリセリン、ソルビット、パーム核油脂肪酸、パーム脂肪酸、ショ糖脂肪酸エステル、天然ビタミンE、キサンタンガム、1,3−ブチレングリコール、香料、塩化ナトリウム、ヒドロキシエタンジホスホン酸四ナトリウム液、エデト酸四ナトリウム四水塩 |
| 効果・効能 | 殺菌、清浄してニキビを抑制 |
| タイプ | 固形タイプ |
| 香り/色 | さわやかなシトラスの香り |
| アルコールパッチテスト・アレルギーテストの実施 | 記載なし |
| その他の特徴 | 保湿 |
| おすすめの肌タイプ | 乾燥肌 普通肌 |
| アトピー肌の使用 | 〇 |


こんな方に
加齢臭に悩んでいる方に
ニキビを予防したい方に
ニキビを予防し、汗の臭いや体臭を防ぐ
顔や背中のニキビの予防に適した石鹸です。また加齢臭などの体臭や汗のニオイを防止する働きが期待できます。朝夕の洗顔や食事前の手洗いにおすすめです。
| 分類 | 医薬部外品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸ジカリウム、石けん用素地、PG、ヒドロキシエタンジホスホン酸液、ヒドロキシエタンジホスホン酸液4Na液、EDTA-4Na、DPG、PEG4000・香料、酸化チタン |
| 効果・効能 | ○ニキビを予防し、汗のニオイや体臭を防ぐ ○皮膚を洗浄し、殺菌・消毒する薬用石けん |
| タイプ | 固形タイプ |
| 香り/色 | --- |
| アルコールパッチテスト・アレルギーテストの実施 | 記載なし |
| その他の特徴 | 保湿 |
| おすすめの肌タイプ | 乾燥肌、普通肌 |
| アトピー肌の使用 | --- |
ポイント③:消臭作用を重視した石鹸 3選
細菌が発生すると、ニオイも気になるものです。ニオイを抑える成分を配合し、使い心地をよくした石鹸をご紹介します。


こんな方に
デリケートゾーンのニオイをケアしたい方に
体臭、汗臭が気になる方に
デリケートゾーンの臭い対策におすすめ石鹸
臭いの原因を殺菌し、肌荒れやニキビを防ぐダブルの有効成分が配合されています。くすみの原因となる古い角質層を除去し、肌に潤いと透明感を与える11種類の美容成分と5種類のビタミンも配合されています。デリケートゾーンにも使える肌に優しい泡立て不要の石鹸です。
| 分類 | 医薬部外品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸ジカリウム |
| 効果・効能 | 気になるニオイを原因から洗い流す |
| タイプ | 泡タイプ |
| 香り/色 | --- |
| アルコールパッチテスト・アレルギーテストの実施 | 記載なし |
| その他の特徴 | 湿潤、 |
| おすすめの肌タイプ | 敏感肌、乾燥肌、普通肌 |
| アトピー肌の使用 | 〇 |


こんな方に
スポーツの等汗をかいた後に使い方に
体臭が気になる方に
全身に潜むニオイの原因菌を殺菌する石鹸
殺菌成分の働きでニオイのもとになる細菌を殺菌し、ニオイの原因菌の繁殖につながる汗や皮脂を洗浄する石鹸です。清涼成分のハッカ油を配合してスポーツ後などにもおすすめです。
| 分類 | 医薬部外品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | イソプロピルメチルフェノール、K含有石けん用素地、精製水、グリセリン、ソルビトール液、パーム核油脂肪酸、塩化Na、ヒドロキシエタンジホスホン酸4Na液、エデト酸塩、大豆エキス、BG、硫酸Al・K、ハッカ油、群青、黒酸化Fe |
| 効果・効能 | ニオイの原因菌を殺菌 |
| タイプ | 固形タイプ |
| 香り/色 | グリーンハーブの香り |
| アルコールパッチテスト・アレルギーテストの実施 | 記載なし |
| その他の特徴 | 保湿作用、消毒作用 |
| おすすめの肌タイプ | 乾燥肌、普通肌 |
| アトピー肌の使用 | 〇 |


こんな方に
汗のにおいが気になる方に
ニキビも体臭も気になる方に
殺菌成分と消炎成分を配合した石鹸
毛穴の汚れやニオイ、バイ菌までスッキリ清浄して清潔な肌を取り戻します。肌荒れを防ぐ消炎剤を配合しているのもうれしい石鹸です。臭いが気になる方は入浴やシャワー時に脇の下、足、局部の洗浄・殺菌に使用するのがおすすめです。
| 分類 | 医薬部外品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸ジカリウム、石けん用素地、ヒドロキシエタンジホスホン酸液、EDTA-4Na、DPG、酸化チタン、香料、黄406、赤504 |
| 効果・効能 | ニキビを予防し、汗のニオイや体臭を防ぎます。 |
| タイプ | 固形タイプ |
| 香り/色 | ラベンダーの香り |
| アルコールパッチテスト・アレルギーテストの実施 | 記載なし |
| その他の特徴 | 消炎作用 |
| おすすめの肌タイプ | 子どもの肌、敏感肌 |
| アトピー肌の使用 | 〇 |
【比較一覧】この記事で紹介している石鹸
こんなときは病院へ

個人差はありますが、石鹸で症状が悪化したり、かぶれてしまったりすることもあります。副作用として、肌のかぶれや発赤、かゆみ、じんましんといった過敏症状に注意が必要です。
石鹼を使用しているときだけでなく普段の生活でも、かゆみやピリピリとした刺激を感じ始めた場合には、石鹸が影響しているかもしれないので、使用を中止するべきです。じんましんなどがでたら、医療機関を受診して指示を受けた方がよいでしょう。
『石鹸』『イソプロピルメチルフェノール』に関するQ&A

薬用石鹸について、まだまだ疑問に思うこともあるかと思います。 次の項目では、薬用石鹸に関するよくある質問について、いくつかお答えしていきます。

一般的には 固形タイプ>液体タイプ>泡タイプ の順で洗浄力が高い場合が多いようです。確実に汚れや雑菌を洗い流したい人は固形タイプの石鹸を選ぶとよいでしょう。
ただし、固形タイプは保存しているときに汚染を受けやすく、使用した人の汚れが付着してしまうリスクがあります。複数で使う場合は、液体タイプがおすすめです。


薬用石鹸には、炎症を抑える成分や、肌への摩擦を和らげる設計がなされています。そのため、日々のスキンケアを薬用石鹸に変えれば、アトピー症状の緩和が期待できるでしょう。


理由として、石鹸内に含まれる純石鹸成分の割合が関係しています。純石鹸成分は界面活性剤ともいわれる物質です。界面活性剤は、1つの分子の中に水になじみやすい「親水性」の構造と、油となじみやすい「親油性」の構造を持っています。そのため、水と油を乳化でき、汚れを落としやすくしているのです。
また、純石鹼成分の割合が多い固形タイプの石鹸は、より洗浄力が高いといえるでしょう。


少なくとも、石鹼がよいという質の高い検証はなく、石鹸を使って洗いすぎると、かえって皮膚の乾燥を増悪する可能性もあります。 皮膚科ガイドラインでは、肌荒れには、保湿剤や炎症を抑える薬などが処方されます。


ニキビ用の薬用石鹸は、ニキビの原因であるアクネ菌の増殖を妨いだり、皮脂を除去したりして、ニキビに働きかけます。


どうしても気になるのであれば、使用前に、主治医やかかりつけの薬剤師に一度相談してから使用しましょう。

まとめ

「肌が弱い人でも使用でき、除菌効果のある薬用石鹸」について紹介してきました。 薬用石鹸といえども、石鹸のタイプや使用目的によってそれぞれ違いがあります。
市販されている石鹸は複数あり、配合されている成分もいろいろです。薬用石鹸を購入するときには、なにが処方されているのか、どんな悩みに向けているのか確認するのをおすすめします。この記事も参考にして、お気に入りの石鹸を選んでください。
※掲載内容は執筆時点での情報です。























