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『ガスター10』の飲み合わせNGは?効果・副作用、妊婦の服用も解説

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2024/8/22
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ガスター10シリーズ(ファモチジン)は、胃痛や胸やけなどの症状を和らげる薬として有名ですが、他の薬との飲み合わせや副作用がどうなのかなと心配になりますよね。

本記事では、ガスター10シリーズを使ってみたい方や副作用が気になる方に、なるべくわかりやすい表現でガスター10シリーズについて解説します。

また、ガスター10シリーズを服用中の方にも使用できる市販薬を、解熱鎮痛薬・風邪薬それぞれの部門ごとに紹介します。

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  • 経験① 現場でよく聞かれる質問
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    現場で聞かれる薬の効果や副作用、飲み合わせの注意点等をご説明します。
  • 経験② 現場で教える医薬品
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  • 視点① ユーザー目線で解説
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ガスター10シリーズとは?


薬剤師

小池 雄太さんのコメント

ガスター10シリーズは、胃酸を抑えて胃痛・胸焼けなどの症状を和らげる「ガスター10」をさまざまな型で販売しているシリーズのことです。

 一般的な「普通錠」のほか、口の中で溶けやすい「OD錠」、粉薬のような「散剤」がありそれぞれのシーンに応じて便利に使うことができます。

薬剤師おすすめ
第一三共ヘルスケア

ガスター10 6錠

最安値 711円 (税込)

ガスター10でスーッとしない錠剤タイプ

市販の胃薬の中でもファモチジンは胃酸の分泌を抑える効果が高いことが特徴です。ガスター10S錠や散剤はスーッとする成分を含みますので、それが苦手な方には普通の錠剤タイプをおすすめします。

分類 第1類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1錠中
ファモチジン(10mg)
効果・効能 胃痛、もたれ、胸やけ、むかつき
(本剤はH2ブロッカー薬を含んでいます)
用法・用量 胃痛、もたれ、胸やけ、むかつきの症状があらわれた時、次の量を、水又はお湯で服用して下さい。

[年齢:1回量:1日服用回数]
成人(15歳以上、80歳未満):1錠:2回まで
小児(15歳未満):服用しないで下さい。
高齢者(80歳以上):服用しないで下さい。

・服用後8時間以上たっても症状が治まらない場合は、もう1錠服用して下さい。
・症状が治まった場合は、服用を止めて下さい。
・3日間服用しても症状の改善がみられない場合は、服用を止めて、医師又は薬剤師に相談して下さい。
・2週間を超えて続けて服用しないで下さい。
タイプ 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中は不可
授乳中は不可
使用が可能な年齢 15歳以上、80歳未満
錠剤・タブレットの大きさ 直径7mm
薬の風味 記載なし
眠くなる成分 ×
胃の粘膜を保護する成分 ×
スーッとする成分 ×
水なしで使用できるタイプ ×

薬剤師おすすめ

アクセス数1位

第一三共ヘルスケア

ガスター10<散> リバースコントロール 9包

最安値 1,180円 (税込)

ガスター10でスーッとする散剤タイプ

胃酸を抑えるガスターの散剤タイプです。錠剤が飲みにくい方でもお使いただけます。ガスター10<散>はスーッとする成分を含み、服用後にノドや食道を通る時点で爽快感が得られますので、爽快感を好む方には散剤タイプをおすすめします。

分類 第1類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1包(0.5g)中
ファモチジン(10mg)
効果・効能 胃痛、もたれ、胸やけ、むかつき
(本剤はH2ブロッカー薬を含んでいます)
用法・用量 胃痛、もたれ、胸やけ、むかつきの症状があらわれた時、次の量を、水又はお湯で服用して下さい。

[年齢:1回量:1日服用回数]
成人(15歳以上、80歳未満):1包:2回まで
小児(15歳未満):服用しないで下さい。
高齢者(80歳以上):服用しないで下さい。

・服用後8時間以上たっても症状が治まらない場合は、もう1包服用して下さい。
・症状が治まった場合は、服用を止めて下さい。
・3日間服用しても症状の改善がみられない場合は、服用を止めて、医師又は薬剤師に相談して下さい。
・2週間を超えて続けて服用しないで下さい。
タイプ 散剤
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中は不可
授乳中は不可
使用が可能な年齢 15歳以上、80歳未満
錠剤・タブレットの大きさ ×
薬の風味 甘い
眠くなる成分 ×
胃の粘膜を保護する成分 ×
スーッとする成分 l-メントール
水なしで使用できるタイプ ×

ガスター10シリーズの効果・有効成分・特徴は?

ガスター10シリーズの効果・有効成分・特徴は?

ガスター10シリーズに含まれている有効成分は、2024年1月時点ではすべて共通で「ファモチジン 10mg」です。

ファモチジンは、胃酸の分泌を抑えるヒスタミンH2ブロッカー(H2受容体遮断薬)に分類される医薬品です。胃酸の分泌抑制薬には、PPI(プロトンポンプ阻害薬)、H2ブロッカー、抗ガストリン薬、抗コリン薬などがありますが、中でもPPIとH2ブロッカーは胃酸の分泌を抑える効果が高いことが知られております。

※PPIは市販薬はありません。

こんなとき・こんな方に

こんなとき・こんな方に

ガスター10の効能・効果は「胃痛、もたれ、胸やけ、むかつき」です。

特に食前や空腹時にも胃の痛みがある方や、アルコール、タバコ、コーヒー、香辛料を好む方は、胃酸の分泌が増えて胃痛や胸やけ、むかつきが出ている可能性が考えられるため、ガスター10シリーズなどの胃酸の分泌を抑える薬の使用を検討してみて下さい。

子どもにガスター10シリーズは飲ませてもいい?妊婦さん・授乳中は?

子どもにガスター10シリーズは飲ませてもいい?妊婦さん・授乳中は?

ガスター10シリーズは、使用年齢の制限が設定されており、15歳未満の小児や80歳以上の高齢者は使用することができませんので注意が必要です。

また、妊婦又は妊娠していると思われる人や授乳中の方も使用することができません。 授乳中については「授乳中の人は本剤を服用しないか,本剤を服用する場合は授乳を避けて下さい。」という文言がありますので、事前に搾乳をしていたり粉ミルクなどで代用できる場合には服用可能と考えられます。


ガスター10シリーズの飲み合わせ・服用方法などの注意点


薬剤師

小池 雄太さんのコメント

ここからはガスター10シリーズの服用方法や他の薬との飲み合わせなどについて紹介していきます。

お薬を正しく服用することで、症状の改善だけでなく健康被害などのリスクも抑えることができると考えられますので、熟読していただくことをおすすめします。

ガスター10シリーズの服用方法は?

ガスター10シリーズの服用方法は?

ガスター10シリーズの服用方法は共通で、1回1錠または1包を1日2回まで服用できます。

ただし、2回目の服用は8時間以上の間隔を空けていただく必要があり、症状が治まっている場合は服用をせずに様子を見てください。 また、3日間服用しても症状の改善がみられない場合は、受診するようにしてください。

市販のガスター10シリーズは長期間服用する薬ではないため、2週間を超えての服用は禁止されています。飲んでいると調子が良いけどやめると不調だから続けたいというような場合は、受診するようにしてください。

ガスター10と飲み合わせの悪い薬

ガスター10と飲み合わせの悪い薬

使用上の注意の「してはいけないこと」に記載されている医薬品を記載します。

・ガスター10シリーズ以外の胃腸薬
・アゾール系抗真菌剤
・ステロイド剤
・抗生物質
・抗がん剤

ガスター10<散>(リバースコントロール)と飲み合わせの悪い薬

ガスター10&lt;散&gt;(リバースコントロール)と飲み合わせの悪い薬

使用上の注意の「してはいけないこと」に記載されている医薬品を記載します。

・ガスター10シリーズ以外の胃腸薬
・アゾール系抗真菌剤
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ガスター10シリーズと一緒に使える市販薬はなに?おすすめ4選


薬剤師

小池 雄太さんのコメント

ここからは、ガスター10シリーズと一緒に使用できる市販薬を、症状別に4種類紹介します。

ガスター10と一緒に使える市販薬 2選

ガスター10やガスター10Sなどの錠剤タイプは、市販の解熱鎮痛薬や風邪薬との併用が可能です。

ただし、ガスター10は他の胃薬との併用ができないため、胃薬が含まれている製品は選ばないよう注意が必要です。

薬剤師おすすめ
皇漢堂製薬

ロキソプロフェン錠「クニヒロ」 12錠

最安値 197円 (税込)

コスパの高いロキソプロフェンの錠剤

ロキソプロフェン製品の中でコストパフォーマンスが高いため、おすすめです。ロキソプロフェンは服用後30~50分程度で吸収され、速効性があります。また、市販薬の中では鎮痛・抗炎症効果が比較的高い成分です。

分類 第1類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1錠中
ロキソプロフェンナトリウム水和物(68.1mg)(無水物として60mg)
効果・効能 ●頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・腰痛・関節痛・神経痛・筋肉痛・肩こり痛・耳痛・打撲痛・骨折痛・捻挫痛・外傷痛の鎮痛
●悪寒・発熱時の解熱
用法・用量 症状があらわれた時、次の1回量をなるべく空腹時をさけて水またはお湯でかまずに服用してください。

[年齢:1回量:1日服用回数]
成人(15歳以上):1錠:2回まで。ただし、再度症状があらわれた場合には3回目を服用できる。服用間隔は4時間以上おくこと。
15歳未満の小児:服用しないこと
タイプ 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 出産予定日12週以内の妊婦は不可
それ以外は相談すること
使用が可能な年齢 15歳以上
錠剤・タブレットの大きさ 記載なし
薬の風味 記載なし
眠くなる成分 ×
胃の粘膜を保護する成分 ×
スーッとする成分 ×
水なしで使用できるタイプ ×

薬剤師おすすめ
大正製薬

パブロンエースPro錠 18錠

最安値 1,120円 (税込)

痰がらみの咳が辛い場合の総合風邪薬

パブロンエースPro錠は、痰がらみ等で処方頻度の高いカルボシステイン+アンブロキソールが配合されており、咳止め効果が高いジヒドロコデインも配合されているため、痰がらみの咳に対する効果が高い総合風邪薬です。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 3錠中
イブプロフェン(200mg)、L-カルボシステイン(250mg)、アンブロキソール塩酸塩(15mg)、ジヒドロコデインリン酸塩(8mg)、dl-メチルエフェドリン塩酸塩(20mg)、クロルフェニラミンマレイン酸塩(2.5mg)、リボフラビン(4mg)
効果・効能 かぜの諸症状(のどの痛み、せき、たん、鼻みず、鼻づまり、くしゃみ、発熱、悪寒、頭痛、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和
用法・用量 次の量を水又はぬるま湯で服用してください(食後なるべく30分以内に服用してください)。

[年令:1回量:服用回数]
成人(15才以上):3錠:1日3回
15才未満:服用しないこと
タイプ 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 出産予定日12週以内の妊婦は不可
授乳中は不可
使用が可能な年齢 15歳以上
錠剤・タブレットの大きさ 記載なし
薬の風味 記載なし
眠くなる成分 ジヒドロコデインリン酸塩
クロルフェニラミンマレイン酸塩
胃の粘膜を保護する成分 ×
スーッとする成分 ×
水なしで使用できるタイプ ×

ガスター10<散>(リバースコントロール)と一緒に使える市販薬 2選

ガスター10<散>(リバースコントロール)はガスター10、ガスター10Sと同じ成分であり、選べる市販薬や注意点は同じです。

ほかの例として、熱や風邪の症状があるときにガスター10と併用できる市販薬を2つご紹介します。特にベンザブロックYASUMOは、カフェインが入っていないのが特徴であり、胃が弱い方でも使いやすい処方です。

薬剤師おすすめ
東亜薬品

タイレノールA 10錠

最安値 706円 (税込)

1錠で300mgのアセトアミノフェン配合

アセトアミノフェン製剤で1回1錠300mg配合された製品です。子どもから使える製剤だと、300mg服用するために1回2~3錠服用する必要がありますので、1錠で済ませたい15歳以上の方にはこちらをおすすめします。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1錠中
アセトアミノフェン(300mg)
効果・効能 ●頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・抜歯後の疼痛・咽のど痛・耳痛・関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛・肩こり痛・打撲痛・骨折痛・捻挫痛・外傷痛の鎮痛
●悪寒・発熱時の解熱
用法・用量 次の量を服用してください。ただし、かぜによる悪寒・発熱時には、なるべく空腹時をさけて服用してください。

[年齢:1回量:1日服用回数]
成人(15歳以上):1錠:3回まで。服用間隔は4時間以上おいてください。
15歳未満:服用しないでください。
タイプ 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中は相談すること
授乳中は可能
使用が可能な年齢 15歳以上
錠剤・タブレットの大きさ 長径:17.2mm、短径:5.7mm、厚さ:4.7mm
薬の風味 記載なし
眠くなる成分 ×
胃の粘膜を保護する成分 ×
スーッとする成分 ×
水なしで使用できるタイプ ×

薬剤師おすすめ
アリナミン製薬

ベンザブロックYASUMO 30錠

最安値 1,250円 (税込)

カフェインが含まれていない総合風邪薬

ベンザブロックYASUMOは「しっかり寝て早く治したい」のキャッチコピー通り、カフェインが配合されていないため睡眠を妨げにくいという特徴があります。また、カフェインは胃酸分泌を促進するため、胃酸過多による胃痛・胸やけ時には含まれていないことがメリットとなる点もポイントです。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 6錠中
イブプロフェン(450mg)、トラネキサム酸(420mg)、ジフェンヒドラミン塩酸塩(75mg)、デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物(48mg)、グアイフェネシン(250mg)、dl-メチルエフェドリン塩酸塩(60mg)、リボフラビン(12mg)
効果・効能 かぜの諸症状(せき、のどの痛み、鼻づまり、鼻水、発熱、くしゃみ、たん、悪寒(発熱による寒気)、頭痛、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和
用法・用量 次の量を、食後なるべく30分以内に、水またはお湯で、かまずに服用すること。

[年齢:1回量:1日服用回数]
15歳以上:2錠:3回
15歳未満:服用しないこと
タイプ 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 出産予定日12週以内の妊婦は不可
授乳中は不可
使用が可能な年齢 15歳以上
錠剤・タブレットの大きさ 直径約9.1mm、厚み約5.9mm
薬の風味 記載なし
眠くなる成分 ジフェンヒドラミン塩酸塩
デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物
胃の粘膜を保護する成分 ×
スーッとする成分 ×
水なしで使用できるタイプ ×

【比較表】この記事で紹介している市販薬

商品名

第一三共ヘルスケアガスター10 6錠

第一三共ヘルスケアガスター10<散> リバースコントロール 9包

アクセス数1位

皇漢堂製薬ロキソプロフェン錠「クニヒロ」 12錠

大正製薬パブロンエースPro錠 18錠

東亜薬品タイレノールA 10錠

アリナミン製薬ベンザブロックYASUMO 30錠

最安値

711円(税込)

送料:要確認 楽天 詳細を見る

1,180円(税込)

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197円(税込)

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1,120円(税込)

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706円(税込)

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1,250円(税込)

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特徴 ガスター10でスーッとしない錠剤タイプ ガスター10でスーッとする散剤タイプ コスパの高いロキソプロフェンの錠剤 痰がらみの咳が辛い場合の総合風邪薬 1錠で300mgのアセトアミノフェン配合 カフェインが含まれていない総合風邪薬
商品リンク

ガスター10シリーズの副作用ついて


薬剤師

小池 雄太さんのコメント

ここからは、ガスター10シリーズで注意すべき副作用や病院に行く必要がある場合について紹介します。

この項目で紹介している内容以外にも重要な情報はありますので、購入時には添付文書(特に使用上の注意の「してはいけないこと」と「相談すること」)はよく読み、薬剤師の情報提供を受けるようにしてください。

一般的に考えられる副作用は?

一般的に考えられる副作用は?

大前提として、ガスター10シリーズは怖い薬ではありません。

しかし、服用により皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、息苦しさ、動悸、高熱、唇や目など粘膜のただれ、全身のだるさ、空咳、出血しやすくなる・青あざができるなどの状況があれば、薬の副作用を疑い受診をするようにして下さい。

また、当てはまる方は稀かもしれませんが、フェニルケトン尿症の方は、ガスター10S錠は服用できない点にも注意が必要です。

※ガスター10、ガスター10<散>は服用可能です。

こんな時は病院へ

こんな時は病院へ

胃・十二指腸潰瘍や逆流性食道炎の治療は、病院を受診していただく必要があります。

病院で処方されるガスター(ファモチジン)は胃・十二指腸潰瘍や逆流性食道炎に対する用法・用量が設定されているのですが、実は市販薬のガスター10シリーズは胃・十二指腸潰瘍や逆流性食道炎に対する効能・効果はありませんので注意が必要です。

また、血液の病気、腎臓・肝臓の病気、心臓の病気、ぜんそく・リウマチ等の免疫系の病気、ステロイド剤、抗生物質、抗がん剤、アゾール系抗真菌剤を使用中の方や、ガスター10シリーズの服用で効果を感じられなかった場合、副作用が疑われる場合にも受診をするようにして下さい。


『ガスター10シリーズ』に関するQ&A


『ガスター10シリーズ』に関するQ&A

最後にガスター10シリーズ(ファモチジン)に関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。

ガスター10(ファモチジン)は逆流性食道炎に効くの?
病院で処方されるガスター錠(ファモチジン)は、逆流性食道炎に使用できる用法・用量が設定されているため使用ができるのですが、市販薬のガスター10シリーズは効能・効果が記載されていないため逆流性食道炎には使用はできません。

逆流性食道炎はコントロールをすることが大切なので、市販薬ではなく病院を受診して治療を続けるようにして下さい。

ガスター10(ファモチジン)が効くまでの時間は?
医療用のガスターの添付文書には、ファモチジンは服用後1時間で胃内のpHが4以上になること(※1)と服用後2~3時間で最高血中濃度に到達するという記載があります。

胃内pH4以上では、消化に関わるペプシノーゲン→ペプシンへの活性化が低下すると考えられておりますので、服用後1~3時間ほどで効果の実感が得られる可能性が高いです。

※1、健康成人の胃酸分泌量は、20mg経口投与により、午後8時から12時間以上にわたり抑制され、12時間胃酸分泌抑制率は93.8%である。胃内pHは、投与1時間後には4以上となり、12時間後まで5~6 の範囲で推移する。

ガスター10(ファモチジン)はどこで買えるの?
2024.01時点では、ガスター10シリーズ(ファモチジン)は、第1類医薬品に分類されているため、薬剤師がいるドラッグストアや調剤薬局で購入することが可能です。

ガスター10シリーズの取り扱いがあるかは、事前に電話などで確認しておくことをおすすめします。


まとめ


まとめ

ガスター10シリーズ(ファモチジン)は適切に使用すれば、胃酸過多による胃痛や胸やけに対して使用できる、非常に頼もしい市販薬です。

しかし、一部の医薬品との併用はできなかったり、妊娠・授乳中の場合には使用できないなどの注意があるため、パッケージや添付文書に記載のある「してはいけないこと」は熟読するようにしてください。

今回の記事が市販薬を選ぶ際の参考になれば幸いです。


※掲載内容は執筆時点での情報です。

  • 小池 雄太 フリーランス薬剤師

    執筆・監修者

    薬学部卒業後ドラッグストアに就職。ドラッグストアの調剤薬局部門で約8年、OTC販売部門で約2年、採用リクルーター部門で約1年経験し、現在はフリーランス薬剤師として調剤薬局やWEBライターとして活動をしております。

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