目次
足の付け根の痛みに使える市販薬によく含まれている成分
①:痛みや炎症を鎮める【NSAIDs】
NSAIDsは、非ステロイド性抗炎症薬の略称で、痛みや炎症の原因とされるプロスタグランジンの生成を抑え、痛みを緩和する成分です。「ロキソプロフェン」や「イブプロフェン」などの成分名で市販薬に配合されています。作用するまでの時間が短く、30分〜1時間程度あれば、たいていは楽になるでしょう。
痛みに、すぐに対応したい方におすすめの成分です。
②:軟骨の弾力性を高める【コンドロイチン硫酸】
「コンドロイチン硫酸」は関節でクッションの役割を果たしている軟骨の構成成分です。加齢によってコンドロイチン硫酸が体内で不足すると、軟骨の弾力が弱くなり、関節同士がぶつかってしまうため、痛みを感じます。
「コンドロイチン硫酸」が配合されている薬を服用すると、軟骨で失われているコンドロイチン硫酸を補う働きをして、軟骨の弾力を維持でき、関節の痛みを緩和してくれます。注意してほしいのは、個人差はありますが、働きを実感できるまで時間がかかることです。少なくとも、1ヶ月程度は、続けてみた方がいいでしょう。
足の付け根の痛みに使える市販薬の選び方・ポイント

次に足の付け根の痛みに市販薬を選ぶポイントを解説します。痛みの性質や薬のかたち、副作用を重視して市販薬を選べば、症状や体質にあわせた対応ができるでしょう。
ポイント①:痛みの性質を重視する
先ほどご紹介した2つの成分「NSAIDs」「コンドロイチン硫酸」を使い分けるポイントは、痛みの性質です。激しい運動後など、筋肉の張りや痛みが気になるときは「NSAIDs」を配合する市販薬を選びましょう。「NSAIDs」には痛みを取る作用に加えて、抗炎症作用があるため、筋肉の使いすぎにより起きた炎症をしずめてくれます。
また、歩くときや階段の上り下りで股関節に痛みを感じる方には「コンドロイチン硫酸」を配合する市販薬がおすすめです。軟骨の主成分である「コンドロイチン硫酸」は、年齢とともに失われる軟骨の弾力性を補助し、関節痛に働きかけます。
ポイント②:内服薬か外用薬かを重視する
「NSAIDs」を配合する市販薬には、飲み薬である内服薬と皮膚に使う外用薬があります。内服薬は比較的早く作用し、持ち運びに便利な一方で、胃腸障害の副作用に注意が必要です。
湿布などの外用薬は一度使うと患部に成分がとどまりやすいため、持続性にすぐれます。痛みに長時間働いてほしい方におすすめです。しかし肌に直接使用するため、肌がかぶれやすい方は使用を避けた方が良いでしょう。
ポイント③:副作用を重視する
今回ご紹介する商品は、薬ですから、副作用はつきものです。市販薬を選ぶときのポイントとして、副作用を重視することも大切です。内服薬の「NSAIDs」は胃腸障害を起こす可能性があります。胃腸の弱い方や薬を飲むと胃の不快感を生じる方は、外用薬を選択すると良いでしょう。
外用薬の「NSAIDs」は、接触性皮膚炎(かぶれ)を起こす可能性があります。特にテープ剤は肌にしっかりと貼り付くため、かぶれやすいとされています。湿布かぶれが気になる方は、ゲル剤やクリーム剤にするか、内服薬を選びましょう。
【厳選】足の付け根の痛みにおすすめの市販薬 9選
ここからは、足の付け根の痛みに使える市販薬を、具体的に紹介します。NSAIDsを配合する内服薬、外用薬、コンドロイチン硫酸を配合する市販薬の3つに分けてご紹介するので、気になるところを読んでみてください。
ポイント①:NSAIDsを配合する内服薬 3選
筋肉の腫れや痛みをすぐに取りたい方には、NSAIDsを配合する内服薬がおすすめです。小粒でのみやすい「ロキソニンS」、胃腸障害に配慮した「バファリンA」、コストパフォーマンスの高い「IB解熱鎮痛錠F」を紹介します。

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こんな方に
しっかり痛みを取りたい方に
大きい錠剤が苦手な方に
のみやすい小粒錠がしっかり痛みを抑える
CMでもお馴染みのロキソプロフェンを配合する鎮痛剤です。痛みをすばやく抑え、鎮痛効果が高いのが特徴です。直径約9㎜と小粒の錠剤で、錠剤を飲むのが苦手な方でも服用できます。
| 分類 | 第1類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | ロキソプロフェンナトリウム水和物 68.1mg(無水物として60mg) |
| 効果・効能 | ○頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・腰痛・関節痛・神経痛・筋肉痛・肩こり痛・耳痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛 ○悪寒・発熱時の解熱 |
| 用法・用量 | 成人(15歳以上)1回1錠 1日2回まで 症状があらわれた時、なるべく空腹時をさけて服用して下さい。 ただし、再度症状があらわれた場合には3回目を服用できます。 服用間隔は4時間以上おいて下さい。 |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 出産予定日12週以内の妊婦:不可 授乳中の人:医師、歯科医師又は薬剤師に相談 |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| 錠剤・タブレットの大きさ | 直径約9mm |
| 薬の風味 | 記載なし |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | × |

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こんな方に
胃腸が弱い方に
鎮痛剤による胃腸障害が気になる方に
半分はやさしさでできている鎮痛剤
錠剤が2層構造になっており、痛みを抑えるアスピリンと、胃を保護する合成ヒドロタルサイトを配合しています。鎮痛剤による胃腸障害が気になる方におすすめの商品です。
| 分類 | 指定第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 2錠中: アスピリン(アセチルサリチル酸) 660mg 合成ヒドロタルサイト(ダイバッファーHT) 200mg |
| 効果・効能 | 頭痛・月経痛(生理痛)・関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛・肩こり痛・咽喉痛・歯痛・抜歯後の疼痛・打撲痛・ねんざ痛・骨折痛・外傷痛・耳痛の鎮痛 悪寒・発熱時の解熱 |
| 用法・用量 | 1回2錠 1日2回を限度とする |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 出産予定日12週以内の妊婦:不可 授乳中の人:医師、歯科医師又は薬剤師に相談 |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| 錠剤・タブレットの大きさ | 記載なし |
| 薬の風味 | 記載なし |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | 合成ヒドロタルサイト |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | × |

こんな方に
痛みをしっかり取りたい方に
コストパフォーマンスを重視する方に
コストパフォーマンスに優れる、この1錠
NSAIDsのイブプロフェンを配合するAmazonオリジナルの鎮痛剤です。イブプロフェン以外にも、アリルイソプロピルアセチル尿素や無水カフェインなど鎮痛補助成分を配合しているにもかかわらず、安価に手に入れられるのが特徴です。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 2錠中: イブプロフェン 150mg アリルイソプロピルアセチル尿素 60mg 無水カフェイン 80mg メタケイ酸アルミン酸マグネシウム 100mg |
| 効果・効能 | ○頭痛・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・耳痛・関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛・ 肩こり痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・月経痛(生理痛)・外傷痛の鎮痛 ○悪寒・発熱時の解熱 |
| 用法・用量 | 成人(15歳以上)1回2錠 1日3回を限度とし、なるべく空腹時をさけて水又はぬるま湯で服用してください。服用間隔は4時間以上おいて下さい。 |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 出産予定日12週以内の妊婦:不可 授乳中の人:医師、歯科医師又は薬剤師に相談 |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| 錠剤・タブレットの大きさ | 記載なし |
| 薬の風味 | 記載なし |
| 眠くなる成分 | アリルイソプロピルアセチル尿素 |
| 胃の粘膜を保護する成分 | メタケイ酸アルミン酸マグネシウム |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | × |
ポイント②:NSAIDsを配合する外用薬 3選
鎮痛効果に持続性を求める方は、NSAIDsを配合する外用薬から選ぶと良いでしょう。1日1回貼るだけで良い「ロキソニンSテープ」、塗った後もサラッとしている「ボルタレンACローション」、メントールの冷感作用によって清涼感がある「フェイタスゲル」がおすすめです。

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こんな方に
効果に持続性を求める方に
しっかり効く湿布を探している方に
1日1回ですぐれた鎮痛効果を発揮
NSAIDsのロキソプロフェンを配合しているテープ剤で、患部に直接浸透してつらい痛みを緩和します。1日1回の使用で済むため、貼りなおす必要がないのが特徴。伸縮性があり、貼り直しがしやすいのもありがたいです。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 膏体100g中: ロキソプロフェンナトリウム水和物 5.67g(無水物として5g) |
| 効果・効能 | 腰痛、肩こりに伴う肩の痛み、関節痛、筋肉痛、腱鞘炎(手・手首の痛み)、肘の痛み(テニス肘など)、打撲、捻挫 |
| 用法・用量 | 1日1回患部に貼付 |
| タイプ | テープ |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊婦又は妊娠していると思われる人:医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| スーッとする成分 | × |
| 色 | 肌色 |
| 薬の匂い | 〇 |
| かぶれやすいタイプ | 〇 |

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こんな方に
サラッと使用感を求める方に
メントールの匂いが苦手な方に
サラッと乾くローションタイプの鎮痛剤
有効成分のジクロフェナクナトリウムが患部に浸透し、抗炎症作用と鎮痛作用を発揮します。塗った後もサラッとしており、使用感が良いのが特徴です。メントール無配合のため、匂いも気になりません。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 1g中: ジクロフェナクナトリウム 10mg |
| 効果・効能 | 腰痛、肩こりに伴う肩の痛み、関節痛、筋肉痛、腱鞘炎(手・手首の痛み)、肘の痛み(テニス肘など)、打撲、捻挫 |
| 用法・用量 | 1日3~4回患部に塗布 |
| タイプ | ローション |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊婦中:使用不可 授乳中:使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| スーッとする成分 | × |
| 色 | 透明 |
| 薬の匂い | × |

こんな方に
スーッとする使用感を求める方に
アルコール過敏でない方に
清涼感のあるゲルタイプ
有効成分のフェルビナクが痛みの原因とされるプロスタグランジンの生成を抑えることで、抗炎症作用、鎮痛作用を示します。メントールを配合しており、基剤にアルコールを使用しているため、スーッとする使用感があります。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 100g中: フェルビナク 3.0g l-メントール 3.0g |
| 効果・効能 | 肩こりに伴う肩の痛み、腰痛、関節痛、筋肉痛、打撲、ねんざ、腱鞘炎(手・手首・足首の痛みとはれ)、肘の痛み(テニス肘など) |
| 用法・用量 | 1日2~4回、適量を患部に塗擦してください。 |
| タイプ | ゲル |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:使用不可 授乳中:使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| スーッとする成分 | 〇 |
| 色 | 透明 |
| 薬の匂い | 〇 |
ポイント③:コンドロイチン硫酸を配合する市販薬 3選
加齢によって失った、軟骨の弾力性を取り戻したい場合は、「コンドロイチン硫酸」を配合する市販薬を選ぶのがおすすめです。「コンドロイチン硫酸」の量が気になる方は「コンドロイチンZS錠」がおすすめです。「コンドロイチン硫酸」以外にも、筋肉や神経の補助となるビタミンを配合する「ビタミネンアクティブ」や「コンドロイザーα」も加齢による股関節の痛みに有効です。

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こんな方に
加齢による軟骨の減少が気になる方に
コンドロイチン硫酸を配合
コンドロイチンZS錠はOTC医薬品でコンドロイチン硫酸を1日量として1,560mg配合した商品です。関節軟骨の構成成分であるコンドロイチン硫酸を摂取することで、関節痛や神経痛を緩和します。
| 分類 | 第3類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 6錠中 コンドロイチン硫酸エステルナトリウム 1,560mg |
| 効果・効能 | 関節痛,神経痛,腰痛,五十肩,神経性難聴,音響外傷性難聴,疲労回復 |
| 用法・用量 | 1回2錠,1日3回 |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 小児には服用させないでください |
| 錠剤・タブレットの大きさ | 記載なし |
| 薬の風味 | 記載なし |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | × |

こんな方に
軟骨を補いながら、痛みを取りたい方に
コンドロイチン硫酸とビタミンのW作用
軟骨の構成成分であるコンドロイチン硫酸に加え、ベンフォチアミンを配合した商品です。ベンフォチアミンが神経の機能をサポートし、足の付け根の痛みを緩和します。症状によって、1日2回と3回で調整することができます。
| 分類 | 第3類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 6錠中: ベンフォチアミン 90mg コンドロイチン硫酸エステルナトリウム 600mg アスパラギン酸カリウム・マグネシウム等量混合物 300mg |
| 効果・効能 | ●次の諸症状の緩和: 神経痛、筋肉痛・関節痛(肩・腰・肘・膝痛、肩こり、五十肩など)、 手足のしびれ、便秘、眼精疲労(慢性的な目の疲れ及びそれに伴う目の かすみ・目の奥の痛み) ●脚気 「ただし、これらの症状について、1 カ月ほど使用しても改善がみられ ない場合は、医師又は薬剤師に相談すること。」 ●次の場合のビタミン B1 の補給: 肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時 |
| 用法・用量 | 大人(15才以上)1回3錠を1日2〜3回服用します。ただし、1日2回服用する場合は朝晩、1日3回服用する場合は朝昼晩服用します。 |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| 錠剤・タブレットの大きさ | 記載なし |
| 薬の風味 | 記載なし |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | × |

こんな方に
コンドロイチン硫酸の効果を試したい方に
軟骨のすり減りや筋力低下が気になる方に
5つの有効成分が関節痛に作用
神経や関節の痛みに対して有効な成分を5つ配合しており、それぞれが協調して作用することでつらい症状に効果を発揮します。30錠包装と少ない錠数から販売されているため、コンドロイチン硫酸の薬を一度試してみたい、という方にもおすすめです。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 6錠中: ボウイ乾燥エキス 240mg コンドロイチン硫酸エステルナトリウム 900mg ベンフォチアミン 13.83mg メコバラミン 60μg ガンマ‐オリザノール 10mg |
| 効果・効能 | 1.次の諸症状の緩和:関節痛・筋肉痛(肩・腰・肘・膝痛、肩こり、五十肩など)、神経痛、手足のしびれ、便秘、眼精疲労(慢性的な目の疲れ及びそれに伴うめのかすみ・目の奥の痛み) 2.脚気 「ただし、これら1・2の症状について、1ヶ月ほど使用しても改善がみられない場合は、医師又は薬剤師に相談してください。」 3.次の場合のビタミンB1の補給:肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時 |
| 用法・用量 | 1回3錠 1日2回朝夕食後 |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| 錠剤・タブレットの大きさ | 記載なし |
| 薬の風味 | 記載なし |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | × |
商品比較表
市販薬を使用するときのポイントや注意点について

市販薬を服用するときは、パッケージに記載されている用法・用量を守って、適切な飲み方を心がけてください。今回ご紹介した商品を服用するときの注意点や、医療機関を受診する目安について解説します。
使用するときのポイント・副作用はあるの?
内服薬の「NSAIDs」は胃腸障害の副作用に注意が必要です。できるだけ食後に服用するか、多めの水で服用し、胃の不快感や痛みを生じたら、服用を中止してください。外用薬の「NSAIDs」は接触性皮膚炎に注意が必要です。薬を使用したところが赤くかぶれていたりかゆみがあったりする場合は、繰り返し使用しないでください。
「コンドロイチン硫酸」は個人差があるものの、効果を感じるまで時間がかかることがあります。1ヶ月ほど服用してみて、経過を見ましょう。
こんなときは病院へ
しばらく市販薬を使用しても症状が改善しない場合(内服薬のNSAIDsなら、3〜5日、外用薬のNSAIDsでは2週間、コンドロイチン硫酸なら1ヶ月)には、他の原因があるのかもしれません。念のため、医療機関へ受診してください。日常生活に支障が出るほど痛みがある場合も、市販薬では対応できない可能性が高いため、専門医へ相談した方がいいでしょう。骨や筋肉による痛みであれば、受診する診療科は整形外科が適切です。
『足の付け根の痛み』に関するQ&A

最後に、足の付け根が痛いときに知っておきたいことを、Q&A形式で解説します。「女性の方が足の付け根に痛みが起きやすいのか」「足の内側が痛いときの対処法は?」「子どもが痛がっている場合は?」といった内容にお答えします。






まとめ

この記事では、足の付け根の痛みに有効な市販薬を紹介しました。激しい運動によって筋肉の張りや痛みを生じている場合は「ロキソプロフェン」などのNSAIDsを配合する市販薬がおすすめです。NSAIDsには内服薬と外用薬があるため、使いやすさや副作用から選んでください。歩くときや階段の上り下りときに股関節に痛みがある方には「コンドロイチン硫酸」を配合する市販薬をおすすめします。加齢によって弾力を失った軟骨に働きかけ、関節同士がぶつかることで起きる痛みを楽にしてくれます。薬を使用する前には、商品のパッケージに記載されている副作用や使用上の注意を確認しておき、気になることがある場合は医師または薬剤師に相談するか医療機関を受診しましょう。
※掲載内容は執筆時点での情報です。






















