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口唇ヘルペスにおすすめの市販薬の選び方・ポイント
数は少なくても、それぞれ特徴をもった製品が用意されていますので、有効成分、薬のタイプ、口唇ヘルペス以外への利用というポイントから選び方についてご紹介します。
有効成分で選ぶ
市販薬にはアシクロビル、ビダラビンという2種類の抗ウイルス成分が認可されています。アシクロビルはヘルペスウイルスに取り込まれて、ウイルスのDNAが複製されるのを阻害する働きを持っています。その働きはヘルペスウイルスが感染している細胞内のみにて発動するため、正常な皮膚細胞にはダメージの心配がありません。一方、ビタラビンは、ウイルスのDNAを作っていく作用部位を強力に阻害する働きなどを持っていると推察されています。どちらも充分な効果が期待できる成分ですが、アシクロビルに耐性をもつヘルペスウイルスに対しては、ビタラビンを使うという選び方が可能です。薬のタイプから選ぶ
市販の口唇ヘルペスには、クリームタイプと軟膏タイプがあります。有効成分の含有量等は変わりませんが、使用感などを検討して選びましょう。クリームと軟膏の違いは、塗った際の伸びの良さと、刺激の有無にあります。患部が広めで、伸びが良いものを希望する際はクリームタイプが向いているでしょう。ただし、水ぶくれが破けた際は、クリームの方が刺激を感じやすいです。軟膏タイプは伸びはクリームタイプに比べ劣りますが、裂けた患部にも刺激が少なく、皮膚を保護する作用も期待する方には軟膏タイプが向いているでしょう。口唇ヘルペス以外にも利用できる市販薬から選ぶ
口唇ヘルペスの経過は、2~4週間で自然に解消するとされていますが、市販薬など抗ウイルス薬を使用することで、治療の短期間化が期待できます。一方で、水ぶくれまで発生した後、時間が経過した場合などはウイルスの活動は低下している事が考えられますが、裂けた皮膚からの細菌感染などの心配があるので、時間の経過、皮膚状態によっては、ワセリンによる皮膚の保護を検討してみてください。ワセリン以外の薬として、ステロイド剤は口唇ヘルペス以外の腫れやひび割れに使用できます。ワセリンは保湿剤として、ステロイド剤は湿疹に対しても使用できるので、一本持っておくと、便利かと思います。【厳選】口唇ヘルペスに効くおすすめの市販薬 6選
口唇ヘルペスに効く市販薬の中から、おすすめの市販薬をご紹介します。自分の症状、タイプに合った製品を選んでください。

こんな方に
口唇がピリピリする方
唇まわりがチクチクする方
スッと浸透してウイルスに直接作用する軟膏
抗ウイルス成分アシクロビルが患部に浸透して、ウイルスDNAの合成を防ぎ、ヘルペスウイルスの増殖を抑えます。皮膚の保湿、保護の作用をもつマクロゴールを添加物として配合しているので、ひび割れなどを防ぎ、肌への負担を和らげてくれます。
| 分類 | 第1類医薬品 |
| 有効成分(含有量) | 1g中にアシクロビル50mg |
| 効果・効能 | 口唇ヘルペスの再発(過去に医師の診断・治療を受けた方に限る) |
| 用法・用量 | 1日3~5回、適量を患部に塗布する。 (唇やそのまわりにピリピリ、チクチクなどの違和感をおぼえたら、すぐに塗布する) |
| 薬のタイプ | 軟膏 |
| 内容量 | 2g |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 相談の上、使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 6歳以上 |
| 薬の風味 | 無味 |
| スーッとする成分の有無 | なし |

こんな方に
なるべく目立たずに治療したい方
発症初期の方
ベタつき、テカリをおさえてスマートに治す
ヘルペスウイルスの増殖を抑制するアシクロビルが主成分です。ピリピリ、チクチクなどヘルペスの兆しを感じたらすぐに治療開始しましょう。ベタつきを抑えた使用感、目立ちを抑えるテカリに配慮されたクリームです。
| 分類 | 第1類医薬品 |
| 有効成分(含有量) | 1g中にアシクロビル50mg |
| 効果・効能 | 口唇ヘルペスの再発(過去に医師の診断・治療を受けた方に限る) |
| 用法・用量 | 1日3~5回、適量を患部に塗布してください。 (唇やそのまわりにピリピリ、チクチクなどの違和感をおぼえたら、すぐに塗布してください) |
| 薬のタイプ | クリーム |
| 内容量 | 2g |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 相談の上、使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 6歳以上 |
| 薬の風味 | 無味 |
| スーッとする成分の有無 | なし |

こんな方に
しっかり保護して治したい方に
お肌が敏感な方に
やさしく保護して1日1回から効く軟膏
抗ウイルス成分ビタラビンがヘルペスウイルスの増殖を抑えて、治療効果を発揮します。ワセリンを基材しているので、患部への刺激が少なく、皮膚をやさしく保護してくれます。
| 分類 | 第1類医薬品 |
| 有効成分(含有量) | 1g中ビタラビン30mg |
| 効果・効能 | 口唇ヘルペスの再発(過去に医師の診断・治療を受けた方に限る) |
| 用法・用量 | 1日1~4回、患部に適量に塗布する。 (唇やそのまわりにピリピリ、チクチクなどの違和感をおぼえたら、すぐに塗布する) |
| 薬のタイプ | 軟膏 |
| 内容量 | 2g |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 相談の上、使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 6歳以上 |
| 薬の風味 | 無味 |
| スーッとする成分の有無 | なし |

こんな方に
メイクをする方に
人と接する職業の方に
ベトつかない/のびが良いクリーム
3つの抗ウイルス作用をもつ成分ビタラビンが1日1回の使用から効果を発揮します。ノビがよく、べたつきが少ないクリームタイプで、塗ったあと目立ちにくいのが特徴です。
| 分類 | 第1類医薬品 |
| 有効成分(含有量) | 1g中ビタラビン30mg |
| 効果・効能 | 口唇ヘルペスの再発(過去に医師の診断・治療を受けた方に限る) |
| 用法・用量 | 1日1~4回、患部に適量に塗布する。 (唇やそのまわりにピリピリ、チクチクなどの違和感をおぼえたら、すぐに塗布する) |
| 薬のタイプ | クリーム |
| 内容量 | 2g |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 相談の上、使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 6歳以上 |
| 薬の風味 | 無味 |
| スーッとする成分の有無 | なし |

こんな方に
寝る前にも使いたい方
携帯しておきたい方
口唇ヘルペスの原因ウイルスに直接作用する
抗ウイルス成分アシクロビルを主成分とした口唇ヘルペスの再発治療薬です。ピリピリ、チクチクなどの違和感をおぼえたらすぐに塗布することで治りをサポートします。毎食後や就寝前などを目安に使用しましょう。
| 分類 | 第1類医薬品 |
| 有効成分(含有量) | 1g中にアシクロビル50mg |
| 効果・効能 | 口唇ヘルペスの再発(過去に医師の診断・治療を受けた方に限る) |
| 用法・用量 | 1日3~5回、適量を患部に塗布してください。 (唇やそのまわりにピリピリ、チクチクなどの違和感をおぼえたら、すぐに塗布してください) |
| 薬のタイプ | 軟膏 |
| 内容量 | 2g |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 相談の上、使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 6歳以上 |
| 薬の風味 | 無味 |
| スーッとする成分の有無 | なし |

こんな方に
ヘルペスが口の周りに出来た方
疲れがたまっている方
再発したら早く使用を開始したい軟膏
抗ウイルス成分アシクロビルがヘルペスウイルスに直接作用して、ウイルスの増殖を抑え、再発した口唇ヘルペスを治療していきます。皮膚を保護する軟膏タイプです。開封後は6か月以内に使用してください。
| 分類 | 第1類医薬品 |
| 有効成分(含有量) | 1g中にアシクロビル50mg |
| 効果・効能 | 口唇ヘルペスの再発 (過去に医師の診断・治療を受けた方に限る。) |
| 用法・用量 | 1日3~5回、適量を患部に塗布してください。 (唇やそのまわりにピリピリ、チクチクなどの違和感をおぼえたら、すぐに塗布してください) |
| 薬のタイプ | 軟膏 |
| 内容量 | 2g |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 相談の上、使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 6歳以上 |
| 薬の風味 | 無味 |
| スーッとする成分の有無 | なし |
口唇ヘルペス以外にも利用できる市販薬 3選
ヘルペスウイルスを原因としない症状に対してはワセリンやステロイド剤が有効な場合があります。特にステロイドは口の中に入らないように注意して塗りましょう。

こんな方に
ひび割れや乾燥が気になる方に
肌が弱い方に
ひび割れた患部を保湿する
油分を多く含む白色ワセリンが、肌の表面を保護し皮膚を保湿することで、ひび割れの原因となる乾燥を改善します。刺激性が少なく肌の弱い方にもおすすめの商品です。
| 分類 | 第3類医薬品 |
| 有効成分(含有量) | 1g中: 日局白色ワセリン 1g |
| 効果・効能 | 手足のヒビ、アカギレ、皮ふのあれ、その他皮ふの保護 |
| 用法・用量 | そのまま患部にうすく塗ってください |
| 薬のタイプ | 軟膏 |
| 内容量 | 60g |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 相談の上、使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 赤ちゃんでも使用可能 |
| 薬の風味 | 無味 |
| スーッとする成分の有無 | なし |

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こんな方に
携帯に便利なリップタイプを探している方に
刺激の少ない塗り薬が良い方に
荒れた唇を治療するリップ
アラントインやビタミンB6など、荒れた唇の修復に有効な成分を配合しているリップタイプの商品です。清涼成分フリーのため、刺激が少なく、敏感な肌にもやさしい使い心地があります。
| 分類 | 第3類医薬品 |
| 有効成分(含有量) | ●トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE誘導体) 0.2% ●グリチルレチン酸 0.3% ●ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6) 0.1% ●アラントイン 0.5% ●セチルピリジニウム塩化物水和物 0.1% |
| 効果・効能 | 口唇のひびわれ、口唇のただれ、口唇炎、口角炎 |
| 用法・用量 | 1日数回、適量を患部に塗布してください。 |
| 薬のタイプ | リップ |
| 内容量 | 8.5g |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 相談の上、使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 記載なし |
| 薬の風味 | 無味 |
| スーッとする成分の有無 | なし |

こんな方に
炎症が強い患部に
早く荒れた患部を治したい方に
ステロイドが荒れた肌を改善
ステロイド成分であるプレドニゾロンが、ひび割れや痛みなどの原因である炎症を抑え、つらい症状を改善します。細菌感染を防ぐセチルピリジニウム塩化物水和物も配合しており、口唇炎や口角炎に効果を発揮します。
| 分類 | 指定第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量) | 100g中: プレドニゾロン 0.2g セチルピリジニウム塩化物水和物 0.1g |
| 効果・効能 | 口唇炎、口角炎、口内炎、歯肉炎、歯齦炎 |
| 用法・用量 | 1日数回、適当量を清潔な指先、又は脱脂綿につけて、患部に塗擦してください。 |
| 薬のタイプ | クリーム |
| 内容量 | 5g |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 相談の上、使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 3歳を目安として使用できます |
| 薬の風味 | 無味 |
| スーッとする成分の有無 | なし |
商品比較表
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紹介している市販薬を使用するときのポイントや注意点について

紹介した市販薬を効果的に使えるように、使用するときのポイント、妊娠中、授乳中、子どもへの使用、副作用についてご紹介していきます。
使用について
市販されている口唇ヘルペスの治療薬は、口唇ヘルペスの再発について、認可されている市販薬です。ですので、初めて口唇ヘルペスを発症した場合は、市販薬を利用するのではなく、医療機関にて診断を受けてください。再発に市販薬を使用する場合は、口唇ヘルペスの発生に気が付いたら、即座に使用を開始することが大切です。早く使用を開始することでウイルスの増殖を抑えて、症状の悪化を防ぐことができます。副作用について
薬を使用する上で心配な副作用について、口唇ヘルペスの市販薬の副作用は、主に皮膚関係です。使用を開始して、かゆみやかぶれ、はれなどが発生する場合があります。こんなときは病院へ
何度も再発してしまう口唇ヘルペスや、重症の場合は、医療機関の受診が必要です。医療機関では、抗ヘルペス薬の内服治療や点滴治療を行うことができます。内服は、発症後48時間以内に服用する必要があるため、再発頻度が高く、重症の場合は早めに受診しましょう。内服の場合は、ウイルスの増殖が活発な時期に服用すると効果的です。皮膚に出ているウイルスだけでなく、体内のウイルスにも効果があるため、再発を繰り返す場合や、早く治したい場合に有効です。
点滴は、痛みが激しいときや、ウイルスが全身に広がってしまった場合、発熱やただれがある場合など、すぐに効果が出てほしい際に使用します。受診の際は、皮膚科にかかりましょう。
『口唇ヘルペス』『薬』に関するQ&A

ここからは口唇ヘルペスの薬に関する疑問にお答えします。もし、ここでも分からないことがあれば、医師や薬剤師にご相談ください。

また、水ぶくれになっている場合は破らないでください。水ぶくれの中には、たくさんのウイルスがいます。触ってしまった手は、すぐに洗いましょう。
ヘルペスウイルスは、熱に弱いため、お風呂で感染することはありません。しかし、お風呂場のバスタオルやフェイスタオルから感染することがあるため、タオルの共有はしないでください。


市販薬での飲み薬はありません。塗り薬は、皮膚に出てきてしまったヘルペスウイルスにしか効果はありません。


口唇ヘルペスの原因は、ヘルペスウイルスです。ステロイドを塗ると、ウイルスをやっつける免疫細胞の働きを低下させてしまったり、ウイルスを増殖させてしまいかねません。


また、発症してしまっても早めに対処することで症状を軽く抑えることができます。


また、ウイルスのついた手で目に触れると、角膜に感染してしまい「角膜ヘルペス」になることもあります。単純ヘルペスを発症した場合、免疫力が落ちている方(抗ガン剤や内服ステロイドを使用中の患者など)や、新生児へ感染すると、重大な脳炎などの合併症を発症する可能性があります。



まとめ

ヘルペスウイルスは、一度感染してしまうと、ずっと人間の体の中にあるウイルスです。普段は皮膚に出てこなくても、疲れがたまったり、免疫力が低下すると皮膚に出てきてしまいます。
また、紫外線も大敵です。紫外線を浴びることで、皮膚の免疫力は低下してしまいます。
ヘルペスウイルスを予防するためには、日頃から免疫力を落とさないように、規則正しい生活を心がけ、ストレスをため過ぎないように体調管理を行いましょう。外での作業が多い方は、紫外線対策やスキンケアも気を付けてください。
発症してしまった場合には、早めの治療が大切です。
※掲載内容は執筆時点での情報です。






















