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擦り傷に使う薬はどれ?成分別の選び方と正しいケア方法を解説|消毒と軟膏の使い分けも【薬剤師解説】

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2026/1/8
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「擦り傷 薬」で検索している方は、転倒や日常生活でできた擦り傷に対して、どんな薬を使えばいいのか迷っているのではないでしょうか。

擦り傷は軽いケガと思われがちですが、消毒のしすぎや薬の選び方を誤ると、治りが遅れたり、跡が残る原因になることもあります。本記事では薬剤師監修のもと、擦り傷の状態に応じた市販薬の選び方、消毒と軟膏の正しい使い分け、受診が必要なケースまでわかりやすく解説します。

軽いケガだからこそ、正しくケアしたい方はぜひ参考にしてください。

くすりの窓口医師・薬剤師が
選んだ市販薬を紹介

  • 経験① 現場でよく聞かれる質問
    経験① 現場でよく聞かれる質問
    現場で聞かれる薬の効果や副作用、飲み合わせの注意点等をご説明します。
  • 経験② 現場で教える医薬品
    経験② 現場で教える医薬品
    悩みに合った薬や普段から自分が案内する薬など、現場で案内するものを教えます。
  • 視点① ユーザー目線で解説
    視点① ユーザー目線で解説
    実際にどう使うのかや、ユーザー目線で
    必要な情報をお伝えします。
  • 医師・薬剤師が悩みにお答えします!

薬剤師

佐藤 孝汰さんのコメント

この記事は
・切り傷の処置方法が知りたい方
・病院に行く目安が知りたい方
・市販薬や絆創膏の選び方が分からない方
上記の方に向けて書いています。

当コラムの掲載記事に関するご注意点

1. 当コラムに掲載されている情報については、原則として薬剤師、医師その他の医療及び健康管理関連の資格を持った方(以下「薬剤師等」といいます)による助言、評価等を掲載しております。当社自身でも掲載内容に不適切な表記がないか、細心の注意を払って確認をしておりますが、医療及び健康管理上の事由など、その内容の正確性や有効性などについて何らかの保証をできるものではありません。あくまで、読者皆様ご自身のご判断にてお読み頂き、ご参考にして頂ければと存じます。

2. 当コラムにおける一般医薬品に関する情報は、読者、消費者の方々に適切な商品選択をして頂くことを目的に、薬剤師等に対して当社より課題、テーマを提示の上、執筆を依頼しております。主眼は、商品より成分であり、PR記事の場合を除き、特定の商品に関する執筆を依頼しているわけではなく、また特定の医薬品製造事業者等(以下「メーカー等」といいます)からの販売又は紹介に関する対価が発生するものではありません。

3. 当コラムにおける一般医薬品の各種ECサイト等へのアフィリエイトリンクにつきましても、読者、消費者の方々への購入の利便性目的に設置しており、前項同様、特定商品の販売により薬剤師等やメーカー等に報酬が入るものではなく(アフィリエイトリンクがメーカーサイト、商品公式サイト等である場合を含みます)、特定商品の誘引を企図したものではありません。なお、当コラム内に広告枠を設定する場合がありますが、この場合も、当コラムにおける薬剤師等又はメーカー等の依頼よるものではありません。また当該広告枠には広告表記を行います。

4. 当コラムにおける情報は、執筆時点の情報であり、掲載後の状況により、内容の変更が生じる場合があります。当社は、掲載されている情報を予告なしに変更、更新する場合があります。

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6. 当社が行う、調剤薬局様における商品取り置きサービスにつきましても、あくまでユーザーの受け取りの簡便化が目的であり、特定商品及び特定薬局への誘引を企図したものではありません。

7. 当コラムに記載された商品又はサービスの名称は、当該商品又はサービスの提供者又は権利者等の商標又は登録商標です。

8. 前各項に関する事項により読者の皆様に生じた何らかの損失、損害等について、当社は、一切の責任を負うものではありません。

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擦り傷に使う薬はどんなもの?


薬剤師

佐藤 孝汰さんのコメント

擦り傷は日常生活でよく起こるケガのひとつです。転倒やスポーツ、屋外活動などで皮膚の表面が削れてしまう傷を指します。
市販薬には殺菌成分や抗炎症成分、皮膚修復成分など、さまざまな有効成分が配合されています。

擦り傷の状態や症状に合わせて適切な薬を選ぶことが、早くきれいに治すためのポイントです。
ここでは擦り傷の基本的な知識と、使用できる市販薬の種類について解説します。

擦り傷とは?切り傷との違い

擦り傷とは、皮膚の表面が摩擦によって削られた傷のことです。

転んだときにアスファルトや地面で膝や手をすりむいた状態が代表的です。皮膚の浅い層(表皮)が広範囲に傷つくのが特徴で、出血は少ないものの、神経終末が露出するため痛みを感じやすい傾向があります。
一方、切り傷は刃物などで皮膚が切れた傷で、傷口が深く狭いのが特徴です。擦り傷は傷口が浅く広い範囲に及ぶため、切り傷とは治療のアプローチが異なります。
擦り傷は異物(砂や土など)が入り込みやすいため、まずはしっかりと洗浄することが重要です。

擦り傷は消毒が必要?

かつては「傷には消毒」が常識でしたが、現在の傷のケアでは過度な消毒は推奨されていません。

消毒薬は細菌だけでなく、傷を治すためにはたらく細胞にもダメージを与える可能性があるためです。
基本的には、流水で傷口の汚れをしっかり洗い流すことが最も重要です。水道水で十分に洗浄すれば、多くの細菌は除去できます。

ただし、汚れがひどい場合や、屋外で土や砂が付着した傷には、殺菌成分配合の消毒薬や洗浄剤の使用が有効なケースもあります。傷の状態を見極めて、必要に応じて消毒薬を使い分けることが大切です。

市販薬で対応できる範囲

市販薬で対応できるのは、軽度の擦り傷や浅い傷です。

具体的には、出血が少量ですぐに止まる傷、傷口が清潔で化膿していない傷、傷の範囲が狭い場合などが該当します。
市販の外用薬には、殺菌成分で感染を予防するもの、抗炎症成分で赤みや腫れを抑えるもの、皮膚修復成分で治りを促進するものなど、さまざまな種類があります。

一方で、傷口が深い場合、出血が止まらない場合、異物が取り除けない場合、動物に噛まれた傷などは医療機関での処置が必要です。市販薬でのセルフケアには限界があることを理解しておきましょう。


病院の受診や処方薬が必要な場合はある?


擦り傷の多くは市販薬でケアできますが、症状によっては医療機関への受診が必要なケースがあります。

受診の目安となるのは、傷口が深い場合、出血が5分以上止まらない場合、傷口に砂や異物が残っている場合、傷の周囲が赤く腫れている場合、膿が出ている場合、発熱を伴う場合などです。

また、糖尿病など基礎疾患がある方は傷の治りが遅くなることがあるため、軽い傷でも悪化しやすい傾向があります。心配な場合は早めに皮膚科や形成外科を受診しましょう。

自宅でできるケア・対処法はある?

自宅での擦り傷ケアは、以下の手順で行います。

まず、傷口を流水でしっかり洗い流します。水道水で30秒から1分程度、異物や汚れを洗い流してください。石鹸を使う場合は、傷口の周囲のみにとどめ、傷口に直接石鹸がかからないようにします。
次に、必要に応じて消毒薬や軟膏を塗ります。汚れがひどい場合は殺菌成分配合の消毒薬を使用し、清潔な傷には皮膚修復成分配合の軟膏を塗ると良いでしょう。
最後に、絆創膏やガーゼで傷口を保護します。傷口を乾燥させすぎないよう、適度な湿潤環境を保つことが早く治すコツです。

漢方薬は効果ある?

擦り傷に対して漢方薬を直接使用することは一般的ではありません。

漢方薬は主に内服薬として全身の状態を整えることを目的としており、傷口に直接塗る外用薬としての使用は限定的です。

ただし、傷の治りを良くするために体質改善を目的として漢方薬が処方されることはあります。例えば、十全大補湯は術後や慢性疾患で体力が低下した方の回復を助けるために使われることがあります。
擦り傷のケアには、まずは市販の外用薬を使用し、治りが悪い場合やくり返し傷ができやすい場合は医療機関に相談することをおすすめします。


擦り傷市販薬おすすめの選び方


擦り傷市販薬おすすめの選び方

擦り傷に使う市販薬は、傷の状態に合わせて選ぶことが大切です。
市販薬に含まれる有効成分は大きく3つのタイプに分けられます。汚れが付着した傷には殺菌成分配合のもの、赤みやヒリヒリ感がある傷には抗炎症成分配合のもの、治りを早めたい傷には皮膚修復成分配合のものがおすすめです。
それぞれの成分の特徴を理解して、自分の傷の状態に合った薬を選びましょう。

汚れが付着している擦り傷には洗浄・殺菌成分(ベンザルコニウム塩化物)配合

屋外で転倒したときや、土や砂が付着した擦り傷には、殺菌成分配合の市販薬がおすすめです。

代表的な殺菌成分として、ベンザルコニウム塩化物やベンゼトニウム塩化物、クロルヘキシジングルコン酸塩などがあります。これらの成分は傷口の細菌を殺菌し、感染を予防する効果があります。
液体タイプの消毒薬は傷口を洗浄しながら殺菌でき、軟膏タイプは傷口を保護しながら殺菌効果を発揮します。傷の状態や使いやすさに応じて選びましょう。
ただし、消毒薬の使いすぎは傷の治りを遅らせる可能性があるため、汚れた傷の初期処置として使用し、その後は軟膏や被覆材でケアすることをおすすめします。

赤みやヒリヒリがある擦り傷には抗炎症成分(グリチルリチン酸二カリウム・ウフェナマート)配合

傷口の周りが赤く腫れていたり、ヒリヒリとした痛みがある場合は、抗炎症成分配合の市販薬が適しています。

代表的な抗炎症成分として、グリチルリチン酸二カリウム(グリチルレチン酸)やウフェナマートがあります。これらは非ステロイド性の抗炎症成分で、皮膚の炎症を鎮め、赤みや腫れ、かゆみを抑える効果があります。
ステロイド成分と異なり、長期使用による副作用の心配が少なく、デリケートな部位や子どもの肌にも使いやすいのが特徴です。傷が治りかけてかゆみが出てきた段階や、軽い炎症を伴う擦り傷に効果的です。

治りを早めたい擦り傷には皮膚修復成分(アラントイン・パンテノール)配合

傷口をできるだけ早く、きれいに治したい場合は、皮膚修復成分配合の市販薬がおすすめです。

代表的な皮膚修復成分として、アラントインやパンテノール(プロビタミンB5)があります。アラントインは傷ついた皮膚組織の修復を促進し、新しい肉芽組織の形成を助けます。
パンテノールは皮膚のターンオーバーを正常化し、傷の回復をサポートします。
これらの成分は殺菌成分と組み合わせて配合されていることも多く、感染予防と傷の修復を同時に行えます。傷口が清潔な状態で、治りを早めたい場合に選びましょう。

【結論】選び方のまとめ

擦り傷の市販薬は、傷の状態に合わせて以下のように選びましょう。

汚れた傷・感染予防には殺菌成分(ベンザルコニウム塩化物、クロルヘキシジングルコン酸塩など)配合の消毒薬や軟膏を選びます。
赤み・腫れ・かゆみには抗炎症成分(グリチルリチン酸二カリウム、ウフェナマートなど)配合の軟膏を選びます。早く治したい・跡を残したくないには皮膚修復成分(アラントイン、パンテノールなど)配合の軟膏を選びます。

複数の成分が配合された薬もあるため、自分の傷の状態に最も合ったものを選ぶことが大切です。迷った場合は薬局の薬剤師に相談しましょう。

【薬剤師厳選】擦り傷市販薬おすすめ 12選

薬剤師 佐藤 孝汰さん厳選

ここからは、擦り傷のケアにおすすめの市販薬を薬剤師が厳選してご紹介します。傷の状態別に3つのカテゴリに分けて、それぞれ4商品ずつ選びました。

薬剤師の画像

薬剤師 佐藤 孝汰さん 厳選

擦り傷市販薬おすすめ 12選を比較
該当項目:
該当項目:
該当項目:
商品名 画像 最安値 商品リンク 薬剤師コメント 剤型・形状
アクセス数1位

第一三共ヘルスケア

マキロンs 75mL

572円

送料:別

傷口にしみにくい殺菌消毒薬

液剤(スプレー式)

大塚製薬

オロナインH軟膏 30g

368円

送料:別

家庭の常備薬として長年愛用

軟膏

エスエス製薬

メモA 20g
殺菌・鎮痛・修復のトリプル処方

軟膏

塩野義製薬

イソジン軟膏 5g

445円

送料:別

ポビドンヨードの殺菌力

軟膏

ゼリア新薬

ドルマイコーチ軟膏 6g

355円

送料:別

抗生物質と抗炎症成分のダブル処方

軟膏

トレンタムGクリーム 10g

786円

送料:別

ノンステロイドで子どもにも

クリーム

池田模範堂

ムヒのきずぐすり液スプレー 70ml

299円

送料:別

しみない傷薬で子どもにも

液剤

ユースキン

ユースキンあせもクリーム 32g

396円

送料:別

かゆみ・炎症を抑える低刺激処方

クリーム

第一三共ヘルスケア

マキロンsキズ軟膏 10g
498710760537
殺菌しながら傷の修復を促進

軟膏(透明)

ゼリア新薬

ドルマイシン軟膏 12g

592円

送料:要確認

2種の抗生物質で化膿を予防

軟膏

池田模範堂

ヒビケアFT 20g

990円

送料:要確認

アラントイン&パンテノールで修復促進

軟膏

興和

ケラチナミンヒビエイドα 15g
4つの有効成分で傷を修復

軟膏


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2026/09/21



ここからは

薬剤師 佐藤 孝汰さん

薬剤師 佐藤 孝汰さんが 選んだ薬を詳しく解説



汚れが付着している擦り傷におすすめ洗浄・殺菌成分(ベンザルコニウム塩化物)配合 4選

屋外での転倒や、土・砂が付着した擦り傷には、殺菌成分配合の市販薬で傷口を清潔に保ちましょう。ベンザルコニウム塩化物やクロルヘキシジングルコン酸塩などの殺菌成分が、傷口における細菌の増殖を抑え、化膿を予防します。

薬剤師おすすめ

傷口にしみにくい殺菌消毒薬
アクセス数1位
第一三共ヘルスケア
マキロンs 75mL
汚れが付着している擦り傷に
  1. 無色透明
  2. べたつかない
  3. スプレー式・洗浄式両用

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • 屋外で擦り傷ができた方に
  • 傷口を清潔に保ちたい方に

殺菌成分ベンゼトニウム塩化物が傷口を消毒し、皮膚修復成分アラントインが傷の治りをサポートします。スプレー式と洗浄式の2通りの使い方ができ、傷に直接触れずに処置できるのが特徴です。抗ヒスタミン成分配合で傷が治るときのかゆみも和らげます。

分類 第3類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) ベンゼトニウム塩化物 0.1g
アラントイン 0.2g
(100mL中)
効果・効能 切傷、すり傷、さし傷、かき傷、靴ずれ、創傷面の殺菌・消毒
用法・用量 1日数回、患部に噴霧又はガーゼ・脱脂綿に浸して塗布する
剤形・形状 液剤(スプレー式)
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:使用可能 
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 年齢制限なし

薬剤師おすすめ

家庭の常備薬として長年愛用
大塚製薬
オロナインH軟膏 30g
汚れが付着している擦り傷に
  1. チューブタイプ
  2. 伸びが良い
  3. 幅広い用途

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • 軽い擦り傷ができた方に
  • 家庭に常備薬を置きたい方に

殺菌成分クロルヘキシジングルコン酸塩を配合した軟膏です。傷口を消毒し化膿を防ぎます。伸びが良く使いやすい軟膏基剤で、擦り傷だけでなくひび・あかぎれ・ニキビなど幅広い皮膚トラブルに使用できます。家庭の常備薬として長く愛されている定番商品です。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) クロルヘキシジングルコン酸塩液(20%) 10mg
(1g中)
効果・効能 にきび、吹出物、はたけ、やけど(かるいもの)、ひび、しもやけ、あかぎれ、きず、水虫(じゅくじゅくしていないもの)
用法・用量 患部の状態に応じて適宜ガーゼ・脱脂綿等に塗布して使用
剤形・形状 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:使用可能 
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 年齢制限なし

薬剤師おすすめ

殺菌・鎮痛・修復のトリプル処方
エスエス製薬
メモA 20g
汚れが付着している擦り傷に
  1. 3つの有効成分配合
  2. なめらかで伸びが良い
  3. 携帯にも便利

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • 傷の痛みが気になる方に
  • 1本で複数の効果がほしい方に

殺菌成分クロルヘキシジングルコン酸塩に加え、痛みを抑える局所麻酔成分ジブカイン塩酸塩、傷の治りを早めるアラントインを配合しています。なめらかで伸びの良い軟膏で、擦り傷の殺菌・消毒から痛みのケアまでトータルにサポートします。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) クロルヘキシジングルコン酸塩液 10mg
ジブカイン塩酸塩 3mg
アラントイン 10mg
トコフェロール酢酸エステル 1mg
酸化亜鉛 50mg
(1g中)
効果・効能 きり傷、すり傷、さし傷、かき傷、靴ずれ、軽度のやけど、創傷面の殺菌・消毒
用法・用量 1日数回、適量を患部に塗布
剤形・形状 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:要相談 
授乳中:要相談
使用が可能な年齢 年齢制限なし

薬剤師おすすめ

ポビドンヨードの殺菌力
塩野義製薬
イソジン軟膏 5g
汚れが付着している擦り傷に
  1. ポビドンヨード配合
  2. 幅広い殺菌スペクトル
  3. 軟膏タイプ

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • しっかり殺菌したい方に
  • 傷口の感染が心配な方に

殺菌消毒成分ポビドンヨードを配合した軟膏タイプの消毒薬です。幅広い細菌に対して殺菌効果を発揮し、傷口の感染予防に役立ちます。患部を保護しながら殺菌できるため、擦り傷のケアに適しています。

分類 第3類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) ポビドンヨード 100mg
(1g中)
効果・効能 きり傷、さし傷、すり傷、やけど、靴ずれなどの患部の殺菌・消毒、とびひ、おできなどの感染皮膚面の殺菌・消毒
用法・用量 1日1~数回、患部に塗布
剤形・形状 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:要相談 
授乳中:要相談
使用が可能な年齢 年齢制限なし

赤みやヒリヒリがある擦り傷におすすめ抗炎症成分(グリチルリチン酸二カリウム・ウフェナマート)配合 4選

傷口の周りが赤く腫れていたり、ヒリヒリとした痛みがある場合は、抗炎症成分配合の市販薬がおすすめです。グリチルリチン酸二カリウムやウフェナマートが炎症を鎮め、不快な症状を和らげます。

薬剤師おすすめ

抗生物質と抗炎症成分のダブル処方
ゼリア新薬
ドルマイコーチ軟膏 6g
赤みやヒリヒリがある擦り傷に
  1. 抗生物質2種類配合
  2. 抗炎症成分配合
  3. 化膿予防に

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • 傷が赤く腫れている方に
  • 化膿しそうな傷がある方に

2種類の抗生物質(バシトラシン、フラジオマイシン)に加え、炎症を抑えるヒドロコルチゾン酢酸エステルを配合しています。かきくずしや化膿しそうな傷に効果を発揮します。細菌感染と炎症の両方にアプローチできる軟膏です。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) バシトラシン 250単位
フラジオマイシン硫酸塩 3.5mg
ヒドロコルチゾン酢酸エステル 2.5mg
(1g中)
効果・効能 化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん
用法・用量 1日1~数回、適量を患部に塗布
剤形・形状 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:要相談 
授乳中:要相談
使用が可能な年齢 年齢制限なし

薬剤師おすすめ

ノンステロイドで子どもにも
トレンタムGクリーム 10g
赤みやヒリヒリがある擦り傷に
  1. ノンステロイド
  2. べたつかないクリーム
  3. 子どもにも使いやすい

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • ステロイドを避けたい方に
  • 子どもの傷のケアに

非ステロイド性抗炎症成分ウフェナマートを配合しています。ステロイドを使いたくない方や、デリケートな子どもの肌にも使いやすい処方です。かぶれ、おむつかぶれ、皮膚炎などの炎症症状を抑えます。べたつかないクリームタイプで塗りやすいのが特徴です。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) ウフェナマート 50mg
リドカイン 10mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩 10mg
トコフェロール酢酸エステル 5mg
グリチルリチン酸二カリウム 5mg
(1g中)
効果・効能 かぶれ、おむつかぶれ、皮膚炎、かゆみ、湿疹、ただれ、あせも
用法・用量 1日数回、適量を患部に塗布
剤形・形状 クリーム
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:使用可能 
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 生後1か月以上

薬剤師おすすめ

しみない傷薬で子どもにも
池田模範堂
ムヒのきずぐすり液スプレー 70ml
赤みやヒリヒリがある擦り傷に
  1. しみにくい処方
  2. アンパンマンパッケージ
  3. 子どもに人気

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • 子どもの擦り傷ケアに
  • しみにくい傷薬がほしい方に

しみにくい処方で、子どもでも使いやすい傷用消毒薬です。殺菌成分ベンゼトニウム塩化物が傷口を清潔に保ち、抗ヒスタミン成分が傷が治るときのかゆみを抑えます。アンパンマンのパッケージで子どもも喜んで使ってくれます。

分類 第3類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) ベンゼトニウム塩化物 0.1g
ジフェンヒドラミン塩酸塩 0.2g
(100mL中)
効果・効能 すり傷、きり傷、さし傷、かき傷、靴ずれ、創傷面の殺菌・消毒
用法・用量 1日数回、適量を患部に塗布
剤形・形状 液剤
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:使用可能 
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 年齢制限なし

薬剤師おすすめ

かゆみ・炎症を抑える低刺激処方
ユースキン
ユースキンあせもクリーム 32g
赤みやヒリヒリがある擦り傷に
  1. 低刺激処方
  2. べたつかないクリーム
  3. かゆみ止め配合

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • 傷のかゆみが気になる方に
  • 低刺激の薬がほしい方に

グリチルリチン酸二カリウムの抗炎症成分と、かゆみを抑えるジフェンヒドラミン塩酸塩を配合しています。肌にやさしい低刺激処方で、あせもや軽い傷のかゆみ・炎症を抑えます。のびが良くべたつかないクリームタイプです。

分類 第3類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) グリチルリチン酸二カリウム 10mg
ジフェンヒドラミン塩酸塩 10mg
クロタミトン 20mg
イソプロピルメチルフェノール 1mg
(1g中)
効果・効能 あせも、かぶれ、しっしん、皮ふ炎、かゆみ、しもやけ、虫さされ、じんましん
用法・用量 1日数回、適量を患部に塗布
剤形・形状 クリーム
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:使用可能 
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 年齢制限なし

治りを早めたい擦り傷におすすめ皮膚修復成分(アラントイン・パンテノール)配合 4選

傷を早くきれいに治したい方には、皮膚修復成分配合の市販薬がおすすめです。アラントインやパンテノールが傷ついた皮膚の修復を促進し、傷跡が残りにくくなります。

薬剤師おすすめ

殺菌しながら傷の修復を促進
498710760537
第一三共ヘルスケア
マキロンsキズ軟膏 10g
治りを早めたい擦り傷に
  1. 透明タイプ
  2. べたつかない
  3. 携帯に便利

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • 傷を早く治したい方に
  • べたつかない軟膏がほしい方に

殺菌成分ベンゼトニウム塩化物に加え、傷の治りを早めるアラントインを配合した透明タイプの軟膏です。べたつかない使用感で、傷口に塗りやすいのが特徴です。細口チューブで小さな傷にも適量使えます。携帯にも便利なサイズです。

分類 第3類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) ベンゼトニウム塩化物 1mg
アラントイン 5mg
トコフェロール酢酸エステル 5mg
(1g中)
効果・効能 きり傷、すり傷、さし傷、かき傷、靴ずれ、創傷面の殺菌・消毒
用法・用量 1日数回、適量を患部に塗布
剤形・形状 軟膏(透明)
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:使用可能 
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 年齢制限なし

薬剤師おすすめ

2種の抗生物質で化膿を予防
ゼリア新薬
ドルマイシン軟膏 12g
最安値
592円(税込)
治りを早めたい擦り傷に
  1. 抗生物質2種類配合
  2. 幅広い細菌に有効
  3. 化膿予防に

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • 化膿が心配な傷がある方に
  • 抗生物質配合の軟膏がほしい方に

2種類の抗生物質(コリスチン硫酸塩、バシトラシン)を配合し、幅広い細菌に対して殺菌効果を発揮します。傷ややけどの化膿予防・治療に効果的です。とびひなどの感染性皮膚疾患にも使用できます。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) コリスチン硫酸塩 50,000単位
バシトラシン 250単位
(1g中)
効果・効能 外傷・火傷等の化膿予防及び治療、膿痂疹(とびひ)、毛嚢炎、湿疹など
用法・用量 1日1~3回、適量を患部に直接又はガーゼに塗布して使用
剤形・形状 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:要相談 
授乳中:要相談
使用が可能な年齢 年齢制限なし

薬剤師おすすめ

アラントイン&パンテノールで修復促進
池田模範堂
ヒビケアFT 20g
治りを早めたい擦り傷に
  1. アラントイン配合
  2. パンテノール配合
  3. 保湿効果あり

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • 傷をきれいに治したい方に
  • ひび・あかぎれがある方に

皮膚修復成分アラントインとパンテノールをダブル配合しました。傷ついた皮膚の修復を促進し、早くきれいに治すサポートをします。ひび・あかぎれはもちろん、軽い擦り傷のケアにも使えます。保湿効果もあり乾燥した肌を保護します。

分類 第3類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) アラントイン 2mg
パンテノール 10mg
トコフェロール酢酸エステル 5mg
グリチルレチン酸 1mg
(1g中)
効果・効能 ひび、あかぎれ、しもやけ
用法・用量 1日数回、適量を患部に塗布
剤形・形状 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:使用可能 
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 年齢制限なし

薬剤師おすすめ

4つの有効成分で傷を修復
興和
ケラチナミンヒビエイドα 15g
治りを早めたい擦り傷に
  1. 4種の有効成分配合
  2. 保湿成分配合
  3. 乾燥肌にもおすすめ

こんな方におすすめ

薬剤師 佐藤 孝汰さん
  • 傷の治りを早めたい方に
  • 乾燥による傷がある方に

皮膚修復成分アラントインとパンテノール、血行促進成分ビタミンE、抗炎症成分グリチルレチン酸の4つの有効成分を配合しています。ひび・あかぎれの修復を促進し、くり返さない健やかな肌へ導きます。保湿成分グリセリン配合で乾燥肌にもおすすめです。

分類 第3類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) アラントイン 5mg
パンテノール 10mg
トコフェロール酢酸エステル 10mg
グリチルレチン酸 2mg
グリセリン 50mg
(1g中)
効果・効能 ひび、あかぎれ、しもやけ
用法・用量 1日数回、適量を患部に塗り込む
剤形・形状 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:使用可能 
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 年齢制限なし

ポイントや注意点について


薬剤師

佐藤 孝汰さんのコメント

擦り傷を市販薬でケアする際には、いくつかの注意点があります。
ここでは、消毒薬の使用頻度からガーゼ・絆創膏との併用、受診すべきタイミングなどを解説します。

正しい使い方を理解して、傷を早くきれいに治しましょう。

消毒薬の使いすぎに注意

消毒薬は傷口の細菌を殺菌する効果がありますが、使いすぎると傷の治りを遅らせる可能性があります。

消毒薬に含まれる成分は、細菌だけでなく、傷を治すためにはたらく正常な細胞にもダメージを与えることがあるためです。
消毒薬の使用は、汚れた傷の初期処置として1〜2回程度にとどめましょう。その後は傷口を清潔に保ち、軟膏や被覆材で保護することが大切です。
毎日消毒をくり返すと、かえって傷の治りが遅くなったり、皮膚が荒れたりすることがあります。傷口からの滲出液(じゅくじゅくした液)は、傷を治すための成分を含んでいるため、適度に湿潤環境を保つことが重要です。

ガーゼ・絆創膏との併用

擦り傷のケアには、軟膏を塗った後に絆創膏やガーゼで傷口を保護することが効果的です。

傷口を外部の刺激や汚れから守り、適度な湿潤環境を保つことで治りが早くなります。
最近では、傷口を湿潤環境に保つ「湿潤療法」の考え方が広まっています。キズパワーパッドなどのハイドロコロイド絆創膏は、傷口からの滲出液を吸収しながら湿潤環境を維持し、傷の治りを促進します。
ただし、軟膏との併用には注意が必要です。ハイドロコロイド絆創膏は基本的に軟膏なしで使用することが推奨されています。使用する前に製品の説明書をよく読み、正しい使い方を確認しましょう。

受診を検討すべき症状

以下のような症状がある場合は、市販薬でのセルフケアではなく、医療機関への受診を検討してください。

・傷口に砂や異物が残っており、自分で取り除けない場合
・傷の周囲が赤く腫れ上がり、熱を持っている場合
・傷口が深く、皮下組織や筋肉が見える場合
・出血が5分以上止まらない場合
・傷口から膿が出ている場合
・動物に噛まれた傷の場合
・発熱を伴う場合


また、傷が化膿してしまった場合や、市販薬を5〜6日使用しても改善しない場合も受診の目安です。糖尿病など基礎疾患がある方は傷の治りが悪くなることがあるため、早めの受診をおすすめします。


『擦り傷』『市販』に関するQ&A


『擦り傷』『市販』に関するQ&A

最後に、擦り傷の市販薬について、よくある質問にお答えします。
セルフケアの際の参考にしてください。

擦り傷は毎日消毒した方がいい?
毎日の消毒は必要ありません。むしろ、消毒薬の過剰な使用は傷の治りを遅らせる可能性があります。

傷口の細菌を殺菌する消毒薬は、傷を治すために働く正常な細胞にもダメージを与えることがあります。そのため、消毒は汚れた傷の初期処置として1〜2回程度にとどめ、その後は流水での洗浄と軟膏・絆創膏による保護を中心としたケアがおすすめです。

傷口から出る滲出液には傷を治す成分が含まれているため、適度な湿潤環境を保つことが早く治すポイントです。
軟膏はいつまで塗ればいい?
軟膏は傷口がふさがるまで塗り続けるのが基本です。一般的には1週間程度で軽い擦り傷は治ることが多いですが、傷の大きさや深さによって治る期間は異なります。

傷口にかさぶたができ、新しい皮膚が再生して傷口がふさがったら軟膏の使用を終了して構いません。ただし、かさぶたを無理にはがすと傷跡が残りやすくなるため、自然にはがれるのを待ちましょう。

5〜6日間使用しても傷の状態が改善しない場合や、悪化している場合は、市販薬の使用を中止して医療機関を受診してください。
キズパワーパッドと併用していい?
キズパワーパッドなどのハイドロコロイド絆創膏は、基本的に軟膏を塗らずに使用することが推奨されています。

ハイドロコロイド絆創膏は、傷口からの滲出液を吸収してゲル化し、湿潤環境を作ることで傷の治りを促進します。軟膏を塗った上から貼ると、軟膏の油分がハイドロコロイドの機能を妨げる可能性があります。

使用する場合は、傷口を流水でよく洗い、水分を拭き取った清潔な状態で直接貼りましょう。ただし、化膿している傷や感染のおそれがある傷には使用できません。傷の状態に応じて、軟膏でのケアとハイドロコロイド絆創膏を使い分けることをおすすめします。

まとめ


まとめ

擦り傷のケアは、まず流水でしっかり洗い流すことが基本です。その後、傷の状態に合わせて適切な市販薬を選びましょう。
汚れた傷には殺菌成分配合の消毒薬や軟膏、赤みや炎症がある傷には抗炎症成分配合の軟膏、早く治したい傷には皮膚修復成分配合の軟膏がおすすめです。
消毒薬の使いすぎには注意が必要です。毎日の消毒は傷の治りを遅らせる可能性があるため、初期処置として使用し、その後は軟膏と絆創膏で保護しましょう。
傷が深い場合、出血が止まらない場合、化膿している場合などは市販薬でのセルフケアではなく、医療機関への受診をおすすめします。適切なケアで、擦り傷を早くきれいに治しましょう。

※掲載内容は執筆時点での情報です。

  • 佐藤 孝汰 薬剤師

    執筆・監修者

    公立病院の薬剤師として勤務後、調剤薬局で1年間勤務。現在は老健施設併設型の病院で勤務。

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