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お薬手帳はどこでもらえる?無料?入手方法や紙とアプリの違いも!【薬剤師解説】

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2026/5/19
20,620
・お薬手帳の入手方法を知りたい
・マイナポータルで薬の情報が見れるからお薬手帳は不要?

マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようになり、「紙のお薬手帳はもう不要ではないか?」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、マイナポータルで一部の薬剤情報が確認できるようになった今でも、お薬手帳ならではの役割はまだまだあります。
本記事では、お薬手帳の入手方法から上手な活用法まで詳しく解説します。

当コラムの掲載記事に関するご注意点

1. 当コラムに掲載されている情報については、原則として薬剤師、医師その他の医療及び健康管理関連の資格を持った方(以下「薬剤師等」といいます)による助言、評価等を掲載しております。当社自身でも掲載内容に不適切な表記がないか、細心の注意を払って確認をしておりますが、医療及び健康管理上の事由など、その内容の正確性や有効性などについて何らかの保証をできるものではありません。あくまで、読者皆様ご自身のご判断にてお読み頂き、ご参考にして頂ければと存じます。

2. 当コラムにおける一般医薬品に関する情報は、読者、消費者の方々に適切な商品選択をして頂くことを目的に、薬剤師等に対して当社より課題、テーマを提示の上、執筆を依頼しております。主眼は、商品より成分であり、PR記事の場合を除き、特定の商品に関する執筆を依頼しているわけではなく、また特定の医薬品製造事業者等(以下「メーカー等」といいます)からの販売又は紹介に関する対価が発生するものではありません。

3. 当コラムにおける一般医薬品の各種ECサイト等へのアフィリエイトリンクにつきましても、読者、消費者の方々への購入の利便性目的に設置しており、前項同様、特定商品の販売により薬剤師等やメーカー等に報酬が入るものではなく(アフィリエイトリンクがメーカーサイト、商品公式サイト等である場合を含みます)、特定商品の誘引を企図したものではありません。なお、当コラム内に広告枠を設定する場合がありますが、この場合も、当コラムにおける薬剤師等又はメーカー等の依頼よるものではありません。また当該広告枠には広告表記を行います。

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6. 当社が行う、調剤薬局様における商品取り置きサービスにつきましても、あくまでユーザーの受け取りの簡便化が目的であり、特定商品及び特定薬局への誘引を企図したものではありません。

7. 当コラムに記載された商品又はサービスの名称は、当該商品又はサービスの提供者又は権利者等の商標又は登録商標です。

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お薬手帳の入手方法は?


薬剤師

佐藤 孝汰さんのコメント

お薬手帳の入手方法には、大きく分けて以下の3つがあります。
・薬局で作ってもらう(無料)
・ネットで購入する
・お薬手帳のアプリをダウンロードする

それぞれの方法について詳しく解説します。

薬局で作ってもらう

1つ目のお薬手帳の入手方法は、薬局で作ってもらうことです。

医療機関から処方せんをもらって薬局を利用する際に「お薬手帳が欲しいです」とお伝えください。
基本的には料金は発生せず、無料でお薬手帳を作成しています。
多くの薬局は、お薬手帳を作成して持ち歩くことを積極的に推奨しています。
その場ですぐ手に入る手軽さもあり、特別な手続きも不要なので最も簡単な入手方法といえるでしょう。

ネットで購入する

2つ目のお薬手帳の入手方法は、インターネット経由でお薬手帳を購入する方法です。

薬局で作成してもらう場合と異なり、お薬手帳は有料になります。
価格は1冊あたり数百円〜千円程度で、薬局で入手できる手帳よりもデザインを自由に選べる点が魅力です。
お気に入りのキャラクターやデザインのお薬手帳を利用することで、気持ちよく持ち歩けます。
こだわりのお薬手帳を利用したい方は、ネットショップから探してみるのもよいでしょう。

お薬手帳のアプリをダウンロードする

3つ目のお薬手帳の入手方法は、スマートフォンでお薬手帳アプリをダウンロードすることです。

ダウンロードや利用料金はかからず、すべてのサービスを無料でお使いいただけます。
EPARKお薬手帳のほか、「お薬手帳プラス」「eお薬手帳3.0」など、大手調剤薬局や薬剤師会などもお薬手帳アプリを提供しています。
薬局予約サービスや服薬アラーム機能など、それぞれ異なるサービス機能が付随しているのが特徴です。
紙のお薬手帳のように、持ち歩き忘れ・紛失などが起こりにくい点もメリットでしょう。

お薬手帳の概要


お薬手帳は、これまでに処方された薬の名前・用量・日数などを一冊にまとめて記録しておくものです。

どの医療機関でどの薬をどれだけ処方されたのかがひと目でわかるため、薬の重複や相互作用(飲み合わせ)をチェックするのに役立ちます。
患者自身が持ち歩き、診察時や薬局へ行った際に提示することで、医師・薬剤師が過去の服薬状況を把握しながら適切な処方・調剤が可能になる大切な情報共有ツールです。
現在は紙のお薬手帳だけでなく、スマホで使えるお薬手帳アプリも登場しています。

お薬手帳を持つ意義とは?

お薬手帳を持つ意義は、患者さん自身の服薬情報を一元管理できるところにあります。

副作用歴やアレルギー歴も書き加えることで、薬の重複や悪い飲み合わせなどを防ぎやすくなります。
緊急時・災害時の際、お薬手帳があれば飲んでいる薬をすぐ伝えられるので、迅速かつ適切な処置につながるのもメリットです。
薬局でお薬手帳を提示すると窓口での支払い料金が減額される仕組みもあり、経済的な利点があるのも特徴です。

お薬手帳が必要な人の特徴

薬を使うすべての方はお薬手帳を作成するのが推奨されますが、以下のような方は特にお薬手帳の必要性は高いといえるでしょう。

・複数の医療機関で処方を受ける人
・常用薬の種類が多い人
・市販薬やサプリメントなどを利用する人

お薬手帳があれば処方薬の情報を1冊にまとめられるため、重複防止や飲み合わせの確認がスムーズです。
処方薬に限らず、市販薬やサプリメントを利用する場合も飲み合わせに注意しなければなりません。
市販薬などの履歴もお薬手帳へ記録しておくことで、薬局などで相談する際に情報を伝えやすくなります。

お薬手帳は2冊以上必要?

お薬手帳は1冊あれば十分です。

患者さん自身の処方の履歴を1冊に記録することで、重複や飲み合わせのチェックがスムーズに行えます、
お薬手帳を2冊以上持つメリットはあまりなく、かえって逆効果になるおそれも。
複数の手帳を同時に使うと情報が分散し、重複チェックが十分に機能しなくなる可能性も生じます。
過去に医療機関ごとに別々のお薬手帳を使っていた場合、薬局でひとつにまとめてもらいましょう。


紙のお薬手帳とお薬手帳アプリの違い


紙のお薬手帳とお薬手帳アプリの違い

紙のお薬手帳とお薬手帳アプリは、それぞれ異なる特徴やメリット・デメリットがあります。
紙のお薬手帳は管理や手軽さに強みを持つ一方、お薬手帳アプリはスマホとの連動性や利便性の高いサービス機能などが特徴です。
それぞれの違いを理解した上で、自分のライフスタイルに合ったお薬手帳を選ぶのが大切です。
ここでは、紙のお薬手帳とお薬手帳アプリそれぞれのメリット・デメリット、両者を併用できるかについて解説します。

紙のお薬手帳のメリット・デメリット

紙のお薬手帳のメリット・デメリットをそれぞれまとめました。

メリット:
・管理の手間がほとんどない
・スマホに不慣れな方でも使いやすい

デメリット:
・持ち歩き忘れや紛失のリスクが高い
・記録が増えるとかさばる

紙のお薬手帳であれば電源不要、その場ですぐに情報を確認・共有が可能です。
スマホ操作が得意でない高齢者でも管理しやすい手軽さがメリットといえるでしょう。
一方で、持ち歩きを忘れたり紛失したりするリスクがある点は注意しなければなりません。

お薬手帳アプリのメリット・デメリット

お薬手帳アプリのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット:
・スマホさえあれば常に薬の履歴を携帯できる
・持参忘れや紛失の心配が少ない
・利便性の高いサービスが無料で利用できる

デメリット:
・スマホ操作に不慣れな方は使いにくい
・アプリに対応していない薬局も一部ある

お薬手帳アプリには、薬局予約や家族全員のお薬管理など、便利な機能を搭載している点がメリットです。
ただし、高齢の方などスマホ操作が苦手な方は使いこなせない可能性も。
スマホ自体の故障や電池切れで肝心なときに情報を表示できないリスクにも配慮が必要です。

おすすめのお薬手帳アプリを以下の記事で紹介↓


お薬手帳は紙とアプリで併用できる?

紙とアプリ両方のお薬手帳を利用するのは問題ありません。

ただし、併用する場合は情報の管理方法に注意する必要があります。
紙とアプリ両方の記録を常に一致させておくことが管理のポイントです。
片方にしか記録がないと、正確な情報把握ができません。
薬の重複や飲み合わせの確認など適切に行うためにも、記入漏れのないよう注意してください。


『お薬手帳』『入手方法』に関するQ&A




最後に、お薬手帳の入手方法に関連するよくある質問にお答えします。
お薬手帳を無くした場合の対処法や自作のお薬手帳について、Q&A形式でまとめましたのでぜひ参考にしてください。

お薬手帳をなくしたら?
お薬手帳をなくしてしまったら、薬局で新しいお薬手帳を作り直してもらいましょう。再発行にお金はかかりません。
ただし、過去の薬の記録は自動で復元されないため、必要に応じて薬局で過去の処方履歴や薬剤情報シールを発行してもらいましょう。
薬剤情報シールの再発行は、薬局によって手数料がかかるところもあります。
お薬手帳をよく紛失してしまう方は、お薬手帳アプリによる情報管理もおすすめです。
お薬手帳は自作しても良い?
お薬手帳は自作していただいても構いません。
お薬手帳に決まった様式はなく、必要な情報さえ記録できれば自作のものでも問題なくお使いいただけます。

・氏名と生年月日
・アレルギー歴と副作用歴
・過去に使用した処方薬の情報など

これらの情報が漏れなく記録されていると、医療機関や薬局などで情報共有の際にスムーズです。
薬局で無料配布されるお薬手帳は、あらかじめ必要事項がまとめられています。特にこだわりが無い方は、既製品を使うのがよいでしょう。
お薬手帳の代わりになるものはある?
マイナンバーカード内に記録される、医療機関の受診歴や処方歴・調剤歴などが閲覧できる仕組みはありますが、お薬手帳の代わりにはなりません。
患者さん同意のもと、過去の薬剤情報や健康診断の記録などが確認できるようになりましたが、最新情報の反映までにタイムラグが生じるなどのデメリットもあります。
そのため、リアルタイムで情報把握するにはお薬手帳の記録が欠かせません。
市販薬やサプリメントの摂取歴などもあわせて記載しておくと、いざという時に医師や薬剤師が迅速に対応できます。

まとめ


まとめ

お薬手帳の入手方法に関する解説は以上になります。
マイナンバーカードによる医療のデジタル化が進んでいるとはいえ、お薬手帳は引き続き適切な薬の管理において重要な役割を担っています。
薬局でもらえるお薬手帳を活用し、日頃から服薬情報を整理しておくのが大切です。
紙・アプリどちらのお薬手帳でも構いませんが、常に最新の情報を記録し、受診や調剤の際には忘れずに提示するようお願いします。

※掲載内容は執筆時点での情報です。

  • 佐藤 孝汰 薬剤師

    執筆・監修者

    公立病院の薬剤師として勤務後、調剤薬局で1年間勤務。現在は老健施設併設型の病院で勤務。

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