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【医師が解説】低血糖の原因はなに?おすすめのブドウ糖も紹介

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2022/11/17
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糖尿病の方にとって、低血糖は身近なリスクですよね。急に低血糖になると、何が原因なのか疑問に思うときも、あるかもしれません。糖は体の主要なエネルギー源ですが、低血糖とは体内の血糖値が基準範囲よりも低い状態をさします。

低血糖は、糖尿病と関連していることも多いものです。しかし糖尿病でない人のなかにも、薬や内臓の問題で、低血糖のリスクを持つ方がいます。

そこで、今回は低血糖の原因、予防策まで徹底的に解説します。有効な市販薬の使い方なども解説しますので、ぜひ最後までお読みください。

くすりの窓口医師・薬剤師が
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  • 経験① 現場でよく聞かれる質問
    経験① 現場でよく聞かれる質問
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  • 経験② 現場で教える医薬品
    経験② 現場で教える医薬品
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  • 視点① ユーザー目線で解説
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低血糖の場合に考えられる原因は?


医師

安元 悠ニさんのコメント

低血糖は、血糖値が下がりすぎて、体の機能維持が難しくなりかけている状態です。

ひどくなると昏睡におちいることもあります。 低血糖の主な原因は、糖尿病の治療に使用される血糖を下げる薬の副作用です。

ただし、糖尿病以外にもさまざまな原因が考えられるため、いくつかご説明したいと思います。

原因①:糖尿病の薬の作用



低血糖で多いのが、糖尿病の治療薬として用いられるインスリンによる影響です。糖尿病を患っている方は、インスリンを作れなくなったり、インスリンに対する反応が鈍くなったりしている場合が多く、そのため、ブドウ糖が血流に蓄積し、血糖値が危険なレベルまで上がってしまうリスクをもっています。

この問題を解決し、血糖値を下げるためにインスリンやその他の糖尿病の薬を服用していただくことがあります。

しかし、インスリンやその他の糖尿病薬が多すぎたり、効きすぎたりしてしまうと、血糖値が大きく下がりすぎて、低血糖を引き起こしてしまいます。この場合の低血糖は、糖尿病の薬を定期的に服用した後に食事をあまりとらなかったり、運動したりした時に発生しやすくなります。

原因②:インスリンの過剰産生やホルモン異常



膵臓の腫瘍(インスリノーマなど)により、インスリンが過剰に産生されると、低血糖になる場合があります。膵臓以外にできた腫瘍でも、インスリンに似たような物質を過剰に産生することがあり、低血糖の原因となります。

また、副腎や下垂体機能が障害されると、グルコースの生成または代謝を調節する特定のホルモンの量が不十分になり、低血糖につながります。

加えて、子どもは、成長ホルモンが少なすぎると、低血糖になってしまうことがあります。

原因③:アルコールや摂食障害



アルコールも低血糖の原因となります。空腹時に大量のアルコールを摂取してしまうと、肝臓で、グリコーゲン貯蔵庫から血流にブドウ糖を放出するがさまたげられ、低血糖につながります。

栄養失調や飢餓によって十分な食物が得られず、体がグルコースを生成するために必要なグリコーゲン貯蔵庫を使い果たした場合にも、低血糖が発生する可能性があります。

また、神経性無食欲症と呼ばれる摂食障害では、長期的な飢餓状態になってしまい、低血糖症状を起こすことがあります。

治療・予防について


医師

安元 悠ニさんのコメント

低血糖の治療や予防方法について、紹介します。

多くの低血糖症状は、基本的に対症療法などで数日中に治ることが多いものです。しかし治らない場合もあるので、そんなときの対処法も、詳しく解説します。

治療方法はあるの?何日で治る?



低血糖症状がある場合、次のような流れで治療を行えば、たいてい数十分程度で改善します。

①即効性のある食べ物や飲み物を適量摂取する :
タンパク質や脂肪を含まないブドウ糖の錠剤やジェル、フルーツ ジュース、ソーダ、蜂蜜、砂糖菓子などを試してみてください。

②15分後に血糖値を再チェックする :
①の治療を行っても血糖値が70mg/dL未満の場合は、さらに15~20g程度の速効性のある炭水化物を摂り、15分後に再度血糖値をチェックします。

③間食する :
血糖値が標準範囲に戻ったら、健康的なスナックや食事を食べることで、血糖値のさらなる低下を防ぎ、体のグリコーゲン貯蔵を補充することができます。

予防や対策方法はある?



まずは、低血糖の症状を学ぶことが大切です。これにより、低血糖の早い段階で、対策ができ、適切に予防することができます。以下のような、対策がおすすめです。

・即効性のある炭水化物などの錠剤を常備しておく :
血糖値が低くなる前に、ジュースや飴玉、ブドウ糖の錠剤など、即効性のある炭水化物を常に携帯しておきましょう。

・血糖値を頻繁にチェックする :
血糖値を頻繁に測りましょう。継続的なモニターであるCGM(持続血糖測定)は、皮下に挿入された小さなセンサーによって、継続的に血糖値を測定します。血糖値が下がりすぎた場合には、アラームで警告する機種もあります。

低血糖が再発する場合は、11日を通して頻繁に少量の食事をとるようにすれば、血糖値が低くなりすぎるのを防げます。

ケアできる商品はある?



低血糖を発症した時に使える、市販の商品もいくつかあります。

例えば低血糖をおこしたときに、食べ物が近くになくても、市販のブドウ糖タブレットなどが解決策となります。これらの商品は賞味期限が長いだけでなく、オフィスのデスクや財布、ポケットなどに簡単に保管できるため、大変便利です。

また、体内で分解する必要がないため、効果がすぐに現れます。通常、数分程度で低血糖症状が改善します。血糖値を正常に戻すためには、ブドウ糖錠剤が、3~4錠程度必要になります。

【厳選】おすすめのブドウ糖 6選


医師

安元 悠ニさんのコメント

低血糖症状がある場合、市販薬を使用していいのか、どのような場合に摂取すればいいのかを自分自身で判断するのは難しいかもしれません。

そこで、ここでは厳選したおすすめのブドウ糖6種類に関して説明していきます。

薬剤師おすすめ
アークレイ

グルコレスキュー ブドウ糖補給ゼリー

最安値 480円 (税込)

ヨーグルト風味で食べやすいゼリータイプ

低血糖が気になる方に、いつでもどこでもすぐにブドウ糖が補給できます。ゼリータイプのため、誤嚥もしにくく、素早くブドウ糖が補給できる商品です。タブレットタイプが苦手な方におすすめです。

分類 食品
主成分(含有量) ブドウ糖、寒天/ゲル化剤(増粘多糖類)、酸味料、香料、乳酸カルシウム
食品のタイプ ゼリー
妊娠中・授乳中の使用 使用可能
使用が可能な年齢 記載なし
1回の使用あたりのコスト(目安) 79.8円
風味 ヨーグルト味

薬剤師おすすめ
ミナミヘルシーフーズ

おいしいブドウ糖 100g

最安値 321円 (税込)

素早く補給する

甘味度はショ糖の70%であるため、甘ったるすぎず、すっきりサラッとと食べることができるブドウ糖です。そのままでも、水に溶かしてでも、好みに合わせてお召し上がりいただけます。吸収の良いブドウ糖食品です。

分類 食品
主成分(含有量) ぶどう糖(全糖ぶどう糖)
食品のタイプ タブレット
妊娠中・授乳中の使用 使用可能
使用が可能な年齢 記載なし
1回の使用あたりのコスト(目安) 59.7円
風味 甘い

薬剤師おすすめ
チトセ

ぶどう糖ラムネ タブレットタイプ

最安値 410円 (税込)

ラムネで糖分を補給する

「ぶどう糖ラムネ タブレットタイプ 80g」は、ブドウ糖だけではなく、ビタミンCも配合したラムネです。ビタミンCはレモン1こ分も配合されています。ボトルタイプの商品のため、車内やデスクに置いておく際に便利な商品です。

分類 食品
主成分(含有量) ぶどう糖・ビタミンC
食品のタイプ タブレット
妊娠中・授乳中の使用 使用可能
使用が可能な年齢 記載なし
1回の使用あたりのコスト(目安) 53.3円
風味 レモン風味

薬剤師おすすめ

アクセス数1位

大丸本舗

ぶどう糖

最安値 167円 (税込)

個包装タイプの固形ブドウ糖

固形ぶどう糖でありながら、口に含むとさっと溶けるため、お菓子のような感覚でお召し上がりいただける商品です。個包装タイプのため、持ち運びや携帯に便利です。疲れを感じる場面が多い方の常備品としてもおすすめです。

分類 食品
主成分(含有量) ぶどう糖
食品のタイプ タブレット
妊娠中・授乳中の使用 使用可能
使用が可能な年齢 記載なし
1回の使用あたりのコスト(目安) 9.8円
風味 甘い

薬剤師おすすめ
昭和商会

ぶどう糖塩ラムネ

最安値 2,650円 (税込)

ブドウ糖とともに塩分チャージ

ブドウ糖とともに、食塩やクエン酸も同時に配合された、タブレットタイプのラムネ商品です。糖分ケアだけでなく、日頃から汗をかきやすい環境にある方におすすめの商品です。コストパフォーマンス良いのも嬉しいポイントです。

分類 食品
主成分(含有量) ぶどう糖、食塩、クエン酸
食品のタイプ タブレット
妊娠中・授乳中の使用 使用可能
使用が可能な年齢 記載なし
1回の使用あたりのコスト(目安) 8.7円
風味 甘い

薬剤師おすすめ
ハーバー研究所

粉飴顆粒

最安値 998円 (税込)

何にでも溶かしてブドウ糖補給

粉飴は、粉末タイプのブドウ糖食品のため、お料理や飲み物など、何にでもさっと溶かしてブドウ糖が補給でききる食品です。余計なたんぱく質が含まれておらず、ミネラル(ナトリウム、カリウム、リン)もほとんど含まれていないので、他の食品との組み合わせを気にせず摂取することが可能です。

分類 食品
主成分(含有量) マルトデキストリン(※)

(※)でんぷんを加水分解して精製したグルコース(ブドウ糖)のこと
食品のタイプ 粉末
妊娠中・授乳中の使用 使用可能
使用が可能な年齢 記載なし
1回の使用あたりのコスト(目安) 10.8円
風味 甘い

【比較一覧】この記事で紹介している商品

商品名

アークレイグルコレスキュー ブドウ糖補給ゼリー

ミナミヘルシーフーズおいしいブドウ糖 100g

チトセぶどう糖ラムネ タブレットタイプ

大丸本舗ぶどう糖

アクセス数1位

昭和商会ぶどう糖塩ラムネ

ハーバー研究所粉飴顆粒

最安値

480円(税込)

送料:別 Yahoo! 詳細を見る

321円(税込)

送料:別 Yahoo! 詳細を見る

410円(税込)

送料:別 Yahoo! 詳細を見る

167円(税込)

送料:別 Yahoo! 詳細を見る

2,650円(税込)

送料:別 Yahoo! 詳細を見る

998円(税込)

送料:要確認 楽天 詳細を見る
特徴 ヨーグルト風味で食べやすいゼリータイプ 素早く補給する ラムネで糖分を補給する 個包装タイプの固形ブドウ糖 ブドウ糖とともに塩分チャージ 何にでも溶かしてブドウ糖補給
商品リンク

紹介している市販薬を使用するときのポイントや注意点について


医師

安元 悠ニさんのコメント

低血糖の時に使える市販薬について、使用する際のポイントや注意点、副作用など知っていただきたい内容について、解説します。参考にしてください。


また、どういう症状がある場合に病院に行けばいいのか、何科を受診すべきなのかも紹介します。

使用するときのポイント・副作用はあるの?



市販薬を使用して低血糖を改善する場合の注意点と、考えられる副作用には、以下があげられます。

・とり過ぎに注意する(血糖値が上がりすぎる)
・飲み合わせに注意する(効果が減弱する可能性がある)

まずは基本的なことですが、取りすぎないようにしましょう。とりすぎで、血糖値が急激に上がると、血糖を下げようとインスリンが過剰に産生されてしまい逆に低血糖が誘発されます。

また、薬との飲み合わせにも、注意してください。α-グルコシダーゼ阻害剤を服用している場合は、ブドウ糖のような単糖類のみが吸収でき、砂糖やご飯などの炭水化物などを摂取しても吸収が阻害されて効果がでないことがあります。炭水化物や砂糖でなく、ブドウ糖の錠剤を使用してください。

こんなときは病院へ



低血糖症状が治らなければ受診が必要です。ジュースやソフトドリンクを飲んだり、飴を舐めたり、ブドウ糖の錠剤を飲んだりしても、低血糖が治らない場合や以下のような症状があれば、重度の低血糖の可能性があります。

・反応がない(意識消失)
・発作がある

重度の低血糖の症状がある、または意識を失っている場合は、ただちに救急科を受診しましょう。場合によっては、内分泌糖尿病科などの専門の医師による診察が必要になる場合もあります。

『低血糖』に関するQ&A




続いて、低血糖について、よくある質問についてお答えします。

低血糖症状がある時は、どのような食べ物や飲み物がいいのか、糖尿病がなくても低血糖になるのかなどについて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

低血糖症のためにどのような食品がいいですか?また、避けるべきですか?
低血糖がある時に、急に甘い食べ物やジュースを摂ると、急激に血糖が上がりすぎ、それに反応して血糖を下げるインスリンが過剰に産生されてしまい、低血糖におちいることがあります。

低血糖におすすめの食べ物は、高タンパク、炭水化物、低脂肪の食事です。これらは、高血糖値と低血糖値の間の変動を最小限に抑えるのに役立ちます。

加えて、糖分をゆるやかに吸収する食物繊維もとりましょう。

そのほか、キノコ、大豆、肉類、玄米などの低GI食品もおすすめです。 また1日に3回だけ大量の食事をとるのではなく、1回ごとの食事の量を減らして3~4時間ごとに、こまめに食事をするようにしましょう。よく噛むのも大切です。

低血糖と高血糖、どちらが怖いですか?
低血糖とは、通常は血糖値が 70 mg/dL未満の状態と定義されます。高血糖とは通常、空腹時の血糖値が 125mg/dL を超えるか、2時間前に食事をした人の血糖値が 180 mg/dLを超えることと定義されます。

どちらが怖いとは、一概には言えません。しかし、低血糖の場合は、短期的にも命に関わる症状が起こりやすく、意識レベルが低下して昏睡状態に陥るケースもあります。早急な治療が必要な状態であることは理解しておきましょう。

糖尿病がなくても低血糖になることはありますか?
低血糖は、糖尿病の人で最も頻繁に起こりますが、糖尿病でない人でも、低血糖になる可能性が十分にあります。以下のような背景があれば、低血糖になりやすくなります。

・空腹が続いている
・数日間にわたって過量のアルコールを飲んでいる
・肝臓、腎臓または膵臓に病気や障害がある
・最近減量した
・摂食障害(神経性無食欲症)がある

症状は似ていますが、もともと糖尿病がある人の方が重症化するリスクが高いです。

まとめ




いかがでしたでしょうか。低血糖の原因は、糖尿病の治療薬によるものがほとんどですが、それ以外に原因が、さまざまあることがわかったかと思います。

低血糖の症状は重症化するケースもあるため、治療には、糖分の多い食べ物や飲み物、または市販薬を使用して、血糖値を標準範囲内にすばやく戻すことが大切です。それでも治らない場合は、病院を受診しましょう。

今回の記事では、低血糖の時の対処法や市販で買えるおすすめの商品についても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

※掲載内容は執筆時点での情報です。

  • 安元 悠ニ 医師

    執筆・監修者

    医学部医学科を卒業後、私立大学病院で勤務。大学時代のライター経験を生かし、医師として働きながらも医療関連記事を執筆している。

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