1.【薬剤師が教える】市販の育毛剤の選び方

育毛剤は頭皮環境を整えて髪の毛が健康的に育つのを助けるのを目的とした商品です。

 

髪の毛が成長するためにも時間がかかるので、育毛効果が実感できるようになるのは3〜6ヶ月かかるとも言われています。そのため、育毛剤は長期間使用できるものを選ぶ必要があります。

 

1-1. 無理のない価格帯を選ぶ

育毛剤は長期間使用しないと効果を実感することができません。育毛効果のある成分は120種類以上ありますが、効果にも個人差が存在しています。人によっては肌に合わずにかぶれたりすることも考えられます。

 

そのため値段が高いものだと継続して使用することが難しくなってくるだけでなく、自分にあった育毛剤を探すにもハードルが高くなります。

 

育毛剤の値段も様々ですが、値段が高い理由にはCMなどで広告費がかかっている場合や、材料費が高いものを使用している場合などがあり、値段が高いから効果が高いとも限らないので無理なく続けられる価格帯を選ぶといいでしょう。

 

1-2. 使い続けられる使用感のものを選ぶ

長期間使用することが必要な育毛剤ですが、使用感が使う方にあってないと継続して使用することができなくなってしまいます。

 

メントールのような爽快感が苦手な方には、メントールやエタノールが入ってないものを選ぶ方が無難です。育毛剤の臭いが気になってしまうということも考えられます。

 

サラサラすぎて液が垂れる感じがして気になるという場合もあるので可能であればサンプルなどを使って試してみるといいでしょう。

 

1-3. 配合成分に注意して選ぶ

配合成分が多く配合されている事を宣伝している育毛剤もあります。

 

しかし、使う方の体質によってそれぞれの配合成分に対しての相性が違うので、配合成分が多すぎると副作用のリスクも上がります。肌トラブルがあった場合にどの成分が原因なのか分からなくなる原因にもなります。

 

その他にも、敏感肌、乾燥肌など肌が弱い方には育毛剤の添加物であるアルコールに注意が必要です。

「無水エタノール」「フェノキシエタノール」「エタノール」と表記されていることがありますが、皮膚に刺激感を与えることがあります。肌が弱いと感じる方はアルコールフリーの商品を選ぶといいでしょう。

 

 

2.育毛剤と発毛剤の違い

育毛剤とは別に発毛剤というものも存在しています。育毛剤と発毛剤の目的は以下のようになっています。

 

・育毛剤

今ある髪の毛を太くして抜け毛を予防する

 

・発毛剤

髪の毛が生えてこない状態から新しく髪の毛を生やす

 

発毛剤は髪の毛が抜け落ちて生えてこない場所に、新しい髪の毛を生やす「発毛効果」認められている医薬品になります。

 

市販薬で認められている発毛剤は「ミノキシジル」という成分を含んだ外用薬(湿布や目薬、塗り薬など飲み薬以外の薬剤のこと)のみとなっています。発毛剤は高い効果を期待できる分、副作用も育毛剤に比べると起こる可能性も高いといえます。そのため、薬剤師からの情報提供が義務化されている第一類医薬品に分類されています。

 

育毛剤は頭皮環境を整えることで細くなった髪の毛を太くしたり、抜け毛を予防する効果が期待できるものとなっています。医薬部外品や化粧品に分類されることが多く、入手難易度も発毛剤に比べると低く、副作用も少ないものとなっていますので長期間の使用がしやすいといえます。

 

地肌が見えてしまっている、生え際が後退している場合には発毛剤、髪の毛のボリュームアップや抜け毛予防なら育毛剤を選ぶといいでしょう。

 

両方を併用するとかぶれなどの副作用が発生しやすくなるのでやめておきましょう。

 

3.購入前に知りたい育毛剤の効果と副作用

育毛剤の効果としては大きく分けて3つあります。

 

・毛の成長を促進する

毛根には髪の毛を作り出す毛母細胞というものが存在しています。これらの細胞を活性化させることで髪の毛の成長促進させることができます。育毛剤には毛母細胞を直接活性化させる成分や、毛細血管を広げて血流をよくすることで毛母細胞に栄養を送りやすくする成分が配合されていることがあります。

 

・抜け毛を予防する

男性の抜け毛の原因としては、ジヒドロテストステロンという男性ホルモンの一種があります。

育毛剤ではジヒドロテストステロンを直接抑制するものとジヒドロテストステロンの生成に関わってくる5-リダクターゼという酵素を抑制するものが配合されていることがあります。

 

・頭皮環境を整える

頭皮に過剰な皮脂があると菌の繁殖や毛穴のつまりの原因になるだけでなく、皮脂が酸化することで悪臭や痒みの原因にもなるので頭皮トラブルの原因にもなります。

 

逆に皮脂が少なすぎても頭皮の乾燥にも繋がります。頭皮が乾燥しているとフケやかゆみ、炎症の原因にもなります。

 

育毛剤に配合されているものでは皮脂が過剰に分泌されないようにするものや頭皮を保湿するもの、炎症、かゆみを防ぐものが存在しています。

 

育毛剤の副作用としては下記のものがあります。

 

・頭皮のかぶれ

・あかみ

・かゆみ

・フケ

 

育毛剤は頭皮に直接塗るものですので、体質が合わない方には肌トラブルを起こす可能性もあります。

育毛剤に含まれているエタノールは刺激感を感じる方もいるので肌が弱い人は避けるといいでしょう。

育毛剤を使用して何か異常があれば使用を中止して医師、薬剤師に相談しましょう。

 

4.おすすめの人気育毛剤3選

チャップアップ育毛剤

血行促進作用のあるセンブリエキスとトコフェロール酢酸エステル、新陳代謝、皮膚細胞を活性化させるD-パントテニルアルコール、かゆみや炎症を抑える塩酸ジフェンヒドラミン、グリチルリチン酸ジカリウムが配合されているので幅広い育毛効果を期待できます。

 

大きな特徴として定期購入での初めての購入の場合では無期限の返金保証、その都度の購入であれば30日の返金保証をしていることです。

 

返金保証のサービスがあれば、初めての育毛剤購入でもお試しで購入することもできます。

 

参照:

チャップアップ育毛剤:公式サイト

 

 

サクセス バイタルチャージ薬用育毛剤

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花王が独自に開発したt-フラバノンが髪の毛の根本から太く長く育て薄毛予防します。その他にもニコチン酸アミド、センブリエキスが頭皮の血行促進させて、β-グリチルレチン酸がフケ、かゆみ を防いでくれます。無香料なので臭いを気にせず使用できます。

 

参照:

サクセス バイタルチャージ薬用育毛剤:公式サイト

詳細を見る

 

加美乃素本舗/薬用育毛剤 カミノ21

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男性育毛剤の中でも数少ないアルコールフリーのものになるので、敏感肌の方やアレルギー体質の方にはおすすめの育毛剤になります。

 

ソフトジェリータイプであるので液が垂れてくるということも少なくなっています。

 

頭皮を乾燥から守るためにヒアルロン酸ナトリウムや加水分解シルク液を配合されていますので、頭皮環境を整えることもできます。

詳細を見る

 

5.まとめ

育毛剤の効果が出てくるには個人差もありますが、3〜6ヶ月ほどかかります。

 

そのため、継続して使用できる育毛剤選びをする必要がありますので、毎日使うことに問題を感じない使用感と価格帯で選ぶといいでしょう。敏感肌の人はアルコールフリーのものを選ぶと肌トラブルのリスクを下げることができます。

 

かぶれなどの肌トラブルが起きた場合には、使用を継続して治ることはほとんどありません。抜け毛予防に固執せずに使用を中止して医師や薬剤師に相談してください。