目次
吐き気の症状を原因別に分類
三半規管が弱い方は、乗り物酔いやめまいで吐き気を起こすことがあります。また、食べ過ぎやストレスが原因となることも。症状が起きたときに対処できるよう、何が原因で吐き気を引き起こすのか、把握しておきましょう。
①:めまいや乗り物酔い
乗り物酔いを引き起こすのは、耳と目と脳による情報の混乱が関係しています。乗り物酔いは「動揺病」とも言われ、車やバスなどの乗り物の揺れや、遊園地のアトラクションなどの不規則な速さが原因です。内耳と異なる情報を目や体が受けるため、脳に混乱が生じてしまい、めまいや吐き気の症状が現れます。
②:アルコールの飲み過ぎ
飲み会などでアルコールを飲み過ぎると、次の日に二日酔いで吐き気や頭痛などの不快な症状が生じることがあります。体内に入ったアルコールは肝臓で分解され、アセトアルデヒドから酢酸となって最終的に体外に排出されます。しかし、アルコールを飲み過ぎるとアセトアルデヒドという有害物質が体内に溜まってしまい、吐き気や頭痛、胃もたれなどの原因となります。
③:食あたりや胃腸炎
食あたりは、細菌やウイルスなどの有害物質を摂取することにより、吐き気や下痢、腹痛や発熱症状を起こしてしまうことを言います。細菌性やウイルス性の胃腸炎とも言われます。ウイルス性胃腸炎は感染者を介して引き起こされることもあり、感染力が高いのが特徴です。生の魚や肉には、さまざまな細菌やウイルスが存在しており、調理の際には注意が必要です。
④:食べ過ぎやストレス
油っぽいものを食べ過ぎると、消化に負担がかかり胃がムカムカして気持ち悪くなり、吐き気を起こしてしまう場合があります。また、強いストレスや不安を感じると自律神経の乱れによって、胃酸分泌が過剰になったり、嘔吐中枢が刺激されたりするため、吐き気を起こすことがあります。
ストレスによる暴飲暴食も、そのような症状につながってくるので気をつけましょう。
吐き気を緩和できる市販薬の選び方・ポイント

吐き気を緩和する市販薬を選ぶときは、症状に合わせた薬を選ぶのがポイントです。乗り物酔いや、二日酔い、胃腸の乱れがあるかなど、症状の原因を考えた上で選ぶようにしましょう。
ポイント①:吐き気を抑えたい
吐き気が辛くて今すぐにでも吐き気を抑えたい場合は、吐き気止めの作用がある市販薬を選ぶのがおすすめです。酔い止めの市販薬は、乗り物酔いによる吐き気・頭痛・めまいの症状を緩和する効果があります。乗り物酔いしやすい方は、乗る30分前に服用しておくことで症状を抑えられます。
ポイント②:二日酔いによる頭痛・だるさを解消したい
お酒を飲みすぎた次の日に、二日酔いによって吐き気や頭痛、だるさが生じている場合は二日酔いの症状を緩和してくれる市販薬がおすすめです。体内の水滞状態を改善してくれる漢方薬や、肝臓水解物やビタミンが配合されたお薬が症状をスッキリさせてくれます。
アセトアルデヒドの分解を促すために、水分を多めに摂るのも大事です。
ポイント③:胃腸の調子を整えたい
食あたりや胃腸風邪で吐き気が起きている場合は、細菌やウイルスが体内から排出されるまで、無理に嘔吐や下痢を止めないほうが良いでしょう。お腹の調子を整えてくれる乳酸菌が配合された整腸剤などがおすすめです。食べ過ぎによって消化不良を起こしている場合は、消化酵素や健胃生薬が配合された胃腸薬、ストレスで胃痛が起きる場合は、自律神経を落ち着かせる作用のある漢方薬などを選びましょう。
【厳選】吐き気を緩和するのにおすすめの市販薬 9選
吐き気がするのは、さまざまな原因が考えられるので、自分の症状や体調に合った市販薬を選ぶようにしましょう。
ポイント①:【乗り物酔いによる吐き気を抑える】市販薬 3選
乗り物酔いによって、吐き気症状を緩和する市販薬を3つ紹介します。乗り物酔いしやすい方は、乗り物に乗る前から服用しておくのがおすすめです。子どもでも服用できる酔い止め薬もあります。
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こんな方に
乗り物酔いの症状を予防しておきたい方に
子どもでも服用できる酔い止め薬をお探しの方に
子どもでも使える乗り物酔い止め薬
乗り物酔いによる吐き気やめまい症状を緩和します。症状が出る前に予防として、酔ってからでも症状を抑えるのに使えるお薬です。
11歳以上から服用できるので、子どもから大人まで使える酔い止め薬となっています。
分類 | 第2類医薬品 |
有効成分(含有量)/主成分(含有量) | ジフェニドール塩酸塩(16.6mg)、スコポラミン臭化水素酸塩水和物(0.16mg)、無水カフェイン(30mg)、ピリドキシン塩酸塩(5mg) |
効果・効能 | 乗り物酔いによるめまい・吐き気・頭痛の予防及び緩和 |
用法・用量 | 1日2回まで・1回1錠(服用間隔4時間以上) |
薬・サプリメント・食品のタイプ | 錠剤 |
妊娠中・授乳中の使用 | 医師、薬剤師または登録販売者に相談 |
使用が可能な年齢 | 11歳以上 |
1回の使用あたりのコスト(目安) | 180円 |
薬の風味 | 無味 |
スーッとする成分の有無 | × |
眠くなる成分の有無 | ○ |
胃に優しい成分の有無 | × |

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こんな方に
普段から乗り物酔いしやすく、常備薬をお探しの方に
旅行などで起こる乗り物酔いが心配な方に
乗り物酔いによる吐き気症状を緩和する
乗り物酔いのための薬として代表的なトラベルミン。
有効成分のジフェンヒドラミンが自律神経にはたらき、症状を予防・緩和します。
またジプロフィリンが、揺れによって起こる感覚の混乱を抑制し酔い症状を抑えます。
分類 | 第2類医薬品 |
有効成分(含有量)/主成分(含有量) | ジフェンヒドラミンサリチル酸塩(40mg)、ジプロフィリン(26mg) |
効果・効能 | 乗り物酔いによるめまい・吐き気・頭痛の予防及び緩和 |
用法・用量 | 1日3回まで・1回1錠(服用間隔4時間以上) |
薬・サプリメント・食品のタイプ | 錠剤 |
妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:医師、薬剤師または登録販売者に相談。授乳中:授乳中は避ける。 |
使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
1回の使用あたりのコスト(目安) | 110円 |
薬の風味 | 無味 |
スーッとする成分の有無 | × |
眠くなる成分の有無 | ○ |
胃に優しい成分の有無 | × |

こんな方に
水なしで飲めるタイプのお薬を求めている方に
小さい子どもでも飲みやすい酔い止め薬が欲しい方に
乗り物酔いにスーッと効いて快適な気分に
有効成分の塩酸メクリジンが、自律神経反射を抑制し、乗り物酔いによる吐き気やめまいの症状を緩和します。
口の中でサッと溶け、水なしで飲めるタイプなので、外出中にいつでも服用できます。子どもにも飲ませやすいチュアブル錠です。
分類 | 第2類医薬品 |
有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 塩酸メクリジン(25mg )、スコポラミン臭化水素酸塩水和物(0.25mg)、ピリドキシン塩酸塩(6mg) |
効果・効能 | 乗り物酔いによるめまい・吐き気・頭痛の予防及び緩和 |
用法・用量 | 1日2回まで(服用間隔4時間以上)<1回の服用量>成人(15歳以上):2錠7歳から14歳まで:1錠7歳以下:服用しないこと |
薬・サプリメント・食品のタイプ | 錠剤(チュアブル錠) |
妊娠中・授乳中の使用 | 医師、薬剤師または登録販売者に相談 |
使用が可能な年齢 | 7歳以上 |
1回の使用あたりのコスト(目安) | 143円 |
薬の風味 | ラムネ味 |
スーッとする成分の有無 | ○ |
眠くなる成分の有無 | ○ |
胃に優しい成分の有無 | × |
ポイント②:【二日酔いによる吐き気を抑える】市販薬 3選
お酒の飲み過ぎによる、二日酔いで吐き気が起きている場合におすすめの市販薬を3つ紹介します。翌日に二日酔いの症状を引き起こさないためにも、なるべくお酒を飲むときは水も一緒に摂り、ペース配分を考えて飲むようにしましょう。
こんな方に
二日酔いで吐き気が続いている方に
お酒の飲み過ぎによる、むくみや頭痛を改善したい方に
お酒の飲み過ぎによる二日酔い、むくみ、頭痛の緩和に
漢方薬の五苓散は、体内の水滞症状(水が溜まっている状態)を改善し、水はけをよくしてくれます。
二日酔いによる、吐き気や頭痛、むくみの症状を改善し、スッキリとさせてくれるお薬です。
漢方は小さい子どもでも服用できます。
分類 | 第2類医薬品 |
有効成分(含有量)/主成分(含有量) | タクシャ(2.5g)、チョレイ(1.5g)、ブクリョウ(1.5g)、ビャクジュツ(1.5g)、ケイヒ(1.0g) |
効果・効能 | 体力に関わらず使用でき、のどが渇いて尿量が少ないもので、めまい、はきけ、嘔吐、腹痛、頭痛、むくみなどのいずれかを伴う次の諸症: 水様性下痢、急性胃腸炎(しぶり腹のものには使用しないこと)、暑気あたり、頭痛、むくみ、二日酔 |
用法・用量 | 1日3回 食前または食間に服用 <1回の服用量> 成人(15歳以上) 1包 15歳未満7歳以上 2/3包 7歳未満4歳以上 1/2包 4歳未満2歳以上 1/3包 2歳未満 1/4包 |
薬・プリメント・食品のタイプ | 顆粒 |
妊娠中・授乳中の使用 | 医師、薬剤師または登録販売者に相談 |
使用が可能な年齢 | 生後3か月から使用可(1歳未満は医師の診療を優先) |
1回の使用あたりのコスト(目安) | 130円 |
薬の風味 | 無味 |
スーッとする成分の有無 | × |
眠くなる成分の有無 | × |
胃に優しい成分の有無 | × |

こんな方に
飲み会の翌日に二日酔いになるのを避けたい方に
日々の疲れが溜まっている方に
二日酔いや、胃腸の調子がよくない時の栄養補給に
ヘパリーゼに含まれている肝臓水解物は、天然の良質なレバーを加水分解して、消化吸収しやすい形にした成分です。効果的に栄養素を吸収でき、肝臓のはたらきをサポートします。
お酒の飲み過ぎによる二日酔いの症状や、疲れやだるさを緩和する効果を発揮します。
分類 | 第3類医薬品 |
有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 肝臓水解物(600mg)、イノシトール(100mg)、リボフラビン(12mg)、ビタミンE酢酸エステル(10mg) |
効果・効能 | 滋養強壮、胃腸障害・栄養障害・病中病後・肉体疲労・発熱性消耗性疾患・妊娠授乳期などの場合の栄養補給、虚弱体質 |
用法・用量 | 1日2回 1回3錠 |
薬・サプリメント・食品のタイプ | 錠剤 |
妊娠中・授乳中の使用 | 服用可能 |
使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
1回の使用あたりのコスト(目安) | 約83円 |
薬の風味 | 無味 |
スーッとする成分の有無 | × |
眠くなる成分の有無 | × |
胃に優しい成分の有無 | × |

こんな方に
二日酔いや全身倦怠の症状が気になる方に
疲れやだるさを取り除きたい方に
二日酔いの原因物質の分解を促進し症状を改善
しみ・そばかすやニキビなどの肌トラブルでよく使われるハイチオールですが、二日酔いや疲れやだるさの症状にも適応があります。
有効成分のL -システインが二日酔いの原因となるアセトアルデヒドの分解を助けることによって、症状を改善してくれます。
分類 | 第3類医薬品 |
有効成分(含有量)/主成分(含有量) | L-システイン(240mg)、アスコルビン酸(500mg)、パントテン酸カルシウム(24mg) |
効果・効能 | ●しみ・そばかす・日やけなどの色素沈着症●全身倦怠●二日酔●にきび、湿疹、じんましん、かぶれ、くすりまけ |
用法・用量 | 1日3回<1回の服用量>成人(15歳以上):2錠7歳以上:1錠7歳未満:服用しないこと |
薬・サプリメント・食品のタイプ | 錠剤 |
妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:必要な場合以外服用は控える(服用する場合は医師に相談)授乳中:服用可能 |
使用が可能な年齢 | 7歳以上 |
1回の使用あたりのコスト(目安) | 約51円 |
薬の風味 | 無味 |
スーッとする成分の有無 | × |
眠くなる成分の有無 | × |
胃に優しい成分の有無 | × |
ポイント③:【胃腸の乱れによる吐き気を抑える】市販薬 3選
細菌性やウイルス性の胃腸炎、食べ過ぎやストレスによる胃酸過多によって吐き気を起こしてしまっている場合に、おすすめの市販薬を3つ紹介します。胃腸の不調によって起きる症状は、原因が異なるため自分の症状に適した薬を選ぶのに参考にしてください。

こんな方に
食あたりによる下痢に悩まされている方に
お腹が張り、軟便や便秘症状がある方に
3種類の乳酸菌がお腹の調子を整えてくれる
3種類の乳酸菌が生きたまま腸に届き、腸内環境を整えてくれます。
食あたりでの吐き気や下痢は、体内の細菌やウイルスを無理に止めないほうがいいと言われています。
水分補給し、ビオフェルミンなどの整腸薬を使ってお腹の調子を良好に保ちましょう。
分類 | 指定医薬部外品 |
有効成分(含有量)/主成分(含有量) | コンク・ビフィズス菌末(18mg)、コンク・フェーカリス菌末(18mg)、コンク・アシドフィルス菌末(18mg) |
効果・効能 | 整腸(便通を整える)、軟便、便秘、腹部膨満感 |
用法・用量 | 1日3回 食後に服用<1回の服用量>成人(15歳以上) 3錠5歳〜14歳 2錠5歳未満 服用しないこと |
薬・サプリメント・食品のタイプ | 錠剤 |
妊娠中・授乳中の使用 | 服用可能 |
使用が可能な年齢 | 5歳以上 |
1回の使用あたりのコスト(目安) | 約17円 |
薬の風味 | わずかな甘み |
スーッとする成分の有無 | × |
眠くなる成分の有無 | × |
胃に優しい成分の有無 | × |

こんな方に
食べ過ぎによる胃もたれ、吐き気を改善したい方に
消化不良で胸やけがある方に
消化運動を助けて胃もたれ・吐き気の症状を改善する
有効成分のウルソデオキシコール酸が、胆汁分泌を促進し脂肪の消化にはたらきかけます。また、含まれている消化酵素がデンプンやタンパク質、脂肪の消化を促します。
健胃生薬成分が含まれており、胃の調子を整えてくれる効果もあります。
分類 | 第3類医薬品 |
有効成分(含有量)/主成分(含有量) | ウルソデオキシコール酸、ビオジアスターゼ2000、リパーゼAP6、ケイヒ末、ウイキョウ末、ゲンチアナ末 |
効果・効能 | 消化促進、消化不良、食欲不振(食欲減退)、食べ過ぎ(過食)、飲み過ぎ(過飲)、胃弱、胸やけ、もたれ(胃もたれ)、胸つかえ、はきけ(むかつき、胃のむかつき、二日酔・悪酔のむかつき、嘔気、悪心)、嘔吐、消化不良による胃部・腹部膨満感。 |
用法・用量 | 1日3回 食後に服用<1回の服用量>成人(15歳以上)1包11〜14歳 2/3包8〜10歳 1/2包5〜7歳 1/3包5歳未満 服用しないこと |
薬・サプリメント・食品のタイプ | 顆粒 |
妊娠中・授乳中の使用 | 医師、薬剤師または登録販売者に相談 |
使用が可能な年齢 | 5歳以上 |
1回の使用あたりのコスト(目安) | 約83円 |
薬の風味 | 無味 |
スーッとする成分の有無 | × |
眠くなる成分の有無 | × |
胃に優しい成分の有無 | ○ |

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こんな方に
ストレス性の胃炎でお悩みの方に
普段から胃腸が弱くて、お腹を壊しやすい方に
ストレスによる胃炎の症状を改善する漢方胃腸薬
胃のはたらきが悪くなると吐き気や食欲不振を起こします。
この漢方薬は、ストレスからくる自律神経の乱れによって起こる神経性胃炎や、慢性胃炎の改善効果があります。普段からストレスを抱えやすい方や、もともと胃腸が弱いタイプの方におすすめです。
小粒で飲みやすい錠剤タイプになります。
分類 | 第2類医薬品 |
有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 安中散加茯苓末(2,100mg)、安中散料加茯苓エキス(270mg) |
効果・効能 | 体力中等度以下で、腹部は力がなくて、神経過敏で胃痛又は腹痛があって、ときに胸やけや、げっぷ、胃もたれ、食欲不振、はきけ、嘔吐などを伴うものの次の諸症:神経性胃炎、慢性胃炎、胃腸虚弱 |
用法・用量 | 1日3回 食前または食間に服用<1回の服用量>成人(15歳以上) 3錠7歳〜14歳 2錠7歳未満 服用しないこと |
薬・サプリメント・食品のタイプ | 錠剤 |
妊娠中・授乳中の使用 | 医師、薬剤師または登録販売者に相談 |
使用が可能な年齢 | 7歳以上 |
1回の使用あたりのコスト(目安) | - |
薬の風味 | 無味 |
スーッとする成分の有無 | × |
眠くなる成分の有無 | × |
胃に優しい成分の有無 | ○ |
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市販薬を使用するときのポイントや注意点について

市販薬を服用するときは、用量用法はしっかり守るようにしましょう。
使用するときのポイントや注意点・副作用について解説するので、参考にしてください。
使用するときのポイント・副作用はあるの?
市販薬にも1日の用法用量や、回数が決められているので必ず守るようにしましょう。特に酔い止めの薬は、1日の服用回数や、服用間隔が決められているので服用前にしっかり確認しましょう。成分によっては眠気の副作用が出る可能性もあるので、運転や機械操作をするタイミングでは飲まないように注意が必要です。二日酔いや、食あたりで吐き気が続いているときは辛いですが、薬を飲んでも体調が回復するまでは時間がかかります。脱水症状にならないようになるべく水分を補給したり、体を冷やさないようにしたり、これ以上体調を悪化させないよう工夫しましょう。
こんなときは病院へ
薬を飲んでも改善せず、辛い吐き気症状がずっと続くようであれば医療機関を受診するのがおすすめです。特に細菌性やウイルス性の胃腸炎を引き起こしている場合は、症状が悪化すると意識がもうろうとしたり呼吸困難になったりする危険性があります。
二日酔いや胃腸炎のときは、体内の水分が足りなくなり電解質異常を起こしている場合もあるので、病院で電解質輸液の点滴を受けた方が早く体調が回復するケースもあるでしょう。
辛いときは無理をせず、早めに病院に行って医師に相談しましょう。
『吐き気』に関するQ&A

吐きたいけど吐けない、辛い吐き気症状に対する疑問や質問をまとめました。
症状を楽にする対処法についても説明しているのでぜひ参考にしてください。

また、胃腸炎の場合は下痢も併発するので脱水症状になりがちです。この場合も水分補給をするほうが体調が楽になるでしょう。
水分は一気に摂らず、こまめに少しずつ摂取しましょう。水分補給には経口補水液の「OS-1」もおすすめです。


胸やけや胃のむかつき症状がある方は、柑橘系の飴やミント系のタブレット、酸味のある干し梅などで口の中をさっぱりさせるといいでしょう。なるべく水や、酸味のあるドリンクを摂るのもおすすめです。
吐き気が辛いときは、無理に食事を摂らなくてもいいので、簡単につまめる軽食を用意しておきましょう。食べられるときに、少しずつ口にできれば気持ちも楽になります。


なるべく胃酸の分泌を抑えるためにも、食事はよく噛んで食べるよう意識してください。
自律神経のバランスを整えるのも大事です。しっかりと睡眠をとり、規則正しい生活習慣を身につけていきましょう。

まとめ

今回は「吐きたいのに吐けない…」といった辛い吐き気症状に対する対処法や、症状を緩和するおすすめの市販薬を紹介しました。
吐き気が起こるのは、さまざまな原因が挙げられます。自分の症状に合った市販薬で対処しましょう。
食べ過ぎや過度な飲酒を控えて、吐き気をなるべく起こさないように気をつけるのも大事です。
どうしても吐き気が治まらず症状が辛いときは、体が危険な状態になる前に医療機関を受診しましょう。
今回の記事の内容が、症状で悩まされている方にとって参考になれば幸いです。
※掲載内容は執筆時点での情報です。