商品名 |
小林製薬フェミニーナ軟膏S 15g アクセス数1位 |
ロート製薬メンソレータム フレディ メディカルジェルn 22g |
ロート製薬メンソレータム カブレーナ乳液 15g |
興和レスタミンUコーワ錠 75錠 |
第一三共ヘルスケアアレルギール錠 55錠 |
池田模範堂ムヒAZ錠 12錠 |
ジョンソン・エンド・ジョンソンテラマイシン軟膏a 6g |
ゼリア新薬ドルマイシン軟膏 6g |
第一三共ヘルスケアクロマイ-N軟膏 6g |
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特徴 | つらいかゆみを抑えるベタつかない軟膏 | クールタイプが特徴のかゆみ止めジェル | かゆみとかぶれを抑える乳液状の治療薬 | かゆみ止め成分に加えビタミン類も配合 | かゆくて夜も眠れないときに適した処方 | 1日2回で効く眠くなりにくいかゆみ止め | 2種類の抗生物質配合で化膿を抑える | 幅広い菌に効果が期待できる抗生物質の軟膏 | 抗生物質にくわえて抗真菌成分も配合 |
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目次
この記事で紹介している市販薬はこちら
陰部のかゆみに効く市販薬によく含まれている成分
陰部は非常にデリケートな部位であり、薬の吸収率も手足などに比べるとかなり高いため、薬の選択には慎重になる必要があります。まずは成分的な違いについて説明します。
①:ジフェンヒドラミン
市販薬の中でも風邪薬や鼻炎薬などの飲み薬や、かゆみ止めなどの塗り薬に含まれており、多く使用されています。
眠気が出てしまうことが多く、飲み薬を日中服用する際には注意が必要です。その眠気を逆に利用した睡眠改善薬も販売されています。
②:ウフェナマート
抗炎症作用がある成分の中では比較的優しいはたらきのため、皮膚が薄い部位やデリケートゾーンにも使用することができます。
陰部のかゆみを緩和できる市販薬の選び方・ポイント
デリケートゾーンに使用できる市販薬はたくさんありますが、どれを選べばいいか悩むことがあると思います。
どのような点に注目して選べばいいのかポイントについて解説しますので参考にしてみてください。
【とにかくかゆみを抑えたい方】はジフェンヒドラミンなどのかゆみ止め成分
これらの成分単独の商品でもいいですが、市販薬の多くは炎症を抑えるのを助ける成分や皮膚の修復を促す成分、かゆみや痛みを緩和する成分などをあわせて配合しています。
成分や効能を確認し、気になる症状に合った医薬品を選べるとより良いです。 また、塗布する機会がなかなかない方は、飲み薬を選ぶという選択肢もあります。
【かきむしてしまっている方】はかゆみ止めの飲み薬+皮膚保護剤
傷がひどく、ただれているような状態でなければ、市販薬での対応が可能です。
かゆみ止め成分の塗り薬にも使用できる商品はあるものの、おすすめは飲み薬のかゆみ止めです。皮膚の状態にかかわらず、かゆい症状を緩和することができるためです。
傷ができている患部は、ワセリン等で保護するのがおすすめです。
【ニキビのような膿がたまっているできものがある方】は抗生物質配合の市販薬
膿がたまっているように見える場合、皮膚の感染・炎症が起こっている可能性が高いです。かゆみ止めの塗り薬は、かゆみや炎症を緩和する効果はあるものの、抗菌効果はあまり期待できない商品がほとんどです。
膿のたまったようなできものを改善したいときには、抗生物質を配合した医薬品がより効果的でしょう。
なお、細菌感染が疑われるときはステロイド配合の塗り薬を使用すると悪化する可能性があるため、自己判断で使用しないのがおすすめです。
【厳選】陰部のかゆみを緩和するのにおすすめの市販薬 9選
では、実際に重視するポイント別におすすめできる市販薬について紹介します。
どれも薬局やドラッグストアで販売されていることが多いので、どなたでも購入できると思います。判断に困った場合は薬剤師や登録販売者に相談してみてください。
【とにかくかゆみを抑えたい方】におすすめ市販薬 3選
とにかくかゆみが強く、つらい方向けの医薬品を紹介します。かゆみを緩和する効果がある抗ヒスタミン成分配合の外用剤を中心に、気になる症状を緩和する効果のある成分を配合したものを選びました。
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こんな方に
スッとした感覚が苦手な方に
持ち歩きやすいパッケージの塗り薬をお探しの方に
つらいかゆみを抑えるベタつかない軟膏
かわいらしいチューブのデザインが印象的な、デリケートゾーン専用かゆみ止めです。かゆみ止め成分のほか、雑菌の繁殖を抑える成分や皮膚の新陳代謝を助ける成分などが配合されています。軟膏という商品名ですが、塗布部位がベタつかないクリームタイプなのも特徴。メントールを配合していないため、塗布した時にスッとした感覚はありません。
分類 | 第2類医薬品 |
有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 100g中: リドカイン(2.0g)、塩化ジフェンヒドラミン(2.0g)、トコフェロール酢酸エステル(0.3g)、イソプロピルメチルフェノール(0.1g) |
効果・効能 | かゆみ、かぶれ、湿疹、虫さされ、皮膚炎、じんましん、あせも、ただれ、しもやけ |
用法・用量 | 1日数回、患部に適量塗布してください。 |
タイプ | クリーム |
妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:相談すること 授乳中:使用可能 |
使用が可能な年齢 | 7歳以上 7歳未満の子供は医師、薬剤師、登録販売者にご相談の上、ご使用ください。 |
錠剤・タブレットの大きさ | ー |
ステロイドの強さ | × |
スーッとする成分 | × |
膣部分への使用 | × |
傷ができている箇所への使用 | × |
化膿している箇所への使用 | × |
ヒリヒリしている箇所への使用 | 〇 |
PR
こんな方に
スッとした使用感がお好みの方に
ムレてつらい症状にお悩みの方に
クールタイプが特徴のかゆみ止めジェル
かゆみ止め成分に加え、炎症を抑える成分や皮膚の新陳代謝を助ける成分など5種類の有効成分が配合された塗り薬。添加物としてl-メントール配合のジェルタイプで、スッとした使い心地ですが、弱酸性でお肌に優しい処方です。さわやかなミントの香りが特徴です。
分類 | 第2類医薬品 |
有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 100g中: リドカイン(2.0g )、ジフェンヒドラミン(1.0g)、グリチルリチン酸二カリウム(1.0g)、トコフェロール酢酸エステル(0.5g)、イソプロピルメチルフェノール(0.1g) |
効果・効能 | かゆみ、かぶれ、皮フ炎、湿疹、ただれ、じんましん、あせも、虫さされ、しもやけ |
用法・用量 | 1日数回、適量を患部に塗布してください。 |
タイプ | ジェル |
妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:相談すること 授乳中:使用可能 |
使用が可能な年齢 | 記載なし |
錠剤・タブレットの大きさ | ー |
ステロイドの強さ | × |
スーッとする成分 | l-メントール |
膣部分への使用 | × |
傷ができている箇所への使用 | × |
化膿している箇所への使用 | × |
ヒリヒリしている箇所への使用 | × |
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こんな方に
さらっとした使い心地がお好みの方に
患部に炎症が起こっている方に
かゆみとかぶれを抑える乳液状の治療薬
かゆみ止めのジフェンヒドラミンのほか、抗炎症成分ウフェナマート、その他炎症を抑える成分など合わせて5種類の有効成分が配合された、デリケートエリアに適した処方です。乳液タイプのため、患部に塗り広げやすいのも特徴です。
分類 | 第2類医薬品 |
有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 100g中: ウフェナマート(5.0g)ジフェンヒドラミン(1.0g)、グリチルレチン酸(0.3g)、トコフェロール酢酸エステル(0.5g)、イソプロピルメチルフェノール(0.2g) |
効果・効能 | 湿疹、皮ふ炎、ただれ、あせも、かぶれ、かゆみ、おむつかぶれ |
用法・用量 | 1日数回、適量を患部に塗布してください。 |
タイプ | 乳液 |
妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:使用可能 授乳中:使用可能 |
使用が可能な年齢 | 記載なし |
錠剤・タブレットの大きさ | ー |
ステロイドの強さ | × |
スーッとする成分 | × |
膣部分への使用 | × |
傷ができている箇所への使用 | × |
化膿している箇所への使用 | × |
ヒリヒリしている箇所への使用 | 〇 |
【かきむしてしまっている方】におすすめ市販薬 3選
かゆみを緩和する効果のある飲み薬を紹介します。いずれも抗ヒスタミン成分配合で、眠気の副作用が起こる可能性があるため注意しましょう。 患部には、皮膚保護のためにワセリンなどを併用するのもおすすめです。
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こんな方に
広範囲の症状がある方に
眠気が出ても問題ない生活スタイルの方に
かゆみ止め成分に加えビタミン類も配合
ジフェンヒドラミン配合の飲み薬です。皮膚疾患の治療に役立つビタミン類も配合しており、皮膚のかゆみ症状を体の中から改善する効果があります。人によっては眠気の副作用が強く出る可能性があるため、服用後しばらくは注意してお過ごしください。
分類 | 第2類医薬品 |
有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 1日量(9錠)中: ジフェンヒドラミン塩酸塩(90mg)、グリチルリチン酸二カリウム(90mg)、リボフラビン(6mg)、ピリドキシン塩酸塩(15mg)、オロチン酸(90mg) |
効果・効能 | じんま疹、湿疹・かぶれによるかゆみ、鼻炎 |
用法・用量 |
下記の量を水又は温湯で1日3回服用してください。
成人(15歳以上):3錠
11歳以上15歳未満:2錠
5歳以上11歳未満 :1錠
|
タイプ | 錠剤 |
妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:相談すること 授乳中:使用不可 |
使用が可能な年齢 | 5歳以上 |
錠剤・タブレットの大きさ | 記載なし |
ステロイドの強さ | ー |
スーッとする成分 | × |
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こんな方に
かゆみが気になって夜眠れない方に
温まるとかゆくなる症状の方に
かゆくて夜も眠れないときに適した処方
抗ヒスタミン成分の1つ、クロルフェニラミンを主成分とした飲み薬。ジフェンヒドラミンと似た成分でかゆみを抑えますが、同じく副作用に眠気の症状があります。ビタミン類のほか、グルコン酸カルシウムという湿疹を抑える成分も配合されています。
分類 | 第2類医薬品 |
有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 1日量(9錠)中: クロルフェニラミンマレイン酸塩(13.5mg)、ピリドキシン塩酸塩(22.5mg)、グリチルリチン酸カリウム(180mg)、グルコン酸カルシウム水和物(1,350mg) |
効果・効能 | 皮膚のかゆみ、湿疹、じんましん、皮膚炎、かぶれ、鼻炎 |
用法・用量 | 成人(15歳以上):1回3錠、1日2~3回 7~14歳:1回2錠、1日2回 4~6歳:1回1錠、1日2回 |
タイプ | 錠剤 |
妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:相談すること 授乳中:使用可能 |
使用が可能な年齢 | 4歳以上 |
錠剤・タブレットの大きさ | 記載なし |
ステロイドの強さ | ー |
スーッとする成分 | × |
膣部分への使用 | ー |
傷ができている箇所への使用 | ー |
化膿している箇所への使用 | ー |
ヒリヒリしている箇所への使用 | ー |
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こんな方に
飲み薬で対応したいけれど眠気が気になる方に
お昼に薬が飲みにくい方に
1日2回で効く眠くなりにくいかゆみ止め
こちらも抗ヒスタミン成分配合の飲み薬ですが、比較的眠くなりにくいアゼラスチンが主成分です。また、1回の服用で12時間ほど効果が継続するため、1日2回の服用でよいのも特徴。有効成分はアゼラスチンのみのシンプルな処方です。
分類 | 第2類医薬品 |
有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 1日量(2錠)中: アゼラスチン塩酸塩(2mg) |
効果・効能 | じんましん、しっしん・かぶれによる次の症状の緩和: 皮ふのはれ、かゆみ 花粉、ハウスダストなどによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和: くしゃみ、鼻みず、鼻づまり |
用法・用量 | 1回1錠を1日2回、朝食後及び就寝前に服用してください。 |
タイプ | 錠剤 |
妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:使用不可 授乳中:使用不可 |
使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
錠剤・タブレットの大きさ | 記載なし |
ステロイドの強さ | ー |
スーッとする成分 | × |
【ニキビのような膿がたまっているできものがある方】におすすめ市販薬 3選
膿がたまっていると思われるできものがある患部に適した、化膿止めの塗り薬を紹介します。いずれもデリケートゾーン専用の商品ではありませんが、長期連用しなければ使用することが可能です。
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こんな方に
とびひ、めんちょうなど、化膿性皮膚疾患の方に
患部をしっかり保護したい方に
2種類の抗生物質配合で化膿を抑える
有効成分の抗生物質が2種類含まれており、幅広い化膿性の皮膚症状に効果が期待できます。ワセリンベースの黄色い軟膏で、肌によくなじみます。下着などへの着色が気になる方は、ライナー等を併用するのがおすすめです。
分類 | 第2類医薬品 |
有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 1g中: オキシテトラサイクリン塩酸塩(30mg)、ポリミキシンB硫酸塩(10,000単位) |
効果・効能 | 化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎) |
用法・用量 | 1日1~数回、適量を患部に塗布するかガーゼなどにのばして貼付してください。 |
タイプ | 軟膏剤 |
妊娠中・授乳中の使用 | いずれも使用可能 |
使用が可能な年齢 | 記載なし |
錠剤・タブレットの大きさ | ー |
ステロイドの強さ | × |
スーッとする成分 | × |
膣部分への使用 | × |
傷ができている箇所への使用 | 〇 |
化膿している箇所への使用 | 〇 |
ヒリヒリしている箇所への使用 | 〇 |
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こんな方に
目立たない色の軟膏をお探しの方に
傷がある場所に使用したい方に
幅広い菌に効果が期待できる抗生物質の軟膏
こちらも2種類の抗生物質を配合した塗り薬。それぞれの成分が異なるタイプの細菌に対応しており、多くの原因菌に効果が期待できます。透明な軟膏のため、デリケート以外の目につきやすい患部にも使用しやすいです。
分類 | 第2類医薬品 |
有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 1g中: コリスチン硫酸塩(50,000単位)、バシトラシン(250単位) |
効果・効能 | 外傷・火傷等の化膿予防及び治療、膿痂疹(とびひ)、せつ、癰(よう)、 疔(ちょう)、毛嚢炎、湿疹、グラム陽性・陰性菌の単独及び混合感染による皮ふ疾患、化膿症、伝染性皮ふ炎、皮ふ潰瘍 |
用法・用量 | 通常1日1~3回、適量を患部に直接又はガーゼに塗布して用いてください。 |
タイプ | 軟膏剤 |
妊娠中・授乳中の使用 | いずれも使用可能 |
使用が可能な年齢 | 記載なし |
錠剤・タブレットの大きさ | ー |
ステロイドの強さ | × |
スーッとする成分 | × |
膣部分への使用 | × |
傷ができている箇所への使用 | 〇 |
化膿している箇所への使用 | 〇 |
ヒリヒリしている箇所への使用 | 〇 |
PR
こんな方に
ジュクジュク、またはカサカサした症状にお悩みの方に
抗菌成分が多い医薬品をお探しの方に
抗生物質にくわえて抗真菌成分も配合
2種類の抗生物質のほか、真菌(かびの仲間)の殺菌をする抗真菌成分を配合した塗り薬です。さまざまな化膿を伴う皮膚疾患に適しており、おできや吹き出物などの症状に幅広く活用することもできます。
分類 | 第2類医薬品 |
有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 1g中: クロラムフェニコール(20mg)、フラジオマイシン硫酸塩(5mg)、ナイスタチン(100,000単位) |
効果・効能 | 化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎) |
用法・用量 | 1日1~数回、適量を患部に塗布してください。 |
タイプ | 軟膏剤 |
妊娠中・授乳中の使用 | いずれも使用可能 |
使用が可能な年齢 | 記載なし |
錠剤・タブレットの大きさ | ー |
ステロイドの強さ | × |
スーッとする成分 | × |
膣部分への使用 | × |
傷ができている箇所への使用 | 〇 |
化膿している箇所への使用 | 〇 |
ヒリヒリしている箇所への使用 | 〇 |
【比較表】この記事で紹介している市販薬
商品名 |
小林製薬フェミニーナ軟膏S 15g アクセス数1位 |
ロート製薬メンソレータム フレディ メディカルジェルn 22g |
ロート製薬メンソレータム カブレーナ乳液 15g |
興和レスタミンUコーワ錠 75錠 |
第一三共ヘルスケアアレルギール錠 55錠 |
池田模範堂ムヒAZ錠 12錠 |
ジョンソン・エンド・ジョンソンテラマイシン軟膏a 6g |
ゼリア新薬ドルマイシン軟膏 6g |
第一三共ヘルスケアクロマイ-N軟膏 6g |
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特徴 | つらいかゆみを抑えるベタつかない軟膏 | クールタイプが特徴のかゆみ止めジェル | かゆみとかぶれを抑える乳液状の治療薬 | かゆみ止め成分に加えビタミン類も配合 | かゆくて夜も眠れないときに適した処方 | 1日2回で効く眠くなりにくいかゆみ止め | 2種類の抗生物質配合で化膿を抑える | 幅広い菌に効果が期待できる抗生物質の軟膏 | 抗生物質にくわえて抗真菌成分も配合 |
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市販薬を使用するときのポイントや注意点について
以上いくつかの市販薬について紹介しましたが、何を重視するかで選ぶポイントが変わってきます。
自身の症状に合った、適した医薬品を選ばないと適切な効果が出ない可能性があるので、迷ったら医療機関の受診も考える必要があります。
使用するときのポイント・副作用はあるの?
一時的な陰部周辺のかゆみに対して、弱いステロイドを用いることもありますが、デリケートゾーンでは他の部位に比べて吸収率が高くなるので、あまり推奨されません。
また、カンジダ症などの感染症が疑われる場合、ステロイド剤を塗ると、ステロイドの免疫抑制作用により症状が悪化することがあるので注意が必要です。不安な場合は、受診し医師の指示を仰ぐようにしましょう。
こんなときは病院へ
また同じような症状が続く場合は、感染症の可能性もあるので、婦人科や皮膚科を受診するようにしてください。
『陰部のかゆみ』に関するQ&A
デリケートゾーンの症状については医師や薬剤師にも相談しにくいと考えている方が多くいると思います。
デリケートゾーンにについてよくある質問についてまとめましたのでお悩みの方は是非参考にしてみてください。
この膣の自浄作用が、抗生物質の服用や必要以上の洗浄、女性ホルモンの分泌量の変化などによって低下してしまうと感染が起こりやすくなります。そのため、刺激の強い洗浄剤やビデで膣内を洗いすぎることのないように気をつけましょう。
また、生理の時は3時間を目安にナプキンを交換しましょう。毎日下着を変えることも大切です。
カンジダの場合は症状が改善しても菌が膣内に残っている可能性が高いので、使用を中断せず決められた日数を連続使用するようにしましょう。
万が一使用中に生理がきた場合は使用を中止し、治癒したか確認するために婦人科を受診してください。生理によって膣カンジダの錠剤を6日間続けることができないため、生理予定日を考慮して使用を開始してください。
膣カンジダの診断・治療を受けたことがない方は、その症状が膣カンジダによるものなのか自己判断が難しいため、婦人科などの医療機関で医師の診断を受けるようにしましょう。
なぜなら、オロナイン軟膏に含まれている消毒成分により、陰部に生息する常在菌(不調のときでなくてもいる菌)も殺菌してしまうおそれがあるため。塗布することで陰部の環境を乱し、症状が悪化してしまうおそれがあります。
そのため、とりあえずでオロナイン軟膏を塗布するのは避け、デリケートゾーン用の市販薬を選ぶようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。痒みやかぶれ症状を抑える対症療法の薬と、膣カンジダの再発による症状に使用する薬では成分が大きく異なるため注意が必要です。
また、かゆみを我慢できず掻いてしまうことで、症状が悪くなったり、色素沈着の原因となってしまうことがありますので、感染症が疑われる場合、市販薬を使っても症状が改善しない場合は勇気を出して速やかに受診しましょう。
もし自分では判断できない場合は、むやみに市販薬を使用するのではなく医師によって原因を診断してもらうことをおすすめします。適切な治療を受けることで症状も軽くなり、精神的にも楽になるはずです。
※掲載内容は執筆時点での情報です。