商品名 |
ツムラツムラ漢方大柴胡湯エキス顆粒 20包 |
小林製薬ナイシトールZa 420錠 |
クラシエ薬品桂枝茯苓丸料エキス錠 90錠 |
ツムラツムラ漢方桃核承気湯エキス顆粒 20包 |
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最安値 | 1,687円 送料:別 Yahoo! 詳細を見る |
4,579円 送料:別 Yahoo! 詳細を見る |
2,011円 送料:別 Yahoo! 詳細を見る |
1,689円 送料:別 Yahoo! 詳細を見る |
特徴 | ストレスに伴う肥満・便秘が気になる方に | 内臓脂肪を分解・燃焼するナイシトールZa | ホルモンバランスを整え月経痛などに効果的 | のぼせやすく、日頃から便秘がちな方に |
商品リンク |
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目次
食欲を抑える漢方について
代表的なものとして、「防風通聖散(ボウフウツウショウサン)」や「大柴胡湯(ダイサイコトウ)」があり、これらは代謝を促進し、脂肪燃焼を助けることで食欲を抑える効果が期待されます。
ただし、漢方薬の効果は体質や症状により異なるため、ご自身のお身体に適しているものを選ぶことが大切です。
食欲を抑えるのに漢方が効果的な理由
漢方は、自律神経系や消化器系、代謝、ホルモンバランスにはたらきかけることで食欲を抑える効果があるとされています。一方、その作用のしくみについてわかっているのは一部のみで、まだまだ未知の部分が多いとされています。また、漢方薬にも副作用があり、軟便や下痢、さらにはこれに伴う体重減少のおそれもあります。漢方は一人ひとりの体質に合わせた調整を実現でき、正しく使用することで、健康的に食欲をコントロールすることが期待できます。
食欲を抑えるためにできること
「食欲を抑えるためにできること」は、日々の生活習慣の改善から始まります。まずは食事です。食物繊維などを意識したバランスの良い食事を心がけ、食事の回数を減らすのではなく、少量ずつ頻繁に食べることで空腹感を抑えることが可能です。
また、十分な睡眠やストレス管理も重要で、これらが乱れると過食の原因になることがあります。
さらに、ハーブティーなどを取り入れることも効果的です。
ご自身の体質により合う方法を選択することで、無理せず、より健康的に食欲をコントロールする手助けになります。
漢方薬のメリット・デメリット
漢方薬は、自然由来の成分(生薬)を含み、体全体のバランスを整えることで症状を根本から改善することを目指します。
生薬の組み合わせや量によって効果が変わるため、体質にあわせた治療が可能なのが漢方薬の最大のメリットです。特に、消化器系の不調やストレス、慢性的な体調不良などを得意としています。
一方で、デメリットも存在します。漢方薬は体質に合わせて処方されるため、個々の体質に合わなければ効果が期待できません。また、多くの漢方薬では即効性があるわけではなく、効果が現れるまでに長い時間がかかることがあります。さらに、正しい処方と適切な使用が求められるため、専門家のアドバイスを受けることが重要です。
これらの点を理解した上で、漢方薬を活用することが大切です。
その他の対策方法のメリット・デメリット
漢方薬以外での食欲抑制・体重管理の方法としては、食事療法や運動、サプリメントの使用などが一般的です。
これらの方法のメリットは、即効性があることや、個々のニーズに合わせて調整可能な点です。食事療法では、その人に合わせた1日の摂取カロリーや栄養バランスをつくることができます。運動は軽いものでも体脂肪の燃焼を促進し、代謝を高めます。
一方で、これらの方法にはデメリットもあります。食事制限や厳しい運動は、持続が難しく、リバウンドのおそれがあります。
また、サプリメントは過剰摂取や体質に合わない成分が含まれている場合、副作用を引き起こす可能性があります。
このため、これらの方法を取り入れる際には、薬剤師や栄養士などの専門家の指導を受けることが重要です。
【症状別】食欲を抑えるのに有効な漢方の種類
より効果的に食欲を抑えるために、症状に応じたものを選ぶことが効果的です。
そこで今回は、具体的な3つのケースに焦点を当て、それぞれに適した漢方薬について紹介していきます。
まず、ストレスが原因で過食や飲みすぎが気になる方には、大柴胡湯が有効です。
次に、お腹まわりの脂肪や便秘に悩む方に対しては、防風通聖散をおすすめします。
最後に、ホルモンバランスの乱れによる食欲の変動には、桂枝茯苓丸や桃核承気湯が効果を発揮します。
それぞれについて、次から詳しく解説していきます。
『ストレスが起因』の食べ過ぎ飲みすぎには大柴胡湯
ストレスが原因でつい食べ過ぎたり飲みすぎたりしてしまう方におすすめしたい漢方薬、それが「大柴胡湯(ダイサイコトウ)」です。この漢方薬は、肝臓と胃腸のはたらきを整え、ストレスによる過食や飲酒を抑える効果が期待できます。また、胃の不快感や便秘の改善にも効果的です。ストレスが溜まりやすい現代社会かと思いますが、心身のバランスを保ちながら無理なく食欲をコントロールできる方法として、大柴胡湯は多くの方に支持されています。
ぜひ、健康的な生活のために取り入れてみてください。
『お腹まわりの脂肪がきになる・便秘がちの方』には防風通聖散
お腹まわりの脂肪が気になる方や、便秘がちで悩んでいる方におすすめなのが「防風通聖散(ボウフウツウショウサン)」です。この漢方薬は、体内の老廃物を排出するだけでなく、脂肪を燃焼しやすくする効果もあります。特に、お腹まわりの脂肪にはたらきかけるため、ダイエット中のサポートとしても人気です。
また、便秘の改善にも効果的で、腸内環境を整えながら、無理なくスッキリとした体型を目指すことができます。
健康的なボディラインを目指す方に、防風通聖散は強力な味方となるでしょう。
『ホルモンバランスの乱れ』には桂枝茯苓丸・桃核承気湯
ホルモンバランスの乱れによる食欲変動や体調不良などに悩んでいる方におすすめしたいのが、「桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)」や「桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)」です。これらの漢方薬は、血の巡りを改善することにより、体内の余分な水分や老廃物を排出することで、ホルモンのバランスを整えます。特に、更年期や生理不順など、ホルモンバランスの変化による体調不良を和らげ、気分の安定にも寄与します。
ホルモンの影響で起こる不調に対処しながら、健やかな毎日をサポートするために、桂枝茯苓丸や桃核承気湯は頼れる選択肢です。
【参考】食欲を抑えるのに有効な漢方 4選
薬剤師 根本 真吾さん厳選
食欲を抑えるために効果的な漢方薬について、代表的なもの4つをご紹介します。
ストレスを原因とする過食が気になる方には【大柴胡湯】、お腹まわりの脂肪や便秘が気になる方には【防風通聖散】がおすすめです。
また、ホルモンのバランスが乱れることによる食欲変動には【桂枝茯苓丸】や【桃核承気湯】が有効です。
健康的な食欲コントロールをサポートするための参考として、これらの漢方薬をおすすめします。
【大柴胡湯】おすすめ漢方
こんな方に
ストレスを感じやすい肥満気味の方に
子どもにも使いたい方に
ストレスに伴う肥満・便秘が気になる方に
有効成分であるサイコやハンゲなどが含有されており、肥満症や高血圧、肥満に伴う肩こりや頭痛、便秘に効果的な漢方薬です。
自律神経や血液循環を整え、ストレスによる不調を改善します。
便秘やストレスを感じやすい方に適しています。
分類 | 第2類医薬品 |
形状 | 顆粒 |
1回服用量 | 成人(15歳以上):1回1包(1.875g) 7歳以上15歳未満:1回2/3包 4歳以上7歳未満:1回1/2包 2歳以上4歳未満:1回1/3包 |
用法・用量 | 食前に水またはお湯で服用してください。 |
1日の服用回数 | 1日2回 |
服用対象年齢 | 2歳以上 |
効能効果 | 体力が充実して、脇腹からみぞおちあたりにかけて苦しく、便秘の傾向があるものの次の諸症:胃炎、常習便秘、高血圧や肥満に伴う肩こり・頭痛・便秘、神経症、肥満症 |
内容量 | 1.875g/包 x 20包 |
【防風通聖散】おすすめ漢方
こんな方に
お腹周りの内臓脂肪が気になる方に
便秘がちな方に
内臓脂肪を分解・燃焼するナイシトールZa
有効成分であるトウキやシャクヤクなどを含有しており、内臓脂肪の分解・燃焼を促します。
特に脂肪太りや便秘がちな方に適しています。
防風通聖散エキスが肥満症や高血圧、むくみ、便秘の改善に効果的です。
分類 | 第2類医薬品 |
形状 | 錠剤 |
1回服用量 | 成人(15歳以上):1回5錠 |
用法・用量 | 食前又は食間に水又はお湯で服用してください。 |
1日の服用回数 | 1日3回 |
服用対象年齢 | 15歳以上 |
効能効果 | 体力充実して、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの次の諸症:肥満症、高血圧や肥満に伴う動悸・肩こり・のぼせ・むくみ・便秘、蓄膿症(副鼻腔炎)、湿疹・皮ふ炎、ふきでもの(にきび) |
内容量 | 420錠 |
【桂枝茯苓丸】おすすめ漢方
こんな方に
月経不順が気になる方に
末端冷え性の方に
ホルモンバランスを整え月経痛などに効果的
有効成分であるケイヒやブクリョウなどの成分が配合されています。
のぼせや冷えを伴う月経痛、しみ、肩こり、打ち身に効果がある漢方薬です。
中国では、婦人妊娠病に対して使用される漢方薬であり、月経痛の他、月経不順や月経異常、さらには更年期障害にも有効であるとされています。
分類 | 第2類医薬品 |
形状 | 錠剤 |
1回服用量 | 成人(15才以上):1回2錠 15歳未満7歳以上:1回1錠 |
用法・用量 | 食前又は食間に水又は白湯にて服用。 |
1日の服用回数 | 1日3回 |
服用対象年齢 | 7歳以上 |
効能効果 | 比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせて足冷えなどを訴えるものの次の諸症:月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、血の道症、肩こり、めまい、頭重、打ち身(打撲症)、しもやけ、しみ、湿疹・皮膚炎、にきび |
内容量 | 90錠 |
【桃核承気湯】おすすめ漢方
こんな方に
月経不順が気になる方に
便秘しがちな方に
のぼせやすく、日頃から便秘がちな方に
有効成分であるトウニンやカンゾウ、ケイヒなどが含有されており、のぼせて便秘しがちな方に適した漢方薬です。
便秘の他にも、月経不順や月経困難症、腰痛、便秘、高血圧による頭痛や肩こりなどにも効果があります。
分類 | 第2類医薬品 |
形状 | 顆粒 |
1回服用量 | 成人(15歳以上):1回1包(1.875g) 7歳以上15歳未満:1回2/3包 4歳以上7歳未満:1回1/2包 2歳以上4歳未満:1回1/3包 |
用法・用量 | 食前に水またはお湯で服用してください。 |
1日の服用回数 | 1日2回 |
服用対象年齢 | 2歳以上 |
効能効果 | 体力中等度以上で、のぼせて便秘しがちなものの次の諸症:月経不順、月経困難症、月経痛、月経時や産後の精神不安、腰痛、便秘、高血圧の随伴症状(頭痛、めまい、肩こり)、痔疾、打撲症 |
内容量 | 1.875g/包 x 20包 |
商品比較表
それぞれの漢方の注意点・副作用について
大柴胡湯(ダイサイコトウ)
大柴胡湯は、ストレスや食べ過ぎによる胃腸の不調を整える効果が期待される漢方薬ですが、副作用や注意点も存在します。まず、胃腸が弱い方や体力が低下している方には、胃痛や下痢などの消化器系の不調を引き起こすおそれがあります。
また、まれに肝臓に負担のかかる副作用(肝機能障害や黄疸など)が報告されています。
さらに、体を温める作用があるため、発熱がある場合や、のぼせやすい体質の方には向いていません。
防風通聖散(ボウフウツウショウサン)
防風通聖散は、脂肪燃焼や便秘改善に効果が期待される漢方薬ですが、利尿作用があるため、過度に使用すると脱水症状や電解質バランスの乱れを引き起こすおそれがあります。また、成分中の生薬が胃腸を刺激することがあり、下痢や腹痛を招くことがあります。
さらに、血圧を上昇させる作用も報告されているため、高血圧や心臓疾患のある方は慎重に使用する必要があります。
使用する際には、これらのリスクを理解するようにしましょう。
桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)
桂枝茯苓丸は、血行不良や冷え性を改善する効果が期待される漢方薬ですが、体を温める作用があるため、のぼせやすい体質の方や、熱感がある場合には適していません。また、過剰に使用すると、胃腸に負担がかかり、食欲不振や胃もたれ、吐き気などの消化器系の不調を引き起こすことがあります。
さらに、妊娠中の方や月経過多の方は、血行を促進する作用が強いため、慎重に使用する必要があります。
使用前に必ず薬剤師や登録販売者に相談し、ご自身の体質や健康状態に合った適切な使用方法を確認することが重要です。
桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)
桃核承気湯は、血の滞りやホルモンバランスの乱れを改善する漢方薬ですが、副作用や注意点があります。まず、この漢方薬は体を温め、血行を促進するため、のぼせやすい方や、発熱がある状態の方には不適切です。
また、胃腸に刺激を与えるため、消化器系が弱い方には腹痛や下痢を引き起こす可能性があります。
さらに、血液の流れを促進するため、出血傾向のある方や、妊娠中の方は使用を避けた方がよいでしょう。
こんなときは病院へ
漢方薬を使用していて、次のような症状が現れた場合は、すぐに病院を受診することをおすすめします。まず、強い腹痛や下痢、吐き気などの消化器系の不調が続く場合は、漢方薬が体に合っていない可能性があります。
また、顔の赤みやのぼせ、異常な発汗、動悸などが生じた場合、体内での過剰な血行促進が原因かもしれません。
さらに、発熱や黄疸、むくみなどの症状が現れた場合も、肝機能障害などの副作用の兆候である可能性があるため、すぐに医師の診断を受けてください。
適切な対応が早期治療につながりますので、気になる症状がある場合はすぐに薬剤師や医師に相談しましょう。
『食欲』『漢方』に関するQ&A
「食欲」と「漢方」に関する疑問にお答えします。
まず、漢方薬が保険適用されるかどうか、次に効果が現れるまでの時間、そして運動なしで痩せることが可能かについて解説します。
これらのQ&Aを通じて、漢方薬の理解を深め、効果的に活用しましょう。
特定の処方や症状に基づき、医師が必要と判断した場合に限り、保険適用されます。
また、適用される漢方薬の種類は限られており、保険適用外のものも存在します。
適用の有無や詳細は、かかりつけの医師や薬剤師に確認することが重要です。
早ければ1~2週間で効果を実感する場合もありますが、体質改善を目的とする場合、2~3か月ほど継続が必要なこともあります。
また、漢方薬の効果は徐々に現れることが多いため、長期間の服用が求められることもあります。
漢方薬を活用することで、代謝を高め、脂肪の燃焼をサポートできますが、食事管理と組み合わせるとより効果的です。
運動を取り入れなくても、健康的な食生活と漢方薬により体重を減らすことが可能ですが、持続的な結果を求めるならば、軽い運動をプラスすることで理想の体型をより早く実現できるでしょう。
まとめ
漢方薬を選ぶ際に迷っている方にとって、適切な選択はとても重要ですよね。漢方薬は、食欲を抑え、体質を整える手助けをしてくれますが、選び方次第で効果が大きく変わります。
ご自身の症状に合った漢方薬を見つけることで、より健康的な生活を手に入れるための第一歩を踏み出しましょう。今回の記事を参考にしながら、無理なく効果的に取り入れてみてください。
※掲載内容は執筆時点での情報です。
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根本 真吾 医薬品情報(DI)業務
執筆・監修者薬剤師。開発業務受託機関に勤務後、保険薬局勤務を経て、2019年にDI業務に従事。国内外の医薬品情報を要約し、Webコンテンツを提供。病院や薬局、大学などを対象に営業も実施。また、オンライン服薬指導にも従事。2023年...