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お薬手帳を持っていないとお薬代が高くなる?!電子お薬手帳の活用もおすすめ

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2024/1/25
135,510
2022年4月の診療報酬上のルールでは、お薬手帳を継続的にひとつの薬局に持っていくことで会計が安くなります。

普段から薬局に通われている方は、薬剤師の方から説明があったかもしれませんが、よく分かっていない方も多いのではないでしょうか?

今回は、どういった仕組みでお薬手帳を持参しないとお薬代が高くなるのか、又、お薬手帳を持参するメリット・デメリットと電子お薬手帳の活用についてもご説明します。

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お薬手帳を持参しないとお薬代が高くなる


お薬代の内訳



薬局でのお薬代は、主に「調剤技術料」「薬学管理料」「薬剤料」「特定保険医療材料料」という4つの項目で構成されています。点数制となっており、1点は10円に相当します。

例えば、43点の場合は430円になります。ただ、実際の患者さんが薬局にお支払いするのは、保険証の提示により1割〜3割の負担になります。

薬剤服用歴管理指導料について



お薬代の項目のひとつ、薬学管理料の中に「薬剤服用歴管理指導料」とよばれるものがあります。

薬剤師がお薬の情報を説明し、患者本人やそのご家族とお話することにより、お薬の服用歴や服用状況、その方の体質・アレルギーなどを薬局で記録し、それに基づいて必要な指導を行っていることによって算定される点数になります。

お薬手帳の有無によって変わる薬剤服用歴管理指導料



2022年4月の診療報酬上のルールの一部

●3ヶ月以内に薬局に処方せんを持参した方で手帳を持参している・・・43点
●それ以外の方(初めて薬局に来られた方や手帳を持たれていない方)・・・57点
※特別養護老人ホームに入所されている方や薬局の諸条件によって異なる場合があります。

簡単に説明しますと、お薬手帳を毎回同じ薬局にお薬手帳を持参した場合は、負担が少なくなり(43点)、お薬手帳を持っていない方の場合、費用が少し高く(57点)なります。

注意すべき点は、別の薬局に行かれた際や、3ヶ月ぶりに同じ薬局に行かれた場合は、43点ではなく57点となることです。実際に支払う金額は、保険が適応されますので、1割〜3割負担になります。

そのため、お薬手帳を持たれていない場合と持っている場合で比較すると ・1割負担の方は、およそ10円の差 ・2割負担の方は、およそ30円の差 ・3割負担の方は、およそ40円の差 がかかってきます。(10円単位で四捨五入)


お薬手帳のメリット


お薬の飲み合わせを確認



多数の病院に通われている方は、同じような効き目のお薬が重複して処方されていないか、飲み合わせが良くないお薬が出ていないか、を医師や薬剤師がお薬手帳をみて確認することができます。

また、一般用医薬品やサプリメントを購入する際などでも、お薬手帳を持参すれば、飲み合わせが問題ないかをすぐに確認することができます。

副作用やアレルギーのあったお薬を確認できる



お薬手帳には、疾患名、お薬の副作用歴やアレルギー症状などを記載できる欄があります。

その記載があれば、病院や薬局などで確認し、事前に副作用やアレルギー症状があったお薬の処方をストップし、未然に防ぐことができます。

災害時に重要



お薬手帳は、災害時に非常に有効です。

災害時には停電など影響により、病院や薬局にて過去のお薬の処方状況が一切確認できなくなる可能性が高いです。その際に活躍するのが「お薬手帳」です。

お薬手帳があればすぐに確認でき、同じお薬をお渡しできないにしても、同じ効果のあるお薬に代替えしてお渡しすることが可能です。 このように緊急時には、お薬手帳がとても重要になりますので、必ず持参するようにしましょう。


お薬手帳のデメリット


薬剤師

竹中 孝行さんのコメント

お薬手帳を持つ上でのデメリットはありません。

ただ、毎回、医療機関に持ち歩くというのが唯一大変なところです。そこはどうしようもないところですので、デザインが可愛いお薬手帳にする、保険証なども入れられるようなカバーを購入するなど、持ち歩く習慣をつける工夫をされると良いでしょう。


電子お薬手帳の活用


薬剤師

竹中 孝行さんのコメント

最近ですと、電子お薬手帳といって、スマートフォンのアプリ等で、お薬手帳の管理ができるものがあります。

次に該当される方は電子お薬手帳の活用をおすすめします。

●お薬手帳を持ち歩くのが手間で、なかなか習慣化できない
●いつも手帳をもらってもついつい失くしてしまう
●スマートフォンはいつも持ち歩いている

また、電子お薬手帳の取り扱いについても、基本的には、通常のお薬手帳と同様に扱われるため、お薬代も同様にお考え下さい。電子お薬手帳をご希望の場合は、薬局の受付時に相談するようにしましょう。


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おわりに




どういった仕組みでお薬手帳を持参しないとお薬代が高くなるのか、又、お薬手帳を持参するメリット・デメリットおよび電子お薬手帳の活用方法について参考になりましたでしょうか?

お薬手帳を継続して薬局に持参することによって、お会計が安くなります。この機会に、ぜひ、今までお薬手帳を持っていなかった方も、お薬手帳の重要性を知っていただいた上で、携帯していただけますと幸いです。なかなか手帳を持ち歩く習慣がつかない方は、電子お薬手帳を活用しましょう。

※掲載内容は執筆時点での情報です。

  • 竹中 孝行 薬剤師

    執筆・監修者

    薬剤師。外資系製薬会社に勤務後、保険薬局勤務を経て、2012年株式会社バンブーを設立。薬局、介護、美容事業を運営。 一般の方に薬局・薬剤師のことをより知ってもらうことを目的に、2016年一般社団法人薬局支援協会を...

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